12 / 28
第12話
しおりを挟む
馨の中心も、着物の上から汁が滲む様になり堪らなくなってきている。
「馨くんが可哀想だよ、浮羽」
既に蜜壺に指を挿れられて両手を後ろについてだらしなく足を広げていた浮羽は、正座の間で盛りあがっている馨のものを見て目を潤ませ、笹倉の前を馨の元へと這っていった。
「なあ頼政。最初は雪さんじゃなくてもいいよな?」
結果的に笹倉へ尻を向ける格好になった浮羽の着物をめくりあげ、少し酸味のする香りを放つ液体の壺へ再度指をいれながら、なんでもない風に笹倉は雪に奉仕を受けている頼政へ問う。
「いきなり雪では、馨には荷が重いだろう。まして雪だ。浮羽にまず筆下ろししていただこう。な、馨」
雪の頭を撫でながら、こちらもなんでもなさそうに薫を見てきた。
な、と言われても既に浮羽の赤い唇に包まれている薫自身は、得も言われぬ快感に身を震わせ、返事などできようもない。
視覚からは雪の白い体が頼政に縋り付いているのをみて、竿の根本が痛いくらいに緊張するほどの快感の相乗で、もう体は後に倒れそうだ。
「あ…でも浮羽…さんは笹倉さんのお相手を…」
「心配はご無用だ。私はなんでかわからないんだが、去年から男性機能が壊れてしまっていてね。そこのいやらしいお医者さんにも相談をしているのだが、まだ回復の兆しはないんだ。浮羽も義理だてして暫く男を受け入れてない様だから、よかったら馨くんお願いできるかな」
浮羽が馨に奉仕する音と、雪が頼政に奉仕する音が部屋に響き渡っている。
「旦那様…雪にくださいませ…」
そう言いながらジュルジュルと、いつもの雪では見られないような下品な音を立てて吸い付き、浮羽も手練手管の技を初めての馨に仕掛けてくる。
「あっあっああ…浮羽さん…離して…おれ…もう…」
「大丈夫ですよ。そのままで…お任せくださいな」
そう言って再び口に含み舌で翻弄し唇で擦り上げ、馨の気を上げてきた。
「旦那様…大きい…早く…早く雪に…」
舌を蠢かせ、頼政を達せようと頭を振り喉の奥まで受け入れる。
喉の奥で締め上げられ、頼政の眉が寄った。
「頼政、馨くんより早くいっちゃうかい?」
グラスに洋酒を注いで飲みながら上機嫌の笹倉は、朋友の手助けをしながら笑っている。
「言っていろ。お前とて雪にこれをされたらわかる」
「それは、私が元気になったらお借りできると言うことか?」
「無理だがな」
なんだよー、とこれも楽しそうに笑って、今度は浮羽と馨に目をやった。
浮羽の頭も上下に激しく蠢き、馨はもういきつく寸前といった感じだ。
笹倉の目の前に突き出されている浮羽の女陰も、開けたばかりの牡蠣のように水分を纏い行灯の光で怪しい光をともしている。
馨の腰が男の本能のように上下して、後ろについた手を軸に浮羽の喉奥を突くように動いていた。
「あっで…ちゃう出ちゃう…でるっんんぅぅっ」
馨の腰が激しく揺れて浮羽の喉の最奥を突いたかと思うと、そのまま口の中へと放出してゆく。
馨の体がビクビクと痙攣し、喉の奥で馨の精を受け止めた浮羽は喉を鳴らして飲み込んだ。
「若い子の精は、ほんと久しぶり…」
「美味いか?」
笹倉に聞かれ、浮羽はなんとも言えない女の顔で微笑み返してくる。
「馨はいったか…それなら…」
と頼政は雪の頬を優しく挟み、
「雪、手をこうしたまま愛してやろう」
いつもなら手を外して布団の上で愛してくれる。この状態で愛されるのは久しぶりだ。雪はこれが本当は好きだった。
「旦那様…嬉しい」
頼政は雪の後ろに周り、尻穴に指を挿れてみるが少しきつそうなので用意していたクリームを塗り指で広げるように中を混ぜ始め、それに雪が反応して、激しく声を上げる。
「あっああ旦那様…そこは…」
医学を修めている頼政だからこそわかる、尻穴の中のツボ。そこを刺激しながら広げる様に蠢かせ、ツボを時々ぎゅっと押しながら雪の反応を見る。
馨はその光景を目にして、たった今行き着いたばかりの男根を萎えるまもなく怒張させ、浮羽がーさすがお若いーと喜んで立ち上がる。
馨を仰向けに寝かせ、自分の着物の裾を全てはだけさせると胸元も寛がせ、馨の腰あたりに座り込み徐々に再び起立した馨を、さっきから潤みっぱなしの蜜壺へと収めていった。
「ああっああああ」
熱く、柔らかいものに包まれて行く初めての感覚に馨から声が漏れる。
それと時を同じくして、頼政も雪の中へと身を沈めていった。
「ああっあ…旦那様……ああ…」
雪と馨の声が響く。
笹倉はグラスを空けるピッチも早まり、この光景を楽しんでいた。
元々淡白なタチでもあって、こうして他人が交合しているのを見る方が実は好きなのである。
頼政と雪、馨と浮羽の2組は声を上げあい、責め立て合い、冬の寒さも忘れて性の饗宴に没頭していった。
廊下の障子を開くと、今日は桶が3つ用意されていた。
「おトキさんは気が利くねえ」
桶を一つもらって、笹倉は浮羽の足の間を拭ってやり、浮羽は馨のさすがに萎んだものを丁寧に拭いてやる。
「浮羽よ、どうだったかい?欲求は晴れたか?」
馨は既にイキついたまま眠ってしまい、その後始末をしながらの浮羽は嬉しそうだった。
「こんなお若い人の相手をさせていただいて、旦那様ありがとうございます」
「私が不甲斐ないばかりに苦労をかけているからね。また馨くんをお借りしようね」
「よろしいんですか?頼政様」
馨の着物を直してあげて、浮羽は雪の処置をしている頼政へ向き直り、立ち上がって自分の乱れた着物も直し始めた。
「最終的に馨には雪を任せようとも思っているから、いずれ雪の相手もしてもらわないとだが、まだ馨には雪はしんどかろう。浮羽鍛えてやってくれよ」
「嬉しいお言葉です。ありがとうございます、頼政様」
「しかし頼政、お前決断早かったな。馨くんが15と知ってすぐにこの話を私に持ってきたんだからな」
「13と思っていたときは、あと2年待つのか…と思うほどだったのでな。15と知ったとき、なんだか少し肩の荷が半分降りた気がした。15なら元服で大人だ。いい機会だと思ってな」
「まあ、お互いの歳を考えればな…雪さんの先々もあるし、馨くん《彼》が現れたのもいい機会だったよな」
大人たちの思惑はいずれにしろ、年齢も経験も大人になった馨は頼政によって部屋へと戻され、雪は今日はだいぶ疲れたのか手をつられたまま寝入ってしまい、これも笹倉の手を借りながら下ろしてやり布団へと寝かせられた。
笹倉と浮羽は、頼政も遅いから泊まっていけばと促したが、笹倉は明日の朝から早い仕事があるからと言い、浮羽もそれに従い帰っていった。
頼政は笹倉が飲んでいた洋酒を、用意してあったグラスに注ぐと雪の隣に胡座をかき、飲みながら雪の髪を撫でる。
「お前が苦労しないようにしてやらんとな」
次ぐ日目が覚めた馨は、自分が自分の部屋の布団で寝ていることに驚いて起き上がった。
その瞬間に昨晩の夢のような光景が思い出され、朝と言うこともあり馨の下半身は起立する。
「夢…だった…わけじゃないよな…」
起立している自分に手を添え、浮羽の中の感触を思い出すにつけ硬度が高まった。
頭が少しぼんやりするが、それと同時に自分の中の意識の変化にも気づく。
この起立している物は、昨日の朝のものとは違う。
なぜか『自信』と言うには烏滸がましいが、そう言うものが自分の中に芽生えている気がした。昨日の自分ではない。
『女を知る』と言うことは、こう言うことなのか…と経験して解る感情である。
しかし馨の頭には、雪の事が思い浮かぶ。
男として女性と交合するのは是としても、雪は男だ。一緒にいて時々勘違いしそうにもなるが、昨日男だと言うことはまざまざと見せつけられた。
が、自分でもなんでかと思うが今は無性に雪を抱きしめたいと思う。
自分は『そう言う』質だったか?いや、女性でもちゃんと感じて出来た。
でも女性を知った今となっても女性を求める気持ちはあまりなく、雪を抱きしめたいと思う。
この気持ちは、今の馨には理解はできないだろう。
ただこれからも雪のそばにいて、一緒に笑い、色々教わって成長していくのがいいのだろう、と、そう思うしかなく布団から出た馨は着物を着替え朝食の準備のために部屋を出て行った。
「馨くんが可哀想だよ、浮羽」
既に蜜壺に指を挿れられて両手を後ろについてだらしなく足を広げていた浮羽は、正座の間で盛りあがっている馨のものを見て目を潤ませ、笹倉の前を馨の元へと這っていった。
「なあ頼政。最初は雪さんじゃなくてもいいよな?」
結果的に笹倉へ尻を向ける格好になった浮羽の着物をめくりあげ、少し酸味のする香りを放つ液体の壺へ再度指をいれながら、なんでもない風に笹倉は雪に奉仕を受けている頼政へ問う。
「いきなり雪では、馨には荷が重いだろう。まして雪だ。浮羽にまず筆下ろししていただこう。な、馨」
雪の頭を撫でながら、こちらもなんでもなさそうに薫を見てきた。
な、と言われても既に浮羽の赤い唇に包まれている薫自身は、得も言われぬ快感に身を震わせ、返事などできようもない。
視覚からは雪の白い体が頼政に縋り付いているのをみて、竿の根本が痛いくらいに緊張するほどの快感の相乗で、もう体は後に倒れそうだ。
「あ…でも浮羽…さんは笹倉さんのお相手を…」
「心配はご無用だ。私はなんでかわからないんだが、去年から男性機能が壊れてしまっていてね。そこのいやらしいお医者さんにも相談をしているのだが、まだ回復の兆しはないんだ。浮羽も義理だてして暫く男を受け入れてない様だから、よかったら馨くんお願いできるかな」
浮羽が馨に奉仕する音と、雪が頼政に奉仕する音が部屋に響き渡っている。
「旦那様…雪にくださいませ…」
そう言いながらジュルジュルと、いつもの雪では見られないような下品な音を立てて吸い付き、浮羽も手練手管の技を初めての馨に仕掛けてくる。
「あっあっああ…浮羽さん…離して…おれ…もう…」
「大丈夫ですよ。そのままで…お任せくださいな」
そう言って再び口に含み舌で翻弄し唇で擦り上げ、馨の気を上げてきた。
「旦那様…大きい…早く…早く雪に…」
舌を蠢かせ、頼政を達せようと頭を振り喉の奥まで受け入れる。
喉の奥で締め上げられ、頼政の眉が寄った。
「頼政、馨くんより早くいっちゃうかい?」
グラスに洋酒を注いで飲みながら上機嫌の笹倉は、朋友の手助けをしながら笑っている。
「言っていろ。お前とて雪にこれをされたらわかる」
「それは、私が元気になったらお借りできると言うことか?」
「無理だがな」
なんだよー、とこれも楽しそうに笑って、今度は浮羽と馨に目をやった。
浮羽の頭も上下に激しく蠢き、馨はもういきつく寸前といった感じだ。
笹倉の目の前に突き出されている浮羽の女陰も、開けたばかりの牡蠣のように水分を纏い行灯の光で怪しい光をともしている。
馨の腰が男の本能のように上下して、後ろについた手を軸に浮羽の喉奥を突くように動いていた。
「あっで…ちゃう出ちゃう…でるっんんぅぅっ」
馨の腰が激しく揺れて浮羽の喉の最奥を突いたかと思うと、そのまま口の中へと放出してゆく。
馨の体がビクビクと痙攣し、喉の奥で馨の精を受け止めた浮羽は喉を鳴らして飲み込んだ。
「若い子の精は、ほんと久しぶり…」
「美味いか?」
笹倉に聞かれ、浮羽はなんとも言えない女の顔で微笑み返してくる。
「馨はいったか…それなら…」
と頼政は雪の頬を優しく挟み、
「雪、手をこうしたまま愛してやろう」
いつもなら手を外して布団の上で愛してくれる。この状態で愛されるのは久しぶりだ。雪はこれが本当は好きだった。
「旦那様…嬉しい」
頼政は雪の後ろに周り、尻穴に指を挿れてみるが少しきつそうなので用意していたクリームを塗り指で広げるように中を混ぜ始め、それに雪が反応して、激しく声を上げる。
「あっああ旦那様…そこは…」
医学を修めている頼政だからこそわかる、尻穴の中のツボ。そこを刺激しながら広げる様に蠢かせ、ツボを時々ぎゅっと押しながら雪の反応を見る。
馨はその光景を目にして、たった今行き着いたばかりの男根を萎えるまもなく怒張させ、浮羽がーさすがお若いーと喜んで立ち上がる。
馨を仰向けに寝かせ、自分の着物の裾を全てはだけさせると胸元も寛がせ、馨の腰あたりに座り込み徐々に再び起立した馨を、さっきから潤みっぱなしの蜜壺へと収めていった。
「ああっああああ」
熱く、柔らかいものに包まれて行く初めての感覚に馨から声が漏れる。
それと時を同じくして、頼政も雪の中へと身を沈めていった。
「ああっあ…旦那様……ああ…」
雪と馨の声が響く。
笹倉はグラスを空けるピッチも早まり、この光景を楽しんでいた。
元々淡白なタチでもあって、こうして他人が交合しているのを見る方が実は好きなのである。
頼政と雪、馨と浮羽の2組は声を上げあい、責め立て合い、冬の寒さも忘れて性の饗宴に没頭していった。
廊下の障子を開くと、今日は桶が3つ用意されていた。
「おトキさんは気が利くねえ」
桶を一つもらって、笹倉は浮羽の足の間を拭ってやり、浮羽は馨のさすがに萎んだものを丁寧に拭いてやる。
「浮羽よ、どうだったかい?欲求は晴れたか?」
馨は既にイキついたまま眠ってしまい、その後始末をしながらの浮羽は嬉しそうだった。
「こんなお若い人の相手をさせていただいて、旦那様ありがとうございます」
「私が不甲斐ないばかりに苦労をかけているからね。また馨くんをお借りしようね」
「よろしいんですか?頼政様」
馨の着物を直してあげて、浮羽は雪の処置をしている頼政へ向き直り、立ち上がって自分の乱れた着物も直し始めた。
「最終的に馨には雪を任せようとも思っているから、いずれ雪の相手もしてもらわないとだが、まだ馨には雪はしんどかろう。浮羽鍛えてやってくれよ」
「嬉しいお言葉です。ありがとうございます、頼政様」
「しかし頼政、お前決断早かったな。馨くんが15と知ってすぐにこの話を私に持ってきたんだからな」
「13と思っていたときは、あと2年待つのか…と思うほどだったのでな。15と知ったとき、なんだか少し肩の荷が半分降りた気がした。15なら元服で大人だ。いい機会だと思ってな」
「まあ、お互いの歳を考えればな…雪さんの先々もあるし、馨くん《彼》が現れたのもいい機会だったよな」
大人たちの思惑はいずれにしろ、年齢も経験も大人になった馨は頼政によって部屋へと戻され、雪は今日はだいぶ疲れたのか手をつられたまま寝入ってしまい、これも笹倉の手を借りながら下ろしてやり布団へと寝かせられた。
笹倉と浮羽は、頼政も遅いから泊まっていけばと促したが、笹倉は明日の朝から早い仕事があるからと言い、浮羽もそれに従い帰っていった。
頼政は笹倉が飲んでいた洋酒を、用意してあったグラスに注ぐと雪の隣に胡座をかき、飲みながら雪の髪を撫でる。
「お前が苦労しないようにしてやらんとな」
次ぐ日目が覚めた馨は、自分が自分の部屋の布団で寝ていることに驚いて起き上がった。
その瞬間に昨晩の夢のような光景が思い出され、朝と言うこともあり馨の下半身は起立する。
「夢…だった…わけじゃないよな…」
起立している自分に手を添え、浮羽の中の感触を思い出すにつけ硬度が高まった。
頭が少しぼんやりするが、それと同時に自分の中の意識の変化にも気づく。
この起立している物は、昨日の朝のものとは違う。
なぜか『自信』と言うには烏滸がましいが、そう言うものが自分の中に芽生えている気がした。昨日の自分ではない。
『女を知る』と言うことは、こう言うことなのか…と経験して解る感情である。
しかし馨の頭には、雪の事が思い浮かぶ。
男として女性と交合するのは是としても、雪は男だ。一緒にいて時々勘違いしそうにもなるが、昨日男だと言うことはまざまざと見せつけられた。
が、自分でもなんでかと思うが今は無性に雪を抱きしめたいと思う。
自分は『そう言う』質だったか?いや、女性でもちゃんと感じて出来た。
でも女性を知った今となっても女性を求める気持ちはあまりなく、雪を抱きしめたいと思う。
この気持ちは、今の馨には理解はできないだろう。
ただこれからも雪のそばにいて、一緒に笑い、色々教わって成長していくのがいいのだろう、と、そう思うしかなく布団から出た馨は着物を着替え朝食の準備のために部屋を出て行った。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる