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閑話 師団長の驚き
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「師団長、レン殿の従者殿がいらっしゃいました」
副官であるリオラがそう言って部屋にレンちゃんの従者と共にに入って来た。
「どうしたの?レンちゃんから何か伝言でも?」
私の質問に従者が頷く。
「レン様からソルティ様に伝言です『約15分後位に魔物が来る』と」
私はその言葉を聞き立ち上がり、リオラは驚いた顔で従者を見る。
「わかったわ、リオラ全騎士に伝達して『本番』だと、間に合わない奴は置いていく!!」
「了解しました!!」
急いで部屋を出て行ったリオラを見送った後口を開く。
「レンちゃんは?」
「もう外に出ました、恐らく先に始める可能性が高いと思います、ですので私はこれで失礼さ褪せて頂きます」
深々と頭を下げて出て行こうとした従者に私は待ったをかける。
「レンちゃんに伝言いいかしら?テムザに知らせをすぐに出すから向こうも何かあった時にすぐに動くわ、それとうちの騎士団はすぐに動けるから無理はしないように・・・・・と」
「畏まりました、しっかりとお伝えします」
そう言って部屋を出て行った。
私も動かないといけないと思い部屋を出てそのまま外へと出る。
そこには誰もが忙しそういに走り回り準備をしている所だった、その時に地響きが起きてここに居た騎士達が驚き動きを止める。
「動きを止めるな!!今は時間との勝負でもあるのよ!!」
従者から話を聞いてもう5分は経っている急いで迎え撃つ準備をしなきゃいけないのだ。
「リオラ!まだ準備が出来てない奴と後で一緒に来なさい!!動ける者は私と供に来なさい!!」
私はそのまま門を出て周りを見渡すと、私が探してる人物の姿を見つける事が出来た。
丁度長距離魔法を止めて接近戦の準備をしつつ他の討伐者達と話しているレンちゃんを見て私は声を掛ける。
「あら?間に合ったわね」」
私がそう言うとレンちゃんが振り返り私を見てニヤリと笑う。
「あら?【スタンピード】が始まったにしては魔物の群れが少ないかしら?」
「あたし達とドラゴンズで少し減らしておいたよ」
「それは助かるわね、さて第一波を乗り越えましょうか」
簡単に『数を減らしておいた』と言いう言葉に頼もしさを感じ私は武器を構える。
レンちゃんが頑張ってくれてるのだから国を守るが仕事である我ら騎士が醜態をさらす訳にはいかない、私はそう思い大きく息を吸って・・・・・声を張り上げる。
「メイシェル王国の騎士達よ!!我らの戦乙女の前で無様な姿はさらすなよ!」
「「「「「「「「「「「「「応!!」」」」」」」」」」」」
共に着いてきた騎士達も同じ思いだったのか気合を入れて接近戦が開始された。
「これほどとは・・・・・・・・・」
私は向かって来るオークキングを切り伏せながらレンちゃんの闘ってる所を見ていた。
レンちゃんの戦いの話はアンヌシアから聞いていたし、一度アンヌシアとの戦いも見たことがある。
でもあの時は本気を出していなかったと思い知らされた。
それは何故か言うとアースドラゴンをいとも簡単に倒しているからだ。
確かに私達もドラゴン系は倒せる、だがそれは『時間をかけて倒す』事が出来るという意味で、レンちゃんのように瞬殺出来る訳ではない。
「本当にすごい子ね」
戦闘面だけではなく、状況判断力、決断力もとびぬけてる。
他の討伐者達たちが魔物の群れに押されそうになる所を見るとパーティーメンバーを援軍に送ったりして防衛線崩壊を防いでいる。
これは負けてられないわね!!!
レンちゃんにばかり負担はかけられないので私達も戦わないといけない!!
「皆!!戦乙女があれだけの戦いを見せてくれてるのだ、我々もそれに応えよ!!」
「「「「「「「「「「「「応!!」」」」」」」」」
まだまだ戦いは続く。
副官であるリオラがそう言って部屋にレンちゃんの従者と共にに入って来た。
「どうしたの?レンちゃんから何か伝言でも?」
私の質問に従者が頷く。
「レン様からソルティ様に伝言です『約15分後位に魔物が来る』と」
私はその言葉を聞き立ち上がり、リオラは驚いた顔で従者を見る。
「わかったわ、リオラ全騎士に伝達して『本番』だと、間に合わない奴は置いていく!!」
「了解しました!!」
急いで部屋を出て行ったリオラを見送った後口を開く。
「レンちゃんは?」
「もう外に出ました、恐らく先に始める可能性が高いと思います、ですので私はこれで失礼さ褪せて頂きます」
深々と頭を下げて出て行こうとした従者に私は待ったをかける。
「レンちゃんに伝言いいかしら?テムザに知らせをすぐに出すから向こうも何かあった時にすぐに動くわ、それとうちの騎士団はすぐに動けるから無理はしないように・・・・・と」
「畏まりました、しっかりとお伝えします」
そう言って部屋を出て行った。
私も動かないといけないと思い部屋を出てそのまま外へと出る。
そこには誰もが忙しそういに走り回り準備をしている所だった、その時に地響きが起きてここに居た騎士達が驚き動きを止める。
「動きを止めるな!!今は時間との勝負でもあるのよ!!」
従者から話を聞いてもう5分は経っている急いで迎え撃つ準備をしなきゃいけないのだ。
「リオラ!まだ準備が出来てない奴と後で一緒に来なさい!!動ける者は私と供に来なさい!!」
私はそのまま門を出て周りを見渡すと、私が探してる人物の姿を見つける事が出来た。
丁度長距離魔法を止めて接近戦の準備をしつつ他の討伐者達と話しているレンちゃんを見て私は声を掛ける。
「あら?間に合ったわね」」
私がそう言うとレンちゃんが振り返り私を見てニヤリと笑う。
「あら?【スタンピード】が始まったにしては魔物の群れが少ないかしら?」
「あたし達とドラゴンズで少し減らしておいたよ」
「それは助かるわね、さて第一波を乗り越えましょうか」
簡単に『数を減らしておいた』と言いう言葉に頼もしさを感じ私は武器を構える。
レンちゃんが頑張ってくれてるのだから国を守るが仕事である我ら騎士が醜態をさらす訳にはいかない、私はそう思い大きく息を吸って・・・・・声を張り上げる。
「メイシェル王国の騎士達よ!!我らの戦乙女の前で無様な姿はさらすなよ!」
「「「「「「「「「「「「「応!!」」」」」」」」」」」」
共に着いてきた騎士達も同じ思いだったのか気合を入れて接近戦が開始された。
「これほどとは・・・・・・・・・」
私は向かって来るオークキングを切り伏せながらレンちゃんの闘ってる所を見ていた。
レンちゃんの戦いの話はアンヌシアから聞いていたし、一度アンヌシアとの戦いも見たことがある。
でもあの時は本気を出していなかったと思い知らされた。
それは何故か言うとアースドラゴンをいとも簡単に倒しているからだ。
確かに私達もドラゴン系は倒せる、だがそれは『時間をかけて倒す』事が出来るという意味で、レンちゃんのように瞬殺出来る訳ではない。
「本当にすごい子ね」
戦闘面だけではなく、状況判断力、決断力もとびぬけてる。
他の討伐者達たちが魔物の群れに押されそうになる所を見るとパーティーメンバーを援軍に送ったりして防衛線崩壊を防いでいる。
これは負けてられないわね!!!
レンちゃんにばかり負担はかけられないので私達も戦わないといけない!!
「皆!!戦乙女があれだけの戦いを見せてくれてるのだ、我々もそれに応えよ!!」
「「「「「「「「「「「「応!!」」」」」」」」」
まだまだ戦いは続く。
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