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あたしだってこんな事になるとは思ってなかったんだよ!!
あたしは聞き違いだと思いエルスさんに視線を向けて首を傾げる。
「え?誰が来たって?」
エルスさんんはあたしの反応を見て溜息をついた後口を開く。
「ウルステア王家からの使者が来たと言ったのですよレン様」
その言葉を聞きエルスさんの隣でお茶を飲んでいるガルドに視線を向けると真剣な顔で頷く。
「何で王家が使者をよこしたのさ?あたしウルステア王家とは関わってないよ?」
何でいきなり王家が出てくる?あたし本当に王家の人とも会ってないよ?
混乱するあたしを見てエルスさんがまたも深い溜息をついた後口を開く。
「レン様、今回使者が来たのは当然かと思いますよ」
「え?」
エルスさんは何か心当たりがあるみたいだ。
「レン様が攫われた件ですよ、友好国の後ろ盾を持つ者が攫われて、その者が・・・・レン様がご無事だったとはいえ攫われた事にかわりは無いのです、事件の詳細な話と謝罪をする為に王家が動かないと友好国であるウォルムを軽んじていると思われかねませんから面会したいと使者を派遣たのですよ」
・・・・・・・・そこまで考えてなかった!!あたしはただ貴族を権力で抑え込む事しか考えてなかったよ!!
あたしが冷や汗をダラダラ流しているのを見てエルスさんはまたも深い溜息をつく。
「そこまで考えてなかったのですね?」
あたしは素直に頷く。
だってそんな事になるとは思わないじゃん!!悪党を抑え込んだ後はガッリさんに押し付けてあたしは悠々自適なお買い物ライフを楽しむつもりだったんだよ!!
「ねえエルスさん・・・・・行かなきゃダメかな?」
行きたくないんだけど!!メンドクサイしあたしは王様と会いたくなんかないんだよ!!
「ウォルムの事も考えるとあっておいた方がいいかと、ウルステア王にあって『問題を大きくすることを望まない』と伝えた方がいいでしょうね」
・・・・・・・・・・証拠を挙げて説明してお終い・・・・じゃダメみたいだ・・・・・・・・本当にそこまで考えてなかった!!
あたしがうなだれているとエルスさんが口を開く。
「今日のお昼過ぎに使者が来ることになっておりますのでお城へと行きましょう、勿論私達も行きますから」
ってもうお城に行く事が決まってる!!エルスさんの手回しの良さが此処で発揮してるよ!!
「え?俺達も行くのか?」
といきなり言われ驚いてるガルドにエルスさんは笑顔で口を開く。
「貴方達は私の護衛として来ているのですから当然です」
エルスさんにそう言われてガルド達は絶望した顔であたしを見る。
・・・・・・・・ごめんなさい!!あたしだってこんな事になるとは思ってなかったんだよ!!巻き込んだけどこうなりゃ一緒に王様に会おうぜ!!って言うかついて来て下さい!!
とそんなあたし達を見ながらエルスさんは笑顔で口を開く。
「皆さんこれからレン様と付き合うという事はこう言う事です、覚えていてください」
エルスさんがそう言うとガルド達は諦めたように溜息をつき頷いた。
「ちょっと!! それは皆ひどくない?」
あたしだって望んで王様と会いたい訳じゃないんだよ!!!
「はいはい」
ガルド達はも開き直ったみたいでお茶を飲みながらそう返事をした後メンバーと話をし始める。
「まさかもうこんな事になるとは思わなかった」
「いきなりお城へ行くとは」
「王様とかお城とか一生縁がないと思っていたのになぁ」
「【カグヤ商会】に入った時に説明を受けたけどまさかこうも早く体験するとは思わなかった」
とその会話がまたあたしを落ち込ませた。
って言うかその『【カグヤ商会】に入った時に説明を受けたけどまさかこうも早く体験するとは思わなかった』って何!!どんな説明を受けたの?とお思いエルスさんを見るとあたしを見てニコニコしているだけだった。
「え?誰が来たって?」
エルスさんんはあたしの反応を見て溜息をついた後口を開く。
「ウルステア王家からの使者が来たと言ったのですよレン様」
その言葉を聞きエルスさんの隣でお茶を飲んでいるガルドに視線を向けると真剣な顔で頷く。
「何で王家が使者をよこしたのさ?あたしウルステア王家とは関わってないよ?」
何でいきなり王家が出てくる?あたし本当に王家の人とも会ってないよ?
混乱するあたしを見てエルスさんがまたも深い溜息をついた後口を開く。
「レン様、今回使者が来たのは当然かと思いますよ」
「え?」
エルスさんは何か心当たりがあるみたいだ。
「レン様が攫われた件ですよ、友好国の後ろ盾を持つ者が攫われて、その者が・・・・レン様がご無事だったとはいえ攫われた事にかわりは無いのです、事件の詳細な話と謝罪をする為に王家が動かないと友好国であるウォルムを軽んじていると思われかねませんから面会したいと使者を派遣たのですよ」
・・・・・・・・そこまで考えてなかった!!あたしはただ貴族を権力で抑え込む事しか考えてなかったよ!!
あたしが冷や汗をダラダラ流しているのを見てエルスさんはまたも深い溜息をつく。
「そこまで考えてなかったのですね?」
あたしは素直に頷く。
だってそんな事になるとは思わないじゃん!!悪党を抑え込んだ後はガッリさんに押し付けてあたしは悠々自適なお買い物ライフを楽しむつもりだったんだよ!!
「ねえエルスさん・・・・・行かなきゃダメかな?」
行きたくないんだけど!!メンドクサイしあたしは王様と会いたくなんかないんだよ!!
「ウォルムの事も考えるとあっておいた方がいいかと、ウルステア王にあって『問題を大きくすることを望まない』と伝えた方がいいでしょうね」
・・・・・・・・・・証拠を挙げて説明してお終い・・・・じゃダメみたいだ・・・・・・・・本当にそこまで考えてなかった!!
あたしがうなだれているとエルスさんが口を開く。
「今日のお昼過ぎに使者が来ることになっておりますのでお城へと行きましょう、勿論私達も行きますから」
ってもうお城に行く事が決まってる!!エルスさんの手回しの良さが此処で発揮してるよ!!
「え?俺達も行くのか?」
といきなり言われ驚いてるガルドにエルスさんは笑顔で口を開く。
「貴方達は私の護衛として来ているのですから当然です」
エルスさんにそう言われてガルド達は絶望した顔であたしを見る。
・・・・・・・・ごめんなさい!!あたしだってこんな事になるとは思ってなかったんだよ!!巻き込んだけどこうなりゃ一緒に王様に会おうぜ!!って言うかついて来て下さい!!
とそんなあたし達を見ながらエルスさんは笑顔で口を開く。
「皆さんこれからレン様と付き合うという事はこう言う事です、覚えていてください」
エルスさんがそう言うとガルド達は諦めたように溜息をつき頷いた。
「ちょっと!! それは皆ひどくない?」
あたしだって望んで王様と会いたい訳じゃないんだよ!!!
「はいはい」
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「いきなりお城へ行くとは」
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とその会話がまたあたしを落ち込ませた。
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