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かからない魔法とめざめる奇跡
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目覚めると、コートを着たままベッドの上にいた。部屋の入り口には大量の紙袋が丁寧に並べて置かれている。
すぐさまカレンダーをチェックして紙袋の前に座り込む。
真咲さんと選んだ財布、かばん、……他にも必要なものはたくさん購入した。紙袋からはそれらが次々と出てくる。
そして遠慮がちにぽつりと置かれた小さな紙袋にそっと手を伸ばし、ひざの上に乗せる。中を覗くと、白い小さな箱が入っているのが見えた。
夢じゃなかった。
私は昨日、真咲さんとデートをした。たくさん買い物して、指輪まで買ってもらった。でもどうしてだろう。敬太とデートしていたような気もするのだ。
それが夢だったのだろうか。
敬太のことは忘れたつもりだったのに。そう、真咲さんが私と恋人になりたいというから、だから敬太の夢を見たのだ。
「悠紀さん、起きてますか?」
突如ドアの向こうから声がして、飛び上がりそうになるぐらい驚く。
「悠紀さん……」
もう一度、真咲さんは私の名を呼ぶ。控えめにノックされた音に反応して立ち上がる。ひざの上の紙袋が落ちた音で、辺りは静寂になる。
「悠紀さん、少しだけ顔を見て話せますか?」
程なくして真咲さんがそう切り出す。私は困惑したまま、ドアに手をかける。
ドアに鍵はかかっていなかった。私は昨夜どうやってこの部屋へ帰ってきたのだろう。
不安になりながらドアを開ける。すぐ目の前に大きなキャリーバッグを持つ真咲さんがいる。
「……おはようございます」
目が合わせられないまま挨拶をする。彼もまた、いつものような柔和な笑顔は見せてくれず、申し訳なさげに頭を下げた。
「体調は大丈夫ですか? ひどく酔っていたので心配しました」
「古谷さんは飲まないのに私ばっかり飲んで……、どうかしてました」
「いえ、それは。俺が勧めたのもありますから。……それで、悠紀さん、昨夜のことは覚えてますか?」
真咲さんにしては珍しく、私の顔色をうかがうように尋ねる。
「それが……全然記憶がなくて。古谷さんと出かけたのかどうかもわからないぐらい」
わからないというより、全部夢だったんじゃないかと半信半疑なのだ。そう言うと、ようやく真咲さんはいつもの笑みを取り戻す。
「大丈夫ですよ。時間は戻ったりしていません。今日はクリスマスです。外折さんが手の込んだ料理を用意してくれるようです。俺は同席できませんが」
「古谷さんはいないの? ママの料理好きなのに」
「ええ。今日でなければならないわけではないですが、用事もあるのでしばらく留守にします」
真咲さんのかたわらのキャリーバッグに視線を移す。しばらく帰らないとは、どのぐらい帰らないのだろう。
不安そうな顔をしただろうか。真咲さんはいつもより優しく微笑む。
「年が明けたら戻ります。開業の準備も本格的に始まりますから、悠紀さんには期待しています」
「年明け? 本当にしばらくいないんですね」
「何も心配する事はありません。悠紀さんには気にかけてくれる人がいますから」
「ママのこと……?」
真咲さんが来る前の生活に少し戻るだけと言われたみたいだった。でもそれはちょっと怖いと思う。少し前の自分に戻ってしまうような気がして。
うつむく私に、彼は苦しそうに吐き出す。
「ケイタさん……」
「え……」
ドクリと胸が音を立てた。真咲さんがなぜその名を知っているのだろう。
「ケイタさんはずっと悠紀さんを大切に想ってますよ」
「どうして……」
「時計……」
「時計って?」
「悠紀さんに置き時計をプレゼントしたのは外折さんじゃないんですよ。悠紀さんを大切に想う方からです。ケイタさんですよね。悠紀さんが今でも大切に想うぐらいの人だから」
「……どういう? どうして真咲さんは敬太のこと。私、敬太のこと話した記憶なんて……」
「わかりますよ、見ていれば。離れていても思い合うことはできます。戻れなくても、その思いは永遠に続くことも」
「戻れない……。戻れないから別れたのに……」
「本当に大切な人なんですね。俺の言ったことは忘れてください。覚えてないかもしれませんが」
「古谷さん……」
真咲さんは小さく頭を下げると、キャリーバッグを持ち上げる。行くのだ。年明けまで帰らない。彼の背中がいつもより頼りなく見える。
「古谷さんっ、年明けって、いつ?」
いつ帰るの?
もう会えないんじゃないかなんて焦りを覚えて彼を呼び止める。
階段を降りようとしていた彼は立ち止まり、しばらくの無言の後、ゆっくりと振り返った。
「四日には帰ります。開業の手伝いをお願いします」
そう言って柔らかく微笑むから、私は妙に安堵して、「いってらっしゃい」と手を振った。
真咲さんを見送った後、部屋に戻った。カレンダーの横にあるラインストーンの置き時計を持ち上げる。
真咲さんの言っていたことは本当だろうか。この時計をプレゼントしてくれたのが敬太だなんて。ママはそれを言えなくて、自分からのプレゼントかのように渡したのだろうか。
敬太が私をまだ想ってくれてるなんて、そんなことあるはずないのに。
門村敬太に出会ったのは、看護師として初めて赴任した市民病院でのことだった。
私は入院病棟、二歳年上の敬太は研修医として勤務していた。彼とは廊下ですれ違うことはあっても、話をしたことはなかった。
敬太と初めて会話をしたのは、私が入院患者と散歩に出かけた時のことだった。あの日は桜が満開で、私の心も浮き立っていた。
だから敬太から声をかけられた時は胸が踊るように高鳴った。警戒心なんてなかった。
「古屋さんはいつも一生懸命だね」
仕事ぶりを褒められて、認めてもらえたような気がして、純粋に嬉しかった。
仕事帰りにレストランへ誘われて、交際を申し込まれた。赴任してきた時からずっと気になっていたと言われた。病院の中でも敬太は人気のある医師だった。その実、容姿だけでなく、仕事ぶりも誠実で、患者からも評判が良かった。
そんな敬太を拒む理由は私にはなかった。
敬太は私を大切にしてくれたし、私の心を開くための努力も惜しまなかった。
あの頃の私は無邪気だった。患者からもお似合いだなんてからかわれて、そんなことも楽しく、嬉しい時間に身を置いていた。
だから交際を始めて一年と経たないのに、プロポーズされた時は素直に嬉しかった。
「悠紀、側にいて、俺のことずっと支えてくれないか」
そう言って、彼はダイヤモンドのついた指輪をプレゼントしてくれた。
私はうなずくしか出来なかった。涙がぽろぽろとこぼれた。それは幸せのための涙だった。その涙が悲しみの涙に変わるなんて思ってもいなかった。
幸せなんて長続きはしなかった。
少しぐらい想像すればわかることだった。名門病院の跡取り息子だった敬太が、両親のいない私と付き合えるはずはなかったのだ。
それは唐突だった。
「ごめん、悠紀。あの指輪、返してくれないかな」
敬太はそう言って私の方へ頼りなく手を伸ばした。
彼はうつむいていた。私の顔を一度も見なかった。私は震える指で指輪をつまみ、彼の手のひらに乗せた。
明確な別れの言葉はなかったかもしれない。
次の日もその次の日も、彼は普段と変わらず医師の仕事を全うしていた。ただ私だけを見てくれることはなくなった。
気づいたら、食も細くなり、睡眠もろくに取れず、看護師仲間からは哀れまれ、周囲から人がいなくなり、私だけ取り残されていた。
残ったのは、ママだけだった。
いつも苦しい時に側にいてくれるのはママだけだった。
私にはママしかいなかった。
そしてある日、ミカドがやってきた。それから私の、ママとミカドとの生活が始まったのだ。
目覚めると、コートを着たままベッドの上にいた。部屋の入り口には大量の紙袋が丁寧に並べて置かれている。
すぐさまカレンダーをチェックして紙袋の前に座り込む。
真咲さんと選んだ財布、かばん、……他にも必要なものはたくさん購入した。紙袋からはそれらが次々と出てくる。
そして遠慮がちにぽつりと置かれた小さな紙袋にそっと手を伸ばし、ひざの上に乗せる。中を覗くと、白い小さな箱が入っているのが見えた。
夢じゃなかった。
私は昨日、真咲さんとデートをした。たくさん買い物して、指輪まで買ってもらった。でもどうしてだろう。敬太とデートしていたような気もするのだ。
それが夢だったのだろうか。
敬太のことは忘れたつもりだったのに。そう、真咲さんが私と恋人になりたいというから、だから敬太の夢を見たのだ。
「悠紀さん、起きてますか?」
突如ドアの向こうから声がして、飛び上がりそうになるぐらい驚く。
「悠紀さん……」
もう一度、真咲さんは私の名を呼ぶ。控えめにノックされた音に反応して立ち上がる。ひざの上の紙袋が落ちた音で、辺りは静寂になる。
「悠紀さん、少しだけ顔を見て話せますか?」
程なくして真咲さんがそう切り出す。私は困惑したまま、ドアに手をかける。
ドアに鍵はかかっていなかった。私は昨夜どうやってこの部屋へ帰ってきたのだろう。
不安になりながらドアを開ける。すぐ目の前に大きなキャリーバッグを持つ真咲さんがいる。
「……おはようございます」
目が合わせられないまま挨拶をする。彼もまた、いつものような柔和な笑顔は見せてくれず、申し訳なさげに頭を下げた。
「体調は大丈夫ですか? ひどく酔っていたので心配しました」
「古谷さんは飲まないのに私ばっかり飲んで……、どうかしてました」
「いえ、それは。俺が勧めたのもありますから。……それで、悠紀さん、昨夜のことは覚えてますか?」
真咲さんにしては珍しく、私の顔色をうかがうように尋ねる。
「それが……全然記憶がなくて。古谷さんと出かけたのかどうかもわからないぐらい」
わからないというより、全部夢だったんじゃないかと半信半疑なのだ。そう言うと、ようやく真咲さんはいつもの笑みを取り戻す。
「大丈夫ですよ。時間は戻ったりしていません。今日はクリスマスです。外折さんが手の込んだ料理を用意してくれるようです。俺は同席できませんが」
「古谷さんはいないの? ママの料理好きなのに」
「ええ。今日でなければならないわけではないですが、用事もあるのでしばらく留守にします」
真咲さんのかたわらのキャリーバッグに視線を移す。しばらく帰らないとは、どのぐらい帰らないのだろう。
不安そうな顔をしただろうか。真咲さんはいつもより優しく微笑む。
「年が明けたら戻ります。開業の準備も本格的に始まりますから、悠紀さんには期待しています」
「年明け? 本当にしばらくいないんですね」
「何も心配する事はありません。悠紀さんには気にかけてくれる人がいますから」
「ママのこと……?」
真咲さんが来る前の生活に少し戻るだけと言われたみたいだった。でもそれはちょっと怖いと思う。少し前の自分に戻ってしまうような気がして。
うつむく私に、彼は苦しそうに吐き出す。
「ケイタさん……」
「え……」
ドクリと胸が音を立てた。真咲さんがなぜその名を知っているのだろう。
「ケイタさんはずっと悠紀さんを大切に想ってますよ」
「どうして……」
「時計……」
「時計って?」
「悠紀さんに置き時計をプレゼントしたのは外折さんじゃないんですよ。悠紀さんを大切に想う方からです。ケイタさんですよね。悠紀さんが今でも大切に想うぐらいの人だから」
「……どういう? どうして真咲さんは敬太のこと。私、敬太のこと話した記憶なんて……」
「わかりますよ、見ていれば。離れていても思い合うことはできます。戻れなくても、その思いは永遠に続くことも」
「戻れない……。戻れないから別れたのに……」
「本当に大切な人なんですね。俺の言ったことは忘れてください。覚えてないかもしれませんが」
「古谷さん……」
真咲さんは小さく頭を下げると、キャリーバッグを持ち上げる。行くのだ。年明けまで帰らない。彼の背中がいつもより頼りなく見える。
「古谷さんっ、年明けって、いつ?」
いつ帰るの?
もう会えないんじゃないかなんて焦りを覚えて彼を呼び止める。
階段を降りようとしていた彼は立ち止まり、しばらくの無言の後、ゆっくりと振り返った。
「四日には帰ります。開業の手伝いをお願いします」
そう言って柔らかく微笑むから、私は妙に安堵して、「いってらっしゃい」と手を振った。
真咲さんを見送った後、部屋に戻った。カレンダーの横にあるラインストーンの置き時計を持ち上げる。
真咲さんの言っていたことは本当だろうか。この時計をプレゼントしてくれたのが敬太だなんて。ママはそれを言えなくて、自分からのプレゼントかのように渡したのだろうか。
敬太が私をまだ想ってくれてるなんて、そんなことあるはずないのに。
門村敬太に出会ったのは、看護師として初めて赴任した市民病院でのことだった。
私は入院病棟、二歳年上の敬太は研修医として勤務していた。彼とは廊下ですれ違うことはあっても、話をしたことはなかった。
敬太と初めて会話をしたのは、私が入院患者と散歩に出かけた時のことだった。あの日は桜が満開で、私の心も浮き立っていた。
だから敬太から声をかけられた時は胸が踊るように高鳴った。警戒心なんてなかった。
「古屋さんはいつも一生懸命だね」
仕事ぶりを褒められて、認めてもらえたような気がして、純粋に嬉しかった。
仕事帰りにレストランへ誘われて、交際を申し込まれた。赴任してきた時からずっと気になっていたと言われた。病院の中でも敬太は人気のある医師だった。その実、容姿だけでなく、仕事ぶりも誠実で、患者からも評判が良かった。
そんな敬太を拒む理由は私にはなかった。
敬太は私を大切にしてくれたし、私の心を開くための努力も惜しまなかった。
あの頃の私は無邪気だった。患者からもお似合いだなんてからかわれて、そんなことも楽しく、嬉しい時間に身を置いていた。
だから交際を始めて一年と経たないのに、プロポーズされた時は素直に嬉しかった。
「悠紀、側にいて、俺のことずっと支えてくれないか」
そう言って、彼はダイヤモンドのついた指輪をプレゼントしてくれた。
私はうなずくしか出来なかった。涙がぽろぽろとこぼれた。それは幸せのための涙だった。その涙が悲しみの涙に変わるなんて思ってもいなかった。
幸せなんて長続きはしなかった。
少しぐらい想像すればわかることだった。名門病院の跡取り息子だった敬太が、両親のいない私と付き合えるはずはなかったのだ。
それは唐突だった。
「ごめん、悠紀。あの指輪、返してくれないかな」
敬太はそう言って私の方へ頼りなく手を伸ばした。
彼はうつむいていた。私の顔を一度も見なかった。私は震える指で指輪をつまみ、彼の手のひらに乗せた。
明確な別れの言葉はなかったかもしれない。
次の日もその次の日も、彼は普段と変わらず医師の仕事を全うしていた。ただ私だけを見てくれることはなくなった。
気づいたら、食も細くなり、睡眠もろくに取れず、看護師仲間からは哀れまれ、周囲から人がいなくなり、私だけ取り残されていた。
残ったのは、ママだけだった。
いつも苦しい時に側にいてくれるのはママだけだった。
私にはママしかいなかった。
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