433 / 1,656
燃やしてやる!!
しおりを挟む
ガンガン!!!と言う扉を殴りつけるような音で飛び起きた。
「レン様!!いらっしゃいますか?申し訳ありませんがお力をお貸しください!【大災害】の勢いが増して対応が追い付かなくなりそうなのです!!」
・・・・・・・やべえ!!寝落ちしちまった!!皆が心配してるだろうから早く帰るつもりだったのに!!
「レン様?いらっしゃらないのですか?」
あ!こっちも緊急事態だった!!
「いるよ!今出る!」
取りあえず身だしなみをきちんとした後、扉を開けるとここに案内してくれた受付嬢が焦り顔で頭を下げてきた。
「申し訳ございせん、昨夜より守護隊が対応していたのですが、数が多くなり討伐者も参加した対応したのですが、手が足りず、此処に参りましたすいませんがお力をお貸しください」
「分かったべ、どこに行けばいい?案内して」
速足で歩きながら状況を確認してるとの出入り口に向かって何人かが走って行くのがが見えた。
敵はオーガ主体で偶にゴブリンが混ざっているそうだ、そして止めがワイバーンの姿を確認した為あたしを呼ぶことにしたらしい。
まあ今のあたしは【ヴィリーナ】があるから対空もばっちりだし心配無用だね!!
「おお!来てくれたか!」
ハザックがあたしをみて駆け寄って来た。
「すまんな」
「構わないよ、ワイバーンはあたしがもらうよ、それと何度か広範囲魔法を使うから皆を下げて」
取りあえず【サウザンドブレイブ】を使って削っておいた方がいいと思うので巻き込まれないようにハザックの頼んで下げてもらう。
「【サウザンドブレイブ】」
次々に炎の剣に串刺しになり、燃え尽きるオーガやゴブリンを見て後ろに控えた討伐者や守護隊が驚いて声を上げて来る。
「すっげえ!なんだあの魔法!」
「俺昨日も見たけどすげえな!」
「あれ誰だ?この辺りの有名な討伐者か?」
「あの子美人だよな、あとで声かけようかな?」
「やめとけ!燃やされるぞ!!」
待て!!最後言った奴だれだ!!燃やしてやる!!
「ワイバーンだ!!しかも・・・おい!三匹いやがる!!」
犯人捜しをしようとした矢先ワイバーン襲来の声が聞こえたので空を見ると確かに三匹見えた。
「あたしに任せて皆は下がりな!」
あたしは【ヴィリーナ】を空に向けて構え、そして横に振り払う。
そうするとワイバーンが上下に泣き別れてそのまま落下した。
「良し!」
やっぱり【ヴィリーナ】は使い勝手がいい!近距離・遠距離、両方いけるなんて素晴らしい!!
「・・・・・・・・・・おい今あの子何したんだ?」
「わからん・・・・が・・・・・すげえ・・・・」
あたしは周りに敵がいないか【エリアサーチ】を使い確認すると頭を抱える。
かなりの数がまたこっちに向かってくるんだけど!!!
「第三陣来るよ!アンタ等気合入れな!!」
あたしが声を張り上げて言うと、今まであ然としていた討伐者達や守護隊が武器を構えて戦列を組み始める。
それを見ていったん下がりハザックに歩み寄る。
「ハザックこれ数が多すぎだべ、この辺りってこんなに多いの?」
「ここは辺境なんだ、しかも魔物がいる森は【魔の森】って言われるくらい魔物が多い」
・・・・・・・・・・最悪じゃん!それが【大災害】を起こすとか!!
「あとどれくらい来ると思う?」
「神のみぞ知る・・・だな」
こういう時にはムキマッチョに祈ればいいのかな?それともメルヴィーラさんかな?それは置いといて取り敢えず・・・・・
「来た!」
今度はゴブリンの集団か!でもこれくらいならば・・・・・と思いハザックを見るとハザックが頷く。
「これくらいならば大丈夫だ、休んでくれ」
「あいよ」
一度宿に戻る事にした、でも落ち着くまではアズエルに戻れない、ごめん皆、もう少し待っててね。
「レン様!!いらっしゃいますか?申し訳ありませんがお力をお貸しください!【大災害】の勢いが増して対応が追い付かなくなりそうなのです!!」
・・・・・・・やべえ!!寝落ちしちまった!!皆が心配してるだろうから早く帰るつもりだったのに!!
「レン様?いらっしゃらないのですか?」
あ!こっちも緊急事態だった!!
「いるよ!今出る!」
取りあえず身だしなみをきちんとした後、扉を開けるとここに案内してくれた受付嬢が焦り顔で頭を下げてきた。
「申し訳ございせん、昨夜より守護隊が対応していたのですが、数が多くなり討伐者も参加した対応したのですが、手が足りず、此処に参りましたすいませんがお力をお貸しください」
「分かったべ、どこに行けばいい?案内して」
速足で歩きながら状況を確認してるとの出入り口に向かって何人かが走って行くのがが見えた。
敵はオーガ主体で偶にゴブリンが混ざっているそうだ、そして止めがワイバーンの姿を確認した為あたしを呼ぶことにしたらしい。
まあ今のあたしは【ヴィリーナ】があるから対空もばっちりだし心配無用だね!!
「おお!来てくれたか!」
ハザックがあたしをみて駆け寄って来た。
「すまんな」
「構わないよ、ワイバーンはあたしがもらうよ、それと何度か広範囲魔法を使うから皆を下げて」
取りあえず【サウザンドブレイブ】を使って削っておいた方がいいと思うので巻き込まれないようにハザックの頼んで下げてもらう。
「【サウザンドブレイブ】」
次々に炎の剣に串刺しになり、燃え尽きるオーガやゴブリンを見て後ろに控えた討伐者や守護隊が驚いて声を上げて来る。
「すっげえ!なんだあの魔法!」
「俺昨日も見たけどすげえな!」
「あれ誰だ?この辺りの有名な討伐者か?」
「あの子美人だよな、あとで声かけようかな?」
「やめとけ!燃やされるぞ!!」
待て!!最後言った奴だれだ!!燃やしてやる!!
「ワイバーンだ!!しかも・・・おい!三匹いやがる!!」
犯人捜しをしようとした矢先ワイバーン襲来の声が聞こえたので空を見ると確かに三匹見えた。
「あたしに任せて皆は下がりな!」
あたしは【ヴィリーナ】を空に向けて構え、そして横に振り払う。
そうするとワイバーンが上下に泣き別れてそのまま落下した。
「良し!」
やっぱり【ヴィリーナ】は使い勝手がいい!近距離・遠距離、両方いけるなんて素晴らしい!!
「・・・・・・・・・・おい今あの子何したんだ?」
「わからん・・・・が・・・・・すげえ・・・・」
あたしは周りに敵がいないか【エリアサーチ】を使い確認すると頭を抱える。
かなりの数がまたこっちに向かってくるんだけど!!!
「第三陣来るよ!アンタ等気合入れな!!」
あたしが声を張り上げて言うと、今まであ然としていた討伐者達や守護隊が武器を構えて戦列を組み始める。
それを見ていったん下がりハザックに歩み寄る。
「ハザックこれ数が多すぎだべ、この辺りってこんなに多いの?」
「ここは辺境なんだ、しかも魔物がいる森は【魔の森】って言われるくらい魔物が多い」
・・・・・・・・・・最悪じゃん!それが【大災害】を起こすとか!!
「あとどれくらい来ると思う?」
「神のみぞ知る・・・だな」
こういう時にはムキマッチョに祈ればいいのかな?それともメルヴィーラさんかな?それは置いといて取り敢えず・・・・・
「来た!」
今度はゴブリンの集団か!でもこれくらいならば・・・・・と思いハザックを見るとハザックが頷く。
「これくらいならば大丈夫だ、休んでくれ」
「あいよ」
一度宿に戻る事にした、でも落ち着くまではアズエルに戻れない、ごめん皆、もう少し待っててね。
149
あなたにおすすめの小説
公爵家次男はちょっと変わりモノ? ~ここは乙女ゲームの世界だから、デブなら婚約破棄されると思っていました~
松原 透
ファンタジー
異世界に転生した俺は、婚約破棄をされるため誰も成し得なかったデブに進化する。
なぜそんな事になったのか……目が覚めると、ローバン公爵家次男のアレスという少年の姿に変わっていた。
生まれ変わったことで、異世界を満喫していた俺は冒険者に憧れる。訓練中に、魔獣に襲われていたミーアを助けることになったが……。
しかし俺は、失敗をしてしまう。責任を取らされる形で、ミーアを婚約者として迎え入れることになった。その婚約者に奇妙な違和感を感じていた。
二人である場所へと行ったことで、この異世界が乙女ゲームだったことを理解した。
婚約破棄されるためのデブとなり、陰ながらミーアを守るため奮闘する日々が始まる……はずだった。
カクヨム様 小説家になろう様でも掲載してます。
無魔力の令嬢、婚約者に裏切られた瞬間、契約竜が激怒して王宮を吹き飛ばしたんですが……
タマ マコト
ファンタジー
王宮の祝賀会で、無魔力と蔑まれてきた伯爵令嬢エリーナは、王太子アレクシオンから突然「婚約破棄」を宣告される。侍女上がりの聖女セレスが“新たな妃”として選ばれ、貴族たちの嘲笑がエリーナを包む。絶望に胸が沈んだ瞬間、彼女の奥底で眠っていた“竜との契約”が目を覚まし、空から白銀竜アークヴァンが降臨。彼はエリーナの涙に激怒し、王宮を半壊させるほどの力で彼女を守る。王国は震え、エリーナは自分が竜の真の主であるという運命に巻き込まれていく。
公爵家の末っ子娘は嘲笑う
たくみ
ファンタジー
圧倒的な力を持つ公爵家に生まれたアリスには優秀を通り越して天才といわれる6人の兄と姉、ちやほやされる同い年の腹違いの姉がいた。
アリスは彼らと比べられ、蔑まれていた。しかし、彼女は公爵家にふさわしい美貌、頭脳、魔力を持っていた。
ではなぜ周囲は彼女を蔑むのか?
それは彼女がそう振る舞っていたからに他ならない。そう…彼女は見る目のない人たちを陰で嘲笑うのが趣味だった。
自国の皇太子に婚約破棄され、隣国の王子に嫁ぐことになったアリス。王妃の息子たちは彼女を拒否した為、側室の息子に嫁ぐことになった。
このあつかいに笑みがこぼれるアリス。彼女の行動、趣味は国が変わろうと何も変わらない。
それにしても……なぜ人は見せかけの行動でこうも勘違いできるのだろう。
※小説家になろうさんで投稿始めました
はずれスキル念動力(ただしレベルMAX)で無双する~手をかざすだけです。詠唱とか必殺技とかいりません。念じるだけで倒せます~
さとう
ファンタジー
10歳になると、誰もがもらえるスキル。
キネーシス公爵家の長男、エルクがもらったスキルは『念動力』……ちょっとした物を引き寄せるだけの、はずれスキルだった。
弟のロシュオは『剣聖』、妹のサリッサは『魔聖』とレアなスキルをもらい、エルクの居場所は失われてしまう。そんなある日、後継者を決めるため、ロシュオと決闘をすることになったエルク。だが……その決闘は、エルクを除いた公爵家が仕組んだ『処刑』だった。
偶然の『事故』により、エルクは生死の境をさまよう。死にかけたエルクの魂が向かったのは『生と死の狭間』という不思議な空間で、そこにいた『神様』の気まぐれにより、エルクは自分を鍛えなおすことに。
二千年という長い時間、エルクは『念動力』を鍛えまくる。
現世に戻ったエルクは、十六歳になって目を覚ました。
はずれスキル『念動力』……ただしレベルMAXの力で無双する!!
俺に王太子の側近なんて無理です!
クレハ
ファンタジー
5歳の時公爵家の家の庭にある木から落ちて前世の記憶を思い出した俺。
そう、ここは剣と魔法の世界!
友達の呪いを解くために悪魔召喚をしたりその友達の側近になったりして大忙し。
ハイスペックなちゃらんぽらんな人間を演じる俺の奮闘記、ここに開幕。
転生したおばあちゃんはチートが欲しい ~この世界が乙女ゲームなのは誰も知らない~
ピエール
ファンタジー
おばあちゃん。
異世界転生しちゃいました。
そういえば、孫が「転生するとチートが貰えるんだよ!」と言ってたけど
チート無いみたいだけど?
おばあちゃんよく分かんないわぁ。
頭は老人 体は子供
乙女ゲームの世界に紛れ込んだ おばあちゃん。
当然、おばあちゃんはここが乙女ゲームの世界だなんて知りません。
訳が分からないながら、一生懸命歩んで行きます。
おばあちゃん奮闘記です。
果たして、おばあちゃんは断罪イベントを回避できるか?
[第1章おばあちゃん編]は文章が拙い為読みづらいかもしれません。
第二章 学園編 始まりました。
いよいよゲームスタートです!
[1章]はおばあちゃんの語りと生い立ちが多く、あまり話に動きがありません。
話が動き出す[2章]から読んでも意味が分かると思います。
おばあちゃんの転生後の生活に興味が出てきたら一章を読んでみて下さい。(伏線がありますので)
初投稿です
不慣れですが宜しくお願いします。
最初の頃、不慣れで長文が書けませんでした。
申し訳ございません。
少しづつ修正して纏めていこうと思います。
異世界に落ちたら若返りました。
アマネ
ファンタジー
榊原 チヨ、87歳。
夫との2人暮らし。
何の変化もないけど、ゆっくりとした心安らぐ時間。
そんな普通の幸せが側にあるような生活を送ってきたのにーーー
気がついたら知らない場所!?
しかもなんかやたらと若返ってない!?
なんで!?
そんなおばあちゃんのお話です。
更新は出来れば毎日したいのですが、物語の時間は割とゆっくり進むかもしれません。
この野菜は悪役令嬢がつくりました!
真鳥カノ
ファンタジー
幼い頃から聖女候補として育った公爵令嬢レティシアは、婚約者である王子から突然、婚約破棄を宣言される。
花や植物に『恵み』を与えるはずの聖女なのに、何故か花を枯らしてしまったレティシアは「偽聖女」とまで呼ばれ、どん底に落ちる。
だけどレティシアの力には秘密があって……?
せっかくだからのんびり花や野菜でも育てようとするレティシアは、どこでもやらかす……!
レティシアの力を巡って動き出す陰謀……?
色々起こっているけれど、私は今日も野菜を作ったり食べたり忙しい!
毎日2〜3回更新予定
だいたい6時30分、昼12時頃、18時頃のどこかで更新します!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる