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救えなかった少女、救えたはずの少年
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喫茶店SIZUKUのカウンターに立つのは久しぶりのことだ。グラスを洗いながら店内を眺める。数名の客はいずれも常連客で、新聞や雑誌に思い思い目を通している一人客ばかりだ。
学生時代もこうして休日には店舗の手伝いをしていた。あの頃は希望に満ちた未来を想像して、それなりに幸せな生活をしていた。
「どういう風の吹き回し? 悠紀ちゃんが手伝いたいなんていうから、ママびっくりしちゃった。何かあった?」
せまいカウンターで並ぶママが問う。
何かあった? と聞きたいのは私の方だ。鼻歌でも歌い出しそうなほど、今日のママはうきうきしている。
「ママがたまにはお仕事休んで出かけられたらいいなって思ったの」
「悠紀ちゃん……」
手元に視線を落とし、私はぽつりと告白する。
「益田さん、私はいいと思う。私のことなんて気にしないで、ママ」
「……ありがとう、悠紀ちゃん。でもね、悠紀ちゃんが家を出ていく必要なんてないのよ」
ママはさみしげな目をして言う。
私との間にある溝を埋めようと努力する日々は、私がママに引き取られた日から続いている。それなりに幸せだった日々は少しも溝を埋めてはいなかったのだと、ママの表情を見ていて思う。
「どうして? 私がいたら、結婚したくても出来ないかもしれないでしょ?」
「結婚することになっても、悠紀ちゃんとは今まで通り一緒に暮らしたいと思ってるの」
だから益田さんを紹介したのだ。私が気に入らない人とは暮らせないから。
「一緒にって、ここを出て?」
「もちろん、ここでよ」
「でもここは古谷先生が……」
「古谷さんにはお引越ししてもらわないといけなくなるわね」
「え……」
「結婚だって今すぐってわけじゃないの。その時が来たら古谷さんにはきちんとお話するつもりよ」
「でも先生だって急に言われたら……」
「ママがお願いして暮らしてもらってるところもあるの。古谷さんだって困らないわよ」
「それはそうかもしれないけど」
今だって真咲さんは毎日帰ってくるわけじゃない。それでももう、真咲さんのいない生活なんて考えられなくなってる。
「これからは益田さんと三人で暮らしていける生活を考えましょう。古谷さんには古谷さんの生活があるものね。ああ、そうだわ、悠紀ちゃん。今夜は古谷さんと外食するの? 彼、そう言っていたから」
「たぶん……」
真咲さんは今、千秋とデートしている。今夜は帰ってこないこともあるかもしれない。
「ママもね、今夜は益田さんとお食事に行って来ようと思うの」
ママがご機嫌な理由はそれのようだ。
「あ、うん……、行ってきて」
喜びをあらわにするママを誰が止められるだろう。今夜はママも帰らないかもしれない。
ママも真咲さんもいない日は今までになくて不安だ。
「ママ、楽しんできてね」
心とは裏腹な思いを口にした時、来客がある。開いたドアの方へ目を向けると、来客の足元を何かが素通りしていく。
「おーい、ミカドが出ていったぞー。あいつ、この時間になると外に出ていくなぁ。デートかぁ?」
愉快げに笑う常連客が誰ともなしに話しかける。
「あら、やだ。悠紀ちゃん、ミカド探してきて。たぶん近くにいるはずだから」
「あ、うんっ」
ママに促された私は、エプロンを外すと慌てて喫茶店を飛び出した。
「ミカドー……、ミカドーっ……」
商店街の店舗が連なる壁の隙間を覗いていく。辺りを見回してもミカドの姿はなくて、途方に暮れる。
「ミカド……、どこに行っちゃったの」
マサキクリニックの前まで戻り、クリニックの入り口にしゃがみ込む。ここでよくミカドは喫茶店を抜け出しては、受付にいる私を見ていた。
中には入れてあげられないのだと言ったのは、少し前のことだったか。
あれからミカドは喫茶店に入り浸りで、外に出ているなんて思いもしなかった。
「ミカドまでいなくなったら、私……」
ため息を吐き出し、抱えたひざに額を押し付けた時、どこからかうめき声のようなものが聞こえた。
「誰……?」
ハッと顔を上げて、私は喫茶店SIZUKUの看板に注視する。さっきは誰もいなかったのに、看板の後ろに地面に身をかがめて伏している青年がいる。
「大丈夫ですか……?」
駆け寄り、苦しげに息を吐き出す青年の背をなでた私は、顔を上げる彼を見て息を飲む。
「リン君……?」
リン君は苦悶の表情を浮かべたまま私の首に腕を伸ばす。とっさのことで驚いて身を引こうとする私を、させまいとがっしりと引き寄せ、息を吐き出す。
「悠紀……」
「リン君、どう……」
「悠紀……、ごめん。もう少し……このままでいて」
リン君はひどく震えていた。体に走る痛みをこらえるように、じっとりとした汗を浮かべている。
「どこか、痛いの?」
彼の背に腕を回す。その瞬間、ぶるりと震えた体は次第に落ち着き、乱れた息も整っていく。
「悠紀……」
リン君は長いまつ毛を揺らして私を見つめる。思わぬ至近距離に驚くけれど、私の首に腕を回す彼の視線からは逃れられない。
「もう、ダメみたいなんだ……」
「ダメって?」
「だんだん体がおかしくなって……、俺はリンになりたいって思うのに、ダメだダメだって体が拒否するんだ」
「どういうこと?」
リン君の言葉の意味がわからなくて戸惑う。
「悠紀……、俺をリンのままでいさせて。悠紀がそう望んだら、きっとそれは叶うんだ」
「……リン君」
「俺に解けない魔法をかけてよ……悠紀」
「リン君、意味が……」
リン君は私にすがりつく。恐怖におびえた子供みたいに。だけどその腕はたくましい青年のもので、やはり戸惑わずにはいられない。
「悠紀……好きだよ」
不意にリン君が耳元で囁く。
「真咲が悠紀に望むこと全部、俺もしてあげたいんだ」
そう言って私の目を覗き込む彼の指先が私の唇に触れる。近づく彼から目線をそらした時、私の瞳は大きく開く。
リン君の首にはまるそれは、首輪。
なんで? と私が彼の首筋に手を触れさせた瞬間、唇が重なり合う。
それはほんの少しの時間だった。戸惑っているのは彼の方で。何が起きたのかわからず驚く私と目を合わせると、気恥ずかしげに目を伏せる。
「……リン君」
「悠紀に触れると、どきどきするんだ……」
「なんで……」
唇に触れられた戸惑いは大きい。しかし今の私が感じている困惑はそれ以上のもの。
私は彼の首へとまた視線を移す。
そこにある首輪にはアルファベットが並ぶ。MとKの間の文字が抜け落ちていた。
彼を懐かしく思ったり、彼と過ごす時間に違和感のなかった理由をまざまざと見せつけられた気がした。
「リン君……」
震える指でアルファベットをなぞる。Mに続いて並ぶのはKADOの文字。
リン君も私の困惑に気づいて悲しげに目を伏せる。
「あなたは……」
ミカドなの……?
喫茶店SIZUKUのカウンターに立つのは久しぶりのことだ。グラスを洗いながら店内を眺める。数名の客はいずれも常連客で、新聞や雑誌に思い思い目を通している一人客ばかりだ。
学生時代もこうして休日には店舗の手伝いをしていた。あの頃は希望に満ちた未来を想像して、それなりに幸せな生活をしていた。
「どういう風の吹き回し? 悠紀ちゃんが手伝いたいなんていうから、ママびっくりしちゃった。何かあった?」
せまいカウンターで並ぶママが問う。
何かあった? と聞きたいのは私の方だ。鼻歌でも歌い出しそうなほど、今日のママはうきうきしている。
「ママがたまにはお仕事休んで出かけられたらいいなって思ったの」
「悠紀ちゃん……」
手元に視線を落とし、私はぽつりと告白する。
「益田さん、私はいいと思う。私のことなんて気にしないで、ママ」
「……ありがとう、悠紀ちゃん。でもね、悠紀ちゃんが家を出ていく必要なんてないのよ」
ママはさみしげな目をして言う。
私との間にある溝を埋めようと努力する日々は、私がママに引き取られた日から続いている。それなりに幸せだった日々は少しも溝を埋めてはいなかったのだと、ママの表情を見ていて思う。
「どうして? 私がいたら、結婚したくても出来ないかもしれないでしょ?」
「結婚することになっても、悠紀ちゃんとは今まで通り一緒に暮らしたいと思ってるの」
だから益田さんを紹介したのだ。私が気に入らない人とは暮らせないから。
「一緒にって、ここを出て?」
「もちろん、ここでよ」
「でもここは古谷先生が……」
「古谷さんにはお引越ししてもらわないといけなくなるわね」
「え……」
「結婚だって今すぐってわけじゃないの。その時が来たら古谷さんにはきちんとお話するつもりよ」
「でも先生だって急に言われたら……」
「ママがお願いして暮らしてもらってるところもあるの。古谷さんだって困らないわよ」
「それはそうかもしれないけど」
今だって真咲さんは毎日帰ってくるわけじゃない。それでももう、真咲さんのいない生活なんて考えられなくなってる。
「これからは益田さんと三人で暮らしていける生活を考えましょう。古谷さんには古谷さんの生活があるものね。ああ、そうだわ、悠紀ちゃん。今夜は古谷さんと外食するの? 彼、そう言っていたから」
「たぶん……」
真咲さんは今、千秋とデートしている。今夜は帰ってこないこともあるかもしれない。
「ママもね、今夜は益田さんとお食事に行って来ようと思うの」
ママがご機嫌な理由はそれのようだ。
「あ、うん……、行ってきて」
喜びをあらわにするママを誰が止められるだろう。今夜はママも帰らないかもしれない。
ママも真咲さんもいない日は今までになくて不安だ。
「ママ、楽しんできてね」
心とは裏腹な思いを口にした時、来客がある。開いたドアの方へ目を向けると、来客の足元を何かが素通りしていく。
「おーい、ミカドが出ていったぞー。あいつ、この時間になると外に出ていくなぁ。デートかぁ?」
愉快げに笑う常連客が誰ともなしに話しかける。
「あら、やだ。悠紀ちゃん、ミカド探してきて。たぶん近くにいるはずだから」
「あ、うんっ」
ママに促された私は、エプロンを外すと慌てて喫茶店を飛び出した。
「ミカドー……、ミカドーっ……」
商店街の店舗が連なる壁の隙間を覗いていく。辺りを見回してもミカドの姿はなくて、途方に暮れる。
「ミカド……、どこに行っちゃったの」
マサキクリニックの前まで戻り、クリニックの入り口にしゃがみ込む。ここでよくミカドは喫茶店を抜け出しては、受付にいる私を見ていた。
中には入れてあげられないのだと言ったのは、少し前のことだったか。
あれからミカドは喫茶店に入り浸りで、外に出ているなんて思いもしなかった。
「ミカドまでいなくなったら、私……」
ため息を吐き出し、抱えたひざに額を押し付けた時、どこからかうめき声のようなものが聞こえた。
「誰……?」
ハッと顔を上げて、私は喫茶店SIZUKUの看板に注視する。さっきは誰もいなかったのに、看板の後ろに地面に身をかがめて伏している青年がいる。
「大丈夫ですか……?」
駆け寄り、苦しげに息を吐き出す青年の背をなでた私は、顔を上げる彼を見て息を飲む。
「リン君……?」
リン君は苦悶の表情を浮かべたまま私の首に腕を伸ばす。とっさのことで驚いて身を引こうとする私を、させまいとがっしりと引き寄せ、息を吐き出す。
「悠紀……」
「リン君、どう……」
「悠紀……、ごめん。もう少し……このままでいて」
リン君はひどく震えていた。体に走る痛みをこらえるように、じっとりとした汗を浮かべている。
「どこか、痛いの?」
彼の背に腕を回す。その瞬間、ぶるりと震えた体は次第に落ち着き、乱れた息も整っていく。
「悠紀……」
リン君は長いまつ毛を揺らして私を見つめる。思わぬ至近距離に驚くけれど、私の首に腕を回す彼の視線からは逃れられない。
「もう、ダメみたいなんだ……」
「ダメって?」
「だんだん体がおかしくなって……、俺はリンになりたいって思うのに、ダメだダメだって体が拒否するんだ」
「どういうこと?」
リン君の言葉の意味がわからなくて戸惑う。
「悠紀……、俺をリンのままでいさせて。悠紀がそう望んだら、きっとそれは叶うんだ」
「……リン君」
「俺に解けない魔法をかけてよ……悠紀」
「リン君、意味が……」
リン君は私にすがりつく。恐怖におびえた子供みたいに。だけどその腕はたくましい青年のもので、やはり戸惑わずにはいられない。
「悠紀……好きだよ」
不意にリン君が耳元で囁く。
「真咲が悠紀に望むこと全部、俺もしてあげたいんだ」
そう言って私の目を覗き込む彼の指先が私の唇に触れる。近づく彼から目線をそらした時、私の瞳は大きく開く。
リン君の首にはまるそれは、首輪。
なんで? と私が彼の首筋に手を触れさせた瞬間、唇が重なり合う。
それはほんの少しの時間だった。戸惑っているのは彼の方で。何が起きたのかわからず驚く私と目を合わせると、気恥ずかしげに目を伏せる。
「……リン君」
「悠紀に触れると、どきどきするんだ……」
「なんで……」
唇に触れられた戸惑いは大きい。しかし今の私が感じている困惑はそれ以上のもの。
私は彼の首へとまた視線を移す。
そこにある首輪にはアルファベットが並ぶ。MとKの間の文字が抜け落ちていた。
彼を懐かしく思ったり、彼と過ごす時間に違和感のなかった理由をまざまざと見せつけられた気がした。
「リン君……」
震える指でアルファベットをなぞる。Mに続いて並ぶのはKADOの文字。
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「あなたは……」
ミカドなの……?
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