私、セクシー女優になりたいんです!

村川早桃

文字の大きさ
2 / 62
私、セクシー女優になりたいんですっ!

しおりを挟む
 
 3人に連れられて建物の中を歩いていく。
事務所、社長室がある階の上には、ダンススタジオ、
撮影スタジオに、音響スタジオまである。
さらに上に行くと居住スペースに食堂、
最上階には浴場が何個かと露天風呂まであるらしい。

「すごい・・・!!」

「うちは業界最大手ですから」
というのは中年…に見えたけど実は29歳の尾島弘隆(おじまひろたか)。

「居住スペースにアイドルがいるからって盛らないでよね。」
サラサラのショートヘアが特徴的な22歳、神谷徹(かみやとおる)

「あっそうだ。優姫、俺の部屋見てみる~??
オジ、徹ちゃん、優姫のこと借りるねっ!」

「え?えぇぇえええぇえ!?」

そして24歳のスーパーアイドル悠斗に手を引っ張られエレベーターに閉じ込められる。
尾島さんと徹さんは何か言いかけてたけれどもエレベーターは2人を置いて上の階に昇っていった。

「あの・・・・・悠斗さん?」

「なーに?同い年なんでしょ?悠斗でいいよ。」

「えと・・じゃあ悠斗。なんで私をマネージャーにしたの?」

「んー。深い理由は特にないけど。単純に興味があったから。優姫に」

 背の高い悠斗が優しい目をしてこちらをみている。
正直それだけでもドキドキしてすぐに目をそらす。
漫画でみたような王子様みたいで、傍にいるのが夢のような空間。

「はい、ついた。こっちこっち。」

手を引かれて悠斗の私室に連れていかれた。
それぞれの居住スペースは外見からすると普通のマンションの一室。
玄関に入った瞬間、ぐいっと強く手を引かれ壁に押し付けられた。

「ちょっ・・と、悠斗!なにす・・」

「あーあ、ごめんね。最近禁欲しててさ。ちょっと充電、いいよね?
返事はきかないけど。・・んっ」

「悠っ・・・んんーーっ・・!」

「ちゅぷ・・・れろ・・ちゅ・・・・・っはぁ・・・」

 わざと音を立てるような口づけに、うっすらと目を開けて悠斗をみてみると熱っぽいような視線。
あぁ、やっぱりアイドルってすごいな・・なんて思っていた。
ちゅぱ・・・と音を立てて悠斗の口が離れると、軽く唇を拭いながらあきれたように悠斗は笑った。

「やっぱりAV女優目指してるだけあるよね。カマトトぶってるかと思ったらエッロいクチしてるんだもん。」

「なんでこんなこと・・・・」

「女に困ってないだろうって?まぁそりゃあ・・っていうか細かい事情はあとにしてさ。こっちきて」

また手を引くと奥に進み、大きな寝室へ。
ドサッとベッドに寝かせれられ、プチプチとシャツのボタンを器用に外されていく。

(このまま襲われちゃうのかな・・・)



「コッチではもっと声聞か『おい!!!!!悠斗!!!!!!!』
・・・あー残念。もう来ちゃったか」

鬼のような形相をした徹さんと、うしろからやれやれと言わんばかりの表情でやってきた尾島さんが来ると
パッと離れてまたも器用にシャツのボタンをつけてくれた。

「あ…りがとう」

「ありがとうじゃないでしょう、もう。ここはこういう野郎だらけなんだからもっと危機感持ちなよ。」

「ぇえーー・・・」(悠斗がそれを言う?!)

「ほんとに。でも悠斗の言うことじゃないけどな。なんでか他のやつらがもう優姫の面接の話知ってんだよな。」

徹さんが話した瞬間に悠斗が見たのはオジ・・・尾島さん。
はぁーーと長い溜息をついた徹さんがキッと睨むと

「いや、聞かれたから・・」

「そうか、聞かれたから・・・じゃないから!!!オジサンほんとなにやってんの!!」

「まあまあ徹ちゃん、この子は俺に任せてくれればいいから」

またも長い溜息をついた徹さんは、案内の続きをするというので、部屋を出ようとする。

「優姫の部屋の準備をしないと・・・」

「そうそう、朝早いし夜も遅いからここで暮らせば。って社長が。」

徹さんと尾島さんの会話を聞きながら後ろについて部屋を出ようとした。

「優姫・・あとでまたきて・・・ちゅ」

後ろにいた悠斗に耳元でささやかれ、首元にはキスマークが。
じゃーねと言いドアがしまり、徹さんたちの後についていった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)

かのん
恋愛
 気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。  わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・  これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。 あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ! 本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。 完結しておりますので、安心してお読みください。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

女の子がほとんど産まれない国に転生しました。

さくらもち
恋愛
何番煎じかのお話です。 100人に3~5人しか産まれない女の子は大切にされ一妻多夫制の国に産まれたのは前世の記憶、日本で亭主関白の旦那に嫁いびりと男尊女卑な家に嫁いで挙句栄養失調と過労死と言う令和になってもまだ昭和な家庭!でありえない最後を迎えてしまった清水 理央、享年44歳 そんな彼女を不憫に思った女神が自身の世界の女性至上主義な国に転生させたお話。 当面は2日に1話更新予定!

至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件

こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

異世界は『一妻多夫制』!?溺愛にすら免疫がない私にたくさんの夫は無理です!?

すずなり。
恋愛
ひょんなことから異世界で赤ちゃんに生まれ変わった私。 一人の男の人に拾われて育ててもらうけど・・・成人するくらいから回りがなんだかおかしなことに・・・。 「俺とデートしない?」 「僕と一緒にいようよ。」 「俺だけがお前を守れる。」 (なんでそんなことを私にばっかり言うの!?) そんなことを思ってる時、父親である『シャガ』が口を開いた。 「何言ってんだ?この世界は男が多くて女が少ない。たくさん子供を産んでもらうために、何人とでも結婚していいんだぞ?」 「・・・・へ!?」 『一妻多夫制』の世界で私はどうなるの!? ※お話は全て想像の世界になります。現実世界とはなんの関係もありません。 ※誤字脱字・表現不足は重々承知しております。日々精進いたしますのでご容赦ください。 ただただ暇つぶしに楽しんでいただけると幸いです。すずなり。

処理中です...