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【番外編】リベンジ!親子の冒険者
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しおりを挟む※こちらは『第一部/3組目・親子の冒険者』の後日談的なお話です。
ふたなり娘×筋肉系父親のふたなり逆アナルなどの要素が苦手な方はご注意ください。
……ブラスレッタの街から街道を通って数時間。
以前と変わらぬ場所に聳えるダンテの造ったエロトラップダンジョンは、人族達から『未踏のダンジョン』あるいは『死なずのダンジョン』と呼ばれ、特に冒険者達からの注目スポットとなっていた。
「数ヶ月ぶりに来たけど…何だか随分と賑わってるね」
「あぁ。やはりあの『お触れ』の影響だろうな。…それでもまだ踏破者は出ていないようだが」
ダンジョンに挑戦しようとしている冒険者やそれを相手に商売をする商人などで賑わうダンジョン付近。
そんな異様な光景を遠目に見つけ、赤毛の2人組は小さくため息を吐く。
……2人組は装備から判断するに、どうやら重戦士と聖職者の男女コンビのようだ。
背が高くガタイの良い体格をした重戦士の中年男性が前を歩き、その後ろを聖職者の少女が小走りで追いかけていた。
「ん?…お、アンタらも『死なずのダンジョン』に挑むつもりかい?」
そんな2人組を見つけた商人が不意に声をかける。
その声に咄嗟に重戦士の男が足を止め、商人の方を向いた。
「あぁ、そのつもりだ。…前にも来たんだが、ここはいつからこんな賑わいに?」
「俺も割と最近来たクチだから詳しくはないんだが…やっぱり例のお触れが出てから急激に人が増えたって聞いてるな」
「そうか……」
重戦士の男は商人の話に僅かに眉をひそめ、なにやら考え込むような様子を見せる。
だが…
「お父さん!置いていかないでよ…!」
後ろから追いかけて来ていた少女…実の娘の声に、その表情は一瞬にして和らいだ。
「あぁ。悪いなブレア」
ーー重戦士の父・アレクと聖職者の娘・ブレア。
彼らは親子で活動する冒険者で、過去にもこのダンジョンに挑んだ事がある経験者でもあった。
「あんたら、親子で冒険者家業やってんのかい?…娘さん、大丈夫なのか?」
「あぁ。これでもこの子は中々の腕利きでな。俺より才能があるかもしれん」
アレクの発言にブレアは顔を赤くして父の背中を杖で小突く。
「は、恥ずかしいからやめてよっ」
ぽかっ ぽかっ
「いてててっ」
「ははっ、いいコンビだな」
そんな親子の微笑ましい姿に商人は『餞別だ』とポーションを手渡す。
「…いいのか?売り物なのに」
「なに、ランクの低い安物だ。…それより、帰ってきたら土産話聞かせてくれよな」
「あー…あ、あぁ。機会があったらな」
既にダンジョンの内部を知っているアレクは言葉を濁しつつも受け取ったポーションを道具袋に入れた。
「おじさん、ありがと!」
「ははっ…そこはお世辞でもお兄さんって言ってほしかったな」
「その高そうなポーションくれたら言ってあげる」
「……ブレア」
にこりと微笑みながら更にポーションを要求する娘に頭を抱えるアレクだが、商人の方は大きな笑い声を上げていた。
「はっはっは、こいつは1本取られたな。…だが生憎これはそれなりに高級な品でな。そう簡単にはあげられねえ」
「ちぇー」
可愛らしく頬を膨らませたブレアだが、商人はまだクツクツと笑っていた。
「くくっ…じゃあ嬢ちゃん達がこのダンジョンを踏破出来たらプレゼントしてやるよ」
「本当?」
「ああ。…ほんとに踏破出来たらな」
それは暗に『お前らでは無理だ』と言われているようなもので、ブレアはその眉間に皺を寄せた。
が、すかさずアレクがそれを誤魔化すように娘の肩を叩く。
「ほらブレア、商売の邪魔になるからそろそろ行くぞ」
「はぁい」
「じゃあな。…楽しい土産話、期待してるぜ」
気さくな笑みを浮かべて手を振る商人に手を振り返し、2人はそのまま人気のない方へと歩いていく。
しかしブレアは終始むくれたままだった。
「……ブレア。そんなことで機嫌損ねるなって」
「だってぇ…」
「今回の俺たちの目的はダンジョンの踏破じゃない。…あくまでも、お前のその『呪い』を解くことだ」
アレクはそう呟き、娘…ブレアの下腹部を見つめる。
一見何ともないが、このローブの下には過去にこのダンジョンに挑んだ時に刻まれてしまった…呪われたモノが鎮座している。
「…わかってるよ…このダンジョンに、呪いを解くアイテムがあるかもしれないんでしょ?」
「あぁ。…それに眉唾物の噂だが、そういうトラップもあるらしい」
アレクが聞いたのは、『あらゆる魔法を解くトラップ』の噂。
もちろんそれを鵜呑みにした訳では無いが、他のダンジョンと違い『挑戦者が死ぬ事がない』このダンジョンを調べた方が安全だろうと考えた結果だった。
「嫁入り前の娘にあんなもの……絶対に俺が治してやるからな」
「うん……」
(……私としては、別にこのままでも…)
と、ブレアが物憂げにため息を吐くと、不意にその小柄な体がビクリと震える。
「ぁっ…♡」
「ブレア…?」
娘の異変に気付いたアレク。
咄嗟に周囲を見渡し、人がいないことを確認してからブレアをその場に座らせる。
「はぁ…はぁ…♡お、とうさん…♡」
「…大丈夫だ。す、すぐに…処理するからな…♡」
僅かに上擦った声でブレアを安心させつつ、娘のローブに手をかける。
そしてそれをゆっくりと捲れば、ムワッとした雄の匂いと共に、子供の腕ほどもある逞しい男性器が顔を出した。
…これこそがブレアに刻まれた呪いの証。
『ふたなりの淫紋』と『絶倫の淫紋』によりもたらされた、極太絶倫ちんぽである。
(っ…♡む、娘のふたなりちんぽ…見ただけなのに、尻が…うずいて…♡)
「…お父さん?」
娘の声にハッとすると、アレクは恐る恐る口を開き…その大きな亀頭を口に銜える。
「んむっ♡…んっ♡れろ♡じゅぷっ…♡」
じゅぽっ じゅぽっ♡
『娘のため』とは言いながらも次第に蕩けた雌の顔へと変貌していく父の姿に、奉仕される側のブレアは次第に気を良くする。
「はぁ…♡お父さん、気持ちいいよ♡…おしゃぶり、上手になったね♡」
ブレアの隠れていたSっ気が顔を出し、その手はアレクの頭に乗る。
そして……
「でも…ちょっと足りないかなっ!」
ーーぐぽぉっ♡
「んぶぅう♡♡♡♡」
父の頭を無理矢理押さえつけ、その喉をオナホのように使い始めた。
ぐぽっ♡ ぐぽっ♡
「んむ♡ぉごお♡♡(あ♡ダメ♡これ、だめぇ♡♡口いっぱいに、ブレアのちんぽの味がして…堕ちる♡♡また、ケツマゾになっちまうぅ♡♡)」
「はぁっ♡さいっこう…♡」
父親の喉を蹂躙していたブレアだが、不意にそのアレクが腰をヘコヘコと揺らしていることに気付く。
そこでニヤリとほくそ笑みながら足を伸ばし…鎧で隠れた下半身を、ゆっくりと踏みつけた。
ぐにぃ♡
「おほぉぉおおぉお♡♡♡」
「あ、やっぱり硬くなってる♡…ねぇお父さん。『娘のため』とか言って、ほんとは自分がチンしゃぶしたかっただけじゃないの?」
「ひ、ひがっ…んむぅ♡♡」
否定の言葉を紡ごうとしたアレクだが、その口をまたもや娘のモノに塞がれてしまう。
しかしそんな娘の暴挙にもアレクは嫌な顔をするどころかうっとりと目を細め、娘からの行為を甘受しているようだった。
「っ…そろそろ、出るかも…」
じゅぽっ♡ じゅぽっ♡
「んむ♡んんんっ♡♡♡(いいぞ♡出せ♡このまま…俺の、娘専用くちまんこに♡ザーメン注いでくれ♡♡)」
アレクは咄嗟に喉や口をすぼめてブレアのモノに強く吸い付く。
そんな父親の間抜けなひょっとこフェラにブレアの理性はプツリと吹き飛び、その頭を鷲掴みにすると容赦なく腰を打ち付けた。
ーーずぼぉ♡♡
「んもぉ♡♡」
「っ、出る…全部、飲んで…!!」
どぷんっ♡ びゅるるるっ♡♡♡
「おごぉぉおおぉお♡♡♡」
そして喉奥から直接胃袋へと放たれた大量の濃厚な精液。
その勢いにアレクもまた下着の中で射精し、更には弄られてもいない尻穴も同時に絶頂していた。
……ぬぽんっ
「はぁ…はぁ…あー、スッキリした♡」
しばらくしてようやく全てを出し切ったブレアは、爽やかな笑顔で性器を引き抜く。
それと同時にアレクは地面に倒れ込んだが、『いつもの事だから』と特別心配はしない。
「1回抜いてさっぱりしたし、しばらく休んだらダンジョン行こうね♡」
「……あ、あぁ…♡」
口の端から涎を垂らしながらも、アレクはゆるく頷いてみせる。
(…2度目のダンジョン…今度は、どんな目に合うんだ…?♡)
空を見つめるその表情は、これからのダンジョン攻略への期待に満ちていた。
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アレク 人間・重戦士
Lv.62 性別:男 年齢:40
HP:572/610
MP:59/59
絶頂回数:射精・尻穴各1回
感度:1.5倍
状態:[非処女]、[非童貞]、雌落ち済、
尻穴開発済、マゾ(娘限定)
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ブレア 人間・聖職者
Lv.34 性別:女 年齢:17
HP:181/181
MP:100/100
絶頂回数:射精1回
感度:等倍
状態:[処女]、[非童貞]、ふたなりの淫紋、
絶倫の淫紋、サド(父限定)
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※絶頂回数は前回挑戦時を含まず
………………………………………………………………
こちらの番外編は性癖大暴走な感じでお送り致します。
やったぜ
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