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突然すぎてヘビーな出来事①
サロンから解放されて、清々しい気分で渡り廊下を歩いていると、向かっている校舎から悲鳴と共に幾人も人が逃げ出しているのが見えた。
訳が分からずそのまま校舎に近づくと大きな叫び声がした。
「魔物だー!講堂に魔物が出たー!皆逃げろー!」
魔物?
えっ?魔物?
びっくりしすぎて2度思いました。
確かに講堂の方からからガッシャーン!ドッガ!と、物が壊れたり何かが崩れる音が響いてくる。
講堂から、ワァーと生徒達が飛び出して逃げ惑ってるのが見えた。
あれっ今日講堂で何をやっていたっけ?と思いながら講堂に向かって走る。
走る私を制するように、後ろから誰かが手首を掴んだ。
どこかで見た男子生徒だ。クラスメイトにいたかも・・・?
少し焦ったような顔で、講堂とは反対側を指差す。
「ユリア様もお逃げ下さい!」
あらっ貴方良く私がユリアだと気づいたわね、とチラッと思った。魔法で手首を掴んでいた手を外す。
「大丈夫よ。ありがとう。貴方は先にお逃げなさい。」小さく手を振って見せた。
追いかけてきた男子生徒を身体強化した脚力で振り切る。
ユリアは気配消しだけでなく、全属性の魔力も使える。五大魔法は上級クラスだ。並の男達よりよっぽど戦える。その自負が、講堂に走らせたのだった。
講堂の入口はポッカリ大きな穴が空いていた。
「やっと正体を表したか女狐め!」
凛としたハリのある王子の声が聞こえた。埃が舞っていて中が良く見えないが、エディオン王子が戦っているのだ。声の聞こえた方に走りよる。
「王子、エディオン王子どこにいらっしゃるのですか?」
ユリアは知らない。ユリアの声が聞こえた瞬間、王子の頭の中でユリアを手に入れる為のシュミレーションが計算されたことを。彼女を手に入れる為には多少の怪我をしても仕方ない。とわるーい顔で笑ったことも・・・。
「こちらだユリア嬢。危険だから来るな!」
「そんな!王子が戦っていらっしゃるのに!私も共に戦います!」
ユリアは邪魔な埃を風魔法で払い、王子に駆け寄った。
王子の足元を見ると、側近候補達が足に縋りついて懇願していた。
「エディオン様、これは何かの間違いですぅぅぅぅ!お待ちください!」
「たっ戦う前にエリシア嬢の話を聞いてあげてください!」
「ええい!離せ!離さぬか!」
何なの此奴ら、魔物と戦わずに王子の邪魔をしている。ユリアは心底呆れた。
ちょうどその時左奥の天幕付近にいたフェンリルが、ぐわああああああああああああああああああああああああああああ!と咆哮した。
(ちょっと止めてよ!鼓膜が破れるじゃない!)
フェンリルの傍で男爵令嬢がガタガタ震えている。この状況はいったい何?
王子に縋りついていた側近候補達はフェンリルの咆哮に耐えられず失神した。エディオン王子のズボンに縋り着いたままだったので、ズボンがカッコ悪くズリ下がっていた。王子は素早く側近候補の手を振り払う。
(強く掴みやがって!ユリア嬢の前で脱げたらどうする!)失神した側近候補達よりユリアファーストの王子だった。
幸いユリアはフェンリルを凝視していたので気づいてなかった。
「ユリア嬢、あのフェンリルはリッチモンド男爵令嬢が召喚したものだ。」
「えっ?」魔法の実力は底辺レベルと噂の子が?
フェンリルはユリアや王子のレベルでやっと召喚できるか出来ないかの魔力が必要だ。 そんなの有り得るの?
「あれを見てくれ」
王子の指差す方向に禍々しい召喚石が真っ二つに割れていた。
まさか!召喚石を学園に持ち込むなんて頭に虫が湧いてんのか!
召喚石は魔力を使わず魔物や精霊を召喚する物だ。強大な力を得られる代わりに扱いは非常に難しい。濫りに扱えば法的にも処罰される。勿論、学園に持ち込むのは禁止になっている。
王子が召喚石を指差した途端、男爵令嬢が喚き出した。
「私じゃない!私じゃない!私の所為じゃないのよう!信じて!お願い!」
「だが、私は貴様がこの召喚石を懐から出したのをハッキリ見たんだ。前々から怪しいと思っていたが、尻尾を出したな!この詐欺師女め!」
「違う!いや、石は持って来たけどこんな化け物知らないわよ!」
王子と男爵令嬢の舌戦がフェンリルそっちのけで繰り広げられる。
(えっ・・・詐欺師女ってまさか?)
そのフレーズに驚いて、フェンリルから意識を外した一瞬でそれは起こった。
無視され腹ただしかったのか、フェンリルの口からファイアーブレスが何故かユリアに向かって放たれた。
「ユリア嬢、危ない!」
慌てて王子が氷の盾でユリアを守る。
「おのれ!私の大事なユリア嬢に何をする!」
(はぁ?私の大事なユリア嬢って何?)驚いてエディオン王子を見つめる。王子はユリアを庇うように、フェンリルとユリアの間に立った。
あれっ?もしかして私守られてる?
物語のお姫様みたいじゃない?
フェンリルに向かって1歩も引くことなく毅然と立ち向かう王子の姿がなんだかカッコよく見えて眩しかった。
ーーーー
王子のズボンに縋り付き、フェンリルの咆哮ごときで失神した側近候補達を見ていたため、3割り増し位カッコよく見えたのだが、ユリアは気づかなかった。
ーーーーー
閑話休題
「ユリア嬢、貴女は私の命に換えても必ず守る!」
「えっ?はっはい!」
(なっ何?何かドキドキする。)
王子の後姿が頼もしく見える。
元々、国一番の美男子と呼ばれていたエディオン王子だ。容姿だけならピカ1だ。だが、今のユリアには顔だけじゃなく、全体的に特別に感じる。
俗に言う、吊り橋効果なのだが純粋なユリアは見事に引っかかり始めていた。
エディオンは、フェンリルに向かってアイスクローを連打する。実は相当な実力者であるエディオンに取って、フェンリルは大した敵では無かった。倒すというよりユリア嬢から見てカッコよく戦ってるように演出していたのだ。
(ユリア嬢にカッコイイと思ってもらいたい!あわよくば惚れてもらいたい!)下心丸出しだったが、ユリアは当然気づかなかった。
(何故アイスクローを?王子なら上級魔法は簡単なはず・・・ああ男爵令嬢が側にいて危ないからか。)
「リッチモンド男爵令嬢、危ないから、そこから離れて!」
「ええっ!だっ誰何処にいるの?」
えっ?私が見えてない?そういえばさっきから、男爵令嬢&側近候補達には無視されていた。王子と普通に会話してたから気配消し魔法を解除した気になっていた。じゃあ王子は…。
「ユリア様、危ないのでお逃げ下さい。」
王子に尋ねようとした時、ユリアに声がかかった。
先程、ユリアに避難を促したクラスメイトだ。後ろに見慣れない2人の男子生徒もいる。
「カイト、そこにノビてる役立たず共を連れて行け。ユリア嬢は私が守る。」チッと舌打ちが聞こえた気がした。まさか?王子が舌打ちなんてしないわよね。とユリアは自分の考えを打ち消した。
「おっ王子・・・承知いたしました。」
そそくさと側近候補達を救出し始めた。側近候補達は全部で5人いたが、誰かが風の上級魔法を使えるのだろう、3人を魔法で浮かせて残りの2人が1人ずつ背負って運んでいった。
あの応用魔法便利だわ。とユリアが思ったとき、フェンリルが突然暴れ出したのだった!
訳が分からずそのまま校舎に近づくと大きな叫び声がした。
「魔物だー!講堂に魔物が出たー!皆逃げろー!」
魔物?
えっ?魔物?
びっくりしすぎて2度思いました。
確かに講堂の方からからガッシャーン!ドッガ!と、物が壊れたり何かが崩れる音が響いてくる。
講堂から、ワァーと生徒達が飛び出して逃げ惑ってるのが見えた。
あれっ今日講堂で何をやっていたっけ?と思いながら講堂に向かって走る。
走る私を制するように、後ろから誰かが手首を掴んだ。
どこかで見た男子生徒だ。クラスメイトにいたかも・・・?
少し焦ったような顔で、講堂とは反対側を指差す。
「ユリア様もお逃げ下さい!」
あらっ貴方良く私がユリアだと気づいたわね、とチラッと思った。魔法で手首を掴んでいた手を外す。
「大丈夫よ。ありがとう。貴方は先にお逃げなさい。」小さく手を振って見せた。
追いかけてきた男子生徒を身体強化した脚力で振り切る。
ユリアは気配消しだけでなく、全属性の魔力も使える。五大魔法は上級クラスだ。並の男達よりよっぽど戦える。その自負が、講堂に走らせたのだった。
講堂の入口はポッカリ大きな穴が空いていた。
「やっと正体を表したか女狐め!」
凛としたハリのある王子の声が聞こえた。埃が舞っていて中が良く見えないが、エディオン王子が戦っているのだ。声の聞こえた方に走りよる。
「王子、エディオン王子どこにいらっしゃるのですか?」
ユリアは知らない。ユリアの声が聞こえた瞬間、王子の頭の中でユリアを手に入れる為のシュミレーションが計算されたことを。彼女を手に入れる為には多少の怪我をしても仕方ない。とわるーい顔で笑ったことも・・・。
「こちらだユリア嬢。危険だから来るな!」
「そんな!王子が戦っていらっしゃるのに!私も共に戦います!」
ユリアは邪魔な埃を風魔法で払い、王子に駆け寄った。
王子の足元を見ると、側近候補達が足に縋りついて懇願していた。
「エディオン様、これは何かの間違いですぅぅぅぅ!お待ちください!」
「たっ戦う前にエリシア嬢の話を聞いてあげてください!」
「ええい!離せ!離さぬか!」
何なの此奴ら、魔物と戦わずに王子の邪魔をしている。ユリアは心底呆れた。
ちょうどその時左奥の天幕付近にいたフェンリルが、ぐわああああああああああああああああああああああああああああ!と咆哮した。
(ちょっと止めてよ!鼓膜が破れるじゃない!)
フェンリルの傍で男爵令嬢がガタガタ震えている。この状況はいったい何?
王子に縋りついていた側近候補達はフェンリルの咆哮に耐えられず失神した。エディオン王子のズボンに縋り着いたままだったので、ズボンがカッコ悪くズリ下がっていた。王子は素早く側近候補の手を振り払う。
(強く掴みやがって!ユリア嬢の前で脱げたらどうする!)失神した側近候補達よりユリアファーストの王子だった。
幸いユリアはフェンリルを凝視していたので気づいてなかった。
「ユリア嬢、あのフェンリルはリッチモンド男爵令嬢が召喚したものだ。」
「えっ?」魔法の実力は底辺レベルと噂の子が?
フェンリルはユリアや王子のレベルでやっと召喚できるか出来ないかの魔力が必要だ。 そんなの有り得るの?
「あれを見てくれ」
王子の指差す方向に禍々しい召喚石が真っ二つに割れていた。
まさか!召喚石を学園に持ち込むなんて頭に虫が湧いてんのか!
召喚石は魔力を使わず魔物や精霊を召喚する物だ。強大な力を得られる代わりに扱いは非常に難しい。濫りに扱えば法的にも処罰される。勿論、学園に持ち込むのは禁止になっている。
王子が召喚石を指差した途端、男爵令嬢が喚き出した。
「私じゃない!私じゃない!私の所為じゃないのよう!信じて!お願い!」
「だが、私は貴様がこの召喚石を懐から出したのをハッキリ見たんだ。前々から怪しいと思っていたが、尻尾を出したな!この詐欺師女め!」
「違う!いや、石は持って来たけどこんな化け物知らないわよ!」
王子と男爵令嬢の舌戦がフェンリルそっちのけで繰り広げられる。
(えっ・・・詐欺師女ってまさか?)
そのフレーズに驚いて、フェンリルから意識を外した一瞬でそれは起こった。
無視され腹ただしかったのか、フェンリルの口からファイアーブレスが何故かユリアに向かって放たれた。
「ユリア嬢、危ない!」
慌てて王子が氷の盾でユリアを守る。
「おのれ!私の大事なユリア嬢に何をする!」
(はぁ?私の大事なユリア嬢って何?)驚いてエディオン王子を見つめる。王子はユリアを庇うように、フェンリルとユリアの間に立った。
あれっ?もしかして私守られてる?
物語のお姫様みたいじゃない?
フェンリルに向かって1歩も引くことなく毅然と立ち向かう王子の姿がなんだかカッコよく見えて眩しかった。
ーーーー
王子のズボンに縋り付き、フェンリルの咆哮ごときで失神した側近候補達を見ていたため、3割り増し位カッコよく見えたのだが、ユリアは気づかなかった。
ーーーーー
閑話休題
「ユリア嬢、貴女は私の命に換えても必ず守る!」
「えっ?はっはい!」
(なっ何?何かドキドキする。)
王子の後姿が頼もしく見える。
元々、国一番の美男子と呼ばれていたエディオン王子だ。容姿だけならピカ1だ。だが、今のユリアには顔だけじゃなく、全体的に特別に感じる。
俗に言う、吊り橋効果なのだが純粋なユリアは見事に引っかかり始めていた。
エディオンは、フェンリルに向かってアイスクローを連打する。実は相当な実力者であるエディオンに取って、フェンリルは大した敵では無かった。倒すというよりユリア嬢から見てカッコよく戦ってるように演出していたのだ。
(ユリア嬢にカッコイイと思ってもらいたい!あわよくば惚れてもらいたい!)下心丸出しだったが、ユリアは当然気づかなかった。
(何故アイスクローを?王子なら上級魔法は簡単なはず・・・ああ男爵令嬢が側にいて危ないからか。)
「リッチモンド男爵令嬢、危ないから、そこから離れて!」
「ええっ!だっ誰何処にいるの?」
えっ?私が見えてない?そういえばさっきから、男爵令嬢&側近候補達には無視されていた。王子と普通に会話してたから気配消し魔法を解除した気になっていた。じゃあ王子は…。
「ユリア様、危ないのでお逃げ下さい。」
王子に尋ねようとした時、ユリアに声がかかった。
先程、ユリアに避難を促したクラスメイトだ。後ろに見慣れない2人の男子生徒もいる。
「カイト、そこにノビてる役立たず共を連れて行け。ユリア嬢は私が守る。」チッと舌打ちが聞こえた気がした。まさか?王子が舌打ちなんてしないわよね。とユリアは自分の考えを打ち消した。
「おっ王子・・・承知いたしました。」
そそくさと側近候補達を救出し始めた。側近候補達は全部で5人いたが、誰かが風の上級魔法を使えるのだろう、3人を魔法で浮かせて残りの2人が1人ずつ背負って運んでいった。
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