レディース異世界満喫禄

日の丸

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またやっちまったぁぁぁぁ!!

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翌日起きてすぐにエルスさんとアズエルに戻った。



「エルスさん、昼からケインを連れて来るからその時の接待を任せていいかな?すぐに戻ると思うけど」



「畏まりました、今日のゲストは陛下だけですか?」



「ほかに三人かな?」



「畏まりました」



「んじゃ出かけて来る」



あたしは王都に【転移】した。





王都の家に転移した後取り敢えず王城に行くことにした。



「これはレン殿!ようこそ!」



いつも通り王城の入場門を守る騎士に挨拶をして案内の人を呼んでもらう。

そしてケインがいる部屋に案内してもらい、部屋に入る。



「こんにちわー」



「レンか、少し待ってくれ」



クラウさんと書類に向かい何かを話し記入しているのをソファーに座り見ていると、終わったのか二人がソファーに座って来た。



「すまぬな待たせた」



「あたしがいきなり来たのが悪いんだ気にしないで、それで今日来たのはお礼を言いに来た、ケインの提案のお陰で【軍】は私達の勝利で終わったよ、ありがとう」



「はて?何のことだ?」



ニヤニヤしながらとぼけるケインを見てイラッときた。



「殴りてぇ」



「くくく!!」



笑い出すケインを見てもう一つの用事を思い出しケインとクラウさんに伝える。



「ケイン昼から少し時間くれないかな?あとアンヌシアさんも同行して欲しいんだ」



「何かあるのか?」



ケインが聞いて来たので頷く。



「会って欲しい人がいる」



あたしの言葉にケインがクラウさんを見る。



「わかりました陛下のスケジュールを空けておきます、それとアンヌシア様をお呼びします」



さすがクラウさん!話が分かるね!!これで昼からの【王様会合】の手はずは整ったよ!!



「それとレン殿、妻から話は聞きました彼女がとても喜んでいました、感謝します」



「へ?クラウさんの奥さん?え?いつ会ったの?」



あたしの言葉に驚いたようにクラウさんが言ってきた。



「え?ソルティから聞いてませんか?私はソルティと結婚しているのですよ?」



えええええええええ!!!今日一番の衝撃だ!!ソルティさん結婚してたんだ!しかもクラウさんと!!

凄くお似合いだね!!

ケイン達と話をしているうちにアンヌシアさんが部屋に入って来た。



「陛下、お呼びにより参りました」



「こんにちわアンヌシアさん」



入って来たアンヌシアさんに手を振り挨拶をするとあたしが居て驚いたのかポカンと口を開けていた。



「ご苦労アンヌシア、レンが俺とお前に用があるというので来てもらった」



「レンちゃんが?わかりました」



「さてそろったからちょっとあたしの家まで来てね」



あたしはそういった後アズエルに【転移】した。



「・・・・・・・・・・・え?」



「・・・・・・・・・・・・は?」



いきなり部屋の内装が変わり驚くアンヌシアさんとクラウさん・・・・・・・あ!クラウさんも連れてきちゃったよ!!しかもアンヌシアさんとクラウさんってあたしが【転移魔法】を使えること知らなかったよね?またやっちまったぁぁぁぁ!!





「レン・・・・お前なぁ・・・・・」



ケインが呆れたように深いため息をついて・・・・・あ!エルスさんもため息をついてる!!



「皆様ようこそいらっしゃいました、こちらにいらしてください、お茶の用意がしてありますので」



呆れていたエルスさんが接客モドーに戻り民に声を掛ける。



「エルスさん、少しお願いね」



「畏まりました」



エルスさんに言われてついて行く三人を見送りあたしは【バウダック王国】の泊っている宿に転移する。

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