912 / 1,656
勝ってしまったからね!!
そう考えながらガガリア選手がやられ続ける試合を見ていて30分ほど経った時終わりが見え始めた。
「限界かな?」
ふらふらしながらもヤッカ選手に殴りかかっていたガガリア選手選手の足が止まり原型をとどめていない顔で肩で息をし始めたのだ。
「そうですね、彼はよく耐えたと思いますよ」
ミズキもそう言ったまま試合を見ている。
そしてガガリア選手が走り出してヤッカ選手の所まで行こうとして・・・・足をもつらせて飛び込むように倒れる・・・・寸前にヤッカ選手がいて彼の腰辺りにしがみついた。
見た感じがダイビングタックルみたいで一気に距離を詰められてヤッカ選手が対応できなかったみたい。
「「「「「「「「「「「「は?」」」」」」」」」」」」」」」
あたしを含めて多分会場に居るかなりの人達の声が一つとなった。
ガガリア選手がしがみついたままヤッカ選手を後ろに投げたのだ・・・・・うんあれってバックドロップだよ!!
頭から舞台にたたきつけられて呻いているヤッカ選手を後ろから抱えてもう一度バックドロップをかまして・・・・ガガリア選手だけが立ち上がる。
「ええええぇぇ・・・・・・・」
なんなのさその勝ち方・・・・すごくびっくりしたよ!!
「・・・・・・・・勝者ガガリア選手」
またも予想外の事をしてくれたガガリア選手をガン見してしまった。
それは審判さんも同じ気持ちなのかガガリア選手の勝利宣言をする時、とても納得出来なさそうな顔で言っていたからね!!
「まあガガリア選手も頑張って耐えていたからね、まさか勝つとは思わなかったけど」
「ですね、私もヤッカ選手が勝つと思っていましたから」
ミズキがそう言いながら頷く。
「レン様、ハーブティーのお替りをお入れいたします」
カナデが入れてくれたハーブティーを一口飲んでからガイルを見ると試合会場を見がら考え込んでいた。
「どうしたのガイル?判らなかったことがあれば聞きなよ?あたしが判らなくてもシンなら答えてくれるよ」
あたしにお言葉にガイルは真顔で頷き口を開く。
「あの人が僕よりも強いのはわかるのですが、あの人・・・・本当に強いんですか?」
その言葉にあたしとシンは何と言っていいのか分からなくなった。
だって見てて思ったんだけどガガリア選手は街の喧嘩屋レベルではっきり言っちゃえばヤッカ選手の方が強い・・・・んだけどさっきガガリア選手が勝ってしまったからね!!
「ガイル・・・確かにガガリア選手はヤッカ選手よりも弱かったよ、でも諦めずに戦って掴んだチャンスをものにして勝ったんだ」
「はい」
ガイルが真面目に頷くけどこれってガイルの聞いてきた答えじゃないんだよね・・・でもそれらしく言えてガイルも納得してくれたから良しとしよう!
だってあたしもどう言ったらいいかわかんないんだもん!!
「お待たせしました!2回戦第2試合をはじめたいと思います!!」
いつの間にか舞台上に上がって来た司会者が声を張り上げたので注目。
「2回戦はキザット・キラ選手VSセシル・ミラー選手の戦いとなります!まずはキザット選手の入場です!」
選手専用の出入り口から男性が槍を持ち出て来た。
「キザット選手は槍の使い手でありますが無手絵もかなりの腕を持つ選手です!1回戦では格闘戦で相手を追い込んだ後に槍で倒しております!!」
キザット選手が舞台上に上がるのを見て司会者は再度口を開く。
「続きまして対戦相手であるセシル・ミラー選手の入場です!」
選手専用の出入り口から男性がロングソードと左腕に小さな盾をつけて入場してきた。
「セシル選手は元騎士で今は旅をしているそうです!騎士の剣が此処で通用するか知りたく参加したそうです、しかも1回戦は危なげもなく勝利しております!」
面白い戦いが見れそうだね・・・・・まあさっきの戦いの後だとどんな戦いもすごく見えそうだけど。
「限界かな?」
ふらふらしながらもヤッカ選手に殴りかかっていたガガリア選手選手の足が止まり原型をとどめていない顔で肩で息をし始めたのだ。
「そうですね、彼はよく耐えたと思いますよ」
ミズキもそう言ったまま試合を見ている。
そしてガガリア選手が走り出してヤッカ選手の所まで行こうとして・・・・足をもつらせて飛び込むように倒れる・・・・寸前にヤッカ選手がいて彼の腰辺りにしがみついた。
見た感じがダイビングタックルみたいで一気に距離を詰められてヤッカ選手が対応できなかったみたい。
「「「「「「「「「「「「は?」」」」」」」」」」」」」」」
あたしを含めて多分会場に居るかなりの人達の声が一つとなった。
ガガリア選手がしがみついたままヤッカ選手を後ろに投げたのだ・・・・・うんあれってバックドロップだよ!!
頭から舞台にたたきつけられて呻いているヤッカ選手を後ろから抱えてもう一度バックドロップをかまして・・・・ガガリア選手だけが立ち上がる。
「ええええぇぇ・・・・・・・」
なんなのさその勝ち方・・・・すごくびっくりしたよ!!
「・・・・・・・・勝者ガガリア選手」
またも予想外の事をしてくれたガガリア選手をガン見してしまった。
それは審判さんも同じ気持ちなのかガガリア選手の勝利宣言をする時、とても納得出来なさそうな顔で言っていたからね!!
「まあガガリア選手も頑張って耐えていたからね、まさか勝つとは思わなかったけど」
「ですね、私もヤッカ選手が勝つと思っていましたから」
ミズキがそう言いながら頷く。
「レン様、ハーブティーのお替りをお入れいたします」
カナデが入れてくれたハーブティーを一口飲んでからガイルを見ると試合会場を見がら考え込んでいた。
「どうしたのガイル?判らなかったことがあれば聞きなよ?あたしが判らなくてもシンなら答えてくれるよ」
あたしにお言葉にガイルは真顔で頷き口を開く。
「あの人が僕よりも強いのはわかるのですが、あの人・・・・本当に強いんですか?」
その言葉にあたしとシンは何と言っていいのか分からなくなった。
だって見てて思ったんだけどガガリア選手は街の喧嘩屋レベルではっきり言っちゃえばヤッカ選手の方が強い・・・・んだけどさっきガガリア選手が勝ってしまったからね!!
「ガイル・・・確かにガガリア選手はヤッカ選手よりも弱かったよ、でも諦めずに戦って掴んだチャンスをものにして勝ったんだ」
「はい」
ガイルが真面目に頷くけどこれってガイルの聞いてきた答えじゃないんだよね・・・でもそれらしく言えてガイルも納得してくれたから良しとしよう!
だってあたしもどう言ったらいいかわかんないんだもん!!
「お待たせしました!2回戦第2試合をはじめたいと思います!!」
いつの間にか舞台上に上がって来た司会者が声を張り上げたので注目。
「2回戦はキザット・キラ選手VSセシル・ミラー選手の戦いとなります!まずはキザット選手の入場です!」
選手専用の出入り口から男性が槍を持ち出て来た。
「キザット選手は槍の使い手でありますが無手絵もかなりの腕を持つ選手です!1回戦では格闘戦で相手を追い込んだ後に槍で倒しております!!」
キザット選手が舞台上に上がるのを見て司会者は再度口を開く。
「続きまして対戦相手であるセシル・ミラー選手の入場です!」
選手専用の出入り口から男性がロングソードと左腕に小さな盾をつけて入場してきた。
「セシル選手は元騎士で今は旅をしているそうです!騎士の剣が此処で通用するか知りたく参加したそうです、しかも1回戦は危なげもなく勝利しております!」
面白い戦いが見れそうだね・・・・・まあさっきの戦いの後だとどんな戦いもすごく見えそうだけど。
あなたにおすすめの小説
【完結】断罪された悪役令嬢は、本気で生きることにした
きゅちゃん
ファンタジー
帝国随一の名門、ロゼンクロイツ家の令嬢ベルティア・フォン・ロゼンクロイツは、突如として公の場で婚約者であるクレイン王太子から一方的に婚約破棄を宣告される。その理由は、彼女が平民出身の少女エリーゼをいじめていたという濡れ衣。真実はエリーゼこそが王太子の心を奪うために画策した罠だったにも関わらず、ベルティアは悪役令嬢として断罪され、社交界からの追放と学院退学の処分を受ける。
全てを失ったベルティアだが、彼女は諦めない。これまで家の期待に応えるため「完璧な令嬢」として生きてきた彼女だが、今度は自分自身のために生きると決意する。軍事貴族の嫡男ヴァルター・フォン・クリムゾンをはじめとする協力者たちと共に、彼女は自らの名誉回復と真実の解明に挑む。
その過程で、ベルティアは王太子の裏の顔や、エリーゼの正体、そして帝国に忍び寄る陰謀に気づいていく。かつては社交界のスキルだけを磨いてきた彼女だが、今度は魔法や剣術など実戦的な力も身につけながら、自らの道を切り開いていく。
失われた名誉、隠された真実、そして予期せぬ恋。断罪された「悪役令嬢」が、自分の物語を自らの手で紡いでいく、爽快復讐ファンタジー。
公爵家次男はちょっと変わりモノ? ~ここは乙女ゲームの世界だから、デブなら婚約破棄されると思っていました~
松原 透
ファンタジー
異世界に転生した俺は、婚約破棄をされるため誰も成し得なかったデブに進化する。
なぜそんな事になったのか……目が覚めると、ローバン公爵家次男のアレスという少年の姿に変わっていた。
生まれ変わったことで、異世界を満喫していた俺は冒険者に憧れる。訓練中に、魔獣に襲われていたミーアを助けることになったが……。
しかし俺は、失敗をしてしまう。責任を取らされる形で、ミーアを婚約者として迎え入れることになった。その婚約者に奇妙な違和感を感じていた。
二人である場所へと行ったことで、この異世界が乙女ゲームだったことを理解した。
婚約破棄されるためのデブとなり、陰ながらミーアを守るため奮闘する日々が始まる……はずだった。
カクヨム様 小説家になろう様でも掲載してます。
【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?
アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。
泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。
16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。
マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。
あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に…
もう…我慢しなくても良いですよね?
この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。
前作の登場人物達も多数登場する予定です。
マーテルリアのイラストを変更致しました。
【完結】男爵令嬢は冒険者生活を満喫する
影清
ファンタジー
英雄の両親を持つ男爵令嬢のサラは、十歳の頃から冒険者として活動している。優秀な両親、優秀な兄に恥じない娘であろうと努力するサラの前に、たくさんのメイドや護衛に囲まれた侯爵令嬢が現れた。「卒業イベントまでに、立派な冒険者になっておきたいの」。一人でも生きていけるようにだとか、追放なんてごめんだわなど、意味の分からぬことを言う令嬢と関わりたくないサラだが、同じ学園に入学することになって――。
※残酷な描写は予告なく出てきます。
※小説家になろう、アルファポリス、カクヨムに掲載中です。
※106話完結。
積みかけアラフォーOL、公爵令嬢に転生したのでやりたいことをやって好きに生きる!
ぽらいと
ファンタジー
アラフォー、バツ2派遣OLが公爵令嬢に転生したので、やりたいことを好きなようにやって過ごす、というほのぼの系の話。
悪役等は一切出てこない、優しい世界のお話です。
地味令嬢を見下した元婚約者へ──あなたの国、今日滅びますわよ
タマ マコト
ファンタジー
王都の片隅にある古びた礼拝堂で、静かに祈りと針仕事を続ける地味な令嬢イザベラ・レーン。
灰色の瞳、色褪せたドレス、目立たない声――誰もが彼女を“無害な聖女気取り”と笑った。
だが彼女の指先は、ただ布を縫っていたのではない。祈りの糸に、前世の記憶と古代詠唱を縫い込んでいた。
ある夜、王都の大広間で開かれた舞踏会。
婚約者アルトゥールは、人々の前で冷たく告げる――「君には何の価値もない」。
嘲笑の中で、イザベラはただ微笑んでいた。
その瞳の奥で、何かが静かに目覚めたことを、誰も気づかないまま。
翌朝、追放の命が下る。
砂埃舞う道を進みながら、彼女は古びた巻物の一節を指でなぞる。
――“真実を映す者、偽りを滅ぼす”
彼女は祈る。けれど、その祈りはもう神へのものではなかった。
地味令嬢と呼ばれた女が、国そのものに裁きを下す最初の一歩を踏み出す。
魔法が使えない令嬢は住んでいた小屋が燃えたので家出します
怠惰るウェイブ
ファンタジー
グレイの世界は狭く暗く何よりも灰色だった。
本来なら領主令嬢となるはずの彼女は領主邸で住むことを許されず、ボロ小屋で暮らしていた。
彼女はある日、棚から落ちてきた一冊の本によって人生が変わることになる。
世界が色づき始めた頃、ある事件をきっかけに少女は旅をすることにした。
喋ることのできないグレイは旅を通して自身の世界を色付けていく。
「宮廷魔術師の娘の癖に無能すぎる」と婚約破棄され親には出来損ないと言われたが、厄介払いと嫁に出された家はいいところだった
今川幸乃
ファンタジー
魔術の名門オールストン公爵家に生まれたレイラは、武門の名門と呼ばれたオーガスト公爵家の跡取りブランドと婚約させられた。
しかしレイラは魔法をうまく使うことも出来ず、ブランドに一方的に婚約破棄されてしまう。
それを聞いた宮廷魔術師の父はブランドではなくレイラに「出来損ないめ」と激怒し、まるで厄介払いのようにレイノルズ侯爵家という微妙な家に嫁に出されてしまう。夫のロルスは魔術には何の興味もなく、最初は仲も微妙だった。
一方ブランドはベラという魔法がうまい令嬢と婚約し、やはり婚約破棄して良かったと思うのだった。
しかしレイラが魔法を全然使えないのはオールストン家で毎日飲まされていた魔力増加薬が体質に合わず、魔力が暴走してしまうせいだった。
加えて毎日毎晩ずっと勉強や訓練をさせられて常に体調が悪かったことも原因だった。
レイノルズ家でのんびり過ごしていたレイラはやがて自分の真の力に気づいていく。