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一発殴らせてほしかった!!
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あたしは騎士が持っていると言う姿絵を見せてもらった。
その絵はあたしが日光を構えて遠くを見る感じで書かれていた。
確かにそっくりだよ?毎朝鏡越しに見る顔と同じっぽいんだけど、何か全体的に美化されてるんだよ!!
その絵を見て結論を出す、これを書いた絵師を〆てやる!!
「ねえこれを書いた絵師ってどこにいるのかな?」
「ルヴァン様なら旅に出ましたよ」
逃げられたか!!
「・・・・・王宮に入れるくらい有名な絵師が旅に出たの?」
「はい、『新しい世界を見てくる』と言って旅に出られました」
何かかっこいいけど訳のわからない理由だね!芸術家ってこんな考えするのかな?でも逃げられた事が悔しい!一発殴らせてほしかった!!
どうするのよこの広まってしまった姿絵!回収できないじゃない!!何でこんな恥ずかしい思いをしなきゃならないのさ!!
・・・・・・・・何かこの頃、こんな気持ちになるのが多くなってきた気がするべさ!!
予想外の事に疲れを覚えつつもケインの所まで案内してもらい、やっと到着したのでそのままに入る。
「ただいま、依頼受けてきたよ」
「ご苦労さん、どうした?疲れた顔してるぞ?」
ケインがあたしの顔を見て心配している、顔に出るほど衝撃的だったんだろうか・・・・・・衝撃的だね!!
「さっき騎士さんと話して、疲れた」
「ん?何の話だ?」
「あたしは英雄らしい」
「ああ、それか!話を聞いた時には大笑いしたぞ!!」
「あたしゃ面白くないべさ!!」
ケインに向かいガルルルルー!!とばかりに食い掛る。
「だが実際の所、4師団長は他国でも有名でな、そんなの者たちを倒したとなると、注目されてもおかしくないのだ、我が国の最高戦力でもあるのだから、憧れている者も多いしな」
「あたしは注目の的って訳なんだ・・・・・はた迷惑な」
「くくく!!!普通の奴だったら喜ぶべき事だぞ?騎士団からも勧誘があるかもしれないし、他からも声を掛けてくるかもしれないからな」
「あたしゃ嬉しくもなんともないよ、のんびり昼寝もできやしない」
「くくく!!!お前らしいな、さて、真面目な話に戻すが出発は来週の12日の朝だ、間違えるなよ」
「わかったべさ、待ち合わせは王城門でいいの?」
「ああそれで頼む」
「わかったべさ、アストレイ、もう帰っても大丈夫?」
ずっと脇で一緒に話を聞いていたアストレイに確認する。
「大丈夫だ、帰ろう」
「わかったべさ、ケインまた来週ね」
「うむ」
あたしはアストレイの家に転移した。
リビングに転移してアストレイに別れを告げ自宅に戻る。
「ただいまー」
自分の部屋に転移で戻ってそれからリビングに移動してエルスさんに挨拶をした。
「お帰りなさいませ」
「エルスさんあたし来週から出かけるから、後の事をお願いします」
「王からの依頼でございますか?」
「うん護衛で聖法国アルセムに行くことになったんだ」
「今の時期ですと・・・・神の巫女様の護衛ですか?」
「そうだよ、行くときにシンとミズキも連れて行くからよろしく」
「畏まりました」
さすがエルスさんこの前まで王城で働いていたから詳しいんだね。
「まあ数ヶ月旅に出ると言っても【アレ】でたまに帰ってくつるもりだから」
「わかっております、貴方にかかれば長期間の旅も隣町への移動と変わらないと感じてしまいますわ」
「気のせいだべさ、でもあたしがいない間、子供たちの事お願いします」
「承知しております、レン様は何の心配もなさらず、ご無事にお帰りになりますよう」
「うん、ありがとう」
残り一週間で色々な料理とかをいっぱい作って【アイテムボックス】に入れておこう、料理を作ることが出来ないかもしれないからね。
後、旅に必要なものはアズエルに始めてきた頃に揃えたけど足りない物があるかもしれないから、ブロードの話を聞きに行こう。
何か旅ってワクワクするよね。
その絵はあたしが日光を構えて遠くを見る感じで書かれていた。
確かにそっくりだよ?毎朝鏡越しに見る顔と同じっぽいんだけど、何か全体的に美化されてるんだよ!!
その絵を見て結論を出す、これを書いた絵師を〆てやる!!
「ねえこれを書いた絵師ってどこにいるのかな?」
「ルヴァン様なら旅に出ましたよ」
逃げられたか!!
「・・・・・王宮に入れるくらい有名な絵師が旅に出たの?」
「はい、『新しい世界を見てくる』と言って旅に出られました」
何かかっこいいけど訳のわからない理由だね!芸術家ってこんな考えするのかな?でも逃げられた事が悔しい!一発殴らせてほしかった!!
どうするのよこの広まってしまった姿絵!回収できないじゃない!!何でこんな恥ずかしい思いをしなきゃならないのさ!!
・・・・・・・・何かこの頃、こんな気持ちになるのが多くなってきた気がするべさ!!
予想外の事に疲れを覚えつつもケインの所まで案内してもらい、やっと到着したのでそのままに入る。
「ただいま、依頼受けてきたよ」
「ご苦労さん、どうした?疲れた顔してるぞ?」
ケインがあたしの顔を見て心配している、顔に出るほど衝撃的だったんだろうか・・・・・・衝撃的だね!!
「さっき騎士さんと話して、疲れた」
「ん?何の話だ?」
「あたしは英雄らしい」
「ああ、それか!話を聞いた時には大笑いしたぞ!!」
「あたしゃ面白くないべさ!!」
ケインに向かいガルルルルー!!とばかりに食い掛る。
「だが実際の所、4師団長は他国でも有名でな、そんなの者たちを倒したとなると、注目されてもおかしくないのだ、我が国の最高戦力でもあるのだから、憧れている者も多いしな」
「あたしは注目の的って訳なんだ・・・・・はた迷惑な」
「くくく!!!普通の奴だったら喜ぶべき事だぞ?騎士団からも勧誘があるかもしれないし、他からも声を掛けてくるかもしれないからな」
「あたしゃ嬉しくもなんともないよ、のんびり昼寝もできやしない」
「くくく!!!お前らしいな、さて、真面目な話に戻すが出発は来週の12日の朝だ、間違えるなよ」
「わかったべさ、待ち合わせは王城門でいいの?」
「ああそれで頼む」
「わかったべさ、アストレイ、もう帰っても大丈夫?」
ずっと脇で一緒に話を聞いていたアストレイに確認する。
「大丈夫だ、帰ろう」
「わかったべさ、ケインまた来週ね」
「うむ」
あたしはアストレイの家に転移した。
リビングに転移してアストレイに別れを告げ自宅に戻る。
「ただいまー」
自分の部屋に転移で戻ってそれからリビングに移動してエルスさんに挨拶をした。
「お帰りなさいませ」
「エルスさんあたし来週から出かけるから、後の事をお願いします」
「王からの依頼でございますか?」
「うん護衛で聖法国アルセムに行くことになったんだ」
「今の時期ですと・・・・神の巫女様の護衛ですか?」
「そうだよ、行くときにシンとミズキも連れて行くからよろしく」
「畏まりました」
さすがエルスさんこの前まで王城で働いていたから詳しいんだね。
「まあ数ヶ月旅に出ると言っても【アレ】でたまに帰ってくつるもりだから」
「わかっております、貴方にかかれば長期間の旅も隣町への移動と変わらないと感じてしまいますわ」
「気のせいだべさ、でもあたしがいない間、子供たちの事お願いします」
「承知しております、レン様は何の心配もなさらず、ご無事にお帰りになりますよう」
「うん、ありがとう」
残り一週間で色々な料理とかをいっぱい作って【アイテムボックス】に入れておこう、料理を作ることが出来ないかもしれないからね。
後、旅に必要なものはアズエルに始めてきた頃に揃えたけど足りない物があるかもしれないから、ブロードの話を聞きに行こう。
何か旅ってワクワクするよね。
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