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救えなかった少女、救えたはずの少年
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休日の朝はのんびりしていることが多い。しかし、まだ6時だというのに、すぐにベッドから体を起こした。
ここは朝が静かだ。ホテルの方がよほど過ごしやすいはずなのに、わずかに聞こえる生活音すら穏やかで、心地良い目覚めを迎えることができる。
着替えを済ませて部屋を出ると、偶然にも悠紀の部屋からミカドが出てきたところだった。彼はいつも俺と目が合うと部屋に逃げ込むのに、今日は違った。
まるで優位に立つようにしっぽをピンと伸ばし、悠然と気取りながら階段を降りていく。
俺は苦笑しつつ、ミカドについていく。
階段を降りるとミカドは右手のリビングに入っていく。「あら、ミカド。今日は早起きねー」という明るい由香の声を背に、俺は左手の洗面所へ向かう。
顔を洗い、はねた髪を直す。
鏡の中を覗くと、昨日この場で落ち込んでいた悠紀の泣き顔が浮かぶ。彼女はもう元気を取り戻しただろうか。
かかとをひるがえし、リビングに入る。ミカドは特等席とばかりに悠紀の席の隣を陣取っている。俺には気づかぬふりで、背筋を伸ばして由香に視線を注いでいる。
「あら、古谷さんまで。今日はみんな本当に早起き。何かあるのかしら?」
冗談めかして探りを入れながら、由香は朝食を用意してくれる。
厚焼きたまごに、具だくさん味噌汁。手製の漬物もある。温かい家庭がここにはある。
なぜ悠紀は気づかないのだろう。彼女を取り巻く環境はこんなにも温かく幸せで、当たり前のようであって当たり前にはない得がたいものがあるのに。
「最近悠紀ちゃん、本当に元気になったわね。古谷さんのおかげよ」
熱い湯気の立つ緑茶を差し出しながら由香はそう言って、俺の目の前の席に座るミカドが不服そうに身を乗り出すのを見て笑う。
「もちろんミカドのおかげもあるのよ。ミカドがいたから悠紀ちゃんは元気になったのよね」
ミカドは少しばかり満足そうにまばたきをして、椅子の上に丸くなる。
「ミカドったら、言葉がわかるみたい。そんなことあるわけないのに、もしかしたら、なんて考えちゃうわ」
由香はくすりと笑って、俺の隣の席へ腰を下ろす。
「もしかしたらなんてこともあるかもしれませんね。ミカドくんは大切にされているから、人に近い心が養われたのかもしれません」
「あら、古谷さんは意外と迷信的なことをすんなり受け入れられるタイプかしら」
「迷信と言いますか、ありえない現実を突き付けられても、不思議とそんなものかと受け入れられる自分がいるんです。これは本当に自分の理解を超えています」
「職業柄、いろいろなことがあるのでしょうね」
「まあそうですね。思い込みは思わぬ弊害を起こします。しかし思い込みではないと思いますが……」
苦笑いする俺を見て、由香は不思議そうに首を傾げるが、話の半分もきっと理解していないのだろう。すぐに話題を戻す。
「悠紀ちゃんにね、会わせたい人がいるの。元気になったから、そろそろいいかしらと思って」
「会わせたい人、ですか」
「ええ。彼も正式に紹介して欲しいって、思ってくれたみたい」
由香の頬がほんのりと赤くなる。
会わせたい人というのは、由香の男だろう。そう直感する。母親ではない、女の顔を見せるから。
悠紀はどう思うだろう。実の母ではないとはいえ、信頼を寄せている彼女の一番大切に思う男性を目にしたら心の平穏が乱されるのではないかと不安にもなる。
「お付き合いされてる?」
「付き合うというか……、ほら、古谷さんは覚えてないかしら。カフェで悠紀ちゃんと初めて会った時にいらしたお客様」
俺は眉をひそめる。そんな男性もいただろうか。よくは思い出せないが、いたかもしれない。
「あの時は悠紀ちゃんの具合が良くなくて、黙って帰ってしまったけれど……」
「あ、ああ……、あの」
ふと脳裏によぎる、記憶。あごひげを生やしたトレンチコートの男。俺の横を素通りしていった男性が思い出される。
「彼ね、時々来るのよ。悠紀ちゃんも少しは覚えてくれてるかもしれないけれど、正式に紹介したいと思って」
「ご結婚を考えられてる?」
そう尋ねると、わずかに由香の瞳が揺れる。それは肯定を意味している。
「恋人になりたいと思っているの。悠紀ちゃんが反対するなら考え直すわ」
「それはつらい選択です。悠紀さんは反対しませんよ。反対したら自分を責めることになる」
「……まだ紹介するのははやいかしら」
「お二人で相談されて決めたことなら、その時なのだとは思います。ただ、悠紀さんの居場所がなくなるようなことをされては、今はまだ難しいかと」
「すぐに結婚を考えてるわけじゃないわ。でも……ありがとう。今日彼が悠紀ちゃんに会いに来るのは止められないけれど……」
「今日ですか」
「何かあった? 悠紀ちゃんが仕事休みの日にと思って」
「いえ、こちらの予定はずらせますので」
「予定があるのね、やっぱり。デート?」
にこやかに笑う由香は俺を茶化す。ついミカドへ視線を送るが、彼はすっかり目を閉じて寝入っている。
「新しく出来たドーナツ屋へ行こうかと思っていまして」
「あら、RingRingのこと? 昨日ね、悠紀ちゃんが美味しかったからって買ってきてくれたの。お友だちにも会えたみたいで、昨日は本当に楽しそうで。古谷さんの分はなかったから不思議に思っていたけれど、そういうことだったのね。悠紀ちゃん、きっと楽しみにしてるわね。創士さんは午前中に来られるから、それから出かけるといいわ」
「わかりました。お相手の方はソウジさんと言われるのですね?」
いくつか引っかかることはあったが、俺はまずそれを尋ねた。
「ええ、益田創士さん。昔からの知り合いなの。悠紀ちゃんのことは理解してくれてる方だから……」
だから安心なのだと由香は言うのだろう。
俺は相づちを打つことも出来ず、湯のみを持ち上げた。ぬるくなった緑茶を口に含み、ミカドへと視線を落とす。
彼はちらりとまぶたをあげた後、目が合うか合わないかのうちに腕の中へ顔をうずめる。
わけもわからず妙な焦燥感にかられる。悠紀に早く会いたい。昨日何があったのか、俺は知りたいと思っている。
休日の朝はのんびりしていることが多い。しかし、まだ6時だというのに、すぐにベッドから体を起こした。
ここは朝が静かだ。ホテルの方がよほど過ごしやすいはずなのに、わずかに聞こえる生活音すら穏やかで、心地良い目覚めを迎えることができる。
着替えを済ませて部屋を出ると、偶然にも悠紀の部屋からミカドが出てきたところだった。彼はいつも俺と目が合うと部屋に逃げ込むのに、今日は違った。
まるで優位に立つようにしっぽをピンと伸ばし、悠然と気取りながら階段を降りていく。
俺は苦笑しつつ、ミカドについていく。
階段を降りるとミカドは右手のリビングに入っていく。「あら、ミカド。今日は早起きねー」という明るい由香の声を背に、俺は左手の洗面所へ向かう。
顔を洗い、はねた髪を直す。
鏡の中を覗くと、昨日この場で落ち込んでいた悠紀の泣き顔が浮かぶ。彼女はもう元気を取り戻しただろうか。
かかとをひるがえし、リビングに入る。ミカドは特等席とばかりに悠紀の席の隣を陣取っている。俺には気づかぬふりで、背筋を伸ばして由香に視線を注いでいる。
「あら、古谷さんまで。今日はみんな本当に早起き。何かあるのかしら?」
冗談めかして探りを入れながら、由香は朝食を用意してくれる。
厚焼きたまごに、具だくさん味噌汁。手製の漬物もある。温かい家庭がここにはある。
なぜ悠紀は気づかないのだろう。彼女を取り巻く環境はこんなにも温かく幸せで、当たり前のようであって当たり前にはない得がたいものがあるのに。
「最近悠紀ちゃん、本当に元気になったわね。古谷さんのおかげよ」
熱い湯気の立つ緑茶を差し出しながら由香はそう言って、俺の目の前の席に座るミカドが不服そうに身を乗り出すのを見て笑う。
「もちろんミカドのおかげもあるのよ。ミカドがいたから悠紀ちゃんは元気になったのよね」
ミカドは少しばかり満足そうにまばたきをして、椅子の上に丸くなる。
「ミカドったら、言葉がわかるみたい。そんなことあるわけないのに、もしかしたら、なんて考えちゃうわ」
由香はくすりと笑って、俺の隣の席へ腰を下ろす。
「もしかしたらなんてこともあるかもしれませんね。ミカドくんは大切にされているから、人に近い心が養われたのかもしれません」
「あら、古谷さんは意外と迷信的なことをすんなり受け入れられるタイプかしら」
「迷信と言いますか、ありえない現実を突き付けられても、不思議とそんなものかと受け入れられる自分がいるんです。これは本当に自分の理解を超えています」
「職業柄、いろいろなことがあるのでしょうね」
「まあそうですね。思い込みは思わぬ弊害を起こします。しかし思い込みではないと思いますが……」
苦笑いする俺を見て、由香は不思議そうに首を傾げるが、話の半分もきっと理解していないのだろう。すぐに話題を戻す。
「悠紀ちゃんにね、会わせたい人がいるの。元気になったから、そろそろいいかしらと思って」
「会わせたい人、ですか」
「ええ。彼も正式に紹介して欲しいって、思ってくれたみたい」
由香の頬がほんのりと赤くなる。
会わせたい人というのは、由香の男だろう。そう直感する。母親ではない、女の顔を見せるから。
悠紀はどう思うだろう。実の母ではないとはいえ、信頼を寄せている彼女の一番大切に思う男性を目にしたら心の平穏が乱されるのではないかと不安にもなる。
「お付き合いされてる?」
「付き合うというか……、ほら、古谷さんは覚えてないかしら。カフェで悠紀ちゃんと初めて会った時にいらしたお客様」
俺は眉をひそめる。そんな男性もいただろうか。よくは思い出せないが、いたかもしれない。
「あの時は悠紀ちゃんの具合が良くなくて、黙って帰ってしまったけれど……」
「あ、ああ……、あの」
ふと脳裏によぎる、記憶。あごひげを生やしたトレンチコートの男。俺の横を素通りしていった男性が思い出される。
「彼ね、時々来るのよ。悠紀ちゃんも少しは覚えてくれてるかもしれないけれど、正式に紹介したいと思って」
「ご結婚を考えられてる?」
そう尋ねると、わずかに由香の瞳が揺れる。それは肯定を意味している。
「恋人になりたいと思っているの。悠紀ちゃんが反対するなら考え直すわ」
「それはつらい選択です。悠紀さんは反対しませんよ。反対したら自分を責めることになる」
「……まだ紹介するのははやいかしら」
「お二人で相談されて決めたことなら、その時なのだとは思います。ただ、悠紀さんの居場所がなくなるようなことをされては、今はまだ難しいかと」
「すぐに結婚を考えてるわけじゃないわ。でも……ありがとう。今日彼が悠紀ちゃんに会いに来るのは止められないけれど……」
「今日ですか」
「何かあった? 悠紀ちゃんが仕事休みの日にと思って」
「いえ、こちらの予定はずらせますので」
「予定があるのね、やっぱり。デート?」
にこやかに笑う由香は俺を茶化す。ついミカドへ視線を送るが、彼はすっかり目を閉じて寝入っている。
「新しく出来たドーナツ屋へ行こうかと思っていまして」
「あら、RingRingのこと? 昨日ね、悠紀ちゃんが美味しかったからって買ってきてくれたの。お友だちにも会えたみたいで、昨日は本当に楽しそうで。古谷さんの分はなかったから不思議に思っていたけれど、そういうことだったのね。悠紀ちゃん、きっと楽しみにしてるわね。創士さんは午前中に来られるから、それから出かけるといいわ」
「わかりました。お相手の方はソウジさんと言われるのですね?」
いくつか引っかかることはあったが、俺はまずそれを尋ねた。
「ええ、益田創士さん。昔からの知り合いなの。悠紀ちゃんのことは理解してくれてる方だから……」
だから安心なのだと由香は言うのだろう。
俺は相づちを打つことも出来ず、湯のみを持ち上げた。ぬるくなった緑茶を口に含み、ミカドへと視線を落とす。
彼はちらりとまぶたをあげた後、目が合うか合わないかのうちに腕の中へ顔をうずめる。
わけもわからず妙な焦燥感にかられる。悠紀に早く会いたい。昨日何があったのか、俺は知りたいと思っている。
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