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第01章 どういうこと?
03 隣人がやばかった
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3日目です
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放課後1人で委員会の仕事をしていると、ふと腐れ縁の太郎が教室に戻ってきた。
それもクラス一の美少女とされる子の忘れ物を取りに来たという。
邪魔だし面倒ごとの予感しかしなかったので早く帰れと言ったところ、急に足元に現れる魔方陣。
そうして、気づけば異世界、中学の頃の友人愛莉亜からこういうことが実際にあると聞いてはいたが、まさか自分の身に起きるとは思ってもみなかった。
しかし、実際に起きて異世界へ、そしてなぜか俺はただ勇者召喚に巻き込まれただけの奴と思われ牢獄送りになった。
これがこれまで俺の身に起きた全てだ。
そして今俺がいるのが、ここ――“地下牢ホテル・絶望館”。
王都から馬車で10日、船で5日、さらに階段を延々と降りた先にある、静寂と孤独に満ちた隠れ家だ。
客室は鉄格子付きの完全個室。外界との接触を一切排除した、究極のプライバシー空間。
アメニティには、洗濯されていないシャツをご用意。ベッドは石床、枕は……ない。
食事は10日分まとめて提供される謎の物体。味は、まあ……想像に任せる。
看守による10日に一度の監視が非日常感を演出。
そして何よりの魅力は、罪状不明のまま無期限滞在が可能なこと。
……俺は、今ここにいる。
ちなみにキャンセルは不可。チェックアウトの予定も、今のところない。
「ほんと、これからどうすっかなぁ。とりあえずここを出たいけど、あの様子じゃ普通に出るのは無理そうなんだよな」
召喚されただけの俺を追い出すのではなく牢に入れるというのは、冷静に考えてもおかしい。考えられるのは勇者召喚という事実を人に知られないようにするため。でも、そうなると俺を生かす理由はないよな。
……うん、このままはどう考えてもまずい。
「となると脱獄がいいんだけど、どうしたものか。まぁ、幸いここは地下深いから看守もわざわざこんなところには来ないということ、実際本人がそう言ってたからな。そのために飯もまとめてだし、つまり次の看守が来るまで10日はあるということだよな」
10日もあれば何か方法を考えることができるかもしれない。尤も今現在はそんなものないんだけど。
「とりあえず何かないか調べてみるか」
ゲームなんかでたまにある脱獄、ああいうのって基本は牢内を調べるところから始まるからな。
ということで牢内をくまなく調べてみた。まず調べたのはベッド……ないな。
次はツボ、中を覗いてみたが何もない。……しかし、どことなく嫌な臭いが漂ってきた。……これって、まさか“あれ”か?
ゲームなら、牢の隅に隠し通路とか、壁の一部が崩れてるとかあるんだけどな。
現実は……ツボから漂う異臭。
……うん、これが“異世界クオリティ”ってやつか。
周りを見渡してもそれらしきものはない。
つまり、このツボが……トイレ。
異世界に召喚されて、最初に見つけたのが“これ”ってどうなのよ。
「ん?」
さらに調べてみると、壁の一部に穴を見つけた。しかもそこを触るとぼろぼろと崩れ落ちていく。
もしかして隠し通路だろうか?
そんなことを思いつつも、穴を広げていった。
そうして崩れ落ちる壁、その先にあったのは、隣室であった。
……わかってた。途中から隣室だってことは。
でも、もしかしたら“隠し部屋”とか“脱出ルート”とか、そういうのがあるんじゃないかって。
その希望だけで、俺は壁を崩し続けた。
結果? 隣室。以上。
「まぁ、そうだよなぁ。ああ、そうだ、えっと、壁を壊しちゃって……悪い」
壁に穴を空けてしまったと隣室の奴に謝ろうと顔を出したが、誰もいなかった。
「なんだいないのか……んっ! いや、ちょっと待て」
誰もいないのかと思ったが、よく見るとベッドのところに何か布に包まれたものがあった。
一体何だろうと思い近づいた瞬間、俺は息を飲み近づいたことを後悔した。
「……」
口が開いたまま、何も言えなかった。
頭が真っ白になって、ただ心臓の音だけがやけに響いていた。
ただただこみ上げてくるものがあった。
それもそのはず、布に包まれていたものは人、いや、これを人だというのにはちょっとと思ってしまった。
なにせ、布の先にある頭、髪の毛はおそらく金色だったのだろうが、その色は汚れでくすんでおり、ところどころが引きちぎられたのか禿げ上がって地肌が見えてしまっているうえ、乱暴に散髪された形跡もあるひどい状態。そして顔はというと、これまたひどく全体的にただれておりほとんど元の形状がわからない。そして何より目がないと来ている。この時点で、危うくツボに駆け込むところであった。
そして、視線を恐る恐る下げてみると、胸のあたりにふくらみが見えることからこれが女性であるということはわかるが、なんというかその、そこからあるべきも、つまり手足がない。
「うそだろっ……」
一体何がどうしたらこんなひどい状態ができるのか、そして何より信じられないのがこの状態であるにもかかわらずこの女性は生きているという点だ。
尤もその命は風前の灯といってもいい状態であることは確か。
「意味がわからなすぎる。ちょっと鑑定してみるか」
この世界に召喚された際に確認したら、俺には鑑定というスキルがあった。
それを使ってこの女性の鑑定をしてみることにした。
その結果分かったのは、確かにこの人物は女性であるということ、名前はルミナリエ・セラフィエル・エル=カリヴァーナという非常に長く、種族はなんとエルフ族であるという。それを見た瞬間思わず彼女の耳を確認してみたが、やはりというべきかそこには何もなかった。そう、耳がすべて切り取られていたのだ。
そして何より気になったのが年齢だけど、なんとこの女性、いやこの娘は15歳だという。そう、16歳である俺よりも1つ下だという事実に強い衝撃を受け、しばらくその場で固まってしまったのだった。
それにしても、どうしてこの状態でも生きているのか、それが不思議でたまらない。どんなに生命力が高くともここまでされては普通は無理だろう。そう思っていたが、鑑定の結果にその答えがあった。
それは彼女の唯一の装備品であり、首にかかったネックレス、“不滅の輪”。
本来なら、命を守るためのアイテム。
でも今の彼女にとっては、ただ“死ねない”ための呪いだ。
守られてるんじゃない。縛られてるんだ。
だってそうだろう、ここまでひどい状態だというのに死ねない、つまり楽になれないというのだからな。
ここは楽にしてやるべきなのかもしれない。
そんな風に思ってしまった。
「……ぅ、あ……っ……う……」
かすかな声が、布の中から漏れた。
それは、痛みでも、恐怖でもない。
もっと深くて、重い――憎しみと、悔しさと、まだ終わらせたくないという執念。
俺には、そう聞こえた。
……ここまで来たら、もう迷ってる場合じゃない。
誰も助けてくれなかったなら、俺がやるしかない。
「……こうなったらやるしかないか」
やるというのはもちろん治療だ。
実は俺はこの世界に召喚されたことで、魔法も使えるようになっている。
その中に神聖魔法というものがあり、この中にある”ヒール”使えば傷を治すことができるというわけだ。
「でもなぁ。たぶんというか間違いなく”ヒール”では無理なんだよな」
”ヒール”といえば初期の回復魔法であり、多少の体力回復と小さな傷を治すという効果しかない。
「それでもないよりはましだろう。でも、その前にやることはあるな」
ゲームなどではいきなり”ヒール”をかけるが、現実にそんなことをした場合、傷を治したとしてもそこに雑菌があればそこから壊死という事態になりかねない。そこで、一般的な治療と同じくまずは傷口を洗う必要があるわけだ。
そして、この少女は全身汚れてしまっている上に、どれだけここにいたのかわからないが、このまま放置されていた。そして、この少女は生きているという事実、つまり何が言いたいかというと、排泄物が垂れ流し状態であるということだ。
「まずは体を洗ってやる必要があるわけだけど、どうしたものか」
幸いというべきか俺は水魔法が使えるので清潔な水を用意できる。しかし、ないのは体を洗う清潔な布、あたりを見渡しても布といえば俺が着ている服と彼女が身に着けているものだけ。
「仕方ない、どうせ取らないといけないしこれを使わせてもらおう」
俺の着ている物でもいいんだが、彼女のものはこれから体を洗う際にどうしても外さないといけないので、これを使わせてもらうことにした。
というわけで、小さく悪いなと言いながら、少女の体を覆う布をはぎ取っていく。
血で固着した布を、少しずつ、少しずつ剥がしていく。
痛みが走らないように、できる限り慎重に。
「……ん……あぅ……」
「……ごめんな。ちょっとだけ、我慢してくれ」
「うわっ、マジか、いや、予想はしてたけど……」
ここまでひどい状態なので、当然布で覆われている体の方もと思っていたが、予想通りというか、なんというか、血で布が体にこびりついてしまっていて剥がすことが困難となっている。
それでも、何とか頑張ってゆっくりと痛みが出ないように慎重にはがしていき、ついに、すべての布を剥がし終えた。
そこにあったのは、傷だらけで、命の灯が消えかけた――それでも、生きようとしている少女の姿だった。
3日目です
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放課後1人で委員会の仕事をしていると、ふと腐れ縁の太郎が教室に戻ってきた。
それもクラス一の美少女とされる子の忘れ物を取りに来たという。
邪魔だし面倒ごとの予感しかしなかったので早く帰れと言ったところ、急に足元に現れる魔方陣。
そうして、気づけば異世界、中学の頃の友人愛莉亜からこういうことが実際にあると聞いてはいたが、まさか自分の身に起きるとは思ってもみなかった。
しかし、実際に起きて異世界へ、そしてなぜか俺はただ勇者召喚に巻き込まれただけの奴と思われ牢獄送りになった。
これがこれまで俺の身に起きた全てだ。
そして今俺がいるのが、ここ――“地下牢ホテル・絶望館”。
王都から馬車で10日、船で5日、さらに階段を延々と降りた先にある、静寂と孤独に満ちた隠れ家だ。
客室は鉄格子付きの完全個室。外界との接触を一切排除した、究極のプライバシー空間。
アメニティには、洗濯されていないシャツをご用意。ベッドは石床、枕は……ない。
食事は10日分まとめて提供される謎の物体。味は、まあ……想像に任せる。
看守による10日に一度の監視が非日常感を演出。
そして何よりの魅力は、罪状不明のまま無期限滞在が可能なこと。
……俺は、今ここにいる。
ちなみにキャンセルは不可。チェックアウトの予定も、今のところない。
「ほんと、これからどうすっかなぁ。とりあえずここを出たいけど、あの様子じゃ普通に出るのは無理そうなんだよな」
召喚されただけの俺を追い出すのではなく牢に入れるというのは、冷静に考えてもおかしい。考えられるのは勇者召喚という事実を人に知られないようにするため。でも、そうなると俺を生かす理由はないよな。
……うん、このままはどう考えてもまずい。
「となると脱獄がいいんだけど、どうしたものか。まぁ、幸いここは地下深いから看守もわざわざこんなところには来ないということ、実際本人がそう言ってたからな。そのために飯もまとめてだし、つまり次の看守が来るまで10日はあるということだよな」
10日もあれば何か方法を考えることができるかもしれない。尤も今現在はそんなものないんだけど。
「とりあえず何かないか調べてみるか」
ゲームなんかでたまにある脱獄、ああいうのって基本は牢内を調べるところから始まるからな。
ということで牢内をくまなく調べてみた。まず調べたのはベッド……ないな。
次はツボ、中を覗いてみたが何もない。……しかし、どことなく嫌な臭いが漂ってきた。……これって、まさか“あれ”か?
ゲームなら、牢の隅に隠し通路とか、壁の一部が崩れてるとかあるんだけどな。
現実は……ツボから漂う異臭。
……うん、これが“異世界クオリティ”ってやつか。
周りを見渡してもそれらしきものはない。
つまり、このツボが……トイレ。
異世界に召喚されて、最初に見つけたのが“これ”ってどうなのよ。
「ん?」
さらに調べてみると、壁の一部に穴を見つけた。しかもそこを触るとぼろぼろと崩れ落ちていく。
もしかして隠し通路だろうか?
そんなことを思いつつも、穴を広げていった。
そうして崩れ落ちる壁、その先にあったのは、隣室であった。
……わかってた。途中から隣室だってことは。
でも、もしかしたら“隠し部屋”とか“脱出ルート”とか、そういうのがあるんじゃないかって。
その希望だけで、俺は壁を崩し続けた。
結果? 隣室。以上。
「まぁ、そうだよなぁ。ああ、そうだ、えっと、壁を壊しちゃって……悪い」
壁に穴を空けてしまったと隣室の奴に謝ろうと顔を出したが、誰もいなかった。
「なんだいないのか……んっ! いや、ちょっと待て」
誰もいないのかと思ったが、よく見るとベッドのところに何か布に包まれたものがあった。
一体何だろうと思い近づいた瞬間、俺は息を飲み近づいたことを後悔した。
「……」
口が開いたまま、何も言えなかった。
頭が真っ白になって、ただ心臓の音だけがやけに響いていた。
ただただこみ上げてくるものがあった。
それもそのはず、布に包まれていたものは人、いや、これを人だというのにはちょっとと思ってしまった。
なにせ、布の先にある頭、髪の毛はおそらく金色だったのだろうが、その色は汚れでくすんでおり、ところどころが引きちぎられたのか禿げ上がって地肌が見えてしまっているうえ、乱暴に散髪された形跡もあるひどい状態。そして顔はというと、これまたひどく全体的にただれておりほとんど元の形状がわからない。そして何より目がないと来ている。この時点で、危うくツボに駆け込むところであった。
そして、視線を恐る恐る下げてみると、胸のあたりにふくらみが見えることからこれが女性であるということはわかるが、なんというかその、そこからあるべきも、つまり手足がない。
「うそだろっ……」
一体何がどうしたらこんなひどい状態ができるのか、そして何より信じられないのがこの状態であるにもかかわらずこの女性は生きているという点だ。
尤もその命は風前の灯といってもいい状態であることは確か。
「意味がわからなすぎる。ちょっと鑑定してみるか」
この世界に召喚された際に確認したら、俺には鑑定というスキルがあった。
それを使ってこの女性の鑑定をしてみることにした。
その結果分かったのは、確かにこの人物は女性であるということ、名前はルミナリエ・セラフィエル・エル=カリヴァーナという非常に長く、種族はなんとエルフ族であるという。それを見た瞬間思わず彼女の耳を確認してみたが、やはりというべきかそこには何もなかった。そう、耳がすべて切り取られていたのだ。
そして何より気になったのが年齢だけど、なんとこの女性、いやこの娘は15歳だという。そう、16歳である俺よりも1つ下だという事実に強い衝撃を受け、しばらくその場で固まってしまったのだった。
それにしても、どうしてこの状態でも生きているのか、それが不思議でたまらない。どんなに生命力が高くともここまでされては普通は無理だろう。そう思っていたが、鑑定の結果にその答えがあった。
それは彼女の唯一の装備品であり、首にかかったネックレス、“不滅の輪”。
本来なら、命を守るためのアイテム。
でも今の彼女にとっては、ただ“死ねない”ための呪いだ。
守られてるんじゃない。縛られてるんだ。
だってそうだろう、ここまでひどい状態だというのに死ねない、つまり楽になれないというのだからな。
ここは楽にしてやるべきなのかもしれない。
そんな風に思ってしまった。
「……ぅ、あ……っ……う……」
かすかな声が、布の中から漏れた。
それは、痛みでも、恐怖でもない。
もっと深くて、重い――憎しみと、悔しさと、まだ終わらせたくないという執念。
俺には、そう聞こえた。
……ここまで来たら、もう迷ってる場合じゃない。
誰も助けてくれなかったなら、俺がやるしかない。
「……こうなったらやるしかないか」
やるというのはもちろん治療だ。
実は俺はこの世界に召喚されたことで、魔法も使えるようになっている。
その中に神聖魔法というものがあり、この中にある”ヒール”使えば傷を治すことができるというわけだ。
「でもなぁ。たぶんというか間違いなく”ヒール”では無理なんだよな」
”ヒール”といえば初期の回復魔法であり、多少の体力回復と小さな傷を治すという効果しかない。
「それでもないよりはましだろう。でも、その前にやることはあるな」
ゲームなどではいきなり”ヒール”をかけるが、現実にそんなことをした場合、傷を治したとしてもそこに雑菌があればそこから壊死という事態になりかねない。そこで、一般的な治療と同じくまずは傷口を洗う必要があるわけだ。
そして、この少女は全身汚れてしまっている上に、どれだけここにいたのかわからないが、このまま放置されていた。そして、この少女は生きているという事実、つまり何が言いたいかというと、排泄物が垂れ流し状態であるということだ。
「まずは体を洗ってやる必要があるわけだけど、どうしたものか」
幸いというべきか俺は水魔法が使えるので清潔な水を用意できる。しかし、ないのは体を洗う清潔な布、あたりを見渡しても布といえば俺が着ている服と彼女が身に着けているものだけ。
「仕方ない、どうせ取らないといけないしこれを使わせてもらおう」
俺の着ている物でもいいんだが、彼女のものはこれから体を洗う際にどうしても外さないといけないので、これを使わせてもらうことにした。
というわけで、小さく悪いなと言いながら、少女の体を覆う布をはぎ取っていく。
血で固着した布を、少しずつ、少しずつ剥がしていく。
痛みが走らないように、できる限り慎重に。
「……ん……あぅ……」
「……ごめんな。ちょっとだけ、我慢してくれ」
「うわっ、マジか、いや、予想はしてたけど……」
ここまでひどい状態なので、当然布で覆われている体の方もと思っていたが、予想通りというか、なんというか、血で布が体にこびりついてしまっていて剥がすことが困難となっている。
それでも、何とか頑張ってゆっくりと痛みが出ないように慎重にはがしていき、ついに、すべての布を剥がし終えた。
そこにあったのは、傷だらけで、命の灯が消えかけた――それでも、生きようとしている少女の姿だった。
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