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21.バレてしまった新スタイル願望
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四人掛けテーブルに、ふたりで差し向かいに腰を下ろした源蔵と美智瑠は、ビールで軽く喉を潤した後、お通しの小鉢を軽くつつきながら互いの近況をぽつぽつと語り合った。
「なぁ~んか、思ってたのと違ったんですよねぇ……それに引き換え楠灘さんは相変わらずで、やっぱイイですよねぇ」
源蔵が以前と変わらぬ仕事ぶりを続けていることに、何故か羨ましそうな視線を送ってきた美智瑠。
一体何があったのかと訊くと、彼女はその美貌に疲れた色を浮かべた。
「仕事は楽しいし、遣り甲斐もあるんですけど……ただ、その、メンツがねぇ~……」
美智瑠のトータルメディア開発部での配属先はファッションインフォメーション課――操に再アタックをかけようとしているらしきイケメン隆輔とは、隣の部署になるらしい。
同課には大勢のイケメンがひしめいており、見ているだけなら目の保養にもなって楽しいといい切る美智瑠だったが、いざ仕事となると結構面倒臭いのだという。
「何っていうんですかねぇ……まるでアタシらをオトすことばっかり考えてんじゃないかって思える時があるんですよねぇ」
どのイケメン君も随分と積極的で、ガツガツ迫って来るのだという。
仕事中であってもやたらと無駄話を振ってくるし、定時後も見境なく飲みに誘おうとするらしい。
「良かったやないですか。イケメン好きなんでしょ?」
「そりゃあ、前はそうでしたけど……今は何っていうか、もうお腹一杯っていうか……」
美智瑠曰く、トータルメディア開発部は確かにエリートコースなのかも知れないが、実力があるのはほんのごくひと握りの優秀な社員達だけであり、それ以外は大体顔が良いだけの凡庸な社員ばかりなのだという。
源蔵は意外な思いで、美智瑠の愚痴に耳を傾けていた。
「それに、無駄にプライドが高い連中ばっかで……分かりもしない癖に、変に専門用語ばかり並べて、ボク分かってますーみたいなポーズ取って来るし……ぶっちゃけ、あーゆーアピってくる奴ってウザいだけなんですよねぇ」
そして美智瑠は、本当に残念そうな念が滲む視線を源蔵に向けた。
「楠灘さんは逆に凄く丁寧で優しく教えてくれたじゃないですか。専門用語なんてほとんど使わなくて、小学生ぐらいの子供に教えるみたいに、分かり易い例を出しながら説明してくれるから、アタシもすっと頭に入ってきてたんですよ」
それが今の部署では、誰も彼も全く話にならない、と美智瑠は更にボヤいた。
どのイケメンも己の知識の浅はかさを誤魔化す為なのか、やたらと難解で意味不明なフレーズのオンパレードを繰り出してくるから、どうしてもこちらを煙に巻こうとする魂胆でもあるんじゃないかと疑ってしまうぐらいなのだという。
その癖あのイケメン達はプライドだけは高く、技術者として一人前に見られようと必死になっているのが、手に取る様に分かってしまうということらしい。
「こらまた随分、手厳しいですな」
「楠灘さんの凄過ぎるとこばっか見てきたから、あーゆーの見ると、ホント醒めちゃうんですよね……分からないなら分からないで良いから、はっきりいってくれたらイイのに。楠灘さんだって分からない時は、調べる時間下さいって素直にいって下さるじゃないですか。アタシは、そーゆーのでイイんですよ。何か、誤魔化すことに必死になり過ぎて、こっちの時間を無駄に潰してるってこと、全然自覚してないんですよね」
ここで美智瑠は盛大な溜息を漏らした。
仕事で疲れるなら納得もいくのだろうが、下らない連中の相手に神経をすり減らすのが、余程に参っているらしい。
「うちの部のイケメンって、どうしてあんなに必死なんだろ……やっぱ競争激しいとこだからかなぁ」
「まぁ、それもあると思いますよ。そこで埋もれてしもたら次が無いとか思うてるんとちゃいます?」
何となく想像しながら答えた源蔵だったが、美智瑠はきっとそうに違いないと変に納得した様子で何度も頷いていた。
そして再び源蔵の面に視線を戻す。この時彼女は何故か脱力感たっぷりに、にへぇっと笑った。
「何ですか、その変な笑い方は……」
「ん~……やっぱ楠灘さん、癒し系だなぁって思って」
美智瑠の柔らかな唇から、よく分からない台詞が飛び出してきた。
こんなゴリラ顔が癒し系とは、一体どういう意味なのか。
「あのイケメン連中の前だと無駄に疲れちゃうけど、楠灘さんと一緒に居ると全然気ぃ張らなくて済むから、すっごくリラックス出来ちゃうんです。楠灘さん優しいし物知りだし癒し系だし……あぁもう、ちょっと失敗しちゃったかなぁ」
美智瑠は頬杖をついたまま、不満げに唇を尖らせた。
折角出世コース、エリートコースと呼ばれるトータルメディア開発部に異動出来ても、本人がこの有様では、余り喜んでやれそうにもない。
そして美智瑠は、不意に何かを思い出した様子であっと小さな声を上げた。
「そーいや楠灘さん……最近リロードに全然顔出してないって、ホントですか?」
「ん? あぁ、まぁ、確かに出してませんね」
この時どういう訳か源蔵は、妙に後ろめたい感情が湧き起こってくるのを自覚した。
オーナーでありながら店を放ったらかしにしているのは、流石に拙いと思った所為だろうか。
そんな源蔵の心の内を見透かすかの様に、美智瑠はそっと顔を寄せて源蔵のゴリラ面を覗き込んできた。
「それってやっぱり、藤浪さんと操さんに遠慮して、ですか?」
「あぁ、御存知やったんですね……まぁ、要はそういうことです」
源蔵は乾いた笑いを漏らしながら頭を掻いた。対する美智瑠は、ふぅんと小さく頷いたまま、この件についてはそれ以上何もいわなくなった。
その代わり、彼女はいきなり妙な提案を持ち掛けてきた。
「ところで楠灘さん……ちょっとイメチェンとかしてみません?」
「イメチェンですか? そらまた何でいきなり」
操はファッションやヘアメイクの情報発信企画を任されようとしているのだが、良いネタに出会えないと頭を悩ませていたらしい。
その為、新たなインスピレーションを源蔵に求めているのだとか。
「例えば、そうですね……髪型変えるとか」
「いやいや、この禿げに髪型も何も……」
と、そこまでいいかけて源蔵は、以前からやろうと考えていた案を不意に思い出した。
「そーいや僕、スキンヘッドにしようかな、って思うてたんでした」
「え、スキンヘッドですか? あ、それイイかも。結構お似合いじゃないですか?」
操が急に乗り気になって身を乗り出してきた。
源蔵自身、こんな中途半端な禿げならば、いっそ全部剃り落としてスキンヘッドにしてしまった方が楽なのではないかと、前々から考えていたのだ。
「ついでやから眉も落としましょうかね……それこそどっかの格闘漫画のラスボスみたいに」
「わー……それ、イイかも。楠灘さんって結構彫り深いから、バエますよ、きっと。楠灘さんは確かにイケメンじゃないですけど、コワメンなら別の意味でカッコ良くなりそう!」
ファッションインフォメーション課で働く美智瑠に太鼓判を押して貰えたことで、源蔵もやっと踏ん切りが付いた。
「なぁ~んか、思ってたのと違ったんですよねぇ……それに引き換え楠灘さんは相変わらずで、やっぱイイですよねぇ」
源蔵が以前と変わらぬ仕事ぶりを続けていることに、何故か羨ましそうな視線を送ってきた美智瑠。
一体何があったのかと訊くと、彼女はその美貌に疲れた色を浮かべた。
「仕事は楽しいし、遣り甲斐もあるんですけど……ただ、その、メンツがねぇ~……」
美智瑠のトータルメディア開発部での配属先はファッションインフォメーション課――操に再アタックをかけようとしているらしきイケメン隆輔とは、隣の部署になるらしい。
同課には大勢のイケメンがひしめいており、見ているだけなら目の保養にもなって楽しいといい切る美智瑠だったが、いざ仕事となると結構面倒臭いのだという。
「何っていうんですかねぇ……まるでアタシらをオトすことばっかり考えてんじゃないかって思える時があるんですよねぇ」
どのイケメン君も随分と積極的で、ガツガツ迫って来るのだという。
仕事中であってもやたらと無駄話を振ってくるし、定時後も見境なく飲みに誘おうとするらしい。
「良かったやないですか。イケメン好きなんでしょ?」
「そりゃあ、前はそうでしたけど……今は何っていうか、もうお腹一杯っていうか……」
美智瑠曰く、トータルメディア開発部は確かにエリートコースなのかも知れないが、実力があるのはほんのごくひと握りの優秀な社員達だけであり、それ以外は大体顔が良いだけの凡庸な社員ばかりなのだという。
源蔵は意外な思いで、美智瑠の愚痴に耳を傾けていた。
「それに、無駄にプライドが高い連中ばっかで……分かりもしない癖に、変に専門用語ばかり並べて、ボク分かってますーみたいなポーズ取って来るし……ぶっちゃけ、あーゆーアピってくる奴ってウザいだけなんですよねぇ」
そして美智瑠は、本当に残念そうな念が滲む視線を源蔵に向けた。
「楠灘さんは逆に凄く丁寧で優しく教えてくれたじゃないですか。専門用語なんてほとんど使わなくて、小学生ぐらいの子供に教えるみたいに、分かり易い例を出しながら説明してくれるから、アタシもすっと頭に入ってきてたんですよ」
それが今の部署では、誰も彼も全く話にならない、と美智瑠は更にボヤいた。
どのイケメンも己の知識の浅はかさを誤魔化す為なのか、やたらと難解で意味不明なフレーズのオンパレードを繰り出してくるから、どうしてもこちらを煙に巻こうとする魂胆でもあるんじゃないかと疑ってしまうぐらいなのだという。
その癖あのイケメン達はプライドだけは高く、技術者として一人前に見られようと必死になっているのが、手に取る様に分かってしまうということらしい。
「こらまた随分、手厳しいですな」
「楠灘さんの凄過ぎるとこばっか見てきたから、あーゆーの見ると、ホント醒めちゃうんですよね……分からないなら分からないで良いから、はっきりいってくれたらイイのに。楠灘さんだって分からない時は、調べる時間下さいって素直にいって下さるじゃないですか。アタシは、そーゆーのでイイんですよ。何か、誤魔化すことに必死になり過ぎて、こっちの時間を無駄に潰してるってこと、全然自覚してないんですよね」
ここで美智瑠は盛大な溜息を漏らした。
仕事で疲れるなら納得もいくのだろうが、下らない連中の相手に神経をすり減らすのが、余程に参っているらしい。
「うちの部のイケメンって、どうしてあんなに必死なんだろ……やっぱ競争激しいとこだからかなぁ」
「まぁ、それもあると思いますよ。そこで埋もれてしもたら次が無いとか思うてるんとちゃいます?」
何となく想像しながら答えた源蔵だったが、美智瑠はきっとそうに違いないと変に納得した様子で何度も頷いていた。
そして再び源蔵の面に視線を戻す。この時彼女は何故か脱力感たっぷりに、にへぇっと笑った。
「何ですか、その変な笑い方は……」
「ん~……やっぱ楠灘さん、癒し系だなぁって思って」
美智瑠の柔らかな唇から、よく分からない台詞が飛び出してきた。
こんなゴリラ顔が癒し系とは、一体どういう意味なのか。
「あのイケメン連中の前だと無駄に疲れちゃうけど、楠灘さんと一緒に居ると全然気ぃ張らなくて済むから、すっごくリラックス出来ちゃうんです。楠灘さん優しいし物知りだし癒し系だし……あぁもう、ちょっと失敗しちゃったかなぁ」
美智瑠は頬杖をついたまま、不満げに唇を尖らせた。
折角出世コース、エリートコースと呼ばれるトータルメディア開発部に異動出来ても、本人がこの有様では、余り喜んでやれそうにもない。
そして美智瑠は、不意に何かを思い出した様子であっと小さな声を上げた。
「そーいや楠灘さん……最近リロードに全然顔出してないって、ホントですか?」
「ん? あぁ、まぁ、確かに出してませんね」
この時どういう訳か源蔵は、妙に後ろめたい感情が湧き起こってくるのを自覚した。
オーナーでありながら店を放ったらかしにしているのは、流石に拙いと思った所為だろうか。
そんな源蔵の心の内を見透かすかの様に、美智瑠はそっと顔を寄せて源蔵のゴリラ面を覗き込んできた。
「それってやっぱり、藤浪さんと操さんに遠慮して、ですか?」
「あぁ、御存知やったんですね……まぁ、要はそういうことです」
源蔵は乾いた笑いを漏らしながら頭を掻いた。対する美智瑠は、ふぅんと小さく頷いたまま、この件についてはそれ以上何もいわなくなった。
その代わり、彼女はいきなり妙な提案を持ち掛けてきた。
「ところで楠灘さん……ちょっとイメチェンとかしてみません?」
「イメチェンですか? そらまた何でいきなり」
操はファッションやヘアメイクの情報発信企画を任されようとしているのだが、良いネタに出会えないと頭を悩ませていたらしい。
その為、新たなインスピレーションを源蔵に求めているのだとか。
「例えば、そうですね……髪型変えるとか」
「いやいや、この禿げに髪型も何も……」
と、そこまでいいかけて源蔵は、以前からやろうと考えていた案を不意に思い出した。
「そーいや僕、スキンヘッドにしようかな、って思うてたんでした」
「え、スキンヘッドですか? あ、それイイかも。結構お似合いじゃないですか?」
操が急に乗り気になって身を乗り出してきた。
源蔵自身、こんな中途半端な禿げならば、いっそ全部剃り落としてスキンヘッドにしてしまった方が楽なのではないかと、前々から考えていたのだ。
「ついでやから眉も落としましょうかね……それこそどっかの格闘漫画のラスボスみたいに」
「わー……それ、イイかも。楠灘さんって結構彫り深いから、バエますよ、きっと。楠灘さんは確かにイケメンじゃないですけど、コワメンなら別の意味でカッコ良くなりそう!」
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