びっくり仰天!昭和にタイムスリップ!?

澤村 通雄

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キミさん

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それから、月日は流れていった。

過去へタイムスリップしたボクは、帰る家も無く、両親が事故で入院しているということにして、父親である澤村先輩の家で居候することになった。

澤村先輩は、音楽好きで部屋には、洋楽や邦楽のカセットテープが沢山あった。

その中でも、先輩のお気に入りであった、BOWYがボクも気に入った。

いつも先輩の部屋の中は、BOWYの曲が流れていたからだ。

「先輩。若水出身のキミさんって、どんなひとなんですか?」
ボクは、澤村先輩に、未来の先輩の奥さんになるキミさんのことを聞いた。

先輩は言った。
「オレが中2の時になぁ、去年の話しだが、千種中学のグランドの裏にある東海病院ってあるだろ。
その病院にマサミ君っていう、初期のハードコアの有名な人が亡くなってな。
歴代の千種中のヤンキーの先輩たちや、日本中のハードコアの人たちが、見舞いに来てたんよ。
その中の1人に、若水中学出身の市邨高の女子が居たのよ。
タナ君の友達かなんかで、マサミ君が亡くなった時に居合わせたらしいんよ。
実は、オレもその場にいてな。
そりゃぁ、イイ女だったよ。
ラジオでゴメンってゆう深夜TVにも出てたぐらい、綺麗なひとだ。」

先輩、なんか寂しそう、、

先輩は続けて言った。
「オレ、その時初めて一目惚れってやつになって、声をかけたかったけど。
その時、オレは中学2年、あの人は高校3年だから、釣り合わなくって、、」

先輩の、こんな弱気なところは、初めてだ。

「先輩っ、ボク応援しますよ!
 いつか、キミさんって人と結ばれるよう、手助けしますよ!!」


「バカだなぁ、オマエは、でもありがとな。」

こうして、ボクは、ボクが未来に生まれるための宿命を背負った。


あの優しいお母さん、キミさん、、。

部屋では、BOWYの曲が流れていた。
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