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絡まないでください
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今日も午前の浄化をするために、1人祠に向かう。
ふと、わたしは気がついた。
「わたしのお墓ってあるのかな…」
経緯はどうあれ、神殿としては名誉ある死を迎えている。
墓があってもおかしくない。
今日は浄化の後、墓地に行ってみよう。
「おはようミコト。」
「おはよう。ユエ。」
出てくる前見かけないと思ったら、祠で待ってくれていた。
移動は自由自在なんだなぁ…
「昨日は領主に厳しい事言ったの?」
今出して欲しくない話題を…
「厳しいも何も、お互いの身の程を知った方がいいと思ったのよ。」
「ふーん。」
「ふーん。って聞いてて反応薄いなぁ。」
「いや?頭の固さは変わってないな。と思っただけだよ。」
「……わたしはサニアじゃない。」
前世の話は出して欲しくないのに。
「そうだね。
サニアは頭から領主を遠ざけはしなかったものね。」
「今は、何もわからないわけじゃないもの。」
ミコトはわたしを覗き込みながら
「今は見ようとはしないけどね。」
と試すように笑う。
「……ミコト、どうしてそんなこと言うの…?
わたしは、記憶が戻る前は平凡に領民で過ごしたいと思ってた。それがわたしの幸せなんだと思ってる。
神徒になれないなら、それを望んではいけないの?」
「人はその人生の中で、様々なことが起きる。何が幸せなのか、変わっていってもいいと思うけどね。」
「幸せは変わる…」
それは…考えたことなかった。
「色んなものを見なよ。今は世界が神殿の中じゃぁないんだから。」
「……城から出してはもらえないけどね。」
ミコトは「あの男もユエに対しては、ヘタレだよね。」
と笑っていた。
浄化を終え、さっそく墓地に行くことにした。
「城に帰らないの?」
ミコトが訝しげに聞いてきた。
「少し、寄りたいところがあって。」
「寄りたい所?」
「わたしのお墓…あるかなって…」
ミコトは少し考えるように
「……案内するよ。」
「!?あ、ありがとう。」
「どうして驚いてるの?」
ミコトが不思議そうしている。
だってそうだろう、かつての自分の墓が見たいとか普通思わないもんね。わたしは返事は濁した。
神殿から少し離れたところに代々使われている墓地がある。
なんせこの土地で生まれ育った者たちがここで眠っているのだ。神殿の者も、領民もここで眠っている。
なので、墓地もそこそこ大きかった。
ミコトはずんずん進んでいく。
「これがサニアに毒を飲ませた長の墓。」
指差しで教えてくれる。
「…長。死んだんだ、当たり前だけど。」
まず、長のお墓紹介されるとは思わなかってけど…
「長が亡くなった時、あの時は神殿も騒然としていたよ。
なんせ、当時の領主に切り殺されたからね。」
さらりと、物騒なこ話が出た。
「えっ殺された?領主に?当時の領主ってカイン様のお父様?」
事件ではないか。
「いや、カインが領主の時だよ。」
「なぜ、カイン様が長を殺すの?」
「…次期領主の…つまり、カインの息子の婚姻の日に、また血の儀式をしようとしたから…」
「カイン様が領主になってるということは、サニアが死んてから随分立ってからだよね?
どうして…そんなことに。」
「再三の血の儀式の取り止めを聞かなかった神殿が無理に決行しようとして、領主がキレたから。」
あのカイン様が、そんな事件を起こすなんて思ってなかっただけに衝撃なんだけど…
ふと、わたしは気がついた。
「わたしのお墓ってあるのかな…」
経緯はどうあれ、神殿としては名誉ある死を迎えている。
墓があってもおかしくない。
今日は浄化の後、墓地に行ってみよう。
「おはようミコト。」
「おはよう。ユエ。」
出てくる前見かけないと思ったら、祠で待ってくれていた。
移動は自由自在なんだなぁ…
「昨日は領主に厳しい事言ったの?」
今出して欲しくない話題を…
「厳しいも何も、お互いの身の程を知った方がいいと思ったのよ。」
「ふーん。」
「ふーん。って聞いてて反応薄いなぁ。」
「いや?頭の固さは変わってないな。と思っただけだよ。」
「……わたしはサニアじゃない。」
前世の話は出して欲しくないのに。
「そうだね。
サニアは頭から領主を遠ざけはしなかったものね。」
「今は、何もわからないわけじゃないもの。」
ミコトはわたしを覗き込みながら
「今は見ようとはしないけどね。」
と試すように笑う。
「……ミコト、どうしてそんなこと言うの…?
わたしは、記憶が戻る前は平凡に領民で過ごしたいと思ってた。それがわたしの幸せなんだと思ってる。
神徒になれないなら、それを望んではいけないの?」
「人はその人生の中で、様々なことが起きる。何が幸せなのか、変わっていってもいいと思うけどね。」
「幸せは変わる…」
それは…考えたことなかった。
「色んなものを見なよ。今は世界が神殿の中じゃぁないんだから。」
「……城から出してはもらえないけどね。」
ミコトは「あの男もユエに対しては、ヘタレだよね。」
と笑っていた。
浄化を終え、さっそく墓地に行くことにした。
「城に帰らないの?」
ミコトが訝しげに聞いてきた。
「少し、寄りたいところがあって。」
「寄りたい所?」
「わたしのお墓…あるかなって…」
ミコトは少し考えるように
「……案内するよ。」
「!?あ、ありがとう。」
「どうして驚いてるの?」
ミコトが不思議そうしている。
だってそうだろう、かつての自分の墓が見たいとか普通思わないもんね。わたしは返事は濁した。
神殿から少し離れたところに代々使われている墓地がある。
なんせこの土地で生まれ育った者たちがここで眠っているのだ。神殿の者も、領民もここで眠っている。
なので、墓地もそこそこ大きかった。
ミコトはずんずん進んでいく。
「これがサニアに毒を飲ませた長の墓。」
指差しで教えてくれる。
「…長。死んだんだ、当たり前だけど。」
まず、長のお墓紹介されるとは思わなかってけど…
「長が亡くなった時、あの時は神殿も騒然としていたよ。
なんせ、当時の領主に切り殺されたからね。」
さらりと、物騒なこ話が出た。
「えっ殺された?領主に?当時の領主ってカイン様のお父様?」
事件ではないか。
「いや、カインが領主の時だよ。」
「なぜ、カイン様が長を殺すの?」
「…次期領主の…つまり、カインの息子の婚姻の日に、また血の儀式をしようとしたから…」
「カイン様が領主になってるということは、サニアが死んてから随分立ってからだよね?
どうして…そんなことに。」
「再三の血の儀式の取り止めを聞かなかった神殿が無理に決行しようとして、領主がキレたから。」
あのカイン様が、そんな事件を起こすなんて思ってなかっただけに衝撃なんだけど…
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