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いつもの時間にバイトを上がって見れば外には斗真と琢磨さんが待っていた。
「お疲れ様。送って行くから乗って」
「結構です」
あたしは無視して通り過ぎようとした時腕をつかまれ車に押し込められた。
「何するんですか」
「いろいろと限界なんだ」
「朱里も段々気持ち悪いし、一度受け付けなくなるとあいつの匂いは無理だ」
「匂いですか?
そんなの変わらないですよね。
同じシャンプーやボディーソープ使ってるんですから」
「体臭だよ。
蒼生ちゃんの匂いは汗の匂いまでいい匂いなのに、朱里の体臭は香水の匂いが混じって臭いんだ」
斗真に抱き着かれ首筋の匂いをかがれているのわかるが凄くこそばゆい。
「いい加減離して下さい」
匂いを嗅がれるのは非常に恥ずかしい。
「無理だよ。
離したら逃げるでしょ」
「なら匂いを嗅がないで下さい」
しぶしぶというかたちだが匂いを嗅ぐのをやめてくれたことはほっとした。
「どこに行くんですか?」
「この前連れて行ったマンションだよ」
「朱里がうるさいからね。あまりひどいときはマンションに避難してるんだよ」
本当に嫌な予感しか思い浮かばないんですけど…疲れたから早く帰って寝たいし。
そんなことを考えていると琢磨に連れ込まれたマンションに着いた。
「ここならゆっくり話せるし邪魔は入らない」
「あたしは話なんてないですよ」
「俺たちにはあるんだよ」
めんどくさいんですけど、話すことだってないし。
あたしはうなだれながら早く帰れることを願った。
それはうらぎられることになるがいまのあたしは知らない。
「お疲れ様。送って行くから乗って」
「結構です」
あたしは無視して通り過ぎようとした時腕をつかまれ車に押し込められた。
「何するんですか」
「いろいろと限界なんだ」
「朱里も段々気持ち悪いし、一度受け付けなくなるとあいつの匂いは無理だ」
「匂いですか?
そんなの変わらないですよね。
同じシャンプーやボディーソープ使ってるんですから」
「体臭だよ。
蒼生ちゃんの匂いは汗の匂いまでいい匂いなのに、朱里の体臭は香水の匂いが混じって臭いんだ」
斗真に抱き着かれ首筋の匂いをかがれているのわかるが凄くこそばゆい。
「いい加減離して下さい」
匂いを嗅がれるのは非常に恥ずかしい。
「無理だよ。
離したら逃げるでしょ」
「なら匂いを嗅がないで下さい」
しぶしぶというかたちだが匂いを嗅ぐのをやめてくれたことはほっとした。
「どこに行くんですか?」
「この前連れて行ったマンションだよ」
「朱里がうるさいからね。あまりひどいときはマンションに避難してるんだよ」
本当に嫌な予感しか思い浮かばないんですけど…疲れたから早く帰って寝たいし。
そんなことを考えていると琢磨に連れ込まれたマンションに着いた。
「ここならゆっくり話せるし邪魔は入らない」
「あたしは話なんてないですよ」
「俺たちにはあるんだよ」
めんどくさいんですけど、話すことだってないし。
あたしはうなだれながら早く帰れることを願った。
それはうらぎられることになるがいまのあたしは知らない。
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