300 / 1,656
かっこいい!!
しおりを挟む
「そうだ、ハンナさんこれをアクスに渡しいて」
【アイテムボックス】から取り出していた【転移の腕輪】二個出したうちの一個をハンナさんにに差し出す。
「え?」
「【大災害】が起こる可能性もあると聞いてる、あと【スタンピード】で溢れた魔物が町や村を襲ってるかもしれない、だからその腕輪を使って騎士団を各町や村に派遣して欲しいんんだ」
あたし達はダンジョンので手いっぱいだ、だから国で動いてもらうしかない、アクスなら上手くやってくれるだろう。
「それとその腕輪は使う人が行ったことがある所しか行けないんだ、それを注意して欲しい」
「・・・・いいの?ありがとう・・・・なんてお礼を言っていいか」
涙ぐみながら受けとるとハンナさんに首よ横に振る。
「そんな事はこの騒動を乗り切った後だ、今はどれだけ早く収めるか・・・だよ」
【スタンピード】か起こって時間がかなりたっている、湧き出た魔物が人を襲ってる可能性が高いのだ早くダンジョンに行かないといけない。
「そうね・・・・オーシャンズデッドを出した倉庫は覚えてるわね?そこに集めるから先に行って、待っていて」
「わかったべさ」
あたしは執務室を出て倉庫に向かう。
倉庫について五分もしないうちに人がどんどん入って来て、それぞれにまとまっていく。
・・・・・あれ?あたし達だけぽつんとしてる・・・・・まあ気にしない!!
最後にハンナさんが入って来てあたし達の脇まで歩いて来てあたしの隣で止まり周りを見渡してから声を張り上げる。
「皆よく集まってくれた!話は聞いてると思うが【スタンピード】が起きた!しかも三ヶ所同時にだ!だからギルドの規約どうり皆の力を貸してくれ!今から各ダンジョンにAランカーであるレンが、魔道具を使って送ってくれる!移動して即戦闘となる可能性が高い!気を引き締めて行け!!」
「グラマスよぅ・・・そんな魔道具聞いた事ねぇぞ?」
討伐者の一人が胡散臭そうな目であたしを見ていたので此処に居る皆を纏めてウォルムの外に転移させ、すぐにまた戻る。
「・・・・わかってもらえたかな?」
「・・・・・・おう?すまなかった?」
突然の出来事に混乱しているらしい。
「まずは【迷いの谷】だ!Cランカーたちはあつまれ!」
声を掛けられ集まり、そこにシン達も歩いて行く。
「皆頑張るんだよ?ケガをしないようにね」
「分かっておりますよレン様、任された以上しっかりとこなして見せます」
にこやかに微笑むシン達と共に【迷いの谷】に転移する。
転移した先ですぐ目の前にゴブリンとオークの群れがいる・・・・と言うか群れの真ん中に転移してしまったようだ。
「「「「「「「「ひっ!!」」」」」」
突然目の前に魔物の群れが出てきて驚き戸惑う討伐者達、その中でもシンだけは別だった。
「【サウザンド・ブレイブ】」
転移した瞬間を狙い呟いた言葉であたし達の周りに120センチはあるであろう炎のバスターソードが無数に取り囲み、次の瞬間魔物に向けて飛んでいく・・・・・・かっこいい!!
「レン様お戻りください、ミズキたちが待っております」
炎に焼かれる魔物達に視線を向けたままシンが言ってきたので頷く。
「任せた」
あたしは倉庫に転移で戻った。
「ただいま、やっぱり転移で行った先は魔物の群れのど真ん中だった、皆気を引き締めな!」
「「「「「「おう!!!」」」」
良し!いい返事だ!次は【深海迷宮】だね。
「次は【深海迷宮】だ!Bランカーは集まれ!」
集まって行く討伐者たちの所にミズキたちが歩いて行く。
「がんばれ」
「畏まりました」
あたしにニコリと微笑みカーテーシーをするミズキに頷いて【海底迷宮】に転移するとやはり群れのど真ん中、マーマリンとかの群れだった。
「【スピアーゲイザー】」
ミズキの魔法により周りの魔物が一掃するがまた魔物が押し寄せる。
「さて・・・レン様、お戻りくださいな、此処は私の戦場でございます」
「あいよ」
微笑むミズキ見て倉庫に転移した、皆無事に帰ってきて欲しいと願いながら。
【アイテムボックス】から取り出していた【転移の腕輪】二個出したうちの一個をハンナさんにに差し出す。
「え?」
「【大災害】が起こる可能性もあると聞いてる、あと【スタンピード】で溢れた魔物が町や村を襲ってるかもしれない、だからその腕輪を使って騎士団を各町や村に派遣して欲しいんんだ」
あたし達はダンジョンので手いっぱいだ、だから国で動いてもらうしかない、アクスなら上手くやってくれるだろう。
「それとその腕輪は使う人が行ったことがある所しか行けないんだ、それを注意して欲しい」
「・・・・いいの?ありがとう・・・・なんてお礼を言っていいか」
涙ぐみながら受けとるとハンナさんに首よ横に振る。
「そんな事はこの騒動を乗り切った後だ、今はどれだけ早く収めるか・・・だよ」
【スタンピード】か起こって時間がかなりたっている、湧き出た魔物が人を襲ってる可能性が高いのだ早くダンジョンに行かないといけない。
「そうね・・・・オーシャンズデッドを出した倉庫は覚えてるわね?そこに集めるから先に行って、待っていて」
「わかったべさ」
あたしは執務室を出て倉庫に向かう。
倉庫について五分もしないうちに人がどんどん入って来て、それぞれにまとまっていく。
・・・・・あれ?あたし達だけぽつんとしてる・・・・・まあ気にしない!!
最後にハンナさんが入って来てあたし達の脇まで歩いて来てあたしの隣で止まり周りを見渡してから声を張り上げる。
「皆よく集まってくれた!話は聞いてると思うが【スタンピード】が起きた!しかも三ヶ所同時にだ!だからギルドの規約どうり皆の力を貸してくれ!今から各ダンジョンにAランカーであるレンが、魔道具を使って送ってくれる!移動して即戦闘となる可能性が高い!気を引き締めて行け!!」
「グラマスよぅ・・・そんな魔道具聞いた事ねぇぞ?」
討伐者の一人が胡散臭そうな目であたしを見ていたので此処に居る皆を纏めてウォルムの外に転移させ、すぐにまた戻る。
「・・・・わかってもらえたかな?」
「・・・・・・おう?すまなかった?」
突然の出来事に混乱しているらしい。
「まずは【迷いの谷】だ!Cランカーたちはあつまれ!」
声を掛けられ集まり、そこにシン達も歩いて行く。
「皆頑張るんだよ?ケガをしないようにね」
「分かっておりますよレン様、任された以上しっかりとこなして見せます」
にこやかに微笑むシン達と共に【迷いの谷】に転移する。
転移した先ですぐ目の前にゴブリンとオークの群れがいる・・・・と言うか群れの真ん中に転移してしまったようだ。
「「「「「「「「ひっ!!」」」」」」
突然目の前に魔物の群れが出てきて驚き戸惑う討伐者達、その中でもシンだけは別だった。
「【サウザンド・ブレイブ】」
転移した瞬間を狙い呟いた言葉であたし達の周りに120センチはあるであろう炎のバスターソードが無数に取り囲み、次の瞬間魔物に向けて飛んでいく・・・・・・かっこいい!!
「レン様お戻りください、ミズキたちが待っております」
炎に焼かれる魔物達に視線を向けたままシンが言ってきたので頷く。
「任せた」
あたしは倉庫に転移で戻った。
「ただいま、やっぱり転移で行った先は魔物の群れのど真ん中だった、皆気を引き締めな!」
「「「「「「おう!!!」」」」
良し!いい返事だ!次は【深海迷宮】だね。
「次は【深海迷宮】だ!Bランカーは集まれ!」
集まって行く討伐者たちの所にミズキたちが歩いて行く。
「がんばれ」
「畏まりました」
あたしにニコリと微笑みカーテーシーをするミズキに頷いて【海底迷宮】に転移するとやはり群れのど真ん中、マーマリンとかの群れだった。
「【スピアーゲイザー】」
ミズキの魔法により周りの魔物が一掃するがまた魔物が押し寄せる。
「さて・・・レン様、お戻りくださいな、此処は私の戦場でございます」
「あいよ」
微笑むミズキ見て倉庫に転移した、皆無事に帰ってきて欲しいと願いながら。
160
あなたにおすすめの小説
公爵家次男はちょっと変わりモノ? ~ここは乙女ゲームの世界だから、デブなら婚約破棄されると思っていました~
松原 透
ファンタジー
異世界に転生した俺は、婚約破棄をされるため誰も成し得なかったデブに進化する。
なぜそんな事になったのか……目が覚めると、ローバン公爵家次男のアレスという少年の姿に変わっていた。
生まれ変わったことで、異世界を満喫していた俺は冒険者に憧れる。訓練中に、魔獣に襲われていたミーアを助けることになったが……。
しかし俺は、失敗をしてしまう。責任を取らされる形で、ミーアを婚約者として迎え入れることになった。その婚約者に奇妙な違和感を感じていた。
二人である場所へと行ったことで、この異世界が乙女ゲームだったことを理解した。
婚約破棄されるためのデブとなり、陰ながらミーアを守るため奮闘する日々が始まる……はずだった。
カクヨム様 小説家になろう様でも掲載してます。
無魔力の令嬢、婚約者に裏切られた瞬間、契約竜が激怒して王宮を吹き飛ばしたんですが……
タマ マコト
ファンタジー
王宮の祝賀会で、無魔力と蔑まれてきた伯爵令嬢エリーナは、王太子アレクシオンから突然「婚約破棄」を宣告される。侍女上がりの聖女セレスが“新たな妃”として選ばれ、貴族たちの嘲笑がエリーナを包む。絶望に胸が沈んだ瞬間、彼女の奥底で眠っていた“竜との契約”が目を覚まし、空から白銀竜アークヴァンが降臨。彼はエリーナの涙に激怒し、王宮を半壊させるほどの力で彼女を守る。王国は震え、エリーナは自分が竜の真の主であるという運命に巻き込まれていく。
はずれスキル念動力(ただしレベルMAX)で無双する~手をかざすだけです。詠唱とか必殺技とかいりません。念じるだけで倒せます~
さとう
ファンタジー
10歳になると、誰もがもらえるスキル。
キネーシス公爵家の長男、エルクがもらったスキルは『念動力』……ちょっとした物を引き寄せるだけの、はずれスキルだった。
弟のロシュオは『剣聖』、妹のサリッサは『魔聖』とレアなスキルをもらい、エルクの居場所は失われてしまう。そんなある日、後継者を決めるため、ロシュオと決闘をすることになったエルク。だが……その決闘は、エルクを除いた公爵家が仕組んだ『処刑』だった。
偶然の『事故』により、エルクは生死の境をさまよう。死にかけたエルクの魂が向かったのは『生と死の狭間』という不思議な空間で、そこにいた『神様』の気まぐれにより、エルクは自分を鍛えなおすことに。
二千年という長い時間、エルクは『念動力』を鍛えまくる。
現世に戻ったエルクは、十六歳になって目を覚ました。
はずれスキル『念動力』……ただしレベルMAXの力で無双する!!
俺に王太子の側近なんて無理です!
クレハ
ファンタジー
5歳の時公爵家の家の庭にある木から落ちて前世の記憶を思い出した俺。
そう、ここは剣と魔法の世界!
友達の呪いを解くために悪魔召喚をしたりその友達の側近になったりして大忙し。
ハイスペックなちゃらんぽらんな人間を演じる俺の奮闘記、ここに開幕。
転生したおばあちゃんはチートが欲しい ~この世界が乙女ゲームなのは誰も知らない~
ピエール
ファンタジー
おばあちゃん。
異世界転生しちゃいました。
そういえば、孫が「転生するとチートが貰えるんだよ!」と言ってたけど
チート無いみたいだけど?
おばあちゃんよく分かんないわぁ。
頭は老人 体は子供
乙女ゲームの世界に紛れ込んだ おばあちゃん。
当然、おばあちゃんはここが乙女ゲームの世界だなんて知りません。
訳が分からないながら、一生懸命歩んで行きます。
おばあちゃん奮闘記です。
果たして、おばあちゃんは断罪イベントを回避できるか?
[第1章おばあちゃん編]は文章が拙い為読みづらいかもしれません。
第二章 学園編 始まりました。
いよいよゲームスタートです!
[1章]はおばあちゃんの語りと生い立ちが多く、あまり話に動きがありません。
話が動き出す[2章]から読んでも意味が分かると思います。
おばあちゃんの転生後の生活に興味が出てきたら一章を読んでみて下さい。(伏線がありますので)
初投稿です
不慣れですが宜しくお願いします。
最初の頃、不慣れで長文が書けませんでした。
申し訳ございません。
少しづつ修正して纏めていこうと思います。
夢幻の錬金術師 ~【異空間収納】【錬金術】【鑑定】【スキル剥奪&付与】を兼ね備えたチートスキル【錬金工房】で最強の錬金術師として成り上がる~
青山 有
ファンタジー
女神の助手として異世界に召喚された厨二病少年・神薙拓光。
彼が手にしたユニークスキルは【錬金工房】。
ただでさえ、魔法があり魔物がはびこる危険な世界。そこを生産職の助手と巡るのかと、女神も頭を抱えたのだが……。
彼の持つ【錬金工房】は、レアスキルである【異空間収納】【錬金術】【鑑定】の上位互換機能を合わせ持ってるだけでなく、スキルの【剥奪】【付与】まで行えるという、女神の想像を遥かに超えたチートスキルだった。
これは一人の少年が異世界で伝説の錬金術師として成り上がっていく物語。
※カクヨムにも投稿しています
オバちゃんだからこそ ~45歳の異世界珍道中~
鉄 主水
ファンタジー
子育ても一段落した40過ぎの訳あり主婦、里子。
そんなオバちゃん主人公が、突然……異世界へ――。
そこで里子を待ち構えていたのは……今まで見たことのない奇抜な珍獣であった。
「何がどうして、なぜこうなった! でも……せっかくの異世界だ! 思いっ切り楽しんじゃうぞ!」
オバちゃんパワーとオタクパワーを武器に、オバちゃんは我が道を行く!
ラブはないけど……笑いあり、涙ありの異世界ドタバタ珍道中。
いざ……はじまり、はじまり……。
※この作品は、エブリスタ様、小説家になろう様でも投稿しています。
異世界の片隅で、穏やかに笑って暮らしたい
木の葉
ファンタジー
『異世界で幸せに』を新たに加筆、修正をしました。
下界に魔力を充満させるために500年ごとに送られる転生者たち。
キャロルはマッド、リオに守られながらも一生懸命に生きていきます。
家族の温かさ、仲間の素晴らしさ、転生者としての苦悩を描いた物語。
隠された謎、迫りくる試練、そして出会う人々との交流が、異世界生活を鮮やかに彩っていきます。
一部、残酷な表現もありますのでR15にしてあります。
ハッピーエンドです。
最終話まで書きあげましたので、順次更新していきます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる