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第二部/2組目・異国の暗殺者
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しおりを挟むーーー3部屋目ーーー
射精後の余韻も収まらぬまま次の部屋へと足を踏み入れた蘇芳。
が、3部屋目に到着した瞬間、肉欲に緩みかけていたその顔が一気に引き締まった。
(!何かいる……!)
視界には薄暗い部屋。
一見すると何もいないように見えたが、逢魔忍としての勘がそこにいる邪悪な存在の気配を告げていた。
『……ギッギッギッ』
濁った笑い声のような声を発し、暗がりからゆっくりと姿を現したのは小型の魔物・ゴブリン。
しかしその数は優に10を越え、下卑た目で蘇芳を見つめていた。
「……ふんっ、ようやくダンジョンらしくなってきたか」
ハート型の穴が空いたボディスーツ、そして乳首リングにオナホというかなり間抜けな格好ではあったものの、蘇芳は歴戦の戦士らしく殺気を放ちながら小刀を構える。
(……小型が5体、大型が3体、それと弓使いが4体に…奥に魔法使いらしきゴブリンが一体いるな)
暗がりに目を凝らし、敵の数と配置を視認した蘇芳。
最短で敵を倒す手順を頭の中で組み立てると、即座にそちらへと走り出し、最前列にいた小型ゴブリン2体に向けて小刀を振り抜いた。
ザシュッ!
『グギャァアア!!』
同時に2体の喉元を切り裂く的確な攻撃。
2体のゴブリンは反撃も出来ず、血を吹き出しながらそのまま床に崩れ落ちるが……
ーーキュゥウッ!
「おほぉお!?♡♡♡」
蘇芳が最初の攻撃を終えた瞬間、その胸の乳首リングが突如収縮して敏感な勃起乳首を締め上げる。
突然の事に理解が及ばず、そして快感のあまり蘇芳はその場に崩れ落ちた。
「はぁ…はぁ…♡い、いまのは…?」
体がガクガクと震え、困惑した様子で自身の体を見下ろす蘇芳。
だが、それを待ってくれるほど敵は悠長ではなかった。
『ギギィ!』
「っ!」
先程切り捨てたのとはまた別のゴブリンが駆け寄りながら手にした棍棒を振り上げる。
蘇芳は反射的に小刀を構えその攻撃を防ぐ体勢を取ったが……
ガキンッ!
ーーキュゥウッ!
「っ、んほぉお♡♡♡」
ゴブリンの一撃を防いだ瞬間、今度は下半身…ボディスーツの穴から顔を出したオナホが収縮し、蘇芳は再び甘美な悲鳴をあげてしまった。
「な…こ、れは…♡♡」
攻撃をすれば乳首リングが収縮し、防御をすればオナホが収縮する。
そんな一見頭が悪いようで効果的な『呪い』がかけられていたことに気付いた蘇芳は、即座に後退してゴブリンの群れを睨みつけた。
(くっ…こんな、屈辱…!)
歯を食いしばりながらも、蘇芳は即座に手に印を組む。
目標は眼前のゴブリン全て。
出し惜しみはせず、この一撃で全てを終わらせるつもりで術を放つ。
「来たれ炎獄の帳!忍法・劫火滅却陣!……っ、んほぉおぉお♡♡♡」
ーーゴウッ!
瞬間、蘇芳の魔力を糧として炎が部屋中に満ちていく。
それと同時に乳首リングが激しく震えながら収縮し、蘇芳は情けないアクメ声をあげながら乳首イキによる射精を迎えていた。
「はぁ…はぁ…♡っ、こ、これで…」
腰砕けになりながらも蘇芳は燃え盛る炎を見つめてゆっくりと立ち上がる。
しかし……
カッ!
「っー!」
突如炎の隙間から溢れ出た眩い光。
そこには、他のゴブリンの亡骸を盾として炎を防いでいたあの魔法使いと思しきゴブリンが居て……
「なっ…!しまっ…」
咄嗟に回避しようとしたが時すでに遅し。
快感に弛緩した体では反射的な動きが出来ず、蘇芳はその魔法をまともに被弾してしまった。
………………
……………………
ーードサッ
『…ギギッ』
魔法を受けた蘇芳が倒れると部屋を満たしていた炎も消え、ゴブリン達はゆっくりと立ち上がる。
先程の蘇芳の忍術で多くのゴブリンがやられてしまったが、まだ魔法使いのゴブリン、そして大型ゴブリン2体が仲間の亡骸を盾にして生き残っていた。
「…………」
『ギギッ…ギャッギャッ』
ゴブリン達は床に倒れる蘇芳を囲むと、その体を仰向けにしてニヤニヤと下卑た笑みを浮かべる。
……魔法使いゴブリンの放った魔法は『催眠魔法』。
その中でも今回使われたのは『従順な性奴隷になる』というもので、ゴブリン達は蘇芳の体を舐めまわすように見つめながらその股間を大きくしていた。
「っ、う……」
『!』
そして数分後。
ようやく意識を取り戻した蘇芳。
新たな『性奴隷』の目覚めにゴブリン達はいきり立つ性器をさらに硬くする。
が……
「…ゴブリン風情が…あの程度の魔法が通用すると思ったか?」
『ギッ…!?』
逢魔忍である蘇芳には魔人の血が流れており、それ故に魔法に対する抵抗力を持つ。
だからこそゴブリンからの催眠魔法を受けても正気を保っていた……はずだったのだが…
「逢魔忍も舐められたものだな。…貴様らの命、そのザーメンと共にこの俺が残らず搾り取ってくれる!」
…催眠魔法は中途半端に作用し、『常識変換』という歪んだ形で効果を発揮していた。
『ギャッ…?』
『ギィ…』
予想外のことに困惑するゴブリン達。
しかし蘇芳の方はやる気に満ちた表情で体を起こすと、その場でガニ股になり腋や胸を晒しながら淫らに腰を前後に振って見せる。
「どうした?来ないのか?」
挑発するように嘲笑う蘇芳。
本気で『敵を倒す=精液を搾り取り尽くす』と思い込んでいるようで、その視線は大きく膨らんだゴブリン達の性器を見つめていた。
『…ギギッ』
『ゲヒャヒャッ』
しばらく困惑していたゴブリン達も、一向に武器を構えない蘇芳を見て事態を理解したのか下卑た笑い声を上げながらボロ布のような下帯を脱ぎ捨てる。
すると『ブルンッ』と音がなりそうな勢いで硬くそそり立った性器が晒され、一様に蘇芳の顔面へと向けられた。
「ふっ…ゴブリンにしてはなかなか立派なちんぽだな♡匂いも…んん♡くっさい♡」
その先端に顔を寄せ、すんすんと匂いを嗅ぐ蘇芳。
そのすえた匂いに嫌な顔をするどころか舌なめずりすらして見せる。
そして左右の手に大型ゴブリンの極太性器を握り、唇には魔法使いゴブリンの細長い性器を宛てがう。
「さぁ来い!俺が搾り尽くしてやる…♡」
…そして、蘇芳の『戦い』が始まった。
ーー 後半へ → ーー
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