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第二部/2組目・異国の暗殺者
3
しおりを挟むーーー2部屋目ーーー
1部屋目にして早速このエロトラップダンジョンの洗礼を受けてしまった蘇芳。
しかしそれでも撤退しようとはせず、勇敢(無謀)にも第2の部屋へと足を踏み入れていた。
「ここは……」
1部屋目の魔法陣から転移し、2部屋目に辿り着いた蘇芳。
穴の空いてしまったボディスーツ姿のまま小刀を構えて敵襲に備えるが……
「……敵影なし。…またか」
開けた視界に敵影は無く、蘇芳は小さなため息をついた。
(ダンジョンとは魔物がひしめく魔境と聞いていたか…2部屋連続して敵影が無いとは調子が狂うな)
だが先程の1部屋目と同じく何かしらの罠が仕掛けられている恐れもある。
蘇芳は今度こそ罠にかからないよう慎重に、気を張りながらゆっくりと歩を進め始めた。
ーー、ーー、
そして息を殺し、足音も立てずに歩くこと数分。
特に何事もなく行き止まり…部屋の端に辿り着いた蘇芳は、壁際に立てられた1枚の看板を見つけた。
(看板?前の部屋には無かったものだが……)
訝しげに目を凝らし、警戒しながらもその内容を目で追う。
『この部屋は指定のミッションを達成することで次の部屋への道が開けます』
『今回のミッションは 5回射精する です』
「……………は?」
看板に書かれていた内容…特にその信じ難いミッション内容に思わず驚きの声を漏らしてしまう蘇芳。
咄嗟に一歩後ずさるが…その瞬間、足元が不自然に輝き出した。
(っ、また罠か!)
罠…謎の魔法陣の輝きに反射的に飛び上がろうとした蘇芳だが、足がピタリと床に張り付き1歩も動けない。
ーーカッ!
「くぅ…!」
更にその光は大きく輝き、流石の蘇芳もその眩さに目を閉じる。
……そして約十数秒後、光が収まったことに気付いた蘇芳が恐る恐る目を開けると……
そこには、蘇芳の性器を覆うように半透明の『筒のようなもの』が装着されていた。
「な、んだ…これは…」
半透明のそれはまるで先程1部屋目で付けられた乳首リングと同じ素材のようでもあるが、指先で触れれば僅かに弾力を感じる。
だがそれ以上に蘇芳の目を引いたのはその『中身』。
筒の内側…蘇芳の性器に触れている部分には大量のヒダがあり、それはまるで『女の穴』を模したかのようだ。
ぐいっ ーーキュッ
「んんっ♡♡」
試しにその筒を引き抜こうと引っ張ってみた蘇芳だが、最後まで引き抜こうとすると入口が急に狭くなり完全に引き抜くことが出来ない。
(…まさかこの場で…これの中に射精しろと?)
魔人の潜む恐れのあるダンジョンで、こんな玩具相手に情けなく扱いて見せろと?
蘇芳は屈辱と怒りに歯を食いしばったが、この卑猥な格好のまま逃げ帰る訳にも行かず1度深呼吸をしてから再びその半透明の筒……オナホールに手を伸ばした。
……じゅぽっ じゅぽっ
「はっ…く、んん…」
足を少し開き、立ち上がったまま片手でオナホを動かす蘇芳。
周りに誰もいないとはいえダンジョン内という異様な環境での自慰…それも乳首と性器を露出した変態的な服装に、本人の意に反して興奮は高まっていた。
にちゃっ♡ ぐちゅ♡
(っ…♡そろそろ、か…)
1部屋目で散々嬲られたせいか、早くも1度目の射精を迎えそうになった蘇芳。
半透明なオナホ越しに見える自身の性器を一心不乱に見つめ、シコシコと手を動かし続ける。
そして………
「くっ…出る……!」
ーーどぴゅっ♡♡
一際強く扱いた瞬間、蘇芳の亀頭から濃い白濁がオナホの中に放たれる。
非貫通型のオナホの先端に溜まった白濁に蘇芳は一旦手を止めるが、小声で『あと4回…』と呟くと再び手を動かし始めた。
ーーずちゅっ♡ ずちゅっ♡
ーにちゃ♡ ぐちゅ♡
「はっ♡はぁ…♡んん♡」
1度目の射精から約5分。
性器自体は硬くなっていたものの流石に連続での射精は難しく、蘇芳は手を動かすと同時に無意識に腰を前後に揺らしていた。
(まだ…まだ、足りない…♡)
射精に至るには快感が足りず、瞳を濁らせた蘇芳はヘコヘコと腰を振りながら片手をその胸の先へと伸ばす。
(あれを…前の部屋のことを、思い出せば…♡)
あの半透明のリングが付いたままの勃起乳首へと手を伸ばし…その先端を、少しだけ強くつまむ。
ーーキュッ
「おほぉ♡♡♡」
その瞬間、蘇芳は間抜けな雌声を漏らしながら軽く仰け反り、オナホを握る手にも力が篭った。
(っ…こ、これぇ♡これなら♡また、すぐに…♡)
顔を淫らに歪め、蘇芳はそのまま必死にオナホを動かす。
……しこしこ♡
カリッ♡ ぐにぃ♡♡
「んぉ♡お、ひぃ♡♡」
片手でオナホを前後させながら、もう片方の手で乳首を引っ掻き、こねくり回し、時折抓る蘇芳。
その自慰は性器よりも乳首を集中的に刺激していたが、蘇芳本人はその事実に一向に気付かない。
(はやく♡あ、あと4回も♡射精しないといけないから…♡)
蘇芳は息を荒らげながらオナホを動かすペースを上げていく。
先程までとは打って変わり、乳首を弄り出してからはすぐに射精感が込み上げ……
「っ♡でる♡…いく♡イクイク♡♡ちくびイグぅ♡♡♡」
ーーぶぴゅっ♡♡
腰を前に突き出し、乳首を強く抓りながらの射精。
それは1度目の射精よりも強い快感を蘇芳の体に刻みつけ、またそれと同時に冷静な思考力を奪わせた。
(あと、3回……)
そしてそのまま蘇芳は間髪入れずに自慰を再開する。
『次の部屋に行くため』という正当な理由を盾に、いつしか蘇芳は自慰…もとい乳首弄りに夢中になっていった。
ーーコリコリっ♡
ぎゅっ♡ ぐに♡
「んひっ♡お…っ♡い、くぅ♡♡」
さわ さわ…
ーーギリィッ
「おほっ♡ひぁ♡……ひぐぅ♡♡♡」
爪を立て、指先で弾き、乳輪をなぞり、強く抓る。
いつのまにかオナホで性器を扱くのを止めた蘇芳は、両手で乳首を弄りながら腰をヘコヘコと前後に振り乱していた。
「い、イク♡ちくび♡ちくびイクぅ♡♡」
ビクっ
ーーとぷんっ♡
乳首を弄り続けること数十分。
ようやく『射精5回』のミッションを終えた蘇芳だが、その間に乳首イキを6回ほど迎えていた。
「はぁ…はぁ…♡あ、あと…何回、だ…?」
快感に溺れ回数を数えることもままならなくなった蘇芳。
再び乳首を弄り始めようとするが…次の瞬間、数メートル先に転移の魔法陣が現れたことでようやく手を止める。
「ぁ…お、終わった…のか…」
何処か残念そうな表情を浮かべながらもフラフラと転移の魔法陣の方へと歩いていく。
その性器に装着されたオナホは相変わらず抜けないままであったが、今の蘇芳はそれを機にする余裕もなかった。
(次の部屋には…一体何が……♡)
『魔人を倒す』というより『奥に進む』事を意識しながら、蘇芳は次なる部屋へと向かうのであった。
ーー2部屋目 ミッションの部屋 突破ーー
----------------------------
スオウ 人間・アサシン
Lv.62 性別:男 年齢:24
HP:131/278
MP:160/242
絶頂回数:乳首イキ10回 射精5回
感度:2倍(口内、乳首は3倍)
状態:処女、非童貞、逢魔の血、乳首肥大化、
乳首常時勃起、呪いの乳首リング、
装備一部破損、呪いのオナホ、乳首狂い
----------------------------
………………
………
「2部屋目突破…でもあれじゃあもうダメですね」
ダンジョン内部の管理人室。
蘇芳が映るモニターを観察しながら、キールは大きくため息をつく。
「確かに戦闘能力は高いみたいですけど、快楽に対してはてんでよわよわ。その癖あんなスケベな格好でダンジョンに来るとか、もはや自殺行為に等しいですよ」
前回の挑戦者…淫魔殺しのフロイドと比較し、『あれなら俺1人でも余裕で勝てる』とイキるキール。
しかしダンテはその言葉を完全に聞き流し、蘇芳のパラメータを観測していた。
「………え、えーと、ダンテさま?」
「ん?…あぁ、すまない。挑戦者の能力と搾取できる精力について計算していた」
「相変わらず真面目ですね~。高レベル冒険者のオナニーショーなんて滅多にみられないのに」
淫魔であるキールはやはり挑戦者…蘇芳の濡れ場に興味をそそられていたが、相変わらずダンテの意識はダンジョンの運営にのみ注がれていた。
「彼からはまだまだ精力を搾取出来そうだな…少し、負荷をあげてみるか」
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