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視線をそらさないで!!
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「・・・・・・・・・・・貴女本当に何やってんのよ・・・・・・・」
思いっきり深いため息をついた後リュージュがそう言うとフィルミナも溜息をつきながらその言葉に頷いた。
神様達関係を除き全部を話し終えたら2人がそう言ったのであたしはうなだれる。
あたしが聞く立場だったら同じ事を言うはずだからね。
でも後悔も反省もしてないよ?一緒に戦ってくれる奴らがいるからね、あいつ等と共に戦うのは間違ってないと思ってる。
「で?物資が揃うまで時間が空いたから家族サービスをしてると?」
「うん」
空いた時間を有効活用しないとね。
「お待たせいたしました」
料理がどんどん運ばれてきて、とりあえずは食べようって事になった。
「いただきます」
「「「「「「「「「「「「いただきます」」」」」」」」」」」」
アニマルズとドラゴンズにも用意してもらい皆で美味しい料理を堪能する。
どうやらオルシアとテレシアも気に入ったようで嬉しそうに食べている、本当に良かった。
今まで2人を見ていたけどもうかなり落ち着いたみたいで他の子達とニコニコしながら過ごしている。
エルスさん達がケアしてくれてる事とうちの子達と一緒に居ることで精神的に安定してるみたいだ。
この子達の笑顔が戻って本当に良かった。
「・・・・・・・レン?聞いてるの?」
思わず現実逃避をしていたあたしの両頬を思いっきり左右に引っ張られて現実に引き戻すリュージュさん。
「いひゃいですリュージゥゥゥさん・・・」
「話を聞いていない貴女が悪いわ、で?貴女に危険はないの?」
真剣な顔で聞いてくるリュージュをみて首を傾げる。
「こう言っては何だけどよく信じたね?『国と喧嘩してる』って言われたら『頭大丈夫?』って言われると思うんだ普通は」
「「え?だってレンだもの」」
何でそこでハモるのかな?何でそこであたしだからで納得するのかな?じっくりと聞かせてもらえないかな?ねえ二人共?
「二人共あたしを何だと思ってるのさ?花も恥じらう年頃の乙女だよ」
「「「「「「「「「「「「・・・・・・・・・・」」」」」」」」」」」」
あれ?何でうちの子達まで沈黙してんの?ねえ?
「で?危険はないの?」
あ!話を逸らしやがったよ!リュージュさん視線をそらさないで!!
「危険はもちろんあるよ、でもあたしが初め事なのにあたしだけが『安全』はあり得ないべ?あたしは皆と戦ってんだ、怪我やもしもの時の覚悟はあるよ」
「「「「「「「「「「それはダメ!!」」」」」」」」」
うちの子供達が一斉に立ち上がりあたしを睨むようにして声をそろえて言った。
「レンお姉ちゃんは死んだらダメなの!!」
「変なこと言わないで!!」
「レンお姉ちゃんなんてことを言うの!」
「うわーん!!」
「レンお姉ちゃん死んじゃいやだー―!!」
やべえ子供達の前でする話じゃなかった!!これどう収支しよう?かなりやばいべよ!!
子供達が泣き始めたりするのをオロオロしていたらアニマルズとドラゴンズがそれぞれの子供達に近寄り体を摺り寄せて慰めはじめてようやく落ち着いてくる。
「ごめんよ皆変な事を言って、でもあたしは死なないよ?皆知ってるでしょ?お姉ちゃんは強いからね!!」
そう言うと子供達はコクコクと頷き安心したように笑ってくれた。
「リュージュとフィルミナ、あとで話そう、今はこの子達と一緒に遊ぼう」
「そうね」
「私も楽しむわ」
いまはこの平和な時間を皆で楽しむ!!
そして一日楽しんで子供達をアズエルに送り、ウォルムのリュージュの店に酒を持ってだかけることにする。
「ポーラとテレスには悪いけど今夜はウォルムで過ごすから子供達をお願いね」
「「畏まりました」」
2人に見送られてあたしは転移した。
思いっきり深いため息をついた後リュージュがそう言うとフィルミナも溜息をつきながらその言葉に頷いた。
神様達関係を除き全部を話し終えたら2人がそう言ったのであたしはうなだれる。
あたしが聞く立場だったら同じ事を言うはずだからね。
でも後悔も反省もしてないよ?一緒に戦ってくれる奴らがいるからね、あいつ等と共に戦うのは間違ってないと思ってる。
「で?物資が揃うまで時間が空いたから家族サービスをしてると?」
「うん」
空いた時間を有効活用しないとね。
「お待たせいたしました」
料理がどんどん運ばれてきて、とりあえずは食べようって事になった。
「いただきます」
「「「「「「「「「「「「いただきます」」」」」」」」」」」」
アニマルズとドラゴンズにも用意してもらい皆で美味しい料理を堪能する。
どうやらオルシアとテレシアも気に入ったようで嬉しそうに食べている、本当に良かった。
今まで2人を見ていたけどもうかなり落ち着いたみたいで他の子達とニコニコしながら過ごしている。
エルスさん達がケアしてくれてる事とうちの子達と一緒に居ることで精神的に安定してるみたいだ。
この子達の笑顔が戻って本当に良かった。
「・・・・・・・レン?聞いてるの?」
思わず現実逃避をしていたあたしの両頬を思いっきり左右に引っ張られて現実に引き戻すリュージュさん。
「いひゃいですリュージゥゥゥさん・・・」
「話を聞いていない貴女が悪いわ、で?貴女に危険はないの?」
真剣な顔で聞いてくるリュージュをみて首を傾げる。
「こう言っては何だけどよく信じたね?『国と喧嘩してる』って言われたら『頭大丈夫?』って言われると思うんだ普通は」
「「え?だってレンだもの」」
何でそこでハモるのかな?何でそこであたしだからで納得するのかな?じっくりと聞かせてもらえないかな?ねえ二人共?
「二人共あたしを何だと思ってるのさ?花も恥じらう年頃の乙女だよ」
「「「「「「「「「「「「・・・・・・・・・・」」」」」」」」」」」」
あれ?何でうちの子達まで沈黙してんの?ねえ?
「で?危険はないの?」
あ!話を逸らしやがったよ!リュージュさん視線をそらさないで!!
「危険はもちろんあるよ、でもあたしが初め事なのにあたしだけが『安全』はあり得ないべ?あたしは皆と戦ってんだ、怪我やもしもの時の覚悟はあるよ」
「「「「「「「「「「それはダメ!!」」」」」」」」」
うちの子供達が一斉に立ち上がりあたしを睨むようにして声をそろえて言った。
「レンお姉ちゃんは死んだらダメなの!!」
「変なこと言わないで!!」
「レンお姉ちゃんなんてことを言うの!」
「うわーん!!」
「レンお姉ちゃん死んじゃいやだー―!!」
やべえ子供達の前でする話じゃなかった!!これどう収支しよう?かなりやばいべよ!!
子供達が泣き始めたりするのをオロオロしていたらアニマルズとドラゴンズがそれぞれの子供達に近寄り体を摺り寄せて慰めはじめてようやく落ち着いてくる。
「ごめんよ皆変な事を言って、でもあたしは死なないよ?皆知ってるでしょ?お姉ちゃんは強いからね!!」
そう言うと子供達はコクコクと頷き安心したように笑ってくれた。
「リュージュとフィルミナ、あとで話そう、今はこの子達と一緒に遊ぼう」
「そうね」
「私も楽しむわ」
いまはこの平和な時間を皆で楽しむ!!
そして一日楽しんで子供達をアズエルに送り、ウォルムのリュージュの店に酒を持ってだかけることにする。
「ポーラとテレスには悪いけど今夜はウォルムで過ごすから子供達をお願いね」
「「畏まりました」」
2人に見送られてあたしは転移した。
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