レディース異世界満喫禄

日の丸

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はっくしょん!!

「それでは、【破壊不能】と【風属性魔法MAX】の付与を始めたいと思います!!」


あたしの部屋にシンとミズキ、ギンガ、シリウス、蒼天が集まった所で気合を入れて宣言する。


「始めるのはいいのですが、何故レン様はパジャマ姿でベッドに座ってらっしゃるのですか?」


ミズキのもっともな質問に答えに困る。

いつも付与魔法とかの作業をする時は作業部屋でするのだが、今日は自室でやるって事に疑問を感じているのだろう。


「えっとね二人には言いずらいんだけど、二人に【破壊不能】の付与をしたときにあたしぶっ倒れたんだよ魔力枯渇で、だから今回は倒れてもいいようにベッドの上でやることにしたんだ」


しかもそのまま寝れるようにパジャマも着てるしね!!準備万端だよ!!


「「それは私たちがご迷惑をおかけいたしました」」


二人が深々と頭を下げてくる・・・・だから言いたくなかったんだよね。


「気にしないでそのおかげで貴方達が生まれたんだから」


「「はい!」」


話しがそれたけどそろそろ始めようと思う、花奏天を取り出し目の前に置き花奏天に向かい手をかざす。


「皆あたしが倒れても心配しなくていいからね」


一応皆に言ってから目をつぶり【魔力付与】を発動、あたしの魔力を流し込む・・・・・・成功。

次に【破壊不能】と【風属性魔法MAX】の付与・・・・・・・成功!

でもやっぱり【擬人化】はできなかったね、シンとミズキさんに悪いことしたかな?

あれ?今回は倒れなかったよ?なんで?・・・・・・ああ!そうか!シンとミズキの時は二振りまとめてやったから魔力枯渇を起こしたんだ!!

などと手を花奏天にかざしながら考えていると、鼻がムズムズし始めて・・・・・・


「はっくしょん!!」


そして体から何かをごっそり持っていかれる感覚の後意識を失った。







はっと目を覚ませば、見慣れた天井・・・・また魔力枯渇で倒れたらしいけどなんでだろう?

【魔力付与】→【破壊不能】→【風属性魔法MAX】と確認しながらやって問題なかったはずなのに倒れた・・・・・なんでさ!!


などと考えながら起き上がり・・・・・冷汗を流しながら固まった。

目の前に緑の髪をボブカットにした、13歳位の女の子が跪いているのだ。


「えっと・・・・・誰?」


無駄なあがきと思えど、確認せねば間違えた時恥ずかしいべ?などと誰に言ってるのかわからないぐらいにテンパってるあたし。


「初めましてご主人様、私の名は元花奏天にございます」



やっぱり!!!なんで【擬人化】が付与できたのさ!!意味が分かんない!

・・・・・・・はっ!!くしゃみした時、魔力がゴッソリ持っていかれた感覚があった。

まさか・・・・・・・くしゃみのせいで付与が付いたとか・・・・・いやいや、さすがにそれはないわーーーー!!

でもそれしか考えられないんだけど・・・・・・ないわーーーー!!


「そうなんだ、貴方に【鑑定】かけてもいい?」


「もちろんでございます」


許可を得たので鑑定する。


風神  花奏天がレンの力によって生まれ変わった

    風属性ダメージ無効 風属性魔法MAX  風の支配者 破壊不能


    擬人化 メイドの心得




ああああ!!またやっちまったよ!!生まれ変わっちゃたよ!!またゲンさんに泣かれるよ!!

それに・・・・くしゃみをしたら【擬人化】が付きましたなんて言ったら、『お前頭の中大丈夫?』って言われちゃうべよ!!



「ご主人様いかがなさいました?」



パニックを起こしたけど、さすがにそれを本人に言う訳にもいかない。


「何でもないべさ、それであんたも、このまま家で仕事をするのかい?」


「是非に」


「わかったべさ、ならあんたの名前は『カナデ』だ」



「ありがとうございます!精一杯働かせていただきます!!」


・・・・・・・納得できないけど、こうしてまた新しい家族が増えました。




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