17 / 41
第3章: 強制的エピローグ、……そして
3-3. 考えとは裏腹に
しおりを挟む
「……思ったより楽しかったなぁ」
「でしょ!」
中央駅直結のシネコン。直結というよりは、駅ビルの中にあるという方が正しいかもしれない。そんな超絶便利なシアターから出るなり満足そうに呟いたアストに、ナミが楽しそうに笑った。
「アンタは?」
「……悪くない、と思う」
「その感想はビミョーね」
「じゃあ、お前はどうなんだよ」
「ナミー、次はどーすんのー?」
何やら喧しく突っかかってきそうなフウマを適当にあしらいながら――というよりは半分以上無視しながら、ナミにこの後の予定を訊く。時間も時間だし、どこかで軽くお昼にしようということになり、流れでそのままファストフード店へ向かうことになった。ポップコーンもやや大きめのサイズをふたつだけ買って、ふたりでひとつにしていたので、それほどおなかは膨れていない。これはアストのアイディアだったけれど、これは間違いなくグッジョブな判断だったと思う。ひとりでひとつなんてことにしてたら、きっと今頃ランチタイムにはなっていないはずだった。
「なぁ、アスト?」
「ん?」
歩き出そうとしたところで、フウマがやたらとアタシに視線を送ってきつつアストに話しかけた。何を言い出すつもりだ、コイツは。
「お前、腹減ってないのか?」
「それなりには減ってるけど、それが?」
「いや、アイツにポップコーンガッツリふんだくられたんじゃねーかって痛いんだよ!」
「アンタが失礼なこと言わなければ痛い目には遭わないんですぅ!」
座席順はスクリーンに向かって右からフウマ、ナミ、アタシ、アストの並び。自然とふたつのポップコーンのバーレルは男女一組にひとつの割り当てになるわけで、アタシはアストとのシェア。どうせフウマはアタシがほとんど食べきったと思っているんだろう。
「くだらないこと言ってないでさっさと前に行く!」
「ホンットに、口より先に手が出るヤツ……」
ごちゃごちゃと言いながらも、少し先を歩いていたナミのところへ寄っていくフウマ。それを見遣りつつため息をつく。そんなアタシの隣にはアストが来てくれた。
「むしろ、ボクの方が食べてたよね?」
「んー……」
曖昧な声をアストに返すアタシ。
――ゴメン、アスト。アストが思っているより、アタシけっこう食べちゃってたと思うよ。
〇
ファストフードの定番のど真ん中とも言えるハンバーガーショップは、地下街の外れにある店を選んだ。メインの通りからは少しズレた場所にあるということもあってか、時間帯を考えても比較的空いている。4人で余裕を持って座れる程度だったのはラッキーだった。今日のアタシたちはいろいろとツイているらしい。
適当に選びつつ、何気なくシェアしつつ、そんなことをしている間に30分くらいは経っただろうか。全員が何となく「そろそろ出ようか」という雰囲気になり、揃って席を立つ。店を出てほど近いところにある化粧室に、ナミといっしょに入った。
「さて、と」
男子ふたりの姿が見えなくなったところで、ナミが少しだけ緊張した雰囲気でこちらを向く。ああもう、どうしてこの娘はこんなにカワイイんだ。元々可愛かったけど、ここまで彼女を可愛らしくしたのは、たぶんアイツなんだろう。何だか負けた気分になる。ただ、それと同時に、やっぱり心の何処かに細波が立ったような気がしてならなかった。
「じゃあ、この後は予定通りってことで」
「おっけー」
軽く微笑んで返すと、アタシの顔を見たナミも笑ってくれた。
作戦はシンプル。ここまではいつも通りの4人で過ごしてきたので、ここからはナミとフウマのカップルをカップルだけにしてあげようという魂胆だ。ナミはナミでフウマとだけで行きたいところがあるらしかったし、フウマにも何処か寄りたいところがあるというのはアストが既に調査済みだった。だったら状況的にも何も問題は無い、ということで計画を実行に移すことにした、というわけだ。
――どうもナミとしては、アタシとアストのセットを作りたかったがためにアタシの提案に乗ってきた感じもあるけれど、それは結果オーライということで良しとすることにした。アタシの目的が遂行されればそれでイイのだ。きっと。
そう。すべてはナミの初デートのため。それ以外には何もない。その思いには、きっと何の揺らぎも、少しの動揺もないはずだ。
「ってことで、4時くらいに展望台に集合っ」
「ん」
「じゃあ、フウマくん行こう」
「おー」
背を向けるふたりに「気を付けてねー」と声を掛ければ、ふたり同時に「お母さんみたい」だの「オレのオカンか!」だのと返事が飛んできた。案外似たもの同士――似たもの夫婦なのかもしれない、などと思ってみる。
「……ふう」
なぜかため息が漏れてきた。何かに安心しているのだろうか。でも、安心する要素なんて、特に何も無いような気がするのに。
「それじゃあ、アタシたちも行こっか」
「おっけー。……セナはどこ行きたい?」
「んーとねえ……」
そう言われてどこかを思い浮かべようとするけれど、霞がかかってしまったようにアイディアが見つからない。昨日の夜とか今朝とか、それなりに行きたいところのネタ出しはひとりで妄想を膨らませるみたいにしていたはずなのに。何だかアタマの中にそこそこのサイズがあるはずの考えるためのスペースが、今はものすごく狭くなっているような感覚があった。何が入っているのかよくわからなくなった大きな段ボール箱が無造作に置かれたクローゼットみたいだ。
もしかして――と思い当たる節はある。それは、今アタシの隣で微笑みながら悩むアタシを見ているアストに、あまり小さくはないウソを吐いていることだった。
ナミたちふたりと別れるために、あのふたりには『アタシがアストと行きたい場所があるから別行動を取りたがっている』という設定で動いてもらっていること。そして、アストに対しては、『ナミとフウマをふたりだけにさせてあげる』という言い方で誤魔化していること。
これだとまるっきりアストの気持ちをないがしろにしてしまっている。口には出さないし今も微笑んでくれているけれど、その微笑みの下ではきっと哀しい寂しい思いをさせてしまっている。
「……ごめんね」
「ん? 別に、全然謝るところじゃないでしょ」
思わずアタシの口をついて出てきた言葉を、アストは何でもないように笑い飛ばした。これじゃあどっちが傷心しているのかわからない。
わかってる。きっとアストは、アタシが行きたい場所を選ぶのに時間がかかってしまっていることに対して謝っている、と思っているのだろう。
――違う、本当は違うんだ。
そうやって言い切れればどれだけ楽なんだろうか。
「じゃあ、とりあえずゆっくり歩いていこっか」
「……そうだね、時間ももったいないし」
アタシをエスコートするみたいに歩き始めたアストのことを、今は見上げることができなかった。
「でしょ!」
中央駅直結のシネコン。直結というよりは、駅ビルの中にあるという方が正しいかもしれない。そんな超絶便利なシアターから出るなり満足そうに呟いたアストに、ナミが楽しそうに笑った。
「アンタは?」
「……悪くない、と思う」
「その感想はビミョーね」
「じゃあ、お前はどうなんだよ」
「ナミー、次はどーすんのー?」
何やら喧しく突っかかってきそうなフウマを適当にあしらいながら――というよりは半分以上無視しながら、ナミにこの後の予定を訊く。時間も時間だし、どこかで軽くお昼にしようということになり、流れでそのままファストフード店へ向かうことになった。ポップコーンもやや大きめのサイズをふたつだけ買って、ふたりでひとつにしていたので、それほどおなかは膨れていない。これはアストのアイディアだったけれど、これは間違いなくグッジョブな判断だったと思う。ひとりでひとつなんてことにしてたら、きっと今頃ランチタイムにはなっていないはずだった。
「なぁ、アスト?」
「ん?」
歩き出そうとしたところで、フウマがやたらとアタシに視線を送ってきつつアストに話しかけた。何を言い出すつもりだ、コイツは。
「お前、腹減ってないのか?」
「それなりには減ってるけど、それが?」
「いや、アイツにポップコーンガッツリふんだくられたんじゃねーかって痛いんだよ!」
「アンタが失礼なこと言わなければ痛い目には遭わないんですぅ!」
座席順はスクリーンに向かって右からフウマ、ナミ、アタシ、アストの並び。自然とふたつのポップコーンのバーレルは男女一組にひとつの割り当てになるわけで、アタシはアストとのシェア。どうせフウマはアタシがほとんど食べきったと思っているんだろう。
「くだらないこと言ってないでさっさと前に行く!」
「ホンットに、口より先に手が出るヤツ……」
ごちゃごちゃと言いながらも、少し先を歩いていたナミのところへ寄っていくフウマ。それを見遣りつつため息をつく。そんなアタシの隣にはアストが来てくれた。
「むしろ、ボクの方が食べてたよね?」
「んー……」
曖昧な声をアストに返すアタシ。
――ゴメン、アスト。アストが思っているより、アタシけっこう食べちゃってたと思うよ。
〇
ファストフードの定番のど真ん中とも言えるハンバーガーショップは、地下街の外れにある店を選んだ。メインの通りからは少しズレた場所にあるということもあってか、時間帯を考えても比較的空いている。4人で余裕を持って座れる程度だったのはラッキーだった。今日のアタシたちはいろいろとツイているらしい。
適当に選びつつ、何気なくシェアしつつ、そんなことをしている間に30分くらいは経っただろうか。全員が何となく「そろそろ出ようか」という雰囲気になり、揃って席を立つ。店を出てほど近いところにある化粧室に、ナミといっしょに入った。
「さて、と」
男子ふたりの姿が見えなくなったところで、ナミが少しだけ緊張した雰囲気でこちらを向く。ああもう、どうしてこの娘はこんなにカワイイんだ。元々可愛かったけど、ここまで彼女を可愛らしくしたのは、たぶんアイツなんだろう。何だか負けた気分になる。ただ、それと同時に、やっぱり心の何処かに細波が立ったような気がしてならなかった。
「じゃあ、この後は予定通りってことで」
「おっけー」
軽く微笑んで返すと、アタシの顔を見たナミも笑ってくれた。
作戦はシンプル。ここまではいつも通りの4人で過ごしてきたので、ここからはナミとフウマのカップルをカップルだけにしてあげようという魂胆だ。ナミはナミでフウマとだけで行きたいところがあるらしかったし、フウマにも何処か寄りたいところがあるというのはアストが既に調査済みだった。だったら状況的にも何も問題は無い、ということで計画を実行に移すことにした、というわけだ。
――どうもナミとしては、アタシとアストのセットを作りたかったがためにアタシの提案に乗ってきた感じもあるけれど、それは結果オーライということで良しとすることにした。アタシの目的が遂行されればそれでイイのだ。きっと。
そう。すべてはナミの初デートのため。それ以外には何もない。その思いには、きっと何の揺らぎも、少しの動揺もないはずだ。
「ってことで、4時くらいに展望台に集合っ」
「ん」
「じゃあ、フウマくん行こう」
「おー」
背を向けるふたりに「気を付けてねー」と声を掛ければ、ふたり同時に「お母さんみたい」だの「オレのオカンか!」だのと返事が飛んできた。案外似たもの同士――似たもの夫婦なのかもしれない、などと思ってみる。
「……ふう」
なぜかため息が漏れてきた。何かに安心しているのだろうか。でも、安心する要素なんて、特に何も無いような気がするのに。
「それじゃあ、アタシたちも行こっか」
「おっけー。……セナはどこ行きたい?」
「んーとねえ……」
そう言われてどこかを思い浮かべようとするけれど、霞がかかってしまったようにアイディアが見つからない。昨日の夜とか今朝とか、それなりに行きたいところのネタ出しはひとりで妄想を膨らませるみたいにしていたはずなのに。何だかアタマの中にそこそこのサイズがあるはずの考えるためのスペースが、今はものすごく狭くなっているような感覚があった。何が入っているのかよくわからなくなった大きな段ボール箱が無造作に置かれたクローゼットみたいだ。
もしかして――と思い当たる節はある。それは、今アタシの隣で微笑みながら悩むアタシを見ているアストに、あまり小さくはないウソを吐いていることだった。
ナミたちふたりと別れるために、あのふたりには『アタシがアストと行きたい場所があるから別行動を取りたがっている』という設定で動いてもらっていること。そして、アストに対しては、『ナミとフウマをふたりだけにさせてあげる』という言い方で誤魔化していること。
これだとまるっきりアストの気持ちをないがしろにしてしまっている。口には出さないし今も微笑んでくれているけれど、その微笑みの下ではきっと哀しい寂しい思いをさせてしまっている。
「……ごめんね」
「ん? 別に、全然謝るところじゃないでしょ」
思わずアタシの口をついて出てきた言葉を、アストは何でもないように笑い飛ばした。これじゃあどっちが傷心しているのかわからない。
わかってる。きっとアストは、アタシが行きたい場所を選ぶのに時間がかかってしまっていることに対して謝っている、と思っているのだろう。
――違う、本当は違うんだ。
そうやって言い切れればどれだけ楽なんだろうか。
「じゃあ、とりあえずゆっくり歩いていこっか」
「……そうだね、時間ももったいないし」
アタシをエスコートするみたいに歩き始めたアストのことを、今は見上げることができなかった。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】好きって言ってないのに、なぜか学園中にバレてる件。
東野あさひ
恋愛
「好きって言ってないのに、なんでバレてるんだよ!?」
──平凡な男子高校生・真嶋蒼汰の一言から、すべての誤解が始まった。
購買で「好きなパンは?」と聞かれ、「好きです!」と答えただけ。
それなのにStarChat(学園SNS)では“告白事件”として炎上、
いつの間にか“七瀬ひよりと両想い”扱いに!?
否定しても、弁解しても、誤解はどんどん拡散。
気づけば――“誤解”が、少しずつ“恋”に変わっていく。
ツンデレ男子×天然ヒロインが織りなす、SNS時代の爆笑すれ違いラブコメ!
最後は笑って、ちょっと泣ける。
#誤解が本当の恋になる瞬間、あなたもきっとトレンド入り。
『好きになったら負け』のはずなんだけど、もしかするとお互いにずっと好きだったのかもしれない
α作
恋愛
これは「神社監修のAI恋愛アプリ」という今風ガジェットを使って、
幼なじみ両片思いの二人が、
勝負・ゲーム・試練を言い訳にしながら、
“好きになったら負け”という自己防衛を少しずつ崩していく話——
高校二年生の橘春樹は、恋愛とは縁遠いまま毎日を過ごしている。そんな中、恋愛成就率98.7%をうたう話題のアプリ「恋むすび」が大流行。幼なじみの桜庭蒼依は、そのアプリを使って突然「恋愛勝負」を持ちかけてきた。
『春樹が私を好きになったら、私の勝ち』
『私が春樹を好きになったら、私の負け』
神社監修×AI診断によって、「恋ごころ」が数値化され、二人には次々と“恋の試練”が課されていく。
ただのゲーム、ただの勝負——そのはずだった。
けれど、アプリに導かれるように距離を縮めるうち、春樹は蒼依の不器用な優しさに、蒼依は春樹の真面目さとさりげない言葉に、それぞれの「好き」が形を帯び始めていく。
「好きになったら負け」と言い張る蒼依と、「ただの幼なじみ」と自分をごまかす春樹。
恋心を可視化するアプリと、変わってしまうことへの怖さのあいだで揺れながら、二人は“好き負け"の境界線へと、一歩ずつ近づいていく——
これは、AI恋愛アプリに巻き込まれた幼なじみ同士の、「好きになったら負け」な恋愛勝負の物語。
『恋心が数値になる時代に、幼なじみの関係は勝負でなんて割り切れない——』
なろう、カクヨムでも連載しております。
カクヨム版
https://kakuyomu.jp/works/822139841114438377
内容は同一ですが、タイトルに若干の変更があります。
俺をフッた幼馴染が、トップアイドルになって「もう一度やり直したい」と言ってきた
夏見ナイ
恋愛
平凡な大学生・藤堂蓮には忘れられない過去がある。高校時代、告白した幼馴染の星宮瑠奈に「アイドルになるから」とこっ酷くフラれたことだ。
数年後、瑠奈は国民的アイドル『LUNA』として輝いていた。遠い世界の住人になった彼女との再会なんて、あるはずもなかった――そう、変装した彼女が俺の前に現れ、「もう一度やり直したい」と泣きつくまでは。
トップアイドルの立場を使い強引に迫る元幼馴染と、過去の傷。揺れ動く俺の日常を照らしてくれたのは、俺の才能を信じてくれる後輩・朝霧陽葵の存在だった。
俺をフッた幼馴染か、俺を支える後輩か。過去の清算と未来の選択を描く、ほろ苦くも甘い、逆転ラブコメディ、開幕。
俺の隣にいるのはキミがいい
空乃 ひかげ
恋愛
高校2年生の春、私たちの物語は動き出したーーー。
優しくて明るく、恋愛に少し鈍感な主人公ひなたと仲良し5人組のわちゃわちゃ感や、少し甘酸っぱくも切ない恋愛模様が描かれる最初の作品。
ーーーキミは誰と恋をする?ーーー
☆登場人物☆
・朝日 ひなた(あさひ ひなた)♀
明るくて誰にでも優しい高校2年生。
恋愛面に関しては鈍感。
みんなの事を誰よりも大切に想っている。
・加賀美 瑠夏(かがみ るか)♂
いつも強気で口が少し悪い。
幼馴染のひなたを誰よりも大切に想うが、素直になれずよく1人で葛藤してる。
中学の頃荒れていた時期があったけど、ひなたの存在に救われそこから恋心を自覚する。
天音とは仲が良いものの、彼に対して嫉妬が垣間見える。
・九条 天音(くじょう あまね)♂
面倒見がよく誠実なお兄ちゃんタイプ。
困ってる人がいれば優しく手を差し伸べる。
高校1年生の頃にひなたと瑠夏と出会いそこから友達だけど、最近ひなたに対しての気持ちを自覚。
態度などあまり表には出さないけど、周りからは結構わかりやすい。
・櫻井 悠理(さくらい ゆうり)♂
普段は落ち着いていて茶化したり軽口を叩いたりするが、時たま真面目な雰囲気をかもし出し、考えが誰よりも大人的。
ノリが良くて絡みやすい。
3人の恋愛模様を楽しみながら、時にちょっかいを出しつつ見守る。
・水樹 蛍(みずき ほたる)♀
明るく活発で少し気が強いけど思いやり深い女の子。
後にひなたの親友となり、みんなのお姉さん的存在に。
男子3人にも臆することなくハキハキと意見を言う。
ひなた達の恋愛模様を悠理と共に優しく見守る保護者的ポジションにつく。
・朝日陽翔(あさひはると)♂
ひなたの実の兄。
社会人2年目の22歳。
ノリが良く誰とでもすぐ仲良くなれる陽キャ。
でもひなたの事を1番に大切に思ってる。
家事全般こなせるスパダリ兄。
彼女は今いない。
ひなた達の恋模様を楽しんで見守ってる。
クラスメイトの王子様系女子をナンパから助けたら。
桜庭かなめ
恋愛
高校2年生の白石洋平のクラスには、藤原千弦という女子生徒がいる。千弦は美人でスタイルが良く、凛々しく落ち着いた雰囲気もあるため「王子様」と言われて人気が高い。千弦とは教室で挨拶したり、バイト先で接客したりする程度の関わりだった。
とある日の放課後。バイトから帰る洋平は、駅前で男2人にナンパされている千弦を見つける。普段は落ち着いている千弦が脚を震わせていることに気付き、洋平は千弦をナンパから助けた。そのときに洋平に見せた笑顔は普段みんなに見せる美しいものではなく、とても可愛らしいものだった。
ナンパから助けたことをきっかけに、洋平は千弦との関わりが増えていく。
お礼にと放課後にアイスを食べたり、昼休みに一緒にお昼ご飯を食べたり、お互いの家に遊びに行ったり。クラスメイトの王子様系女子との温かくて甘い青春ラブコメディ!
※特別編3が完結しました!(2025.12.18)
※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。
※お気に入り登録、いいね、感想などお待ちしております。
ルピナス
桜庭かなめ
恋愛
高校2年生の藍沢直人は後輩の宮原彩花と一緒に、学校の寮の2人部屋で暮らしている。彩花にとって直人は不良達から救ってくれた大好きな先輩。しかし、直人にとって彩花は不良達から救ったことを機に一緒に住んでいる後輩の女の子。直人が一定の距離を保とうとすることに耐えられなくなった彩花は、ある日の夜、手錠を使って直人を束縛しようとする。
そして、直人のクラスメイトである吉岡渚からの告白をきっかけに直人、彩花、渚の恋物語が激しく動き始める。
物語の鍵は、人の心とルピナスの花。たくさんの人達の気持ちが温かく、甘く、そして切なく交錯する青春ラブストーリーシリーズ。
※特別編-入れ替わりの夏-は『ハナノカオリ』のキャラクターが登場しています。
※1日3話ずつ更新する予定です。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
サクラブストーリー
桜庭かなめ
恋愛
高校1年生の速水大輝には、桜井文香という同い年の幼馴染の女の子がいる。美人でクールなので、高校では人気のある生徒だ。幼稚園のときからよく遊んだり、お互いの家に泊まったりする仲。大輝は小学生のときからずっと文香に好意を抱いている。
しかし、中学2年生のときに友人からかわれた際に放った言葉で文香を傷つけ、彼女とは疎遠になってしまう。高校生になった今、挨拶したり、軽く話したりするようになったが、かつてのような関係には戻れていなかった。
桜も咲く1年生の修了式の日、大輝は文香が親の転勤を理由に、翌日に自分の家に引っ越してくることを知る。そのことに驚く大輝だが、同居をきっかけに文香と仲直りし、恋人として付き合えるように頑張ろうと決意する。大好物を作ってくれたり、バイトから帰るとおかえりと言ってくれたりと、同居生活を送る中で文香との距離を少しずつ縮めていく。甘くて温かな春の同居&学園青春ラブストーリー。
※特別編8-お泊まり女子会編-が完結しました!(2025.6.17)
※お気に入り登録や感想をお待ちしております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる