びっくり仰天!昭和にタイムスリップ!?

澤村 通雄

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フュージョン

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過去である昭和61年で、学校に籍のなかったボクは、放課後の部活の時間まで、街をぶらぶらしていた。

居候している先輩の家の近所に、週間マンガ雑誌の読めるゲーセンがあったので、日中はそこで時間をつぶした。

しかし、子供だったボクは私服の婦人警官に補導されることが、たびたびあり、命からがら逃げ惑う日々が続いた。

なんとか良い方法はないかと、考えた末に、少年ジャンプで読んだ、ドラゴンボールのフュージョンというのを、試したくなった。

タイムスリップがあるのなら、フュージョンもあるだろうと、確信し。
いや、正確には信じこむように、自分にいい聞かせ。
夜を待った。

部活を終えて、先輩の家に帰ったボクと澤村先輩は、ボクの願いでフュージョンさして下さいと、お願いした。

「なーに、バカなこと言ってんだオマエ。」
といいながら、先輩もまんざらではない様子。
昭和の少年たちは、現代っ子よりも、純粋で単純なのかもしれない。

2人で、軽くイメージトレーニングして、「じゃあ、いくよ!」

先輩も、笑いをこらえながら。


「フュージョンッ!!」
2人の指と指が重なった瞬間。

体中に、電気が走った。

あれっ、先輩がいない。


鏡を見た。

あれっ、これがボク??

鏡に映ったのは、先輩。
澤村通雄だった。



ボクは、今から澤村通雄。
なんとか、キミさんに近づいて、必ず結婚して、ボクである利通を産むんだ!

もう、ボクではない。
オレは、澤村通雄だ!

キミさん、待っててくれよ!

何年かかってでも、いつかオレに振り向かせるからな!


澤村通雄である、利通は野望に燃えた。
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