辺境の最強魔導師   ~魔術大学を13歳で首席卒業した私が辺境に6年引きこもっていたら最強になってた~

日の丸

文字の大きさ
60 / 462

それは間違えなのだ!!

しおりを挟む
シアは視線を逸らしながら口を開く。



「あの方は厄介な方では無いのだけれども立場上・・・・こう・・・自分の考えを押し通す事があるからもしかしたら強引に魔術師団に入れようとするかもしれないわ、だってリアの実力はもう探索者の間ではSランカーとして認められてるんだもの。そんな実力者を魔術師団に入れられれば・・・と思うでしょ」



厄介じゃなくて面倒な事だった!!



「え?会いたくないんだけど・・・・・アグリに帰っていい?」



直接断ろうと思ったけどそんなになる位ならいお手紙で済ませた方がいいかも!!と思いシアにそう言うとシアが真剣な顔で口を開く。



「アグリにあの方が来るかもしれないわよ?」



「あ」



そう言えばオリアニアさんがこっちに乗り込んでくる可能性があるから帝都に行って直接断ろうって事になってたんだった。

うなだれる私を見てシアが苦笑しながら口を開く。



「もう帝都に向かってるんだから諦めて説得する事を考えてなさい、まあきっとうまく行くわ・・・・たぶん」



「多分って何?ねえ?その言い方が怖いんだけど!!」



そうシアに言った時に外から激しい音がし乗っている馬車が急に停止した。



私達は急いで外に出ると騎士達や探索者達が周囲を警戒しながら自分達の乗る馬車を守るように立っていた。



その中で警戒しているアインハルト兄さんがいたので私達が走り寄り声を掛ける。



「どうしたの?」



シアの言葉にアインハルト兄さんは周囲を警戒したまま口を開く。



「構成員共をのせた大型馬車二台に遠距離魔術が打ち込まれて大破した」



だから自分達の馬車を守るようにしてるのね。



「こっちの被害は?」



そう聞くとそこでやっと私達の方を見て口を開く。



「おそらく馬車に乗ってた者と御者は死亡したと思う、まだ警戒していて・・・・」



と話を続けようとした所で大きな炎の球が6個ほど横から飛んできて燃え盛る馬車に激突し激しい音と共に更に炎の勢いが上がり青空を染め上げる。



シアがそれを見て我に返り口を開く。



「魔術師部隊は消火を!!早く!!」



そう言いながらシアも水魔術の最上位である【アクアウエーブ】を燃え盛る大型馬車に向かい使い他の団員も魔法で消火をし始める。

私は慌てて消火している者達を背にさっき火の玉が飛んできた方向を見ながら口を開く。





「【ラセーヌ】の皆ちょっと付き合って!あっちから魔術が飛んできたから見に行きたい!!!」



私がそうガレスさんに声を掛けると【ラセーヌ】のメンバー全員が頷き私と一緒に魔術が飛んできた方に向かい走り出す。



「リア、相手はどれくらいいると思う?」



走りながらマリーさんがそう聞いて来たので私も走りながら口を開く。



「7人はいると思う・・・けどもう逃走してる可能性がる」



炎の球は6個だったけどこっちの様子を見る人はいると思うんだよね。

そして走りながら進んで行くと少し開けた場所に出た、



「多分ここから【ファイヤーボール】を使ったんだろうね」



ここから私達の進んで道までは緩やか坂になっていてここが坂上・・・狙うにはもってこいだ。



「皆悪いけど周囲を探索して」



ここを狙撃ポイントと決めて周囲を調べると確かにそこで少しの間待っていたであろう場所・・・・野営の跡が残っていた。

最初の襲撃は仲間の救出目的だったんだろうけど今回は救出を諦めて口封じを狙ったんだね。



「ここで待ち伏せして狙う気だったんだな」



野営跡を見ながらガレスさんがそう言ったので私は頷き口を開く。



「多分最初の襲撃で失敗したから遠距離攻撃で狙うこちにしたんだろうね、まあこの考えは正しんだけどこの場合は間違ってるんだよね」



「まあなお前の『提案』が役に立ったな」



私がシアとアインハルト兄さんに言った『提案』のお陰で向こうは構成員抹殺終了だと思ってるあろうけどそれは間違えなのだ!!

しおりを挟む
感想 63

あなたにおすすめの小説

弁えすぎた令嬢

ねこまんまときみどりのことり
ファンタジー
 元公爵令嬢のコロネ・ワッサンモフは、今は市井の食堂の2階に住む平民暮らしをしている。彼女が父親を亡くしてからの爵位は、叔父(父親の弟)が管理してくれていた。  彼女には亡き父親の決めた婚約者がいたのだが、叔父の娘が彼を好きだと言う。  彼女は思った。 (今の公爵は叔父なのだから、その娘がこの家を継ぐ方が良いのではないか)と。  今後は彼らの世話にならず、一人で生きていくことにしよう。そんな気持ちで家を出たコロネだった。  小説家になろうさん、カクヨムさんにも載せています。

【完結】精霊に選ばれなかった私は…

まりぃべる
ファンタジー
ここダロックフェイ国では、5歳になると精霊の森へ行く。精霊に選んでもらえれば、将来有望だ。 しかし、キャロル=マフェソン辺境伯爵令嬢は、精霊に選んでもらえなかった。 選ばれた者は、王立学院で将来国の為になるべく通う。 選ばれなかった者は、教会の学校で一般教養を学ぶ。 貴族なら、より高い地位を狙うのがステータスであるが…? ☆世界観は、緩いですのでそこのところご理解のうえ、お読み下さるとありがたいです。

【短編】子猫をもふもふしませんか?〜転生したら、子猫でした。私が国を救う!

碧井 汐桜香
ファンタジー
子猫の私は、おかあさんと兄弟たちと“かいぬし”に怯えながら、過ごしている。ところが、「柄が悪い」という理由で捨てられ、絶体絶命の大ピンチ。そんなときに、陛下と呼ばれる人間たちに助けられた。連れていかれた先は、王城だった!? 「伝わって! よく見てこれ! 後ろから攻められたら終わるでしょ!?」前世の知識を使って、私は国を救う。 そんなとき、“かいぬし”が猫グッズを売りにきた。絶対に許さないにゃ! 小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しております。

逆行転生って胎児から!?

章槻雅希
ファンタジー
冤罪によって処刑されたログス公爵令嬢シャンセ。母の命と引き換えに生まれた彼女は冷遇され、その膨大な魔力を国のために有効に利用する目的で王太子の婚約者として王家に縛られていた。家族に冷遇され王家に酷使された彼女は言われるままに動くマリオネットと化していた。 そんな彼女を疎んだ王太子による冤罪で彼女は処刑されたのだが、気づけば時を遡っていた。 そう、胎児にまで。 別の連載ものを書いてる最中にふと思いついて書いた1時間クオリティ。 長編予定にしていたけど、プロローグ的な部分を書いているつもりで、これだけでも短編として成り立つかなと、一先ずショートショートで投稿。長編化するなら、後半の国王・王妃とのあれこれは無くなる予定。

わたし、不正なんて一切しておりませんけど!!

頭フェアリータイプ
ファンタジー
書類偽装の罪でヒーローに断罪されるはずの侍女に転生したことに就職初日に気がついた!断罪なんてされてたまるか!!!

学園長からのお話です

ラララキヲ
ファンタジー
 学園長の声が学園に響く。 『昨日、平民の女生徒の食べていたお菓子を高位貴族の令息5人が取り囲んで奪うという事がありました』  昨日ピンク髪の女生徒からクッキーを貰った自覚のある王太子とその側近4人は項垂れながらその声を聴いていた。  学園長の話はまだまだ続く…… ◇テンプレ乙女ゲームになりそうな登場人物(しかし出てこない) ◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。 ◇なろうにも上げています。

冤罪スローライフ

一樹
ファンタジー
いろいろあったおっさんが外国で田舎暮らしする話です。 小説家になろうで連載投稿してます。

なんか修羅場が始まってるんだけどwww

一樹
ファンタジー
とある学校の卒業パーティでの1幕。

処理中です...