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異世界突入編
召喚従
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召喚従とは
召喚士、そこから派生する上位ジョブ、大召喚師、神降霊術士が、MPと引き換えに呼び出す事が出来るもので、戦闘・移動・補助等様々な事を指示する事が出来る。
らしい・・・
シンは基本ジョブの召喚士についており、何を召喚するか迷っていたが、どうやら考えがまとまったらしい。
「おお、やっと決めたか。そりゃそりゃ、格好えぇやつなんじゃろうな?」
「黙って見とれ。集中しとんじゃ。」
「おお怖。シンが怒るけぇ、大人しゅうしとこうで。」
ヒロがこっちを見ながらなにやらサインを送ってくるが、元より騒ぐ気など無い。魔法や召喚といった現実離れした現象に魅入り、集中してそれらを味わいたいからだ。
「それじゃあ、行くで。」
エルフになったシンが片手を伸ばし、その手の平を地面に向けたまま目を瞑り始めた。
その後、地面に淡く光るサークルが出現し、一気に閃光が走った。
「なんじゃそれ?」
ヒロが拍子抜けした様な声を出した。
それもそうだ。
召喚はどうやら終わっているようだが、シンの肩に、大きさの微妙な鳥が留まっているだけだったからだ。
「なんじゃそれ?タカか鷲の雛か?」
「違うわ!ハヤブサじゃ!」
「そんで?どうやって闘うん?」
「力押しで闘う事しか頭に無い、お前にゃあ、言っても分からんわ。」
「それじゃあ、次行こう。次。」
「お前はホンマにダメなやつじゃのぅ。まずは挨拶じゃろうが。この子はハヤブサのハヤテじゃ。俺らが知っとるハヤブサとはちょっと違うけど、ベースはハヤブサじゃけぇなぁ。それっぽい名前でえぇじゃろぅ。」
「ああ、ハヤテね。よろしくな。って言うか挨拶ってなんじゃい。ハヤテはこっちの話とる事分かるんか?」
「当たり前じゃあ。俺が召喚したんで。控え目に見積もってもお前よりは賢ぇはずじゃ。しかも俺はこいつの言っとる事も分かる。多分『生命の囁き』以上のスキルを持ちゃあ、お前らにも聞けるようになると思うで。」
「へぇ~、友達少ないお前にはちょうどええが。ほいで、友達2はどうするんな?」
「それじゃあ、行くか?次のはデカイけぇ、もうちょい下がっとけ。」
そう言うと次は黒茶のサイの様な生き物を召喚した。かなりデカイし、めちゃくちゃ強そうなやつだ。
「やべ~じゃん。サイっぽいけどなんなん?ぶち強そうなやつじゃな。」
「召喚はな?それを具体的にイメージする事で呼び出せるんじゃ。じゃけぇ、実在せんようなふわふわしたイメージじゃあ失敗する。なんかとなんかを混ぜるにしてもどうミックスさせるか事細かに決めにゃあいけん。じゃけぇ、3種類位までしか混ぜれん。それ以上やると結局失敗して、なんかに偏る事が多いらしい。そんで、こいつはその3種類が綺麗に入っとる。サイをベースに、カバとサソリの要素を融合したんじゃ。名前はそうじゃなぁ~、リノスにしようかな。」
「リノスか。もっと強そうな名前がええが、まぁええじゃろぅ。リノスよろしくな。ちなみになんじゃけど、もしかしてこいつは?」
「もちろん、乗れるで!しかも泳ぎもイケるはずじゃ。戦車兼バスのリノスちゃん。最高じゃろ?」
「マジか~!こういう強そうなやつに乗りたかったんよな~、お前天才!」
「そうじゃろ、そうじゃろぅ。ただし、これだけデカイとハヤテと違ごうて燃費が悪い。長時間の召喚は出来ん。今の俺なら数分しか持たんじゃろぅ。」
「2種類目でこんなハードル上げて大丈夫か?」
「そこなんよ。最後の3種類目はもう少し強いモンスターと出会うてから、決めようかな。」
そう言うと、リノスが一瞬で消えた。
MP切れらしい。
「疲れた~、これからはハヤテとリノスも仲間じゃ。よろしくな。」
「リノスはともかく、ハヤテはどうなん?」
俺は結構いいと思うのだが、ヒロはもっと大きくて、強そうなやつがいいのだろう。
「お前はホンマに馬鹿じゃな。召喚Levelは消費MPで上がる訳じゃなく、召喚しとる時間で上がるらしい。じゃけぇ、もしもの時のリノスがおりゃあ、戦闘については問題無い。むしろ、ハヤテを出来るだけ長く召喚して、召喚Levelを上げるんじゃ。しかもハヤテは見た目がほぼハヤブサじゃけぇ、常に召喚しとりゃあ、俺は召喚士とは思われず、猛獣使いと思われるはずじゃ、そいつがリノスを召喚したらどうよ?」
「まあ、ビビるな。」
「じゃろ?戦闘だけじゃのぅて、偵察、伝達みたいな情報戦にハヤテは抜群の効果を発揮すると思うんよ。見た目は普通の鳥じゃけぇな。『分析』みたいなスキルで見られん限りは、上空を飛んどっても怪しまれん。何処辺にどんなんが、どれ位おるか、今後は直ぐに分かるで?」
「すげぇじゃん。さすがシン君は頭の出来が違いますね~。すいませんでした。」
「分かりゃあ、ええんじゃ。分かりゃあ。早速、戦闘に行くか?俺も早うLevel上げて最大MPを上げにゃあいけんからな。」
「そうじゃな。ワシも狩って狩って狩りまくって色々スキルを閃かにゃあ。もう何個か出来そうなんがあるんじゃ、早う試しに行こう。」
ヒロもシンもこちらに来てから休み無く闘い続けている。戦闘狂とはこいつらの事だろう。
俺は現実世界の事も少し気になるし、なぜこっちに来る事になったのか気になっている事もあるが、まだ2人に話す段階では無いだろう。
今はただ、あいつらに置いてかれないよう必死について行くだけだ。
「俺は何も思いつかんけど、とにかく戦うわ。」
時間はまだ、昼過ぎぐらい。
今日は昨日以上に戦闘経験を積むはず。
こいつらが無茶して、怪我をしない様に俺が見張ってやらないと。
俺はその為にいるのだから。
召喚士、そこから派生する上位ジョブ、大召喚師、神降霊術士が、MPと引き換えに呼び出す事が出来るもので、戦闘・移動・補助等様々な事を指示する事が出来る。
らしい・・・
シンは基本ジョブの召喚士についており、何を召喚するか迷っていたが、どうやら考えがまとまったらしい。
「おお、やっと決めたか。そりゃそりゃ、格好えぇやつなんじゃろうな?」
「黙って見とれ。集中しとんじゃ。」
「おお怖。シンが怒るけぇ、大人しゅうしとこうで。」
ヒロがこっちを見ながらなにやらサインを送ってくるが、元より騒ぐ気など無い。魔法や召喚といった現実離れした現象に魅入り、集中してそれらを味わいたいからだ。
「それじゃあ、行くで。」
エルフになったシンが片手を伸ばし、その手の平を地面に向けたまま目を瞑り始めた。
その後、地面に淡く光るサークルが出現し、一気に閃光が走った。
「なんじゃそれ?」
ヒロが拍子抜けした様な声を出した。
それもそうだ。
召喚はどうやら終わっているようだが、シンの肩に、大きさの微妙な鳥が留まっているだけだったからだ。
「なんじゃそれ?タカか鷲の雛か?」
「違うわ!ハヤブサじゃ!」
「そんで?どうやって闘うん?」
「力押しで闘う事しか頭に無い、お前にゃあ、言っても分からんわ。」
「それじゃあ、次行こう。次。」
「お前はホンマにダメなやつじゃのぅ。まずは挨拶じゃろうが。この子はハヤブサのハヤテじゃ。俺らが知っとるハヤブサとはちょっと違うけど、ベースはハヤブサじゃけぇなぁ。それっぽい名前でえぇじゃろぅ。」
「ああ、ハヤテね。よろしくな。って言うか挨拶ってなんじゃい。ハヤテはこっちの話とる事分かるんか?」
「当たり前じゃあ。俺が召喚したんで。控え目に見積もってもお前よりは賢ぇはずじゃ。しかも俺はこいつの言っとる事も分かる。多分『生命の囁き』以上のスキルを持ちゃあ、お前らにも聞けるようになると思うで。」
「へぇ~、友達少ないお前にはちょうどええが。ほいで、友達2はどうするんな?」
「それじゃあ、行くか?次のはデカイけぇ、もうちょい下がっとけ。」
そう言うと次は黒茶のサイの様な生き物を召喚した。かなりデカイし、めちゃくちゃ強そうなやつだ。
「やべ~じゃん。サイっぽいけどなんなん?ぶち強そうなやつじゃな。」
「召喚はな?それを具体的にイメージする事で呼び出せるんじゃ。じゃけぇ、実在せんようなふわふわしたイメージじゃあ失敗する。なんかとなんかを混ぜるにしてもどうミックスさせるか事細かに決めにゃあいけん。じゃけぇ、3種類位までしか混ぜれん。それ以上やると結局失敗して、なんかに偏る事が多いらしい。そんで、こいつはその3種類が綺麗に入っとる。サイをベースに、カバとサソリの要素を融合したんじゃ。名前はそうじゃなぁ~、リノスにしようかな。」
「リノスか。もっと強そうな名前がええが、まぁええじゃろぅ。リノスよろしくな。ちなみになんじゃけど、もしかしてこいつは?」
「もちろん、乗れるで!しかも泳ぎもイケるはずじゃ。戦車兼バスのリノスちゃん。最高じゃろ?」
「マジか~!こういう強そうなやつに乗りたかったんよな~、お前天才!」
「そうじゃろ、そうじゃろぅ。ただし、これだけデカイとハヤテと違ごうて燃費が悪い。長時間の召喚は出来ん。今の俺なら数分しか持たんじゃろぅ。」
「2種類目でこんなハードル上げて大丈夫か?」
「そこなんよ。最後の3種類目はもう少し強いモンスターと出会うてから、決めようかな。」
そう言うと、リノスが一瞬で消えた。
MP切れらしい。
「疲れた~、これからはハヤテとリノスも仲間じゃ。よろしくな。」
「リノスはともかく、ハヤテはどうなん?」
俺は結構いいと思うのだが、ヒロはもっと大きくて、強そうなやつがいいのだろう。
「お前はホンマに馬鹿じゃな。召喚Levelは消費MPで上がる訳じゃなく、召喚しとる時間で上がるらしい。じゃけぇ、もしもの時のリノスがおりゃあ、戦闘については問題無い。むしろ、ハヤテを出来るだけ長く召喚して、召喚Levelを上げるんじゃ。しかもハヤテは見た目がほぼハヤブサじゃけぇ、常に召喚しとりゃあ、俺は召喚士とは思われず、猛獣使いと思われるはずじゃ、そいつがリノスを召喚したらどうよ?」
「まあ、ビビるな。」
「じゃろ?戦闘だけじゃのぅて、偵察、伝達みたいな情報戦にハヤテは抜群の効果を発揮すると思うんよ。見た目は普通の鳥じゃけぇな。『分析』みたいなスキルで見られん限りは、上空を飛んどっても怪しまれん。何処辺にどんなんが、どれ位おるか、今後は直ぐに分かるで?」
「すげぇじゃん。さすがシン君は頭の出来が違いますね~。すいませんでした。」
「分かりゃあ、ええんじゃ。分かりゃあ。早速、戦闘に行くか?俺も早うLevel上げて最大MPを上げにゃあいけんからな。」
「そうじゃな。ワシも狩って狩って狩りまくって色々スキルを閃かにゃあ。もう何個か出来そうなんがあるんじゃ、早う試しに行こう。」
ヒロもシンもこちらに来てから休み無く闘い続けている。戦闘狂とはこいつらの事だろう。
俺は現実世界の事も少し気になるし、なぜこっちに来る事になったのか気になっている事もあるが、まだ2人に話す段階では無いだろう。
今はただ、あいつらに置いてかれないよう必死について行くだけだ。
「俺は何も思いつかんけど、とにかく戦うわ。」
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今日は昨日以上に戦闘経験を積むはず。
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俺はその為にいるのだから。
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