勇者の俺は鬼畜魔王と旅をする

空谷

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伝説の鎧にご用心!?

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「なんだこりゃ?これじゃぁ船をつけられないわね」
ルルが言う。

ファストの町があった場所に向かうも、トゲトゲしたものに阻まれて入ることができないようだ。

次はどこへ向かうべきか迷っていると、俺たちは渦潮に流されてしまった。たどり着いた先は空気の泡で覆われた海底神殿。凶暴そうなサメが外を闊歩している。

下半身が魚の魚人が居眠りをしていた。そっと、通ろうとすると、声をかけられた

「ここから先は人間は立ち入り禁止だ」
「俺は勇者で、魔王を倒すべく旅をしている」
「ならばその実力、試させてもらおう」

俺はかなりレベルを上げていたため、圧勝した。

「くっさすがに、強いな。この先には魔王から身を守る武具が祀ってある。せいぜい気をつけて持ち出すがいい」

そこには青色の立派な鎧があった。

「よかったね、塔矢付けなよ」

俺は黄金の貞操帯で痛い目を見た経験から、鎧を注意深く観察した。鎧からタコの足のようなものがのぞいている。タコと目が合った。

「おい、レオン、お前がつけろ」
「な、なんで僕が!」

俺は有無を言わさずにレオンに鎧をつけていく。大きいように見えたが、なぜかピッタリとはまった。持ち主の体に合わせて伸縮するタイプらしい。

「うわぁ、これ、中に何かいるよぅ、外して」

やはりそうか。
先ほどの魚人が言う。

「その鎧は、海中にいる限り外れないぞ」

そのとき、ゴゴゴと地鳴りがした。

「なんだ、地震か!?」
「いや、この神殿ごと浮かんでいるんだ!」

ユータスが言う。

「石碑によると、この神殿はもともと地上にあったのが、対魔の鎧を封印するために海底に沈められたものらしい。役目を終えた今、地上に戻っているんだ」

魚人が言う。

「その通り。ちなみに1時間くらいで地上へ到達する」
「なっ、1時間も僕はこのままっ」
「そんなに具合がいいのか?」

俺はレオンの胸を触る。

「やめろっそこ、タコがヌルヌルしてて気持ち悪いんだ」
「こっちはどうだ?」
「俺は股間に手を伸ばす」
「あっそこもっヌルヌル擦られて気持ちが悪い。うわっ中に入ってきたっ」

俺はまた乳首に手を伸ばす。

「レオンの乳首の開発に役立ちそうだな」
「必要ないっ乳首で感じる変態になってたまるかっ」
「よし、ユータス、レオンの胸のあたりを対魔ロープで縛り上げろ」
「やっタコが苦しんで震えて……」

ルルがカメラを構えて寄ってくる。

「魔王様が悶えてる様子、尊いですぅ」
「なっやめろっ撮るな!」

こうして楽しい1時間はあっという間に過ぎていった。

海底神殿が完全に浮上する。

「ほら塔矢、中のモンスターは退治したぞ」

レオンに鎧を渡された。

テレレッテレー♪
対魔の鎧を手に入れた!

「ところでレオン、乳首の様子はどうだ?」

俺はレオンの乳首を摘んだ。

「ひうっ」
「おおっいい感度だ」

レオンは赤い顔をして船に乗り込んで行った。

海が浮上した先は、表の世界でいうところのシクスの国の近くだった。せっかくなので、シクスの国に寄っていくことにした。

次回、ゴブリンとオークの村
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