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しみじみと、ファミカはアースを見つめる。
「顔は綺麗になるようにしたし、スキルもたくさんつけたし…………」
この顔のせいで、と、アースは思う。
「スキルは、ありがたいです。でも顔は…………」
「何か問題?綺麗なのに」
「………………」
だからなんだ、と、アースは思う。
「女性にもてて、うはうはでしょ」
そんな生活、嫌だ、とアースは思う。平穏が一番だと。
「寄生生活は、嫌です」
「あら、貴方真面目ね」
「普通です」
悩ましげに、ため息をつく。
「まあ、いいわ。頑張って」
ウインクを投げかけ、ファミカはシャラリと消える。
(勇者なんて、好色でやりたい放題なのに、アースは真面目ね。気に入ったわ)
この時、アースに「女神の寵愛」がついた。
アースは消えたファミカに、悪寒を感じ、フルリと震えた。
(なんか、嫌な予感がする)
と、アースは思う。
「アース、アース、今の女性誰だ」
「主神ファミカ様」
ローカルにアースは答える。その顔は、無表情だった。
それにローカルは首をかしげる。
「なんかあったのか」
「まあ、色々」
「そっか、聞かないでおく」
「ありがたいです」
どこか疲れた様子に、ローカルは苦笑いをする。
そんなローカルにアースは好感度をあげるのであった。
「顔は綺麗になるようにしたし、スキルもたくさんつけたし…………」
この顔のせいで、と、アースは思う。
「スキルは、ありがたいです。でも顔は…………」
「何か問題?綺麗なのに」
「………………」
だからなんだ、と、アースは思う。
「女性にもてて、うはうはでしょ」
そんな生活、嫌だ、とアースは思う。平穏が一番だと。
「寄生生活は、嫌です」
「あら、貴方真面目ね」
「普通です」
悩ましげに、ため息をつく。
「まあ、いいわ。頑張って」
ウインクを投げかけ、ファミカはシャラリと消える。
(勇者なんて、好色でやりたい放題なのに、アースは真面目ね。気に入ったわ)
この時、アースに「女神の寵愛」がついた。
アースは消えたファミカに、悪寒を感じ、フルリと震えた。
(なんか、嫌な予感がする)
と、アースは思う。
「アース、アース、今の女性誰だ」
「主神ファミカ様」
ローカルにアースは答える。その顔は、無表情だった。
それにローカルは首をかしげる。
「なんかあったのか」
「まあ、色々」
「そっか、聞かないでおく」
「ありがたいです」
どこか疲れた様子に、ローカルは苦笑いをする。
そんなローカルにアースは好感度をあげるのであった。
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