辺境の最強魔導師   ~魔術大学を13歳で首席卒業した私が辺境に6年引きこもっていたら最強になってた~

日の丸

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閑話 思いもしなかった話

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アグリから帰って来て2週間・・・・私は調査資料を纏めたり報告書を作成したりして過ごしていたのいだがいきなりオリアニア様に呼び出された。



見慣れた扉をノックすると中から聞き慣れた声・・・オリアニア様の声がした。



「誰か?」



「ライナシアです、お呼びと聞き参りました」



「入れ」



その言葉を聞き扉を開けて中へと入るとオリアニア様が書類仕事をしている所だった。



「少し待て」



チラッと私を見た後に書類に視線を戻し5分位してペンを置く。



「待たせたな、座ってくれ」



オリアニア様が此方に歩いてきながらそう言って来たので私はソファーに座る。



「さて」



向かい側に座りながらオリアニア様が真剣な顔で口を開く。



「まずは・・・ライナシアが持ち帰った【合成魔術】【多重発動】・・・・それと【合成魔術】の相性検証の資料をセレストーレで研究するようにと持ち込んだらガンゴッダが鼻で笑いながら『机上の空論』に付き合うほど暇じゃない』と断られた・・・あそこまで愚かだとはおもわなかったぞ」



「は?」



学長・・・・・ガンゴッダの奴リアの事を嫌ってたけどそこまで愚かだとは思わなかったわ!!あの男が学長の座にいる限り魔術師界の成長は無いような気がするわ。

と思っているとオリアニア様が真剣な顔で口を開く。



「と言う訳であの老害・・・ガンゴッダは学長の座を降りてもらう事になった・・・・これは皇帝陛下の決定だ」



その言葉に私はホッとしてから口を開く。



「それはよかったです、これで多少はセレストーレもよくなるでしょう」



私の言葉にオリアニア様が真剣な顔で頷きながら口を開く。



「それで後釜にラムスがつく事になった」



は?え?ラムス副団長が?と思って固まってるとオリアニア様が残念そうな顔になり口を開く。



「私が後釜になると進言したんだが陛下とリリア様に反対されてラムスが学長の席に座る事になった」



それは当たり前だと思う・・・・オリアニア様はこの大陸で5本の指に入るような実力者、その人が現役が退くとなれば現場がかなり混乱すると思う。



「ラムスには陛下から『セレストーレの正常化』も命じられてるから大変ではあるがな・・・・本当に私が学長になったほうがよかっのに・・・・余った時間で【無詠唱】【合成魔術】【多重発動】の研究も出来たのに・・・・」



本命はそれですかオリアニア様!まあ気持ちはわかるけど!!



「で・・・・だ、ライナシアにはラムスが抜けて開いた席である副団長になってもらう」



「は?」



え?何でそんな話になるの?



「お言葉ですが第一部隊長のギルビットさんはどうされたのですか?あの方は先輩ですし実力もありますよ?それの他の部隊にも実力者はいますよね?」



私がそう言うとオリアニア様が真剣な顔で口を開く。



「ギルビットは副学長としてラムスと一緒にセレストーレに行く事になってる、私はさっき『セレストーレの正常化』といったな?」



「はい」



私はオリアニア様の言葉に頷く。



「情報部からの情報でセレストーレ上層部の半分以上の人間が横領や賄賂・・・・汚職に手を染めてるとの情報があったのだ、それを聞きこの件を重く見た陛下が老害の排除と一緒にセレストーレの正常化を命じられたのだ、その命の為に魔術師団の数名がセレストーレへ行く事になった。セレストーレと言う場所の特質上魔術師が出向いた方がいいからな」



うわぁ・・・セレストーレってそこまで腐ってたの?私達がいる頃からかしら?



「つまりその件のせいで魔術師団の人事を再編成した結果私が副団長になると?」



私がそう聞くとオリアニア様が頷き口を開く。



「その通りだ、お前の第2部隊はサラサが隊長になる事が決まってる、それと第1部隊はオリアンだ」



オリアンは私の後輩でかなりの実力者だ。



思わぬところで出世となったけどこの話はありがたく受けよう・・・私の目標は魔術師団長・・・あの子の隣に胸を張って並ぶにはそこまで行かないとね。
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