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絡まないでください
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ミコト様から力を与えられた日、ユエと一緒に眠り力を使ったことで、昔…前世の記憶を思い出した。
よもやここまで辿り着けたものだ。
正直死後のことは全く予想もつかなかった。
俺の遺言通り代々の領主達が神殿を取り締まってくれていたことに感謝したい。
そして、サニアの墓もしっかり守ってくれていた。
彼女には妹を送り出したために、墓の面倒を見る者がいない。
そして、自分の誓いを確認するためにも彼女の墓を守ることを勤めともした。
実際、ミコト様を見えるようにしてくれた者なのだ。
せめて領主一族が、守っても誰も何も言われない。
神殿も意味に気付かないだろう。
改めて彼女の墓を前にして、懐かしさに思わず花を供え過ぎてしまった。
この墓地にはサニアはもう眠っていない。
ユエとして生まれ変わり、城に…目の届くところにいてくれている。
それはミコト様が、認めてくれユエと出会わせてくれたと言うことだ。
俺の願いが叶った。賭けに買ったのだ。
長い年月がかかり俺1人では成し遂げられなかったが、一族が守ってくれたのだ。
先日、ユエを通してサニアを見ていると言い、今は近寄るなとまで言われてしまった。
正直落ち込んでしまい、他に手がつかない…
俺は記憶が戻ったのもつい最近だ。
しかも、サニアの死後も長く生きた記憶の中には、自ら人を殺めることもしてしまったが、あれについては後悔はない。ある意味復讐できたと言う意味でもある。
結果、儀式も取りやめるようになったし、最後に長が犠牲となって終わらせたと言ってもいいだろう。
これからは、ユエだ。今は距離取られてしまいどうしたらいいのかわからない。
そばにユエがいないと思うと不安で仕方ない。
倒れたところを見せられたのだ。多少過保護になるのも仕方ないだろうと思う。自分の無力でサニアを失っているだけに、失うことの怖さが増しているのかもしれない。
彼女と向き合いたい。話したい、触れたい。その想いが自分に溢れてくる。
ユエはサニアとは違う。それはわかっているつもりだ。過去に引っ張られることはあるが、彼女を見てきたこの2ヶ月あまり、ミコト様に見せるあの顔を自分にも向けて欲しい…自分に心を許した顔を見せてほしい…
これは俺の願望だ。
何も知らずに失うのはもう十分だーーー
**********
わたしは、領主が記している神殿内の改革を読んでいた。
正直、過去の掟至上主義だった神殿を知っているだけに、驚いた。
今世、神殿とは全くと言っていいほど、行くこともなかったし聞く気にもならなかったから全く知らなかったけど。
今は、神官や巫女は自由に外に出ることも、外から神殿に勤めることもでき、婚姻も外の人間とすることができ自由になっていた。
新しい風を入れる中で、古参である神官達は反対し、規模が小さくなりながらも自分たちの存在を知らしめようとしてたようだ。
しかし、昨今発覚した横領で、根こそぎその古参連中は追い出されたそうだ。
今の神殿には、あの一族はもう存在しなくなっている。
神殿の権威は強かった。領民の信仰もある中、反乱を起こさずここまでたどり着くのに、代々の領主はかなり骨を折ったことだろう。トドメはアトス様だったけど。
ミコトが言っていた。
カイン様はサニアみたいな人を出さないように神殿を変えると誓いを立てたと。
その誓いが代々守られて今ここまで辿り着けたのだと。
わたしは変わった神殿を見てみたいと思った。
よもやここまで辿り着けたものだ。
正直死後のことは全く予想もつかなかった。
俺の遺言通り代々の領主達が神殿を取り締まってくれていたことに感謝したい。
そして、サニアの墓もしっかり守ってくれていた。
彼女には妹を送り出したために、墓の面倒を見る者がいない。
そして、自分の誓いを確認するためにも彼女の墓を守ることを勤めともした。
実際、ミコト様を見えるようにしてくれた者なのだ。
せめて領主一族が、守っても誰も何も言われない。
神殿も意味に気付かないだろう。
改めて彼女の墓を前にして、懐かしさに思わず花を供え過ぎてしまった。
この墓地にはサニアはもう眠っていない。
ユエとして生まれ変わり、城に…目の届くところにいてくれている。
それはミコト様が、認めてくれユエと出会わせてくれたと言うことだ。
俺の願いが叶った。賭けに買ったのだ。
長い年月がかかり俺1人では成し遂げられなかったが、一族が守ってくれたのだ。
先日、ユエを通してサニアを見ていると言い、今は近寄るなとまで言われてしまった。
正直落ち込んでしまい、他に手がつかない…
俺は記憶が戻ったのもつい最近だ。
しかも、サニアの死後も長く生きた記憶の中には、自ら人を殺めることもしてしまったが、あれについては後悔はない。ある意味復讐できたと言う意味でもある。
結果、儀式も取りやめるようになったし、最後に長が犠牲となって終わらせたと言ってもいいだろう。
これからは、ユエだ。今は距離取られてしまいどうしたらいいのかわからない。
そばにユエがいないと思うと不安で仕方ない。
倒れたところを見せられたのだ。多少過保護になるのも仕方ないだろうと思う。自分の無力でサニアを失っているだけに、失うことの怖さが増しているのかもしれない。
彼女と向き合いたい。話したい、触れたい。その想いが自分に溢れてくる。
ユエはサニアとは違う。それはわかっているつもりだ。過去に引っ張られることはあるが、彼女を見てきたこの2ヶ月あまり、ミコト様に見せるあの顔を自分にも向けて欲しい…自分に心を許した顔を見せてほしい…
これは俺の願望だ。
何も知らずに失うのはもう十分だーーー
**********
わたしは、領主が記している神殿内の改革を読んでいた。
正直、過去の掟至上主義だった神殿を知っているだけに、驚いた。
今世、神殿とは全くと言っていいほど、行くこともなかったし聞く気にもならなかったから全く知らなかったけど。
今は、神官や巫女は自由に外に出ることも、外から神殿に勤めることもでき、婚姻も外の人間とすることができ自由になっていた。
新しい風を入れる中で、古参である神官達は反対し、規模が小さくなりながらも自分たちの存在を知らしめようとしてたようだ。
しかし、昨今発覚した横領で、根こそぎその古参連中は追い出されたそうだ。
今の神殿には、あの一族はもう存在しなくなっている。
神殿の権威は強かった。領民の信仰もある中、反乱を起こさずここまでたどり着くのに、代々の領主はかなり骨を折ったことだろう。トドメはアトス様だったけど。
ミコトが言っていた。
カイン様はサニアみたいな人を出さないように神殿を変えると誓いを立てたと。
その誓いが代々守られて今ここまで辿り着けたのだと。
わたしは変わった神殿を見てみたいと思った。
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