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第1章
1話 ~進級~
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ガヤガヤ
今日から新学期という事で、学園はいつもより騒がしかった。
愛羅「叶夢、何組だった?」
叶夢「2-A」
愛羅「ホント?一緒だ!」
2人は1年生の時も同じクラスで、マイペースな愛羅を、何故か叶夢が世話をしてくれて、わりと仲がいい。
人混みをかきわけながら、なんとか教室に着いた。
ガラガラと扉が開いた。
メディーサ「2-Aのみんな、進級おめでとう!担任
になったメディーサよ!」
叶夢「また貴女ですか。」
愛羅「メデューサ先生!」
メ「メディーサだって!それじゃ怪物じゃない!」
愛羅はいつもメデューサと間違えてしまう。
お決まりの会話のようになってしまっている。
メ「まず皆には自己紹介として、名前と夢を言って
ね。まずは桜咲 愛羅ちゃん。」
愛羅「あ、愛羅です。夢は魔法医になる事です。よ
ろくしお願いします!」
叶夢の番がまわってきた。
叶夢「時雨 叶夢。夢は王宮で働く事。」
こうして、全員の自己紹介が終わった。
メ「はい!それでは授業をするわね。この国の事についてを教えるわ。
まずは王宮についてね。この国は地図からは消されている事はご存知かしら?」
大昔、人間と魔法使いが共に暮らしていた頃、力のある魔法使いを人間が恨み、戦争が起きた。
数々の魔法使いが殺されたが、生き残り新たに国を作った者が居た。
それがフィルファン・シェード1世
今の王の先祖である
そしてこのシェード王国を作り、争いが起きぬよう地図から存在を消した。
メ「…とされているわ。このシェード王国を人間には気づかれないようにしているわ。」
愛羅「初発からシリアスだね。空気が重い。」
叶夢「そんなもんだろ。歴史って。」
メ「そこ!口をはさまない!まぁでも、ちょっと重いわね。次は地方についてね!この国には5つの地方があるでしょ。言ってごらんなさい!」
愛羅「東地方!」
叶夢「北地方。」
モブ「南地方!」モブ「西地方。」モブ「中央。」
クラスの人が声を出し始めた。
メ「ええ、そうね。ここは真ん中にある中央地方のセンターシェード、大都会なのよ!そして、ここは
ファンタジスタ学園、小中高等部があり大学合格率が99%!エリート学校よ!」
そう、忘れてはいけない。2人は魔術を習いに寮生活にして高い学費を払ってまでここに来たんだ。
叶夢はともかく、愛羅が受かったのは奇跡である。
メ「皆もこの学園で輝く魔法使いになってね!」
こうして、記念すべき一回目の授業が終わった。
今日から新学期という事で、学園はいつもより騒がしかった。
愛羅「叶夢、何組だった?」
叶夢「2-A」
愛羅「ホント?一緒だ!」
2人は1年生の時も同じクラスで、マイペースな愛羅を、何故か叶夢が世話をしてくれて、わりと仲がいい。
人混みをかきわけながら、なんとか教室に着いた。
ガラガラと扉が開いた。
メディーサ「2-Aのみんな、進級おめでとう!担任
になったメディーサよ!」
叶夢「また貴女ですか。」
愛羅「メデューサ先生!」
メ「メディーサだって!それじゃ怪物じゃない!」
愛羅はいつもメデューサと間違えてしまう。
お決まりの会話のようになってしまっている。
メ「まず皆には自己紹介として、名前と夢を言って
ね。まずは桜咲 愛羅ちゃん。」
愛羅「あ、愛羅です。夢は魔法医になる事です。よ
ろくしお願いします!」
叶夢の番がまわってきた。
叶夢「時雨 叶夢。夢は王宮で働く事。」
こうして、全員の自己紹介が終わった。
メ「はい!それでは授業をするわね。この国の事についてを教えるわ。
まずは王宮についてね。この国は地図からは消されている事はご存知かしら?」
大昔、人間と魔法使いが共に暮らしていた頃、力のある魔法使いを人間が恨み、戦争が起きた。
数々の魔法使いが殺されたが、生き残り新たに国を作った者が居た。
それがフィルファン・シェード1世
今の王の先祖である
そしてこのシェード王国を作り、争いが起きぬよう地図から存在を消した。
メ「…とされているわ。このシェード王国を人間には気づかれないようにしているわ。」
愛羅「初発からシリアスだね。空気が重い。」
叶夢「そんなもんだろ。歴史って。」
メ「そこ!口をはさまない!まぁでも、ちょっと重いわね。次は地方についてね!この国には5つの地方があるでしょ。言ってごらんなさい!」
愛羅「東地方!」
叶夢「北地方。」
モブ「南地方!」モブ「西地方。」モブ「中央。」
クラスの人が声を出し始めた。
メ「ええ、そうね。ここは真ん中にある中央地方のセンターシェード、大都会なのよ!そして、ここは
ファンタジスタ学園、小中高等部があり大学合格率が99%!エリート学校よ!」
そう、忘れてはいけない。2人は魔術を習いに寮生活にして高い学費を払ってまでここに来たんだ。
叶夢はともかく、愛羅が受かったのは奇跡である。
メ「皆もこの学園で輝く魔法使いになってね!」
こうして、記念すべき一回目の授業が終わった。
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