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第47話 ~予期せぬ真実~
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第47話 ~予期せぬ真実~
豪華な部屋に閉じ込められてから数時間が経過した。窓から見える夕焼けが徐々に暗くなっていく。何も手につかずただベッドに横たわるばかり。海斗のことが頭から離れない。あんなに真剣に告白してくれたのに、今はこんな場所にいる。彼はきっと心配しているだろう。
「ごめんね……」
呟いた言葉が虚しく響く。扉の外から微かな物音が聞こえてくる。誰かが近づいてくるようだ。緊張が走る。またアッシュだろうか。それとも別の人物?
やがて静かにノックの音が響いた。
「失礼します」
聞き覚えのない女性の声だ。恐る恐るドアの方を見る。ゆっくりと開かれた隙間から現れたのは、質素なメイド服を着た少女だった。背は低く、茶色の髪をひっつめたおとなしそうな印象。
「お食事をお持ちしました」
「あなたは?」
「マリアです。お世話係を仰せつかりました」
「そう……」
警戒心を抱きつつも無碍にすることもできない。彼女がテーブルに食事を並べている間、そっと観察する。特に怪しいところはないようだ。
「何かお手伝いすることはありますか?」
「今はいいわ」
「そうですか。お呼びいただければすぐに参ります」
「ありがとう」
彼女が部屋を出て行くと再び静寂が訪れる。テーブルの上には温かいスープとパンが置かれていた。空腹は感じているが、他人が出したものに手をつける気になれない。
「どうしよう……」
思考が堂々巡りしていると、再びノックの音。今度は明らかに男の足音だ。
「入るぞ」
アッシュの声。拒否する間もなくドアが開かれる。彼はいつもより落ち着いた表情をしていた。
「話がある」
「何よ」
「座れ」
有無を言わさぬ口調に渋々従う。椅子に腰掛けると彼も隣に座った。
「単刀直入に言う。婚約の話は嘘だ」
「は?」
呆気に取られる。
「どういうこと?」
「本当の目的は別にある」
「何よそれ……」
「君に協力してほしいことがある」
真剣な眼差し。
「協力?」
「ああ」
「私を騙したの?」
「正確にはそうなる」
不思議と怒りは湧いてこない。むしろ困惑の方が大きい。
「なぜ私に?」
「事情を説明する」
彼が深呼吸する。
「僕には幼馴染がいる」
「幼馴染?」
「名前はレンカ。昔から一緒に育ってきた存在だ」
「その子が何?」
「彼女はメイドとして働いている」
「ふーん」
なんだか妙な展開になってきた。
「最近姿が見えなくなった」
「辞めたんじゃないの?」
「違う」
彼の表情が曇る。
「父が強制的に隔離した」
「え……」
「理由は知らない。突然のことだった」
「酷いわね」
「ああ」
拳を握りしめる。
「彼女を見つけ出したい」
「それで?」
「君の協力が必要だ」
「なんで私?」
「君は洞察力がある」
驚くべき評価だ。
「そんなことないわよ」
「いやある。短い期間だが観察してきた」
「ストーカーみたいね」
「否定はしない」
苦笑い。
「とにかく、君なら見つけられるかもしれない」
「自信ないわ」
「頼む」
頭を下げられる。プライドの高い彼がここまでしているのが意外だ。
「条件は?」
「何でも叶える」
「例えば?」
「屋敷からの解放。あるいは財産の一部」
魅力的な提案だが……
「でも海斗がいるし……」
「彼とは関係ない」
「そうだけど……」
「これは僕個人の問題だ」
「関わりたくないわ」
「わかってほしい」
切実な眼差し。
「なぜそこまで?」
「彼女は特別な存在なんだ」
「恋愛感情?」
「……そうだ」
照れたように俯く。
「初めて知ったわ」
「見せたことがないからな」
「へえ~」
なんだか面白くなってきた。
「話が違うじゃない」
「悪かった」
「簡単に許せないわよ」
「承知している」
「それでも協力してほしいって?」
厳しい口調で問いかける。
「ああ」
「甘いわね」
「自覚はある」
「具体的に何をすればいいの?」
「レンカの居場所を探す」
「どうやって?」
「君の直感に頼りたい」
期待の眼差し。
「そんな非科学的な……」
「他に方法がない」
「他にもやり方あるでしょ」
「例えば?」
「使用人に聞くとか」
「無理だ」
首を振る。
「皆父の支配下にある」
「じゃあどうすれば……」
「だから君に頼む」
また頭を下げる。
「勘弁してよ」
「頼む」
「断るわ」
「どうしても?」
「ええ」
毅然と言い返す。
「今はそれどころじゃないの」
「わかっている」
「わかっていないわよ」
「じゃあどうすれば?」
「自分で考えなさい」
突き放すように言うと彼が肩を落とす。
「そうか……」
「諦めてちょうだい」
「最後の望みだったんだがな」
寂しそうな表情。
「他の人にお願いすれば?」
「適任者がいない」
「じゃあ無理ね」
「困ったな……」
深刻そうな顔。
「もしかして君しかいないのか?」
「知らんわ」
「やはりそうか」
納得したように頷く。
「断固拒否するわ」
「わかった」
「帰って」
「了解した」
立ち上がると踵を返す。しかしドアの前で立ち止まる。
「一応伝えておく」
「何よ」
「レンカは特別な力を持っている」
「どんな?」
「詳細は不明だが重要な能力だ」
「ふーん」
興味を持ってしまった自分に気づく。
「それで?」
「父はそれを狙っているのかもしれない」
「なるほどね」
「君にも影響する可能性がある」
「どうして?」
「いずれわかる」
意味深な笑み。
「勝手に話進めるのね」
「失礼した」
「もういいわ」
「では失礼する」
今度こそ部屋を出て行く。ドアが閉まると同時に深い溜息が出た。
「まったく……」
頭を抱える。まさかこんな展開になるとは。最初は婚約騒動に巻き込まれただけだと思っていたのに。今ではメイド捜索という奇妙な任務を押し付けられそうになっている。
「どうすればいいのよ……」
海斗のことを考える。彼は今頃何をしているだろう。心配しているに違いない。一刻も早くここを出て会いたい。でもアッシュの話を無視することもできない。彼があんなに必死に頼んでくるとは予想外だった。
「困ったなぁ……」
ベッドに倒れ込む。柔らかな感触が心地よい。天井を見上げながら思考を巡らせる。選択肢は二つしかない。① 即座に脱出して海斗のもとへ戻る ② アッシュの依頼を受けてレンカを探す
どちらも一長一短がある。前者は安全だがアッシュの失望を招く。後者は危険だが恩を売れるチャンスでもある。海斗のことも考慮しなければならない。彼はきっと前者を選ぶだろう。
「海斗……」
恋しさが募る。彼の声が聞きたい。彼の笑顔が見たい。こんな豪華な部屋にいても心は満たされない。逆に孤独感が増すばかりだ。
「決めた!」
ガバッと起き上がる。迷っていても仕方ない。行動あるのみだ。
「まずは情報収集ね」
アッシュの言葉を思い出す。
「レンカは特別な力を持っている」
「父はそれを狙っている」
この二つが鍵になりそうだ。おそらくレンカというメイドは単なる使用人ではない。何か重要な秘密を握っているのだろう。
「探ってみる価値はあるわね」
とはいえ今すぐ動き出すのは危険すぎる。まずは様子を見守りつつ小さな行動から始めるべきだ。明日以降の計画を練る必要がある。
「よし!」
気合を入れ直す。どんな困難が待ち受けていようと諦めない。海斗の元へ帰るためにも、そしてアッシュの頼みに応えるためにも全力を尽くす。これが私の新しい目標だ。
窓の外を見ると夜空に星が輝いている。まるで私を励ましてくれているようだ。
「見てなさいよ……」
決意を新たにする。運命に翻弄されてばかりではいられない。自らの手で切り開いていくんだ。そう心に誓った夜だった。
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「ごめんね……」
呟いた言葉が虚しく響く。扉の外から微かな物音が聞こえてくる。誰かが近づいてくるようだ。緊張が走る。またアッシュだろうか。それとも別の人物?
やがて静かにノックの音が響いた。
「失礼します」
聞き覚えのない女性の声だ。恐る恐るドアの方を見る。ゆっくりと開かれた隙間から現れたのは、質素なメイド服を着た少女だった。背は低く、茶色の髪をひっつめたおとなしそうな印象。
「お食事をお持ちしました」
「あなたは?」
「マリアです。お世話係を仰せつかりました」
「そう……」
警戒心を抱きつつも無碍にすることもできない。彼女がテーブルに食事を並べている間、そっと観察する。特に怪しいところはないようだ。
「何かお手伝いすることはありますか?」
「今はいいわ」
「そうですか。お呼びいただければすぐに参ります」
「ありがとう」
彼女が部屋を出て行くと再び静寂が訪れる。テーブルの上には温かいスープとパンが置かれていた。空腹は感じているが、他人が出したものに手をつける気になれない。
「どうしよう……」
思考が堂々巡りしていると、再びノックの音。今度は明らかに男の足音だ。
「入るぞ」
アッシュの声。拒否する間もなくドアが開かれる。彼はいつもより落ち着いた表情をしていた。
「話がある」
「何よ」
「座れ」
有無を言わさぬ口調に渋々従う。椅子に腰掛けると彼も隣に座った。
「単刀直入に言う。婚約の話は嘘だ」
「は?」
呆気に取られる。
「どういうこと?」
「本当の目的は別にある」
「何よそれ……」
「君に協力してほしいことがある」
真剣な眼差し。
「協力?」
「ああ」
「私を騙したの?」
「正確にはそうなる」
不思議と怒りは湧いてこない。むしろ困惑の方が大きい。
「なぜ私に?」
「事情を説明する」
彼が深呼吸する。
「僕には幼馴染がいる」
「幼馴染?」
「名前はレンカ。昔から一緒に育ってきた存在だ」
「その子が何?」
「彼女はメイドとして働いている」
「ふーん」
なんだか妙な展開になってきた。
「最近姿が見えなくなった」
「辞めたんじゃないの?」
「違う」
彼の表情が曇る。
「父が強制的に隔離した」
「え……」
「理由は知らない。突然のことだった」
「酷いわね」
「ああ」
拳を握りしめる。
「彼女を見つけ出したい」
「それで?」
「君の協力が必要だ」
「なんで私?」
「君は洞察力がある」
驚くべき評価だ。
「そんなことないわよ」
「いやある。短い期間だが観察してきた」
「ストーカーみたいね」
「否定はしない」
苦笑い。
「とにかく、君なら見つけられるかもしれない」
「自信ないわ」
「頼む」
頭を下げられる。プライドの高い彼がここまでしているのが意外だ。
「条件は?」
「何でも叶える」
「例えば?」
「屋敷からの解放。あるいは財産の一部」
魅力的な提案だが……
「でも海斗がいるし……」
「彼とは関係ない」
「そうだけど……」
「これは僕個人の問題だ」
「関わりたくないわ」
「わかってほしい」
切実な眼差し。
「なぜそこまで?」
「彼女は特別な存在なんだ」
「恋愛感情?」
「……そうだ」
照れたように俯く。
「初めて知ったわ」
「見せたことがないからな」
「へえ~」
なんだか面白くなってきた。
「話が違うじゃない」
「悪かった」
「簡単に許せないわよ」
「承知している」
「それでも協力してほしいって?」
厳しい口調で問いかける。
「ああ」
「甘いわね」
「自覚はある」
「具体的に何をすればいいの?」
「レンカの居場所を探す」
「どうやって?」
「君の直感に頼りたい」
期待の眼差し。
「そんな非科学的な……」
「他に方法がない」
「他にもやり方あるでしょ」
「例えば?」
「使用人に聞くとか」
「無理だ」
首を振る。
「皆父の支配下にある」
「じゃあどうすれば……」
「だから君に頼む」
また頭を下げる。
「勘弁してよ」
「頼む」
「断るわ」
「どうしても?」
「ええ」
毅然と言い返す。
「今はそれどころじゃないの」
「わかっている」
「わかっていないわよ」
「じゃあどうすれば?」
「自分で考えなさい」
突き放すように言うと彼が肩を落とす。
「そうか……」
「諦めてちょうだい」
「最後の望みだったんだがな」
寂しそうな表情。
「他の人にお願いすれば?」
「適任者がいない」
「じゃあ無理ね」
「困ったな……」
深刻そうな顔。
「もしかして君しかいないのか?」
「知らんわ」
「やはりそうか」
納得したように頷く。
「断固拒否するわ」
「わかった」
「帰って」
「了解した」
立ち上がると踵を返す。しかしドアの前で立ち止まる。
「一応伝えておく」
「何よ」
「レンカは特別な力を持っている」
「どんな?」
「詳細は不明だが重要な能力だ」
「ふーん」
興味を持ってしまった自分に気づく。
「それで?」
「父はそれを狙っているのかもしれない」
「なるほどね」
「君にも影響する可能性がある」
「どうして?」
「いずれわかる」
意味深な笑み。
「勝手に話進めるのね」
「失礼した」
「もういいわ」
「では失礼する」
今度こそ部屋を出て行く。ドアが閉まると同時に深い溜息が出た。
「まったく……」
頭を抱える。まさかこんな展開になるとは。最初は婚約騒動に巻き込まれただけだと思っていたのに。今ではメイド捜索という奇妙な任務を押し付けられそうになっている。
「どうすればいいのよ……」
海斗のことを考える。彼は今頃何をしているだろう。心配しているに違いない。一刻も早くここを出て会いたい。でもアッシュの話を無視することもできない。彼があんなに必死に頼んでくるとは予想外だった。
「困ったなぁ……」
ベッドに倒れ込む。柔らかな感触が心地よい。天井を見上げながら思考を巡らせる。選択肢は二つしかない。① 即座に脱出して海斗のもとへ戻る ② アッシュの依頼を受けてレンカを探す
どちらも一長一短がある。前者は安全だがアッシュの失望を招く。後者は危険だが恩を売れるチャンスでもある。海斗のことも考慮しなければならない。彼はきっと前者を選ぶだろう。
「海斗……」
恋しさが募る。彼の声が聞きたい。彼の笑顔が見たい。こんな豪華な部屋にいても心は満たされない。逆に孤独感が増すばかりだ。
「決めた!」
ガバッと起き上がる。迷っていても仕方ない。行動あるのみだ。
「まずは情報収集ね」
アッシュの言葉を思い出す。
「レンカは特別な力を持っている」
「父はそれを狙っている」
この二つが鍵になりそうだ。おそらくレンカというメイドは単なる使用人ではない。何か重要な秘密を握っているのだろう。
「探ってみる価値はあるわね」
とはいえ今すぐ動き出すのは危険すぎる。まずは様子を見守りつつ小さな行動から始めるべきだ。明日以降の計画を練る必要がある。
「よし!」
気合を入れ直す。どんな困難が待ち受けていようと諦めない。海斗の元へ帰るためにも、そしてアッシュの頼みに応えるためにも全力を尽くす。これが私の新しい目標だ。
窓の外を見ると夜空に星が輝いている。まるで私を励ましてくれているようだ。
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決意を新たにする。運命に翻弄されてばかりではいられない。自らの手で切り開いていくんだ。そう心に誓った夜だった。
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