レディース異世界満喫禄

日の丸

文字の大きさ
1,009 / 1,656

ベへモスを狩りに行こう!!

しおりを挟む
「それじゃあ3週間後に取りに来てね、しっかりと仕上げておくわ」



メリオールさんそう言った後に奥の部屋に仮縫い中の服を抱えて走って行った。

もうメリオールさんの子の反応は判っているのでそのまま外に出て王都の自宅へと戻りのんびりとする事にした。





「うーん今日はこれからどうするべ?」



一応プレシアのプレゼントに関してはしっかりと仕上げたので即位式までやる事が無くのんびりと出来る。



「何か忘れてる事があった気がするんだよね」



クーロムを飲みながら考えていたら口に出ていたらしくそれを聞いたセイが口を開く。



「レン様、王都のギルドからの依頼が入っています」



「あ」



それだ!!すっかりと忘れてた!!



「そうだった!!ベへモスの肉を狩りに行かないといけないんだった!!」



やる事やって用事は無いからさっさとベへモスを狩りに行こう!!多分2日あれば最下層まで行ける!!



「あ」



そうだ!!



「皆悪いけど一度アズエルに戻るよ」



あたしは皆が頷くのを見た後にアズエルの自宅へと転移した。





「お帰りなさいませレン様」



リビングに転移したらポーラがいてあたし達を出迎えてくれた。



「ただいま!リステアはいるかな?」



リステアはあたしの家に住むことになってから『色々見てみたい』とあたしと別行動をとる事も多くなりいろんな体験をしては私に報告してくれるようになった。

もうねその姿が『今日やった事を親にお報告する子供』なのよ!!めっちゃ可愛いんだ!!



「リステアちゃんは今日キリカちゃんとレンベルショップに行ってますよ」



あ!確かエステルと遊ぶって言ってたね、なら帰って来るま家でのんびりとするべ!







「ただいまー」



キリカとリステアが手を繋ぎながらリビングに入って来たので笑顔で迎える。



「お帰り二人共、楽しかった?」



あたしがそう聞くとキリカが笑顔で頷く。



「うん!!今日ポーションを作る所を見せてもらったけど面白かった!!」



お?これは生産系に興味が出て来たかな?まあ色んな事に興味を持つことはとてもいい事だ!



「よかったね」



「うん!!」



あたしがキリカの頭を撫でながらニコニコ顔になってるのをリステアが微笑ましそうに見ているのを見てリステアに用があったのを思い出した。



「リステア、明日チョット付き合ってもらいたい」



その言葉を聞いたリステアが首を傾げるのを見て『可愛い!!』と思ったけど口にはしない!!



「どうしたのですか?」



「明日からダンジョンに潜ろうと思うんだ、それでダンジョンコアを見に行くんだけどリステアに見てもらいたいんだ、だから付き合って欲しい」



リステアは見た目は幼女だけど2万歳なんだよね、だからコアを見てもらって『どれくらいでスタンピードが起こる』か分からないかな?と思って同行してもらいたいと思ったんだ。



「いいですよ」



あっさりと頷くリステアにお礼を言った後明日の打ち合わせをする。



「行くダンジョンは【大地の最奥】ってダンジョンだべ、50階層で2日で最下層まで行く事になると思う」



前に潜った時も2日だ最下層まで行けたしね。



「最下層でリステアにはコアを見てもらいたい、リステアはコアを見てどれくらいで『スタンピード』が起こるって大体わかる?」



此処が一番重要、もしわからないんだったらリステアの貴重な休暇をこんな事の為に使わせるのはしのびないのであたし達だけで行こうと思う。



「大体は分かります」



真剣な顔で言うのであたしは頷いた後に頭を下げて口を開く。



「悪いけど付き合ってくれる?」



「もちろんです」



リステアの休暇を必要以上に削らない為に帰りは転移で帰るからね!!
しおりを挟む
感想 1,344

あなたにおすすめの小説

公爵家次男はちょっと変わりモノ? ~ここは乙女ゲームの世界だから、デブなら婚約破棄されると思っていました~

松原 透
ファンタジー
異世界に転生した俺は、婚約破棄をされるため誰も成し得なかったデブに進化する。 なぜそんな事になったのか……目が覚めると、ローバン公爵家次男のアレスという少年の姿に変わっていた。 生まれ変わったことで、異世界を満喫していた俺は冒険者に憧れる。訓練中に、魔獣に襲われていたミーアを助けることになったが……。 しかし俺は、失敗をしてしまう。責任を取らされる形で、ミーアを婚約者として迎え入れることになった。その婚約者に奇妙な違和感を感じていた。 二人である場所へと行ったことで、この異世界が乙女ゲームだったことを理解した。 婚約破棄されるためのデブとなり、陰ながらミーアを守るため奮闘する日々が始まる……はずだった。 カクヨム様 小説家になろう様でも掲載してます。

無魔力の令嬢、婚約者に裏切られた瞬間、契約竜が激怒して王宮を吹き飛ばしたんですが……

タマ マコト
ファンタジー
王宮の祝賀会で、無魔力と蔑まれてきた伯爵令嬢エリーナは、王太子アレクシオンから突然「婚約破棄」を宣告される。侍女上がりの聖女セレスが“新たな妃”として選ばれ、貴族たちの嘲笑がエリーナを包む。絶望に胸が沈んだ瞬間、彼女の奥底で眠っていた“竜との契約”が目を覚まし、空から白銀竜アークヴァンが降臨。彼はエリーナの涙に激怒し、王宮を半壊させるほどの力で彼女を守る。王国は震え、エリーナは自分が竜の真の主であるという運命に巻き込まれていく。

公爵家の末っ子娘は嘲笑う

たくみ
ファンタジー
 圧倒的な力を持つ公爵家に生まれたアリスには優秀を通り越して天才といわれる6人の兄と姉、ちやほやされる同い年の腹違いの姉がいた。  アリスは彼らと比べられ、蔑まれていた。しかし、彼女は公爵家にふさわしい美貌、頭脳、魔力を持っていた。  ではなぜ周囲は彼女を蔑むのか?                        それは彼女がそう振る舞っていたからに他ならない。そう…彼女は見る目のない人たちを陰で嘲笑うのが趣味だった。  自国の皇太子に婚約破棄され、隣国の王子に嫁ぐことになったアリス。王妃の息子たちは彼女を拒否した為、側室の息子に嫁ぐことになった。  このあつかいに笑みがこぼれるアリス。彼女の行動、趣味は国が変わろうと何も変わらない。  それにしても……なぜ人は見せかけの行動でこうも勘違いできるのだろう。 ※小説家になろうさんで投稿始めました

はずれスキル念動力(ただしレベルMAX)で無双する~手をかざすだけです。詠唱とか必殺技とかいりません。念じるだけで倒せます~

さとう
ファンタジー
10歳になると、誰もがもらえるスキル。 キネーシス公爵家の長男、エルクがもらったスキルは『念動力』……ちょっとした物を引き寄せるだけの、はずれスキルだった。 弟のロシュオは『剣聖』、妹のサリッサは『魔聖』とレアなスキルをもらい、エルクの居場所は失われてしまう。そんなある日、後継者を決めるため、ロシュオと決闘をすることになったエルク。だが……その決闘は、エルクを除いた公爵家が仕組んだ『処刑』だった。 偶然の『事故』により、エルクは生死の境をさまよう。死にかけたエルクの魂が向かったのは『生と死の狭間』という不思議な空間で、そこにいた『神様』の気まぐれにより、エルクは自分を鍛えなおすことに。 二千年という長い時間、エルクは『念動力』を鍛えまくる。 現世に戻ったエルクは、十六歳になって目を覚ました。 はずれスキル『念動力』……ただしレベルMAXの力で無双する!!

俺に王太子の側近なんて無理です!

クレハ
ファンタジー
5歳の時公爵家の家の庭にある木から落ちて前世の記憶を思い出した俺。 そう、ここは剣と魔法の世界! 友達の呪いを解くために悪魔召喚をしたりその友達の側近になったりして大忙し。 ハイスペックなちゃらんぽらんな人間を演じる俺の奮闘記、ここに開幕。

転生したおばあちゃんはチートが欲しい ~この世界が乙女ゲームなのは誰も知らない~

ピエール
ファンタジー
おばあちゃん。 異世界転生しちゃいました。 そういえば、孫が「転生するとチートが貰えるんだよ!」と言ってたけど チート無いみたいだけど? おばあちゃんよく分かんないわぁ。 頭は老人 体は子供 乙女ゲームの世界に紛れ込んだ おばあちゃん。 当然、おばあちゃんはここが乙女ゲームの世界だなんて知りません。 訳が分からないながら、一生懸命歩んで行きます。 おばあちゃん奮闘記です。 果たして、おばあちゃんは断罪イベントを回避できるか? [第1章おばあちゃん編]は文章が拙い為読みづらいかもしれません。 第二章 学園編 始まりました。 いよいよゲームスタートです! [1章]はおばあちゃんの語りと生い立ちが多く、あまり話に動きがありません。 話が動き出す[2章]から読んでも意味が分かると思います。 おばあちゃんの転生後の生活に興味が出てきたら一章を読んでみて下さい。(伏線がありますので) 初投稿です 不慣れですが宜しくお願いします。 最初の頃、不慣れで長文が書けませんでした。 申し訳ございません。 少しづつ修正して纏めていこうと思います。

異世界に落ちたら若返りました。

アマネ
ファンタジー
榊原 チヨ、87歳。 夫との2人暮らし。 何の変化もないけど、ゆっくりとした心安らぐ時間。 そんな普通の幸せが側にあるような生活を送ってきたのにーーー 気がついたら知らない場所!? しかもなんかやたらと若返ってない!? なんで!? そんなおばあちゃんのお話です。 更新は出来れば毎日したいのですが、物語の時間は割とゆっくり進むかもしれません。

この野菜は悪役令嬢がつくりました!

真鳥カノ
ファンタジー
幼い頃から聖女候補として育った公爵令嬢レティシアは、婚約者である王子から突然、婚約破棄を宣言される。 花や植物に『恵み』を与えるはずの聖女なのに、何故か花を枯らしてしまったレティシアは「偽聖女」とまで呼ばれ、どん底に落ちる。 だけどレティシアの力には秘密があって……? せっかくだからのんびり花や野菜でも育てようとするレティシアは、どこでもやらかす……! レティシアの力を巡って動き出す陰謀……? 色々起こっているけれど、私は今日も野菜を作ったり食べたり忙しい! 毎日2〜3回更新予定 だいたい6時30分、昼12時頃、18時頃のどこかで更新します!

処理中です...