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異世界突入編
お互いを知ろう
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俺は今異世界に来ている。
さっき着いたばかりで、先に行っていた仲間のヒロとシンの2人に合流し、今から冒険へと向かうところだ。
「リョウ。そういやぁ、念の為お前の分も用意しとったんじゃあ、装備せい、全然違うぞ。」
確かにヒロとシンは何やら格好が俺と違う。確かシンの話ではこちらの世界に飛ばされた直後は何も持たない状態からスタートするはず、こいつらだって来たばかりのはずなのにどうやって手に入れたんだろう。
まさか、来て直ぐに強盗でもやらかしたのか?
「まさかとは思うが、お前らこれどうやって手に入れたんじゃあ。盗んだ訳じゃ無かろうな?」
「人聞きが悪りい事言うのぅ。そんな訳なかろぅが、お前も見とったじゃろ?れっきとした戦利品じゃあ。」
「いやいや、待て待て。現実世界じゃあ確かにヒロ君も、シンも強かったで?でもこっちに来たらレベル的なものあるんじゃないんか?いきなりフル装備の異人相手に勝てるもんなんか?」
「そこは、頭と能力の使い様じゃあ。お前の種族の特殊能力は何なん?」
この世界では種族毎に特殊能力が決められており、俺のチョイスしたウェザールの特殊能力は確か『大楯』だ。
もとより頑丈さが売りのウェザールの防御能力を通常時より何倍かに跳ね上げるスキルだ。
元々ウェザールはこの世界での北国の方の人種らしく、寒さ耐性も上がるらしい。
「リョウの能力は『大楯』じゃ。防御能力を一気に上げれるらしい。個人スキルも付いとるわ。『見聞』じゃって。街中での情報収集能力が上がっとるんて。」
「お前のその『分析』スキルええのぅ。こいつ見ただけで何でも分かるんで。」
「そりゃすげぇわ。で、ヒロとシンの能力はなんなん?」
「ワシがリザードマンを選んだんは人間以外に憧れとるだけじゃないんで。リザードマンの能力も気に入ったんじゃ。
まず『水中呼吸』そのままじゃが、水中でも呼吸できるけぇ、溺れる事が無い。
そんでこれが決め手になった、『毒耐性』と『毒生成』じゃ、異人戦で新人のワシが勝てるんは、相手を毒状態にして水中に逃げる。このコンボが最強じゃけぇじゃ。」
確かにそれをやられたら解毒出来ない相手は勝てないかも知れない。
「解毒ってそんなに難しいん?」
「いんや、そこでシンの登場ってな訳よ。こいつの持っとる個人スキル『分析』で、毒に対する備えがある奴かどうかを予め見てもらっといて、後は備えの無い奴だけを狙ってケンカ売りゃあいいだけじゃ。」
「お前らホンマにえぐいのう。そんでシンの種族スキルは何なん?」
「俺のスキルは『生命の囁き』じゃ、これは動物の言っとる事がわかる様になるけぇすげぇで。」
「ワシもリザードマンか獣人かで迷ったんよなあ。獣人なら『生命の囁き』の上位スキル『生命の調聴』を最初っから持っとるけぇ、動物は勿論、虫や魔物の話す言葉も分かるらしいで。すげぇよな~。」
「ヒロ君は個人スキルは持っとらんのん?」
「いや、またそれがミソでな、『激昂』言うのが付いとるらしい。これを持っとる奴は怒れば怒る程身体能力が上がるらしい。リョウが来た時にやったにいちゃんやなんかこれだけでぼこぼこじゃあ。」
なるほど、それでフル装備の先輩を半殺しに出来た訳ね。
「お前らの選択肢にはヒューマンは無かったんじゃね。」
「そりゃそうじゃろう。リザードマンや獣人がおるのになんでヒューマンなんかにならにゃあいけんのんな。」
「俺は別に考えない事も無かったが、種族スキルがパッとせんしなぁ。後々のジョブ選択時にエルフ、特にダークエルフが良かったんよな~。」
「そうですか。自分で決めようる時に何となくそうなんじゃ無いかと思っとったんじゃ。2人は属性はどうした?ヒロは光か火じゃろ?シンは風か闇、水や土もあり得るな。お前は何でも上手くやりそうじゃけぇ分からんわ。」
「おっさすが親友じゃのう。ワシは光か火で迷って火にした。攻撃と強化に特化させよう思うてな。リョウは風か水、防御能力を活かしての土もあるな。水が理想じゃけどな~。」
「そう思うて水にして来たで、正直シンは何でも合っとるけぇ、そことの組み合わせは考えず。ヒロ君が火じゃったら逆の水じゃろう思うてな。最悪外して光でも、シンが逆の闇の可能性が高いと踏んだんじゃがどうなん?」
「正解じゃ、俺は闇にした。じゃけぇダークエルフなんじゃけど。」
それからヒロたちが集めてくれていたウェザールが装備出来る最高の物を装備し、異人戦を繰返した結果
ヒロがLevel13、
シンがLevel11なのを知る。
身包み剥いだ時にこちらの通貨もかなり集めており、後は俺のLevel上げ待ち状態らしい。ただし、彼らも街中での戦闘しかしてない為、街の外に出ての、モンスター戦は未経験なんだそう。
ジョブ選択がLevel10から実施可能な為、一旦俺のLevelが10になるまでモンスターと戦い、ジョブにつくのが当面の目標となる。
装備品
アイアンハンマー +24
アイアンシールド +24
銀の胸当 +40
甲殻虫の殻具足 +32
とLevel1にしては異例の高装備品により大幅にステータスを上げた状態で冒険へと向かえる。
さっき着いたばかりで、先に行っていた仲間のヒロとシンの2人に合流し、今から冒険へと向かうところだ。
「リョウ。そういやぁ、念の為お前の分も用意しとったんじゃあ、装備せい、全然違うぞ。」
確かにヒロとシンは何やら格好が俺と違う。確かシンの話ではこちらの世界に飛ばされた直後は何も持たない状態からスタートするはず、こいつらだって来たばかりのはずなのにどうやって手に入れたんだろう。
まさか、来て直ぐに強盗でもやらかしたのか?
「まさかとは思うが、お前らこれどうやって手に入れたんじゃあ。盗んだ訳じゃ無かろうな?」
「人聞きが悪りい事言うのぅ。そんな訳なかろぅが、お前も見とったじゃろ?れっきとした戦利品じゃあ。」
「いやいや、待て待て。現実世界じゃあ確かにヒロ君も、シンも強かったで?でもこっちに来たらレベル的なものあるんじゃないんか?いきなりフル装備の異人相手に勝てるもんなんか?」
「そこは、頭と能力の使い様じゃあ。お前の種族の特殊能力は何なん?」
この世界では種族毎に特殊能力が決められており、俺のチョイスしたウェザールの特殊能力は確か『大楯』だ。
もとより頑丈さが売りのウェザールの防御能力を通常時より何倍かに跳ね上げるスキルだ。
元々ウェザールはこの世界での北国の方の人種らしく、寒さ耐性も上がるらしい。
「リョウの能力は『大楯』じゃ。防御能力を一気に上げれるらしい。個人スキルも付いとるわ。『見聞』じゃって。街中での情報収集能力が上がっとるんて。」
「お前のその『分析』スキルええのぅ。こいつ見ただけで何でも分かるんで。」
「そりゃすげぇわ。で、ヒロとシンの能力はなんなん?」
「ワシがリザードマンを選んだんは人間以外に憧れとるだけじゃないんで。リザードマンの能力も気に入ったんじゃ。
まず『水中呼吸』そのままじゃが、水中でも呼吸できるけぇ、溺れる事が無い。
そんでこれが決め手になった、『毒耐性』と『毒生成』じゃ、異人戦で新人のワシが勝てるんは、相手を毒状態にして水中に逃げる。このコンボが最強じゃけぇじゃ。」
確かにそれをやられたら解毒出来ない相手は勝てないかも知れない。
「解毒ってそんなに難しいん?」
「いんや、そこでシンの登場ってな訳よ。こいつの持っとる個人スキル『分析』で、毒に対する備えがある奴かどうかを予め見てもらっといて、後は備えの無い奴だけを狙ってケンカ売りゃあいいだけじゃ。」
「お前らホンマにえぐいのう。そんでシンの種族スキルは何なん?」
「俺のスキルは『生命の囁き』じゃ、これは動物の言っとる事がわかる様になるけぇすげぇで。」
「ワシもリザードマンか獣人かで迷ったんよなあ。獣人なら『生命の囁き』の上位スキル『生命の調聴』を最初っから持っとるけぇ、動物は勿論、虫や魔物の話す言葉も分かるらしいで。すげぇよな~。」
「ヒロ君は個人スキルは持っとらんのん?」
「いや、またそれがミソでな、『激昂』言うのが付いとるらしい。これを持っとる奴は怒れば怒る程身体能力が上がるらしい。リョウが来た時にやったにいちゃんやなんかこれだけでぼこぼこじゃあ。」
なるほど、それでフル装備の先輩を半殺しに出来た訳ね。
「お前らの選択肢にはヒューマンは無かったんじゃね。」
「そりゃそうじゃろう。リザードマンや獣人がおるのになんでヒューマンなんかにならにゃあいけんのんな。」
「俺は別に考えない事も無かったが、種族スキルがパッとせんしなぁ。後々のジョブ選択時にエルフ、特にダークエルフが良かったんよな~。」
「そうですか。自分で決めようる時に何となくそうなんじゃ無いかと思っとったんじゃ。2人は属性はどうした?ヒロは光か火じゃろ?シンは風か闇、水や土もあり得るな。お前は何でも上手くやりそうじゃけぇ分からんわ。」
「おっさすが親友じゃのう。ワシは光か火で迷って火にした。攻撃と強化に特化させよう思うてな。リョウは風か水、防御能力を活かしての土もあるな。水が理想じゃけどな~。」
「そう思うて水にして来たで、正直シンは何でも合っとるけぇ、そことの組み合わせは考えず。ヒロ君が火じゃったら逆の水じゃろう思うてな。最悪外して光でも、シンが逆の闇の可能性が高いと踏んだんじゃがどうなん?」
「正解じゃ、俺は闇にした。じゃけぇダークエルフなんじゃけど。」
それからヒロたちが集めてくれていたウェザールが装備出来る最高の物を装備し、異人戦を繰返した結果
ヒロがLevel13、
シンがLevel11なのを知る。
身包み剥いだ時にこちらの通貨もかなり集めており、後は俺のLevel上げ待ち状態らしい。ただし、彼らも街中での戦闘しかしてない為、街の外に出ての、モンスター戦は未経験なんだそう。
ジョブ選択がLevel10から実施可能な為、一旦俺のLevelが10になるまでモンスターと戦い、ジョブにつくのが当面の目標となる。
装備品
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