辺境の最強魔導師   ~魔術大学を13歳で首席卒業した私が辺境に6年引きこもっていたら最強になってた~

日の丸

文字の大きさ
58 / 462

吹き飛ばしたように見えるはずだから大丈夫!!

しおりを挟む
私はそれを見てソアの背に隠れるようにした後にシアに声を掛ける。



「シア右手を突き出して!」



シアは私の言葉に驚きながらも右手を突き出す。



「【エアバースト】」



その言葉を唱えると駆け寄って来た襲撃者たち8人が腹部に何かぶつけられた様に体をくの字のように体を曲げながら後ろにふき飛んで行った。



「良し!!」



この状態ならシアが魔術を使って襲撃者たちを吹き飛ばしたように見えるはずだから大丈夫!!と思っていたらシアが前を見ながら口を開く。



「ねえリア?あれは何?【エアバースト】なんて魔術は聞いた事が無いんだけど?」



あ!確かに【エアバースト】って魔術は無いんだよねと思い口を開く。



「【エアバーストド】は【エアブレイド】を改造して作った魔術だよ、【エアブレイド】は単体戦専門だけど【エアバースト】は1対多数を想定して作った魔術だよ、イメージとしては騎士がかぶるヘルムあるじゃん?あれくらいの大きさの空気の塊を敵にぶつけるイメージね」



それを聞いたシアは深い溜息をついた後口を開く。



「さすが・・・と言うしかないわね・・・・これ・・・改造って言うよりもう別物の魔術よ・・・・・まあこの事は後で話しましょう、リア【エアバースト】はまだ使えるわよね?」



「もちろん」



「なら私が手を向ける方向へ使って、アインハルト質の援護をしたいのよ」



「わかったよ」



私はシアの右手が向けられる方向にいる襲撃者達に向かい【エアバースト】を放ち続け・・・・戦いは始まってから20分もせず戦闘は終了した。



「部隊の半分は息のある者を集めよ!!死んだふりをしてる者もいるかもしれんから気をつけよ!!残りの半分はそのまま警戒態勢!!」



アインハルト兄さんがそう指示出しながら自分も倒れてる襲撃者達に歩み寄り息がるかどうかを確認し始める。

私はそれを見た後シアに視線を向けて口を開く。



「シア怪我人がいるかどうか確認して、怪我人がいればレティシアに頼めば完全に直してくれるから」



風雨の魔術師の回復魔術よりもレティシアの回復魔術の方が効きがいいんだよね、だからこそ【酔いどれ聖女】って言われてるんだ。



「わかったわ、リアはこのまま警戒していてくれるかしら?いざって時はさっきみたいにしていいから」



「わかった」



シアは私の返事を聞いた後に騎士達の方に走って行った。





「集まってもらった所で早速ミーティングを開始しよう」



戦闘終了から約20分くらい経ってからアインハルト兄さん、シア、探索者達のリーダー、騎士隊の副隊長、魔術部隊の副隊長。私。レティシアが集まった所でアインハルト兄さんがそう言って先程の襲撃の後に簡単な情報を収集してくれたのでその情報の共有とこれからの事を話しあう。



「まず襲撃者の総数は90人・・・・死者46人、重、軽傷者が44人。そしてこちらは軽傷者が9人・・・もう怪我人はレティシア殿に癒してもらっている。そして・・・・この襲撃者達は・・・・・やはりキルアスキルの構成員だ」



ああやっぱりそうだったんだ?でもこんなことに時間をかけずに他の事をやればいいのになぁ。



「まだ詳しくは聞き取りをしていないがまだキルアスキルの襲撃があると思っていた方がいいと思う、なので今後も警戒して進む必要がある」



アインハルト兄さんがそう言うとギレスさんが手を挙げて口を開く。



「生き残った者達はどうする?連れて行くのか?」



その言葉にアインハルト兄さんは頷き口を開く。



「そのつもりだ、元から捕らえた構成員の乗っている馬車に押し込むつもりだ。そしてウルミアで約半分をウルミアの防衛隊に渡して残りは帝都に連れて行く」



ウルミアもいきなりキルアスキルなんて厄介者を押し付けられて迷惑だろうけど仕方ないよね。

しおりを挟む
感想 63

あなたにおすすめの小説

弁えすぎた令嬢

ねこまんまときみどりのことり
ファンタジー
 元公爵令嬢のコロネ・ワッサンモフは、今は市井の食堂の2階に住む平民暮らしをしている。彼女が父親を亡くしてからの爵位は、叔父(父親の弟)が管理してくれていた。  彼女には亡き父親の決めた婚約者がいたのだが、叔父の娘が彼を好きだと言う。  彼女は思った。 (今の公爵は叔父なのだから、その娘がこの家を継ぐ方が良いのではないか)と。  今後は彼らの世話にならず、一人で生きていくことにしよう。そんな気持ちで家を出たコロネだった。  小説家になろうさん、カクヨムさんにも載せています。

【完結】精霊に選ばれなかった私は…

まりぃべる
ファンタジー
ここダロックフェイ国では、5歳になると精霊の森へ行く。精霊に選んでもらえれば、将来有望だ。 しかし、キャロル=マフェソン辺境伯爵令嬢は、精霊に選んでもらえなかった。 選ばれた者は、王立学院で将来国の為になるべく通う。 選ばれなかった者は、教会の学校で一般教養を学ぶ。 貴族なら、より高い地位を狙うのがステータスであるが…? ☆世界観は、緩いですのでそこのところご理解のうえ、お読み下さるとありがたいです。

【短編】子猫をもふもふしませんか?〜転生したら、子猫でした。私が国を救う!

碧井 汐桜香
ファンタジー
子猫の私は、おかあさんと兄弟たちと“かいぬし”に怯えながら、過ごしている。ところが、「柄が悪い」という理由で捨てられ、絶体絶命の大ピンチ。そんなときに、陛下と呼ばれる人間たちに助けられた。連れていかれた先は、王城だった!? 「伝わって! よく見てこれ! 後ろから攻められたら終わるでしょ!?」前世の知識を使って、私は国を救う。 そんなとき、“かいぬし”が猫グッズを売りにきた。絶対に許さないにゃ! 小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しております。

逆行転生って胎児から!?

章槻雅希
ファンタジー
冤罪によって処刑されたログス公爵令嬢シャンセ。母の命と引き換えに生まれた彼女は冷遇され、その膨大な魔力を国のために有効に利用する目的で王太子の婚約者として王家に縛られていた。家族に冷遇され王家に酷使された彼女は言われるままに動くマリオネットと化していた。 そんな彼女を疎んだ王太子による冤罪で彼女は処刑されたのだが、気づけば時を遡っていた。 そう、胎児にまで。 別の連載ものを書いてる最中にふと思いついて書いた1時間クオリティ。 長編予定にしていたけど、プロローグ的な部分を書いているつもりで、これだけでも短編として成り立つかなと、一先ずショートショートで投稿。長編化するなら、後半の国王・王妃とのあれこれは無くなる予定。

わたし、不正なんて一切しておりませんけど!!

頭フェアリータイプ
ファンタジー
書類偽装の罪でヒーローに断罪されるはずの侍女に転生したことに就職初日に気がついた!断罪なんてされてたまるか!!!

学園長からのお話です

ラララキヲ
ファンタジー
 学園長の声が学園に響く。 『昨日、平民の女生徒の食べていたお菓子を高位貴族の令息5人が取り囲んで奪うという事がありました』  昨日ピンク髪の女生徒からクッキーを貰った自覚のある王太子とその側近4人は項垂れながらその声を聴いていた。  学園長の話はまだまだ続く…… ◇テンプレ乙女ゲームになりそうな登場人物(しかし出てこない) ◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。 ◇なろうにも上げています。

冤罪スローライフ

一樹
ファンタジー
いろいろあったおっさんが外国で田舎暮らしする話です。 小説家になろうで連載投稿してます。

なんか修羅場が始まってるんだけどwww

一樹
ファンタジー
とある学校の卒業パーティでの1幕。

処理中です...