I.B.(そこそこリアルな冒険者の性春事情!)

リカトラン

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2nd season 第一章

097 雇用者面談(後編)

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「はい、それじゃ、アイツが向こうでスネてる間に、雇用者面談の反省会しちゃうわね?」
「「「「「はーい」」」」」

『ロックハウス家婦人会』と銘打ち、シリアが招集するこの会合、未成年のアリスと男のカインに参加権は無かった。

「じゃ、まずはリシェルさん、どうだった?」
「はい、楽しかったです。ずっとモヤモヤしてたこともちゃんと話せて、恋人みたいに優しくしてもらっちゃいました!」
「良かったわ」
「はい、それに、私の役割とか、自分で思ってた以上に役に立ってたんだって教えられて、すごく自信が付きました!」
「うん、上司としては合格だったかしら?」
「はい!これからもっと頑張りますっ!」

「で、オトコとしては?」
「えと、その・・・」
「あ、ごめん。先に言っとくべきだったわ。専用日の事なんだけど『アイツと一生添い遂げる覚悟』っていう条件、外そうと思うの」
「えっ・・・いいんですか?」

「ええ。アイツもあたしも、もう二年前とは違うでしょ?何かあっても大丈夫だと思うわ。それに、こんな暮らしじゃない?長生きするかもしれないけど、明日死んじゃうかもしれない・・・だから、ロックハウス家の女には、みんないっぱい幸せを感じてて欲しいわっ!」

「「「「「奥様・・・」」」」」

「あ、無理に専用日持ちになれって言うんじゃないわよ?どこかで腰を落ち着けて、本気で好きな相手ができるまでの間、たまに恋人気分を味わってもいいんじゃない?って思っただけだからね?ラティアさん達もいいでしょ?」

「「「もちろんですっ!」」」

「わたし・・・子爵様のお手つきだったから、ちゃんと恋人とか居たことなくて・・・あんな優しいエッチもはじめてで・・・ちょっと幸せ・・・感じちゃいました!専用日、欲しいです」

「決まりね?じゃ、次、スージーさん、どうだった?」

「んー、私は専用日までは要らないなっ?オトコはもっとこう、ゴツい感じっ?そういうの好きだし・・・主様のことは気に入ってるよ?『予算計画面白くなってきたとこだったのに、パーになっちゃってごめんな』って、ちゃんと私の事、考えてくれてる。そのかわり、これから時々、前の世界の『数学』っていうのを教えてくれるって約束した」

「・・・ちょっと驚きだわ・・・ゴツいのがいいの?死んじゃわない?」
「スージー、ペニバン使ったとき気絶してたじゃん?」
「うっさいっ!いいものはいんだ!」

「あー、と。他になんかある?」
「ないなっ!うん。現状でけっこう満足っ!いいとこに就職したっ!」

「なんか嬉しいわね?じゃ、ミランさん、どうだった?っていうか、その、危なくないっ?」
「あっ、ファイヤーですか?まだちょっと危ないですよ~。主様から、可能な限りずっと燃やしとくように言われてまして~。気にしないでくださ~い」
「そ、そうなの?わかったわ・・・で、どうだった?」

「なんか~、イザってときに大活躍できるような秘策を考えてるって言われました。皆にはまだナイショだよって。お風呂当番でポジション固定しちゃってるから、ちょっとやる気でちゃってま~す!」
「ミラン、ナイショだったのに、良いのか?」
「・・・忘れましたー」

「「「「「・・・」」」」」

「まっ、いいわ。オトコとしてはどうかしら?」
「あー、私も専用日まではいいかな~?そこまで盛り上がりませんでした~」
「そ、そう・・・練習気をつけてね?」
「は~い」

「で、ライザさん、どうだった?」
「ん?何もかわんないな?」
「えと・・・アルフレッド様的なアレとか?」
「あー、主様もそんな事言ってよそよそしかったから、とりあえず馬車の上で押し倒しといた。もう大丈夫だぞ?」

「・・・そ、そう・・・仕事的な不満とか、そういうのは話した?」
「いや?だって不満とか無いよな?」
「専用日・・・は、要らなそうね?」
「おうっ!俺は自由な狩人だかんな!」

「わかった・・・っていうかわたし的には・・・いえ、皆もだと思うけどココまでは消化試合。いよいよ本命のエマさん?・・・っていうかどうしちゃったんすかっ!?」

「ん?わりと普通かな?」

「いやいやいやいやぜーんぜんっ普通じゃ無いからっ!なんすかっ!その、ユリアみたいな『犯して下さいっ♡』オーラわっ!昨夜まではちゃんと『みんなの憧れ、クールビューティー・エマ師匠!』だったじゃ無いっすかー!」

「奥様?わたし、エマさんみたいの出してませんよ?」

「「「「「出てるしっ!」」」」」

「夕食まで普通だったってことは、仕事関係は問題なかったのよねっ?」
「ん?あったかな?ちょっと主様の私使いとか荒いって話したかな?でももう解決したかな?」
「そ、そう・・・やっぱり夜よねっ?どんな事されちゃうと一晩でこんなかわんの?っていうか朝食の間もアイツのことチラ見して『ポッ』とかしちゃってたしっ!」

「えっ?そんなのしてなかったかな?」

「「「「「してたしっ!」」」」」

「これ、主様にフォーリンラブした時のたいちょーとユリアちゃんを掛け合わせたような症状ですよね?」
「じゃ、本丸行くわよ?エマさん?夜はどうだったの?」

「・・・・・・すっごい!すっごい素敵だった!かなかな?かなかな?」

「う、嬉しそうね?・・・師匠はどんなロマンチックな夜を過ごしちゃったの?」

「ふふふふ。聞きたい?聞いちゃいたい?あのね?『スプレッドバー』っていうキラッキラの鉄の棒知ってるかな?」

(((((ブンブンブンブンッ)))))

「私も初めて見たんだけど、これっくらいの棒で、両はしに足枷、この辺とこの辺に、手枷がついてるの!それでね?それでねっ?そのスプレッドバーで拘束されると、手と足がこうなっちゃうでしょ?だから何にもできないのっ!ベッドじゃないのよ?工房の床に転がされて、お尻の穴イジられながらクリでイカされて、ビクンビクンしてるとこに容赦なく挿入?」

「ブフォッ!」
「えっと・・・どの辺りがロマンチック?」

「もう、奥様?ロマンチックなのはこのあとかな?それでね?それでねっ?何度も中出しされながら、子爵にどんな事サれたか言わされるの!・・・もぅ、情けなくて、ボロボロで、そしたらね?カイン君、こう言ってくれたの!」

(((((ごくり)))))

「『他に好きな男ができようと関係ない。お前は一生俺のチンポ穴だ』って(ポッ」

「「「「「・・・」」」」」

「もう、私、キュンキュンしちゃって!『私はカイン君のおチンチンをしごくためのチンポ穴・・・ずっと私を使ってくださいっ!』って告っちゃった!ごめんね?奥様?ヤキモチ焼いちゃうかな?」

「えっ・・・うーん、その内容でヤキモチ焼くのはちょっとハードル高いわねっ?」
「そう?無理してないかな?私、奥様のこと好きだし?大丈夫かな?」
「だ、大丈夫。問題ないわっ!むしろエマさんが心配・・・」

「私はすっごく大丈夫かな?だからね?『専用日ください』って言おうと思ってたかな?ほら?さすがに皆の前で気絶するまでレイプされるのはね?恥ずかしいかなっ?」

「レイプって言った!いまこの人レイプって言ったわよ!?」
「お、奥方様!落ち着いて!落ち着いてください!」
「そ、そうね?取り乱したわ!」

「はぁぁぁっ、だった・・・幸せって、こういう事だったのね・・・」

その後、どこかに見落としがあるはずと考えたシリア達は、エマへの事情聴取を繰り返した・・・が、謎は解き明かされず、結果、好奇心に負けた数名がスプレッドバーの餌食となる事に・・・。



##### カイン・ローテ(V2) #####
1日目 シリア
2日目 ラティア
3日目 アベル
4日目 エマ
5日目 シリア
6日目 リシェル
7日目 ラティア
8日目 ユリア
9日目 合同演習
10日目 休養日(夫婦の日)
#########################
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