レディース異世界満喫禄

あたしを癒してくれるんだ！！

「あ！！レンお姉ちゃんだ！！お帰りなさい！！」



エルスさん達との話し合いが一段落するした時に子供達が帰って来た。



「皆ただいま！家に居られなくてごめんね」



本当なら家でゴロゴロして子供達とのんびり過ごしていたいんだけど、この頃色々立て込んでいて子供達と過ごす時間をあまりとれていない。



「大丈夫だよ！！皆がいるしお姉ちゃんがお仕事頑張ってるの知ってるもん！！」



とジンが真剣な顔で言ってくれた事にあたしは嬉しくなって思わずジンを抱きしめた。



「うちの子達は本当に優しく育ってくれて嬉しいよ」



これもエルスさん達のお陰だね！！



「レン様お話は終わりましたので今日は子供達と過ごされたらいいのでは？」



ナイスな提案だよエルスさん！！



「そうだね！！皆は予定はあるかな？」



「「「「「「「「「お姉ちゃんと一緒に居る！！」」」」」」」」」



やっぱりここには天使がいる！！そしてあたしを癒してくれるんだ！！

今お昼前だから今日これからは子供達と過ごす事にした。







「スフィアこっちだよ！！」



あたし達は子供達と一緒に過ごそうと決めて『何がしたい？』って聞いたら『遊びたい！！』って言って来たのであたし達はギリスの森の奥にある大きな広場のような場所へ来てギンガの子供達やスフィアと走り回り遊んでいる。



「良し！お姉ちゃんもジンを捕まえるぞ！！」



スフィアがジンを追いかけ周って遊んでいたのであたしも参加する事にした。



「じゃあ僕も！！」



「私も！！」



と全員参加のタッチ鬼をする事になった、もちろん小さな子もいるので手加減ありでね！！

そして遊んでいると近くにある茂みが『ガサガサ』と揺れて、その後に白銀の狼・・・・エレメンタルウルフが７頭出て来た。



「あ！騒がしかったかな？お邪魔してるよ」



この子達は【大災害】の時に知り合って助けてもらいそのまま付き合いが続いている。

この場所を知ったのもこの子達の住処が近かった為だ。



「こんにちわ！！」



「一緒に遊ぶ？」



・・・・・・・・・・うちの子供達強すぎだろう！普通は魔物が来たら逃げるか怯えるかなんだけどもうギンガ達で慣れてしまった為ニコニコしながら声を掛けてる。

あ！あたしが親しそうに声を掛けたから警戒しなかったのか！！



「ああごめんね、一緒に遊ぶ？」





なんか言いたそうにあたしを見ていたエレメンタルウルフを見て考えるのを止めてそう言うと離れた場所まで歩いて行き寝そべってこっちを見ている。



「遊ばないけど一緒に居てくれるのね」



そう言うとギンガ達もその隣で寝そべる。

なんか子供達を眺めている親って感じでなんかほっこりできる。



「んじゃもう少し遊ぼう！」



「「「「「「「「はーい」」」」」」」」」



夕方になるまで遊んでお腹が空いたので遊ぶのはここまでにして夕飯を食べる為に家に戻ろうという事になった。



「・・・・・・ご飯一緒に食べる？」



『家帰ってご飯食べよう』と言って帰る準備をしていたらエレメンタルウルフ達がこっちをじっと見おているのでそう聞いてみるとリーダー的なエレメンタルウルフ以外の尻尾がブンブンって振られていたので予定を変更して急遽ＢＢＱに変更した。



「慌てないでもまだまだあるからね」



エレメンタルウルフ達はいつもと違う食べ物を食べて、口に合ったのか勢いよく食べていて、それにつられたように子供達も釣られてどんどん食べてくれる。



「どんどん肉を焼いて肉を！！」



アリーヌはいつも通りだけどね！！