辺境の最強魔導師   ~魔術大学を13歳で首席卒業した私が辺境に6年引きこもっていたら最強になってた~

日の丸

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追い詰められてこれしかない!!

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驚くユリアンをスルーし筋肉痛に苦しむ盗賊達の所に行こうとしたら私の前にディアナが立ち鞘から剣を引き抜く。



「前にも言ったけど油断しちゃだめよ」



そう言って来たので私はディアナの背中に隠れるようにしながら進み筋肉痛に苦しむ盗賊達の近くまで来ることが出来た。



「んじゃ・・・【スペックアップ】」



私が確認したいのは筋肉痛になっている部位に【スペックアップ】をかけたらどうなるか・・・・それを確認したい。

理由は簡単・・・私が追い詰められた時に【スペックアップ】を使いその後も戦い続けることが出来るか・・・・その為の検証だ。



切り札は多くもっていた方が良いからね、まあ後々筋肉痛になるから本当に追い詰められてこれしかない!!ってなるまでは使わないつもりだけど。



「うあ・・?」



【スペックアップ】をかけられた盗賊が不思議そうな顔で今まで痛んでいた足を見ているので私は口を開く。



「痛みがなくなった?」



そう聞くと盗賊が首を左右に振り恐る恐るという感じで口を開く。



「多少痛みが和らいだ・・・みたいです」



ふーん・・・・・つまり筋肉痛になってからでも【スペックアップ】の効力で多少は筋肉が元気になるって感じなのかな?それとも【スペックアップ】には多少の回復能力があるとか?うーん・・・まだまだ検証が必要だね!!





それから私達は盗賊さん達の協力の元様々な検証をしながら旅を再開しグランパルスを目指し、盗賊や魔物に襲われる事も無く無事にグランパルスに着くことが出来た。





「・・・・・・・あの・・・・こいつ等・・・・どうしたのですか?」



グランパルスの入場門を守る衛兵さん達が私達が捕まえた盗賊さん達を見て戸惑いながらそう聞いて来た。

なぜそんな事を聞いて来たかと言うと盗賊さん達が入場門の前に立っている衛兵さんを見た瞬間・・・衛兵さん達のほうへと走り出して大泣きしながら衛兵さんの足にしがみつき『俺が悪かった!!これまでの罪をしっかり償うから捕まえてくれ!!』と言われて同行者である私達にそう聞いて来たのだ。



衛兵さんの言葉にどう言おうか迷っていたら隣にいるユリアンが苦笑する。



「この者達は最近ここら辺で活動しているブラフ盗賊団です、私達が旅をしていたら襲って来たので捕縛しました」



ユリアンの言葉に入場門の前にいる2人の衛兵さんの1人が詰所に走って行き残った衛兵さんが真剣な顔でユリアンに視線を向ける。



「詳しく聞かせてくださいますか?」



衛兵さんの言葉にユリアンが頷き微笑みながら口を開く。



「勿論です、私が説明の為に残りますので他のメンバーは街に入っても?」



その言葉に衛兵さんが少し考えた後に口を開く。



「後ほど話を聞く事になるかもしれませんが?」



「わかっています・・・って事で皆は宿に向かって」



私達はユリアンの言葉にうなずき街へとはいる。





「ふう・・さっぱりした」



宿に戻り逃げ出そうとしたミーティアと一緒にお風呂に入りホッと一息ついていたらノック音が聞こえたのでドアの前まで移動して『誰?』と聞くと聞き慣れた声・・・・ユリアンの声がする。



「私よリア」



その声を聞きドアを開けるとユリアンが微笑みながら立っていた。



「帰って来たんだねユリアン」



「ついさっきね」



あれ?



「ディアナは?いつもだったら一緒に来るのに」



そうう聞くとユリアンが微笑みながら口を開く。



「いま衛兵の詰め所に行ってるわ、捕まえた盗賊達に関しての話をしに行ってる」



ディアナが行ってるなら私もいかなかきゃ行けないかな?
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