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証拠1
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二日前、俺と蓬莱は一条 翼の過去を知り、今現在一条君をいじめている先輩さんを潰す事にした。
先輩の名前は鬼塚 月冴。mark Xというスポーツメイカーの社長さんの息子らしい。蓬莱は社長と会ったこ
とがあるらしい。蓬莱によると質実剛健が似合うそんな人だったらしい。
息子とは正反対だな。何故そんなことが言えるかと言うと、隠しカメラでそれを見ているからだ。昨日、学
校の終わりに電化製品屋に行ってきた。何でも揃っていたから隠しカメラを買った。
寮に取り付けるのは禁止されているが、「クラスメイトの一条君が先輩に酷いいじめをされているかもしれ
ない。」と蓬莱は先生に訴え、渋々許可された。高橋先生によると「場合によっては別室行き」とか言ってた
な。全部確り証拠を揃えてからな、と釘をさされた。
そして、今このように証拠を録っています。
「中々これと言ったのが出てこないわね。」
「だな。寝てるかゲームしてるかだもんよ。」
「それに課題もやってない。」
チラっと蓬莱は俺を見る。違うし、面倒だからやんないとかそんな理由じゃないし。
「あ、おい。この時間帯に外出したぞ。」
「あら?こんな時間帯に何をしようとしてるの?」
今は22:40分。遊ぶのには遅いしな。
「カメラ持つから先にエレベーターの所に行ってくれ。」
「分かったわ。」
小走りで玄関に向かって行く。最新のビデオカメラを持ちすぐに出る。
「ふぅ。何処に行った?」
先輩は4階辺りで俺ら一年生は5階だ。階段は非常口にあり普段はエレベーターで移動する。
「まだ、乗ってないわね。………あ、動いたわ。」
エレベーターは玄関を出て左側にある。俺らはエレベーターの近くに自動販売機にこそこそ隠れていた。
「4階から----5階ね。この階だわ。予想通りね。」
学校行く以外に行く場所はあらかじめ絞っておいた。それが5階だ。
「フュ~~♪」
口笛をしながら出てきた男。改めて見るとでかいな185cmぐらいあるぞ。それにあの腕の太さ。ラグビー
部だと思うぐらいだ。知ってたか?あいつ卓球部だぜ?事実を知ったとき笑いそうになったからな。
俺らは後ろをバレないようについていく。ビデオカメラは鬼塚を捉えている。
「おーい。でろーーくそ一条。」
ドアを蹴るなよ。金属製なのに痛くないのか?
「は、はい……何でしょう……」
「なぁ一緒に遊びに行こうぜ。」
「こ、こんな夜遅くにですか!?校則違反ですよ!?」
「いーんだよ。自由だからな。なら、足の骨折られる方がいいか?」
陸上部の命と言っても過言ではない足を折ると脅すのか。成る程、それだったら従うしかないか。
「わ、分かりました。何処に行くんですか?」
「んー?キャバクラかな。」
「は、はぁ!?何言ってるんですか!?未成年ですしそんな所に行くなら一人で行ってください!」
おぉーよく言った。やられてばかりじゃないな。
「あぁ?金を払う役誰がやんだよ。俺はしないぞ?その為にお前を連れていくんだよ。」
「そんなのにお金を使いたくないですよ!陸上部で必要なお金しかないんですから!」
「俺には関係ないなぁ。」
うーっわ、見てて腹立つ。
「まぁ、そもそもお前に拒否権はねーしな。負け犬は勝ち組の言うことを聞いてればいいんだよ。」
こりゃあ酷いな。あの後、一条の寮に入られて陸上部に使う予定だったであろう金を取られて、反抗した一
条を暴力で静める。止めたかったが証拠さえ手にはいればこっちのもんだ。
証拠1をゲットだ。土曜、日曜日あるから月曜日までに提出出来るようにしておこう。
あ、ちゃんと一条君の手当てもしたから。
先輩の名前は鬼塚 月冴。mark Xというスポーツメイカーの社長さんの息子らしい。蓬莱は社長と会ったこ
とがあるらしい。蓬莱によると質実剛健が似合うそんな人だったらしい。
息子とは正反対だな。何故そんなことが言えるかと言うと、隠しカメラでそれを見ているからだ。昨日、学
校の終わりに電化製品屋に行ってきた。何でも揃っていたから隠しカメラを買った。
寮に取り付けるのは禁止されているが、「クラスメイトの一条君が先輩に酷いいじめをされているかもしれ
ない。」と蓬莱は先生に訴え、渋々許可された。高橋先生によると「場合によっては別室行き」とか言ってた
な。全部確り証拠を揃えてからな、と釘をさされた。
そして、今このように証拠を録っています。
「中々これと言ったのが出てこないわね。」
「だな。寝てるかゲームしてるかだもんよ。」
「それに課題もやってない。」
チラっと蓬莱は俺を見る。違うし、面倒だからやんないとかそんな理由じゃないし。
「あ、おい。この時間帯に外出したぞ。」
「あら?こんな時間帯に何をしようとしてるの?」
今は22:40分。遊ぶのには遅いしな。
「カメラ持つから先にエレベーターの所に行ってくれ。」
「分かったわ。」
小走りで玄関に向かって行く。最新のビデオカメラを持ちすぐに出る。
「ふぅ。何処に行った?」
先輩は4階辺りで俺ら一年生は5階だ。階段は非常口にあり普段はエレベーターで移動する。
「まだ、乗ってないわね。………あ、動いたわ。」
エレベーターは玄関を出て左側にある。俺らはエレベーターの近くに自動販売機にこそこそ隠れていた。
「4階から----5階ね。この階だわ。予想通りね。」
学校行く以外に行く場所はあらかじめ絞っておいた。それが5階だ。
「フュ~~♪」
口笛をしながら出てきた男。改めて見るとでかいな185cmぐらいあるぞ。それにあの腕の太さ。ラグビー
部だと思うぐらいだ。知ってたか?あいつ卓球部だぜ?事実を知ったとき笑いそうになったからな。
俺らは後ろをバレないようについていく。ビデオカメラは鬼塚を捉えている。
「おーい。でろーーくそ一条。」
ドアを蹴るなよ。金属製なのに痛くないのか?
「は、はい……何でしょう……」
「なぁ一緒に遊びに行こうぜ。」
「こ、こんな夜遅くにですか!?校則違反ですよ!?」
「いーんだよ。自由だからな。なら、足の骨折られる方がいいか?」
陸上部の命と言っても過言ではない足を折ると脅すのか。成る程、それだったら従うしかないか。
「わ、分かりました。何処に行くんですか?」
「んー?キャバクラかな。」
「は、はぁ!?何言ってるんですか!?未成年ですしそんな所に行くなら一人で行ってください!」
おぉーよく言った。やられてばかりじゃないな。
「あぁ?金を払う役誰がやんだよ。俺はしないぞ?その為にお前を連れていくんだよ。」
「そんなのにお金を使いたくないですよ!陸上部で必要なお金しかないんですから!」
「俺には関係ないなぁ。」
うーっわ、見てて腹立つ。
「まぁ、そもそもお前に拒否権はねーしな。負け犬は勝ち組の言うことを聞いてればいいんだよ。」
こりゃあ酷いな。あの後、一条の寮に入られて陸上部に使う予定だったであろう金を取られて、反抗した一
条を暴力で静める。止めたかったが証拠さえ手にはいればこっちのもんだ。
証拠1をゲットだ。土曜、日曜日あるから月曜日までに提出出来るようにしておこう。
あ、ちゃんと一条君の手当てもしたから。
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