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1st season 第三章
061 訓練
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「仮想敵、右前方距離80、オーガ7!」
御者をしていたライザが叫びながら幌馬車を停める。
みんな一斉に飛び降りて、カイン君・・・じゃない、主様が巨大な石の檻を馬車ごと馬に被せる。
私が作らされた奴だ。
そのまま右前方に50mほど走った所でライザを抜いた主様が石階段を出す。
「GO! GO! GO! GO!」
主様の変な掛け声で全員が飛び込む、私は最後だ。
「ロック!!!」
ぴったり2mのブロックを生成するのはなかなか難しい。
でも、この数日の練習でだいぶ上手くなってきた。
「封鎖成功っ!負傷なしっ!上がりますっ!」
階段を駆け上がって屋上に出ると、もうみんな伏せてそれぞれのターゲットを決めている。
数が7だからシリアちゃ・・・奥方様も伏せていた。
30m程先の木を狙うことに決めて滑り込む。
「配置完了!狙いよしっ!」
「撃てっ!」
アベル隊長の合図で一斉に射撃、30mだったら外さない。
「装填完了っ!」
「完了っ!」
「完了っ!」
「完了っ!」
「完了っ!」
「完了っ!」
「完了っ!」
「はいっ、良いですね。だいぶ形になってきました。それじゃボルトを回収して戻りましょう。森が一番危険だから、気は抜かないでね?」
「「「「「「ラジャー」」」」」」
主様は掛け声やハンドシグナルを幾つか決めた。
やってみると確かに、みんなの動きが把握しやすい。
「主様、本番が待ち遠しいなっ!おれっちの射撃、見ててくれよっ?」
「あー、ライザはこの訓練めっちゃ張り切ってるよな」
喋らなくても存在だけで目立つから、ライザが先頭だと、どっちに行けばいいのかとってもわかりやすい。
もしもボルトの回収時に接敵しちゃったら、主様が足止めで、みんな全力で馬車の檻まで後退する事になっている。
主を置き去りにして逃げるなんてどうかとも思うけど、今の私達では足手まといだから仕方ない。
「はぁー、階段駆け上がると結構汗かくよね」
「うん、ベタベタ~」
ウンウン、水が使い放題だから夜には拭けるんだけど、やっぱベタベタするよね。
「あー、そっか、なんで気づかなかったんだろ。ライザー、その辺で止まって~」
なんだろう?まだ野営には早いと思うけど。
「リシェルだけ残して、みんなは薪を集められるだけ集めてくれる?奥まで入っちゃダメだよ?」
「主殿?何をするのだ?」
「それは出来てのお楽しみ~」
うん、嫌な予感しかしない・・・。
「リシェルはこっちで訓練がてら良いものを作ります。まずいつもの10mブロック一つ作って」
はぁー、なんとか10mのも作れるようになったけど、一個作ったらマナ切れでポーションタプタプ地獄が待っている・・・
「ロック!!!」
グビッ・・・今日は何本飲まされちゃうんだろ?っていうか一体どんだけ持ってるんだろ?
「うん、今日は細かい加工が沢山あるから、階段はこっちの使っちゃおう」
その後は作ったブロックに大きな穴を掘らされたり、小さな穴を空けさせられたり、なんか変な切れ目?みたいなの淹れさせられたり、細かい作業ばっかりだった。
何を作ってるのかは内緒なんだって・・・もう、いいもんね、今夜は待ちに待った合同演習、この数日のシゴキのお返しに、いっぱい扱いちゃうんだからっ!うへへへ。
「うん、たぶん、これで行けるはず・・・ユリア~、ちょっと来て~」
「はい、旦那様、なんでしょう?」
「ユリアも登ってきて~」
登ってきたユリアさんが浅い大穴を見てギクリとした気がした。
「ユリア、これに水入れてくれる?」
「は、はい ウォーター!!!」
「ウンウン」
「あの、旦那様、水浴びですか?」
「近いけどハズレ~ あ~、ユリアには嫌な事思い出させちゃうかもしれないけど、今日からはいい思い出に変わるはずだから許してね」
「は、はぃ???」
「よし、じゃみんな集めてきた薪、貰えるかな」
主様は薪を集めると、ブロックの上から3mくらいに空けた横穴に詰め込み始めた。
「ミラン、火付けて」
「はい ファイヤー!!!」
「さ、どうなるかな~うまく行くと良いなぁ~」
ロックハウスの小さな竈で、オーク肉のシチューを作る。
オークは怖いけど、お肉は美味しい。
主様は作った池が気になるらしく、パタパタと様子を見に行っているけど、私達には見せてくれない。
「ごちそうさまでした~」
「はい、ごちそうさま。えーと、食べてすぐは良くないから、後片付けをして、30分後に屋上に集合ね」
「???」
「それまで屋上は禁止だよ~、じゃ、俺は準備があるからっ」
~~~~~
屋上に駆け上がり、温度を確認する。
うん、ちょうどいい、でも途中でぬるくなると嫌だからもう少し薪を増やしておこう。
熱い分にはユリアが居るからどうとでもなる。
「はい、全員揃ったね~、まずは頑張って作ったリシェルに拍手~」
「???」 パチパチパチ
「あの、お湯ですよね?」
「そう、お風呂です。しかも露天風呂ですっ!」
「えええええっ、お貴族様でもないのにお風呂ですかっ?」
「一応俺も貴族だったり・・・」
「あ、あの、旦那様?これは・・・その・・・みんなで旦那様を洗えばよろしいのでしょうか?」
「いやっ、ユリア、それじゃない・・・まぁ、それも嬉しいと言えば嬉しいんですが、今日は純粋に、みんなの汗をこれでさっぱりして貰おうかなと。ちょっと強めに火焚いてるから、少し氷入れてもらえる?」
「はい、アイス!!!」
「じゃ、入り方ね。この手桶で先に軽く汗を流してから入ります。温まりすぎてボーッとしてきたら、あ、ユリア、そこの穴にも水入れてくれる?で、その水で冷まして下さい」
「も、もう入っても良いのか?」
振り返ると既にライザがマッパだった。
「ライザ・・・もうちょっと恥じらいとか持とうよ、いいけど」
「うひょ~、これ、すっげ~。お貴族様だよ~」
「えと、みんなもどうぞ。俺居たら恥ずかしいかな?」
「アンタ、心にも無いこと言わないでいいわ。どうせこのあとするんでしょ?合同演習。みんなで入りましょう」
ガチャガチャ バサッ ガチャチャ
「その、なんだ。外で裸になるというのは・・・存外恥ずかしいものだな」
「入り口はブロックで囲ってあるし、下からは見えないよ?俺からは見えちゃうけど、むふふふ」
「ヘタレだったアンタが懐かしいわ」
ちゃっぽーん
「はぁ~~~~~生き返る~~~~」
「主殿・・・私は一生こんな贅沢が出来るとは思わなんだ」
「いや、作ったのリシェルだし、水はユリアで、薪はみんなが取ってきたんだよ?」
「いいわね。これ。かなりいいわっ!毎日やりましょ」
「まぁ、薪さえあれば問題ないな」
ちゃっぽーん
「ほら、シリアこっちきて」
おうふっ・・・素晴らしい。
俺は今、シリアを抱っこしている。
右にはユリアが居て、左にはアベル・・・目の前には桃源郷・・・神様っ!ありがとう!
「ちょっとアンタ、当たってるんだけど」
「当ててんのよっ!」
「意味わかんないし・・・ま、いいけど」
「はぁ~~~幸せだ。みんな、生まれてきてくれてありがとうっ!」
「ばかっ!」
「あの、旦那、様っ?そろそろ洗ったほうがよろしいんでしょうか?」
「何?ユリア、何かあるのかしら?」
「はい、殿方とお風呂を頂く際には作法があると教えられました」
「いや、ユリア、それ、嘘だから。洗ってもらったらすっごく嬉しいけど、それはそれでお互いちょっと落ち込むから」
「そう・・・ですか・・・」
「あー、違う、そうじゃなくて。うん、俺が悪かった、積極的に挑んでいこう。今はもう俺のものだからな?」
「はいっ!では、奥様、失礼しますね」
「ええ、別にいいわよ、その作法とやら、ちょっと興味あるし、教えなさい?」
ぽちゃん
ユリアが立ち上がる。
真っ白で美しい肌を申し訳程度に手で隠し、湯から上がる。
「では旦那様も、この縁におかけください」
言われるがままに腰掛ける。
「本当は石鹸があると良いのですが・・・」
背後で立ち膝になったユリアが、肩、から腕、首から顎と、柔らかい手のひらで洗ってくれる。
脇の下から入った手が、胸板を洗い、乳首をクニュクニュっと撫ぜる。
「んっ・・・んーふ」
「アンタ、何やらしい声出してんのよ?」
腹筋をゴシゴシと洗った手のひらが、鼠径部を這って太腿に伸びる。
「んっ・・・っく」
「カイン君・・・ギンギン・・・」
「これはもう合同演習開始と判断していいな?」
「はい、折角ですから皆様も覚えてみて下さい」
太ももを前後した両手が、膝裏を通り、尻肉全体を揉み上げる。
「んおっ・・・く」
むにゅっ・・・ユリアが双丘を両手で持ち上げ、俺の背中に押し付けると、のの字を書くように体全体で動かし始める。
「キモチいいですか?旦那様?」
「ああっ、癒やされる・・・」
「では失礼して」
ちゃぽん
俺に背を向けるように、右腕を跨いで湯に戻ったユリアが、そのまま両手で右腕を持ち上げ、ぎゅっと女性器を押し付ける。
「あんっ」
一糸まとわぬユリアの尻が前後に滑り、ヌルヌルと二の腕を洗い上げてゆく。
「ごくりっ」
「えっろ・・・ユリア、えろすぎるわ」
「恥ずかしいです、奥様。では左腕は奥様にお願いできますか?」
「むっ、むりっ!無理よ!そう、今日はみんなの日なんだから、アベルさんに譲るわっ!」
「わ、私か?カイン君、私なんかでも嬉しいかい?」
「めちゃくちゃ嬉しいですけど・・・」
「んっ・・・うむっ、こ、これはかなり、恥ずかしいな?濡れているのがわかってしまうでは無いか?」
アベルの尻が前後に・・・迫力がやばい・・・そしてヌルヌルがやばいっ!
「では、わたしは次の手順に参ります」
後ろ向きのまま正面に回ったユリアが中腰になり、ゆっくりと近づいてくる。
にゅるんっ
腕洗いでぬるぬるになった尻が愚息を押しつぶす。
そして下から上へゆっくりと洗い上げてゆく。
「っんんんん・・・」
「旦那様、まだダメですよ?」
「カイン君、こっちの腕は私が洗ってあげかな?」
エマさんがユリアのしていたように右手を取る。
三方向から三人のオシリが・・・湯に濡れた尻はホントやばいっ!
「カイン君、どうだ?わたしの洗い方は大丈夫か?」
「はい、やばいですっ。アベルの大きなお尻がもにょんってして、もう、天国です」
「アンタ、めっちゃエロい顔してるわよ?」
女性陣の輪が次第に縮まってきている。
「では、お顔も洗わせていただきますね?」
暴発しそうな勢いの愚息からユリアの尻が立ち上がり、クルリとこちらを向く。
はにかんだ笑顔がたまらない。
その笑顔が両手でおっぱいを持ち上げて・・・
むぎゅぅ
俺の顔に押し付けられる。
「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"」
だめだ、癒やされすぎて意識が・・・・
ちゅっ
「旦那様、ほんとにえっちい顔です」
ぽちゃん
そのまま腰まで湯に戻ったユリアの胸が愚息に迫る。
むぎゅぅ
「おうふっ・・・」
「先にヌルヌルにしておかないと、旦那様が痛いので皆様お気おつけ下さいね?」
「「「「「はーい」」」」」
ぷにゅるんっ ぷにゅるんっ ぷにゅるんっ ぷにゅるんっ
オシリで扱かれたときの愛液が潤滑油になって、やばいくらい滑る。
ぷにゅるんっ ぷにゅるんっ ぷにゅるんっ ぷにゅるんっ
「ご奉仕させて頂く時は、おちんちんに目を奪われず、旦那様のお顔を見続ける事が大事です。お口でさせて頂く際にも、目だけは旦那様のお顔を見させて頂きます」
ユリアの谷間に挟まれた愚息、すっかり埋没して、亀頭がときおり顔を出すのみ。
ぱくっ
そしてその亀頭がユリアの口に・・・
「うっ、やばい、ユリア、もう出る、もう出るっ」
「ぼうぼ、ゆでぃはのくでぃでぃおだじぐだざい」
じゅぽ ぷにゅるんっ じゅぽ ぷにゅるんっ じゅぽ ぷにゅるんっ じゅぽ ぷにゅるんっ
「うっ」
どぴゅっ どぴゅっ どぷっ どぴゅるっ
くちゅ くちゅ れろれろ くちゅ れろれろ くちゅ くちゅ くちゅ
「あ~ん ごきゅ ごきゅ ごきゅ・・・・このように、旦那様が射精されている間だけでなく、射精後20秒は舌で愛撫を続け、飲み込む前に一度旦那様にお見せするのを忘れてはなりません。以上が入浴の作法になります」
「・・・」
「ユリアちゃん・・・とても勝てる気がしない」
「顔で既に完敗なのに技術でも完敗とは・・・」
「見てるだけでぐしょぐしょなんだけど・・・」
御者をしていたライザが叫びながら幌馬車を停める。
みんな一斉に飛び降りて、カイン君・・・じゃない、主様が巨大な石の檻を馬車ごと馬に被せる。
私が作らされた奴だ。
そのまま右前方に50mほど走った所でライザを抜いた主様が石階段を出す。
「GO! GO! GO! GO!」
主様の変な掛け声で全員が飛び込む、私は最後だ。
「ロック!!!」
ぴったり2mのブロックを生成するのはなかなか難しい。
でも、この数日の練習でだいぶ上手くなってきた。
「封鎖成功っ!負傷なしっ!上がりますっ!」
階段を駆け上がって屋上に出ると、もうみんな伏せてそれぞれのターゲットを決めている。
数が7だからシリアちゃ・・・奥方様も伏せていた。
30m程先の木を狙うことに決めて滑り込む。
「配置完了!狙いよしっ!」
「撃てっ!」
アベル隊長の合図で一斉に射撃、30mだったら外さない。
「装填完了っ!」
「完了っ!」
「完了っ!」
「完了っ!」
「完了っ!」
「完了っ!」
「完了っ!」
「はいっ、良いですね。だいぶ形になってきました。それじゃボルトを回収して戻りましょう。森が一番危険だから、気は抜かないでね?」
「「「「「「ラジャー」」」」」」
主様は掛け声やハンドシグナルを幾つか決めた。
やってみると確かに、みんなの動きが把握しやすい。
「主様、本番が待ち遠しいなっ!おれっちの射撃、見ててくれよっ?」
「あー、ライザはこの訓練めっちゃ張り切ってるよな」
喋らなくても存在だけで目立つから、ライザが先頭だと、どっちに行けばいいのかとってもわかりやすい。
もしもボルトの回収時に接敵しちゃったら、主様が足止めで、みんな全力で馬車の檻まで後退する事になっている。
主を置き去りにして逃げるなんてどうかとも思うけど、今の私達では足手まといだから仕方ない。
「はぁー、階段駆け上がると結構汗かくよね」
「うん、ベタベタ~」
ウンウン、水が使い放題だから夜には拭けるんだけど、やっぱベタベタするよね。
「あー、そっか、なんで気づかなかったんだろ。ライザー、その辺で止まって~」
なんだろう?まだ野営には早いと思うけど。
「リシェルだけ残して、みんなは薪を集められるだけ集めてくれる?奥まで入っちゃダメだよ?」
「主殿?何をするのだ?」
「それは出来てのお楽しみ~」
うん、嫌な予感しかしない・・・。
「リシェルはこっちで訓練がてら良いものを作ります。まずいつもの10mブロック一つ作って」
はぁー、なんとか10mのも作れるようになったけど、一個作ったらマナ切れでポーションタプタプ地獄が待っている・・・
「ロック!!!」
グビッ・・・今日は何本飲まされちゃうんだろ?っていうか一体どんだけ持ってるんだろ?
「うん、今日は細かい加工が沢山あるから、階段はこっちの使っちゃおう」
その後は作ったブロックに大きな穴を掘らされたり、小さな穴を空けさせられたり、なんか変な切れ目?みたいなの淹れさせられたり、細かい作業ばっかりだった。
何を作ってるのかは内緒なんだって・・・もう、いいもんね、今夜は待ちに待った合同演習、この数日のシゴキのお返しに、いっぱい扱いちゃうんだからっ!うへへへ。
「うん、たぶん、これで行けるはず・・・ユリア~、ちょっと来て~」
「はい、旦那様、なんでしょう?」
「ユリアも登ってきて~」
登ってきたユリアさんが浅い大穴を見てギクリとした気がした。
「ユリア、これに水入れてくれる?」
「は、はい ウォーター!!!」
「ウンウン」
「あの、旦那様、水浴びですか?」
「近いけどハズレ~ あ~、ユリアには嫌な事思い出させちゃうかもしれないけど、今日からはいい思い出に変わるはずだから許してね」
「は、はぃ???」
「よし、じゃみんな集めてきた薪、貰えるかな」
主様は薪を集めると、ブロックの上から3mくらいに空けた横穴に詰め込み始めた。
「ミラン、火付けて」
「はい ファイヤー!!!」
「さ、どうなるかな~うまく行くと良いなぁ~」
ロックハウスの小さな竈で、オーク肉のシチューを作る。
オークは怖いけど、お肉は美味しい。
主様は作った池が気になるらしく、パタパタと様子を見に行っているけど、私達には見せてくれない。
「ごちそうさまでした~」
「はい、ごちそうさま。えーと、食べてすぐは良くないから、後片付けをして、30分後に屋上に集合ね」
「???」
「それまで屋上は禁止だよ~、じゃ、俺は準備があるからっ」
~~~~~
屋上に駆け上がり、温度を確認する。
うん、ちょうどいい、でも途中でぬるくなると嫌だからもう少し薪を増やしておこう。
熱い分にはユリアが居るからどうとでもなる。
「はい、全員揃ったね~、まずは頑張って作ったリシェルに拍手~」
「???」 パチパチパチ
「あの、お湯ですよね?」
「そう、お風呂です。しかも露天風呂ですっ!」
「えええええっ、お貴族様でもないのにお風呂ですかっ?」
「一応俺も貴族だったり・・・」
「あ、あの、旦那様?これは・・・その・・・みんなで旦那様を洗えばよろしいのでしょうか?」
「いやっ、ユリア、それじゃない・・・まぁ、それも嬉しいと言えば嬉しいんですが、今日は純粋に、みんなの汗をこれでさっぱりして貰おうかなと。ちょっと強めに火焚いてるから、少し氷入れてもらえる?」
「はい、アイス!!!」
「じゃ、入り方ね。この手桶で先に軽く汗を流してから入ります。温まりすぎてボーッとしてきたら、あ、ユリア、そこの穴にも水入れてくれる?で、その水で冷まして下さい」
「も、もう入っても良いのか?」
振り返ると既にライザがマッパだった。
「ライザ・・・もうちょっと恥じらいとか持とうよ、いいけど」
「うひょ~、これ、すっげ~。お貴族様だよ~」
「えと、みんなもどうぞ。俺居たら恥ずかしいかな?」
「アンタ、心にも無いこと言わないでいいわ。どうせこのあとするんでしょ?合同演習。みんなで入りましょう」
ガチャガチャ バサッ ガチャチャ
「その、なんだ。外で裸になるというのは・・・存外恥ずかしいものだな」
「入り口はブロックで囲ってあるし、下からは見えないよ?俺からは見えちゃうけど、むふふふ」
「ヘタレだったアンタが懐かしいわ」
ちゃっぽーん
「はぁ~~~~~生き返る~~~~」
「主殿・・・私は一生こんな贅沢が出来るとは思わなんだ」
「いや、作ったのリシェルだし、水はユリアで、薪はみんなが取ってきたんだよ?」
「いいわね。これ。かなりいいわっ!毎日やりましょ」
「まぁ、薪さえあれば問題ないな」
ちゃっぽーん
「ほら、シリアこっちきて」
おうふっ・・・素晴らしい。
俺は今、シリアを抱っこしている。
右にはユリアが居て、左にはアベル・・・目の前には桃源郷・・・神様っ!ありがとう!
「ちょっとアンタ、当たってるんだけど」
「当ててんのよっ!」
「意味わかんないし・・・ま、いいけど」
「はぁ~~~幸せだ。みんな、生まれてきてくれてありがとうっ!」
「ばかっ!」
「あの、旦那、様っ?そろそろ洗ったほうがよろしいんでしょうか?」
「何?ユリア、何かあるのかしら?」
「はい、殿方とお風呂を頂く際には作法があると教えられました」
「いや、ユリア、それ、嘘だから。洗ってもらったらすっごく嬉しいけど、それはそれでお互いちょっと落ち込むから」
「そう・・・ですか・・・」
「あー、違う、そうじゃなくて。うん、俺が悪かった、積極的に挑んでいこう。今はもう俺のものだからな?」
「はいっ!では、奥様、失礼しますね」
「ええ、別にいいわよ、その作法とやら、ちょっと興味あるし、教えなさい?」
ぽちゃん
ユリアが立ち上がる。
真っ白で美しい肌を申し訳程度に手で隠し、湯から上がる。
「では旦那様も、この縁におかけください」
言われるがままに腰掛ける。
「本当は石鹸があると良いのですが・・・」
背後で立ち膝になったユリアが、肩、から腕、首から顎と、柔らかい手のひらで洗ってくれる。
脇の下から入った手が、胸板を洗い、乳首をクニュクニュっと撫ぜる。
「んっ・・・んーふ」
「アンタ、何やらしい声出してんのよ?」
腹筋をゴシゴシと洗った手のひらが、鼠径部を這って太腿に伸びる。
「んっ・・・っく」
「カイン君・・・ギンギン・・・」
「これはもう合同演習開始と判断していいな?」
「はい、折角ですから皆様も覚えてみて下さい」
太ももを前後した両手が、膝裏を通り、尻肉全体を揉み上げる。
「んおっ・・・く」
むにゅっ・・・ユリアが双丘を両手で持ち上げ、俺の背中に押し付けると、のの字を書くように体全体で動かし始める。
「キモチいいですか?旦那様?」
「ああっ、癒やされる・・・」
「では失礼して」
ちゃぽん
俺に背を向けるように、右腕を跨いで湯に戻ったユリアが、そのまま両手で右腕を持ち上げ、ぎゅっと女性器を押し付ける。
「あんっ」
一糸まとわぬユリアの尻が前後に滑り、ヌルヌルと二の腕を洗い上げてゆく。
「ごくりっ」
「えっろ・・・ユリア、えろすぎるわ」
「恥ずかしいです、奥様。では左腕は奥様にお願いできますか?」
「むっ、むりっ!無理よ!そう、今日はみんなの日なんだから、アベルさんに譲るわっ!」
「わ、私か?カイン君、私なんかでも嬉しいかい?」
「めちゃくちゃ嬉しいですけど・・・」
「んっ・・・うむっ、こ、これはかなり、恥ずかしいな?濡れているのがわかってしまうでは無いか?」
アベルの尻が前後に・・・迫力がやばい・・・そしてヌルヌルがやばいっ!
「では、わたしは次の手順に参ります」
後ろ向きのまま正面に回ったユリアが中腰になり、ゆっくりと近づいてくる。
にゅるんっ
腕洗いでぬるぬるになった尻が愚息を押しつぶす。
そして下から上へゆっくりと洗い上げてゆく。
「っんんんん・・・」
「旦那様、まだダメですよ?」
「カイン君、こっちの腕は私が洗ってあげかな?」
エマさんがユリアのしていたように右手を取る。
三方向から三人のオシリが・・・湯に濡れた尻はホントやばいっ!
「カイン君、どうだ?わたしの洗い方は大丈夫か?」
「はい、やばいですっ。アベルの大きなお尻がもにょんってして、もう、天国です」
「アンタ、めっちゃエロい顔してるわよ?」
女性陣の輪が次第に縮まってきている。
「では、お顔も洗わせていただきますね?」
暴発しそうな勢いの愚息からユリアの尻が立ち上がり、クルリとこちらを向く。
はにかんだ笑顔がたまらない。
その笑顔が両手でおっぱいを持ち上げて・・・
むぎゅぅ
俺の顔に押し付けられる。
「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"」
だめだ、癒やされすぎて意識が・・・・
ちゅっ
「旦那様、ほんとにえっちい顔です」
ぽちゃん
そのまま腰まで湯に戻ったユリアの胸が愚息に迫る。
むぎゅぅ
「おうふっ・・・」
「先にヌルヌルにしておかないと、旦那様が痛いので皆様お気おつけ下さいね?」
「「「「「はーい」」」」」
ぷにゅるんっ ぷにゅるんっ ぷにゅるんっ ぷにゅるんっ
オシリで扱かれたときの愛液が潤滑油になって、やばいくらい滑る。
ぷにゅるんっ ぷにゅるんっ ぷにゅるんっ ぷにゅるんっ
「ご奉仕させて頂く時は、おちんちんに目を奪われず、旦那様のお顔を見続ける事が大事です。お口でさせて頂く際にも、目だけは旦那様のお顔を見させて頂きます」
ユリアの谷間に挟まれた愚息、すっかり埋没して、亀頭がときおり顔を出すのみ。
ぱくっ
そしてその亀頭がユリアの口に・・・
「うっ、やばい、ユリア、もう出る、もう出るっ」
「ぼうぼ、ゆでぃはのくでぃでぃおだじぐだざい」
じゅぽ ぷにゅるんっ じゅぽ ぷにゅるんっ じゅぽ ぷにゅるんっ じゅぽ ぷにゅるんっ
「うっ」
どぴゅっ どぴゅっ どぷっ どぴゅるっ
くちゅ くちゅ れろれろ くちゅ れろれろ くちゅ くちゅ くちゅ
「あ~ん ごきゅ ごきゅ ごきゅ・・・・このように、旦那様が射精されている間だけでなく、射精後20秒は舌で愛撫を続け、飲み込む前に一度旦那様にお見せするのを忘れてはなりません。以上が入浴の作法になります」
「・・・」
「ユリアちゃん・・・とても勝てる気がしない」
「顔で既に完敗なのに技術でも完敗とは・・・」
「見てるだけでぐしょぐしょなんだけど・・・」
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※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
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