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初体験②指導
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「もう一度キスからはじめよう」
茶室の床にぺたんと座り向かい合いあうと、佐藤が笑みを湛えながら、そっと相良の顎を取った。
「あの…」
どうしていいかわからない相良が、声を出すが、佐藤に封じられてしまう。
「キスの時は目を閉じるのが礼儀だよ」
そう言って、佐藤の白い手で、瞼も覆われ視界を閉じられる。
ひやりと冷たい手がほてった顔には気持ちが良い。
そんなことを相良が考えているうちに、唇に柔らかいものが当たる。
「っん…」
「…相良君、舌出して」
佐藤が言うので、相良は目を閉じながらも素直に舌を出す。
すると、舌同士が触れる。びくりとその感触に身体が震える。
鳳が逃げ出そうとするが、佐藤は離さない。
空中で舌を絡めるように合わせる。
放心したように相良が力を抜くと、佐藤は絡めるのをやめ…たと思ったら、今度は佐藤の舌がちろちろと相良の唇の形を確かめるように舐める。
それだけではなく、相良の唇が緩んできた頃を見計らって、舌が中にまで入り込む。
緊張して硬くなってしまっている相良にお構いなしで、口腔を縦横無尽に動いて犯しまくる。
相良が慣れてなくて稚拙なため、まだ息が合わなくて、相良は申し訳ない気分になる。
だが、佐藤は気にした風でもなく、満足そうに笑う。
「今度は自分が思ったように…俺にキスしてみて」
そういうと、佐藤はペロリと赤い舌で自分の唇を舐めた。
相良は熱に浮かされたように、先ほどの自分との口付けで赤く染まった唇にむしゃぶりついた。
「んっ…ぁん。んぅ」
荒々しい情熱的なキス。
さっき、佐藤に実践で教えられたように、甘い佐藤の唇を甘噛みし、舌でなぞり、舌を絡め、味わう…。
相良のリズムも強弱も関係なしのその動きに、佐藤は苦笑しながらも、その熱い思いを受けとめる。
甘い佐藤とのキスを十分に味わい、堪能の末に相良が唇を離したとき、佐藤は少しばかり息を荒げていた。
「…ん…こういうキスも、新鮮で、良いね」
そう言う佐藤は、色気が3割くらい増したようだ。
自分とのキスで佐藤が熱くなったと思うと、かなり嬉しい。
「服…脱がせて」
ちょっとかすれた色気満載といった声で佐藤は相良を見上げて言う。
色事に慣れて、計算で男をその気にさせることが出来てしまう佐藤に、そんなことをされては、相良はひとたまりもない。
身体を熱くし、息を呑む。
「相良君は可愛いね…」
うぶなその姿を見て、佐藤は楽しそうだ。
ネクタイを落とし、ひとつひとつボタンを外すと、白い肌が顔を覗かせる。
心臓の音がうるさいくらいドキドキと響く。
佐藤は相良の手をとると、そのまま胸へと滑り込ませる。
柔らかくて、熱いその肌…手は佐藤に動かされ、その上をするりと滑る。
その肌を滑らせていくと、突起にぶつかった。
「んっ」
佐藤から甘い声が上がる。
それが聞きたくて、相良は突起をつまんだ。
「っあん…んっ」
控えめだけど、明らかに快感を訴えるその声に、相良は嬉しくなる。
赤くぷっくりと尖った胸の突起。
なんだか、甘いような気がしてそっとそこに顔を近づけて舐めると、「ひぁっ」という佐藤の息を呑むような悲鳴が聞こえた。
調子に乗って噛みつくと、さらに身体がびくびくと震える。
「っ…ば、か…っ」
ぱこんと小気味にいい音を立てて頭をはたかれる。
でも、相良はめげずに、今度はその舌をすべらせて、佐藤の反応が上がったとこを重点的に攻めてみる。
すると、おもしろいように佐藤の声が上がり、相良は嬉しくなった。
だが、相手は佐藤。
するりと白い手をのばすと、相良のいきり立った一物に絡めた。
相良の身体が硬直する。
さっきは、服の上から揉まれた…だが、今度は直だ。
快感に未熟な相良の物はすぐに大きくなって存在を主張し始める。
先端を…そして根元を…くちゅくちゅと先走りに濡れたモノを慣れた手つきで扱う。
もう、相良には何がなんだかわからなくなってくる。
「もう、だめそう?」
佐藤の問いに、こくこくと相良は頷いた。
「じゃあ、俺の中に出させてあげる…」
妖しげに佐藤が笑う。
その色香に見惚れて、相良はごくりと息を呑んだ。
「…どうしたら、いいですか?」
限界を迎えた相良が耳元でたずねると、佐藤が準備の方法を教えてくれた。
相良は、教えられたとおりにして、ゆっくりと佐藤の身体に沈めていく。
「痛っ…きつ…」
苦痛を訴えたのは、佐藤ではなく、相良。
女ともやったこいとがない相良だ。初めてが男…女と違って性行為用に作られていない狭いそこでは、きつすぎて苦しい。
「息…吐け、よ…」
そうアドバイスを言うのは、本来攻めの役割だが、慣れた佐藤は優しく相良の目を見つめる。
灼けるように熱く、柔らかく…そしてきつく締め付ける肉壁の粘膜を割りながら、相良は再びゆっくりと入れた。
息を吐きながら、限界まで入れると、自分にぴったりのサイズがあてがわれたような充足感がある。
本能のままに揺すると、快感が身体中に回る。
「うあッくぅっんっ…」
鳳の動きに身体が反応して、嬌声を上げながらも、佐藤は自分も、そして相良も快感が得られるように調整していく。
突き抜ける快感に震え、動きを早めていく。
こらえにこらえた相良の欲望は限界を迎え、あっというまに限界へと達した。
「い、イキっ…ますッ」
「あっんッん、おれ、もッ…ああぁあぁっ―――――ッん」
息を整えるように呼吸を繰り返し、力の抜けた身体を床に投げ出す佐藤。
相良も隣で息を荒げながら横になっていると、だんだんと快感の興奮が遠のいて、ようやく冷静さが戻ってくる。
「佐藤さん?大丈夫ですか?」
そう言って、相良が顔を覗き込むと、そのまま佐藤にキスをされた。
経験豊富の人間と相手をするのも飽きてきたことだし…
自分好みに育て上げるのも楽しいかもしれない。
そんなことを思いながら、佐藤は、再び相良のキスを味わった。
2004/11/17
茶室の床にぺたんと座り向かい合いあうと、佐藤が笑みを湛えながら、そっと相良の顎を取った。
「あの…」
どうしていいかわからない相良が、声を出すが、佐藤に封じられてしまう。
「キスの時は目を閉じるのが礼儀だよ」
そう言って、佐藤の白い手で、瞼も覆われ視界を閉じられる。
ひやりと冷たい手がほてった顔には気持ちが良い。
そんなことを相良が考えているうちに、唇に柔らかいものが当たる。
「っん…」
「…相良君、舌出して」
佐藤が言うので、相良は目を閉じながらも素直に舌を出す。
すると、舌同士が触れる。びくりとその感触に身体が震える。
鳳が逃げ出そうとするが、佐藤は離さない。
空中で舌を絡めるように合わせる。
放心したように相良が力を抜くと、佐藤は絡めるのをやめ…たと思ったら、今度は佐藤の舌がちろちろと相良の唇の形を確かめるように舐める。
それだけではなく、相良の唇が緩んできた頃を見計らって、舌が中にまで入り込む。
緊張して硬くなってしまっている相良にお構いなしで、口腔を縦横無尽に動いて犯しまくる。
相良が慣れてなくて稚拙なため、まだ息が合わなくて、相良は申し訳ない気分になる。
だが、佐藤は気にした風でもなく、満足そうに笑う。
「今度は自分が思ったように…俺にキスしてみて」
そういうと、佐藤はペロリと赤い舌で自分の唇を舐めた。
相良は熱に浮かされたように、先ほどの自分との口付けで赤く染まった唇にむしゃぶりついた。
「んっ…ぁん。んぅ」
荒々しい情熱的なキス。
さっき、佐藤に実践で教えられたように、甘い佐藤の唇を甘噛みし、舌でなぞり、舌を絡め、味わう…。
相良のリズムも強弱も関係なしのその動きに、佐藤は苦笑しながらも、その熱い思いを受けとめる。
甘い佐藤とのキスを十分に味わい、堪能の末に相良が唇を離したとき、佐藤は少しばかり息を荒げていた。
「…ん…こういうキスも、新鮮で、良いね」
そう言う佐藤は、色気が3割くらい増したようだ。
自分とのキスで佐藤が熱くなったと思うと、かなり嬉しい。
「服…脱がせて」
ちょっとかすれた色気満載といった声で佐藤は相良を見上げて言う。
色事に慣れて、計算で男をその気にさせることが出来てしまう佐藤に、そんなことをされては、相良はひとたまりもない。
身体を熱くし、息を呑む。
「相良君は可愛いね…」
うぶなその姿を見て、佐藤は楽しそうだ。
ネクタイを落とし、ひとつひとつボタンを外すと、白い肌が顔を覗かせる。
心臓の音がうるさいくらいドキドキと響く。
佐藤は相良の手をとると、そのまま胸へと滑り込ませる。
柔らかくて、熱いその肌…手は佐藤に動かされ、その上をするりと滑る。
その肌を滑らせていくと、突起にぶつかった。
「んっ」
佐藤から甘い声が上がる。
それが聞きたくて、相良は突起をつまんだ。
「っあん…んっ」
控えめだけど、明らかに快感を訴えるその声に、相良は嬉しくなる。
赤くぷっくりと尖った胸の突起。
なんだか、甘いような気がしてそっとそこに顔を近づけて舐めると、「ひぁっ」という佐藤の息を呑むような悲鳴が聞こえた。
調子に乗って噛みつくと、さらに身体がびくびくと震える。
「っ…ば、か…っ」
ぱこんと小気味にいい音を立てて頭をはたかれる。
でも、相良はめげずに、今度はその舌をすべらせて、佐藤の反応が上がったとこを重点的に攻めてみる。
すると、おもしろいように佐藤の声が上がり、相良は嬉しくなった。
だが、相手は佐藤。
するりと白い手をのばすと、相良のいきり立った一物に絡めた。
相良の身体が硬直する。
さっきは、服の上から揉まれた…だが、今度は直だ。
快感に未熟な相良の物はすぐに大きくなって存在を主張し始める。
先端を…そして根元を…くちゅくちゅと先走りに濡れたモノを慣れた手つきで扱う。
もう、相良には何がなんだかわからなくなってくる。
「もう、だめそう?」
佐藤の問いに、こくこくと相良は頷いた。
「じゃあ、俺の中に出させてあげる…」
妖しげに佐藤が笑う。
その色香に見惚れて、相良はごくりと息を呑んだ。
「…どうしたら、いいですか?」
限界を迎えた相良が耳元でたずねると、佐藤が準備の方法を教えてくれた。
相良は、教えられたとおりにして、ゆっくりと佐藤の身体に沈めていく。
「痛っ…きつ…」
苦痛を訴えたのは、佐藤ではなく、相良。
女ともやったこいとがない相良だ。初めてが男…女と違って性行為用に作られていない狭いそこでは、きつすぎて苦しい。
「息…吐け、よ…」
そうアドバイスを言うのは、本来攻めの役割だが、慣れた佐藤は優しく相良の目を見つめる。
灼けるように熱く、柔らかく…そしてきつく締め付ける肉壁の粘膜を割りながら、相良は再びゆっくりと入れた。
息を吐きながら、限界まで入れると、自分にぴったりのサイズがあてがわれたような充足感がある。
本能のままに揺すると、快感が身体中に回る。
「うあッくぅっんっ…」
鳳の動きに身体が反応して、嬌声を上げながらも、佐藤は自分も、そして相良も快感が得られるように調整していく。
突き抜ける快感に震え、動きを早めていく。
こらえにこらえた相良の欲望は限界を迎え、あっというまに限界へと達した。
「い、イキっ…ますッ」
「あっんッん、おれ、もッ…ああぁあぁっ―――――ッん」
息を整えるように呼吸を繰り返し、力の抜けた身体を床に投げ出す佐藤。
相良も隣で息を荒げながら横になっていると、だんだんと快感の興奮が遠のいて、ようやく冷静さが戻ってくる。
「佐藤さん?大丈夫ですか?」
そう言って、相良が顔を覗き込むと、そのまま佐藤にキスをされた。
経験豊富の人間と相手をするのも飽きてきたことだし…
自分好みに育て上げるのも楽しいかもしれない。
そんなことを思いながら、佐藤は、再び相良のキスを味わった。
2004/11/17
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