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18限目 大家ともう1人の同居人(前編)
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その人は風のごとく、俺の前に現れた。
日曜の真っ昼間。
午前中、部活動の引率があった俺は、帰ってきて1週間の疲れを癒やしていた。
要は昼寝をしていたのである。
1時間ぐらいは寝ていただろうか。
遠く夢の中でノックが響いた。
初め現実とは思わず、そのまま布団を被り、眠りこけていた俺だったが、やたらとしつこいノックに目を覚ます。
一体、なんだとあまり深くを考えずに、俺は部屋着のまま廊下を横切り、自分の部屋の扉を開いた。
「新聞の勧誘は――――」
そこまで言って、俺は言葉に詰まる。
俺の部屋の前に立っていたのは、新聞の営業マンでも、保険の外交員でも、まして学校一の美少女でもない。
フルフェイスのヘルメットに、全身を黒のライダースーツで包んだ謎の人物が立っていた。
背は俺より高いが、身体の線からして女性だろう。
異様な迫力があり、俺を見下げていた。
「ど、どちら様で?」
俺は首を傾げる。
日曜の真っ昼間。
ライダースーツと、顔も確認できないようなバイザーが付いたヘルメット。
俺よりも大きな女性。
少なくとも俺の知り合いに合致する人はいない。
部屋を間違えたのだろうか。
こんな真っ昼間に、こんな堂々とした物取りもいないだろう。
「やだなあ。私を忘れてしまったのかい?」
「すみません。日曜の昼に、玄関先でライダースーツを着て、仁王立ちしてる知り合いなんていませんので」
「ここにいるじゃないか」
あっけらかんと言った。
暗に不審者と伝えたつもりだったが、どうやら向こうには文学的な修辞を理解する頭脳がなかったらしい。
ワンチャン、フルフェイスの中には首がなくて、池袋をバイクで爆走する首無しライダーかもしれない。
「あの……。疲れてるんで、勧誘関係はまた今度に……」
「おいおい。君は私を聖人君子だとでも思っているのか。私の姿はどっちかというと、死神がふさわしいだろう。――――っちょ! 何をそっと閉めようとしているのだね。なにげにその反応は、傷つくのだが!」
「死神なら尚更結構ですよ」
「単なる文学的修辞じゃないか。わかった。ヒントを上げよう。君にとって、神様みたいなものだ」
「やっぱり死神じゃないですか!」
「だぁぁぁぁあ! だから、なんで閉めようとするんだね。私は二色ノ荘の大家だ! お・お・や・!!」
「大家?」
握っていたノブの力が緩む。
すると、謎の人物はフルフェイスのヘルメットを脱いだ。
腰まで伸びる髪がはらりと広がる。
端正な顔と、宝塚の男役のような凜々しい瞳が俺を射貫く。
しかし、「ふぅ」と息を吐いた声が艶っぽく、あまり化粧気こそないものの、それでも十分綺麗な容貌をしていた。
「あっ……。ほのめさん」
彼女の名前は二色乃ほのめ。
二色ノ荘の大家であると同時に、名前の通り二色乃高校の理事長の実娘である。
二色乃家とうちの玄蕃家は、古くから付き合いがあって、ほのめさんとは子どもの頃からの付き合いだ。よく遊んでもらったのを今でも覚えている。
大人になってからは、めっきり会うことも少なくなったが、俺が教師を目指しているのをどこからか聞きつけ、二色乃高校を薦めてくれたのだ。
二色乃家は結構な資産家で、親族は様々な会社の経営者をしているらしい。
ほのめさん自身もいくつかの事業を手がけており、その片手間に祖父から受け継いだ二色ノ荘の管理をしているらしい。
こう見えて、忙しい青年実業家なのだ。
「驚かさないでくださいよ。物取りだと思ったじゃないですか?」
「相変わらず小心者だな、シンは……」
シンというのは、俺の綽名だ。
いまだにほのめさんは、5歳の時に付けられたあだ名で俺を呼ぶ。
「真っ昼間からその恰好で現れたら、誰だって警戒しますよ。いつから中型のバイクの免許を取ったんですか?」
「中型のバイク? 何を言っているんだ?」
「そんなライダースーツを着込んでるんだから、大きめのバイクの免許を取ったんでしょ?」
「そんな時間あるわけないだろ? 私の愛車はヴェ〇パだ!」
ヴェ〇パでライダースーツ着る人、初めて見た!!
「ところで何の用ですか? 家賃ならちゃんと毎月……」
「シンこそ何をとぼけているんだい?」
「はあ?」
すると、ほのめさんは1枚の紙を掲げた。
見たことのある内容を目にして、俺は固まる。
そこに書かれていたのは、『二色ノ荘清掃活動のご案内』というものだった。
簡単にいえば、二色ノ荘の敷地内を掃除しようということである。
もっと言えば、草抜きだ。
二色ノ荘は古いアパートだ。
コンクリートブロックの向こうはアスファルトだが、敷地内は土である。
そこかしこに雑草が生え、中には俺の腰ぐらいまで伸びているものもあった。
年に2回。
こういう活動があることは、部屋を決める前から教えられていた。
この紙も見たような気がするが、このところの疲労と忙しさで、完全に忘却の彼方へとおいやってしまっていたらしい。
「すみません。すっかり忘れてました」
「だと思った。……まあ、社会人1年目だから色々大変だと思うけど、だからこそ人間の資質というものが問われるんだよ、シン」
社会の大先輩として説教じみたことをいわれる。
ツボを突いているだけに返す言葉もないのだが、日曜の昼間にヘルメットも脱がないで部屋の前に突っ立っていた人にだけは言われたくなかった。
「全く教え子は頑張っているというのに」
「教え子?」
俺は首を伸ばし、ほのめさんの肩越しに後ろを見る。
強い日差しの中、マスクと長袖の服、頭に三角巾を被った2名の少女が、すでに二色ノ荘に棲息する雑草を駆逐するべく働いていた。
どうやら1人は白宮らしい。
俺の方を見ると、マスクだけをとって、ペコリと挨拶する。
そして――。
「大家さん、抜いた雑草はどうしたらいいですか?」
「ありがとう、ミネアちゃん。袋に纏めて、入口付近に置いててくれる。たぶん、明日のゴミの日と一緒に出すから。ああ。一応カラスよけのネットはかけておいてね」
「ミネア? もしかして、宮古城ミネア!!」
俺は思わず指を差してしまった。
すると、防護眼鏡とマスクを取る。
現れたのは、日本人離れした白い肌と、青い瞳だった。
俺の方を、ぼんやりと見つめる。
南国の海をそのまま結晶化したような瞳に、俺の心臓はドキリと跳ね上がった。
宮古城ミネア。
二色乃高校に通う高校1年生である。
白宮に次いで人気のある女子生徒で、ファンは多い。
ハーフ特有の美しさと、白宮に負けず劣らず高い頭脳を持ち、中間考査でも白宮に次ぐ成績を残していた。
ライバルなのかといえばそうでもなく、2人でいる姿は校内のあちこちで目撃されており、日に3回2人の姿を見ると、その日は良いことがある――なんていうジンクスすら生まれていた。
「ん? どうしたんだい、シン?」
「いや、宮古城と同じアパートで住んでるとは思わなくて」
「ミネアちゃんのこと? ああ。彼女は203の住人だよ。知らなかったの?」
ちょうど白宮の部屋の上か。
成績や人気では、白宮の後塵を拝す形になっているが、部屋の場所では白宮の上というわけだ。何か作為的な物を感じるのは、俺の考えすぎなんだろうか。
それにしてもだ。
――白宮だけではなく、宮古城まで二色ノ荘に住んでるなんて……。
事実上の二色乃高校のツートップが揃ったことになる。
アパート対抗美少女コンテストなんてものがあれば、間違いなく優勝が狙えるだろう。
惜しむらくは、そんな大会はないということだろう。
「こんにちは、玄蕃先生」
「あ、ああ……。こんにちは、宮古城。まさか……。お前も、俺がここに住んでるって」
「知ってましたよ」
――どうして、うちの生徒はこう秘密主義者が多いんだ!?
「じゃ、わたくしは草刈りに戻りますので」
宮古城はそういうと、今一度防護眼鏡とマスクをかける。
地面に置いていた草刈り機を始動させた。
小型のエンジンが唸りを上げ、シャーと鋭い音を上げて刃が回り始める。
手慣れた動きで、草を刈り始めた。
敷地内を覆い尽くそうとしていた雑草が、どんどん刈られていく。
「いや、彼女凄いね。手慣れてるってレベルじゃないよ」
「おいおい。子どもにエンジン付きの草刈り機を使わせていいのか?」
「彼女は大丈夫だよ。シンより役に立つ。というわけで、君も用意をして、美化作業に加わりたまえ!
べん、とほのめさんは俺の背中を叩くのだった。
(※ 中編へ続く)
日曜の真っ昼間。
午前中、部活動の引率があった俺は、帰ってきて1週間の疲れを癒やしていた。
要は昼寝をしていたのである。
1時間ぐらいは寝ていただろうか。
遠く夢の中でノックが響いた。
初め現実とは思わず、そのまま布団を被り、眠りこけていた俺だったが、やたらとしつこいノックに目を覚ます。
一体、なんだとあまり深くを考えずに、俺は部屋着のまま廊下を横切り、自分の部屋の扉を開いた。
「新聞の勧誘は――――」
そこまで言って、俺は言葉に詰まる。
俺の部屋の前に立っていたのは、新聞の営業マンでも、保険の外交員でも、まして学校一の美少女でもない。
フルフェイスのヘルメットに、全身を黒のライダースーツで包んだ謎の人物が立っていた。
背は俺より高いが、身体の線からして女性だろう。
異様な迫力があり、俺を見下げていた。
「ど、どちら様で?」
俺は首を傾げる。
日曜の真っ昼間。
ライダースーツと、顔も確認できないようなバイザーが付いたヘルメット。
俺よりも大きな女性。
少なくとも俺の知り合いに合致する人はいない。
部屋を間違えたのだろうか。
こんな真っ昼間に、こんな堂々とした物取りもいないだろう。
「やだなあ。私を忘れてしまったのかい?」
「すみません。日曜の昼に、玄関先でライダースーツを着て、仁王立ちしてる知り合いなんていませんので」
「ここにいるじゃないか」
あっけらかんと言った。
暗に不審者と伝えたつもりだったが、どうやら向こうには文学的な修辞を理解する頭脳がなかったらしい。
ワンチャン、フルフェイスの中には首がなくて、池袋をバイクで爆走する首無しライダーかもしれない。
「あの……。疲れてるんで、勧誘関係はまた今度に……」
「おいおい。君は私を聖人君子だとでも思っているのか。私の姿はどっちかというと、死神がふさわしいだろう。――――っちょ! 何をそっと閉めようとしているのだね。なにげにその反応は、傷つくのだが!」
「死神なら尚更結構ですよ」
「単なる文学的修辞じゃないか。わかった。ヒントを上げよう。君にとって、神様みたいなものだ」
「やっぱり死神じゃないですか!」
「だぁぁぁぁあ! だから、なんで閉めようとするんだね。私は二色ノ荘の大家だ! お・お・や・!!」
「大家?」
握っていたノブの力が緩む。
すると、謎の人物はフルフェイスのヘルメットを脱いだ。
腰まで伸びる髪がはらりと広がる。
端正な顔と、宝塚の男役のような凜々しい瞳が俺を射貫く。
しかし、「ふぅ」と息を吐いた声が艶っぽく、あまり化粧気こそないものの、それでも十分綺麗な容貌をしていた。
「あっ……。ほのめさん」
彼女の名前は二色乃ほのめ。
二色ノ荘の大家であると同時に、名前の通り二色乃高校の理事長の実娘である。
二色乃家とうちの玄蕃家は、古くから付き合いがあって、ほのめさんとは子どもの頃からの付き合いだ。よく遊んでもらったのを今でも覚えている。
大人になってからは、めっきり会うことも少なくなったが、俺が教師を目指しているのをどこからか聞きつけ、二色乃高校を薦めてくれたのだ。
二色乃家は結構な資産家で、親族は様々な会社の経営者をしているらしい。
ほのめさん自身もいくつかの事業を手がけており、その片手間に祖父から受け継いだ二色ノ荘の管理をしているらしい。
こう見えて、忙しい青年実業家なのだ。
「驚かさないでくださいよ。物取りだと思ったじゃないですか?」
「相変わらず小心者だな、シンは……」
シンというのは、俺の綽名だ。
いまだにほのめさんは、5歳の時に付けられたあだ名で俺を呼ぶ。
「真っ昼間からその恰好で現れたら、誰だって警戒しますよ。いつから中型のバイクの免許を取ったんですか?」
「中型のバイク? 何を言っているんだ?」
「そんなライダースーツを着込んでるんだから、大きめのバイクの免許を取ったんでしょ?」
「そんな時間あるわけないだろ? 私の愛車はヴェ〇パだ!」
ヴェ〇パでライダースーツ着る人、初めて見た!!
「ところで何の用ですか? 家賃ならちゃんと毎月……」
「シンこそ何をとぼけているんだい?」
「はあ?」
すると、ほのめさんは1枚の紙を掲げた。
見たことのある内容を目にして、俺は固まる。
そこに書かれていたのは、『二色ノ荘清掃活動のご案内』というものだった。
簡単にいえば、二色ノ荘の敷地内を掃除しようということである。
もっと言えば、草抜きだ。
二色ノ荘は古いアパートだ。
コンクリートブロックの向こうはアスファルトだが、敷地内は土である。
そこかしこに雑草が生え、中には俺の腰ぐらいまで伸びているものもあった。
年に2回。
こういう活動があることは、部屋を決める前から教えられていた。
この紙も見たような気がするが、このところの疲労と忙しさで、完全に忘却の彼方へとおいやってしまっていたらしい。
「すみません。すっかり忘れてました」
「だと思った。……まあ、社会人1年目だから色々大変だと思うけど、だからこそ人間の資質というものが問われるんだよ、シン」
社会の大先輩として説教じみたことをいわれる。
ツボを突いているだけに返す言葉もないのだが、日曜の昼間にヘルメットも脱がないで部屋の前に突っ立っていた人にだけは言われたくなかった。
「全く教え子は頑張っているというのに」
「教え子?」
俺は首を伸ばし、ほのめさんの肩越しに後ろを見る。
強い日差しの中、マスクと長袖の服、頭に三角巾を被った2名の少女が、すでに二色ノ荘に棲息する雑草を駆逐するべく働いていた。
どうやら1人は白宮らしい。
俺の方を見ると、マスクだけをとって、ペコリと挨拶する。
そして――。
「大家さん、抜いた雑草はどうしたらいいですか?」
「ありがとう、ミネアちゃん。袋に纏めて、入口付近に置いててくれる。たぶん、明日のゴミの日と一緒に出すから。ああ。一応カラスよけのネットはかけておいてね」
「ミネア? もしかして、宮古城ミネア!!」
俺は思わず指を差してしまった。
すると、防護眼鏡とマスクを取る。
現れたのは、日本人離れした白い肌と、青い瞳だった。
俺の方を、ぼんやりと見つめる。
南国の海をそのまま結晶化したような瞳に、俺の心臓はドキリと跳ね上がった。
宮古城ミネア。
二色乃高校に通う高校1年生である。
白宮に次いで人気のある女子生徒で、ファンは多い。
ハーフ特有の美しさと、白宮に負けず劣らず高い頭脳を持ち、中間考査でも白宮に次ぐ成績を残していた。
ライバルなのかといえばそうでもなく、2人でいる姿は校内のあちこちで目撃されており、日に3回2人の姿を見ると、その日は良いことがある――なんていうジンクスすら生まれていた。
「ん? どうしたんだい、シン?」
「いや、宮古城と同じアパートで住んでるとは思わなくて」
「ミネアちゃんのこと? ああ。彼女は203の住人だよ。知らなかったの?」
ちょうど白宮の部屋の上か。
成績や人気では、白宮の後塵を拝す形になっているが、部屋の場所では白宮の上というわけだ。何か作為的な物を感じるのは、俺の考えすぎなんだろうか。
それにしてもだ。
――白宮だけではなく、宮古城まで二色ノ荘に住んでるなんて……。
事実上の二色乃高校のツートップが揃ったことになる。
アパート対抗美少女コンテストなんてものがあれば、間違いなく優勝が狙えるだろう。
惜しむらくは、そんな大会はないということだろう。
「こんにちは、玄蕃先生」
「あ、ああ……。こんにちは、宮古城。まさか……。お前も、俺がここに住んでるって」
「知ってましたよ」
――どうして、うちの生徒はこう秘密主義者が多いんだ!?
「じゃ、わたくしは草刈りに戻りますので」
宮古城はそういうと、今一度防護眼鏡とマスクをかける。
地面に置いていた草刈り機を始動させた。
小型のエンジンが唸りを上げ、シャーと鋭い音を上げて刃が回り始める。
手慣れた動きで、草を刈り始めた。
敷地内を覆い尽くそうとしていた雑草が、どんどん刈られていく。
「いや、彼女凄いね。手慣れてるってレベルじゃないよ」
「おいおい。子どもにエンジン付きの草刈り機を使わせていいのか?」
「彼女は大丈夫だよ。シンより役に立つ。というわけで、君も用意をして、美化作業に加わりたまえ!
べん、とほのめさんは俺の背中を叩くのだった。
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