レディース異世界満喫禄

日の丸

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忘れずに絶対にきくからね!!


「ねえエルスさん?『【カグヤ商会】に入った時に説明を受けた』ってどんな説明をしたのさ?」



あたしがそう聞くとエルスさんが笑顔で口を開いたと思った次の瞬間カナデが声を掛けて来た。



「お話中申し訳ありませんレン様、お客様がいらっしゃいました」



どうやら使者が来たらしいけどタイミングが悪い!!



「さあさあレン様!城へと向かいましょう」



エルスさんはニコニコしながら歩き出しあたしはその後について行きながら口を開く。



「後できちんと聞かせてね!」



忘れずに絶対にきくからね!!・・・・・・・・・・・たぶん!!



家から出ると丁度馬車から使者さんが降りて来たみたいであたし達を見て驚いていた。

使者さんは見た目が20代女性で金髪ショートカットのほんわか系で150位の身長だ。



あたし達を見て使者さんが視線をあたしに向けて口を開く。



「貴女がレン様でいらっしゃいますか?」



「うん」



多分昨日いなかったあたしを見てあたしを『レン』と思ったのだろう。



「お初にお目にかかります私はクエリア・フォレスと申します、本日はウルステア王の勅命を受け貴女を迎えに参りました」



あたしに一礼した後にそう言って微笑みかけて来るクエリアさんにあたしは頷いた後に口を開く。



「ご苦労様、ねえ本当に王様があたしに会いたがってるの?」



お願いだから『冗談でした!!』とか言ってくれないかな?



「勿論でございます、陛下は貴女様のお越しをを心待ちにしております」



・・・・・・・・・駄目だ!!逃げ道が無い!!



「なら一つ聞きたいんだけど、あたしの連れが沢山いるんだけど一緒に一緒に行っても大丈夫?」



これで断られたら『なら行かない!!』と言って断ってやる!!



「もちろん大丈夫です、こちらがご無理を言ってきていただくのですから」



ああああ!!駄目だった!!本当に逃げ道が無くなったよ!!

あたしの視線の端にはガルド達も項垂れいるように見えるけどあたしだって項垂れたいよ!!



「ではご案内いたします、馬車は・・・・・あの申し訳ありませんが少しだけお待ち頂けませんか?馬車を手配しますので」



城に行くあたし達を乗せられるだけの馬車は当然ないので馬車を手配しようとそう言って来たのであたしは首を左右に振る。



「ならあたし達で城まで行くよ、馬車にはエルスさんと【スカーレット】のメンバーが乗って、あたし達はアニマルズに乗せてもらうから」



あたしがそう言うとエルスさんが頷きクエリアさんに視線を向けて口を開く。



「それでお願いしてもいいですか?、陛下をお待たせする訳にもいきませんので」



「わかりました、申し訳ありませんがお願いします」



クエリアさんはあたしに向かい深々と頭を下げてそう言って来たのであたしは頷き移動を始める。







「やっぱり立派な城だねぇ」



お城を見上げながらそう呟くあたしをクエリアさんが見ながら嬉しそうに微笑み口を開く。



「ではご案内いたしますのでこちらへ」



そう言って歩き出すクエリアさんの後をついて行く。

廊下ですれ違う人達は最初こそ驚きはしたものの端によって頭を下げてあたし達を通す。



「ここです」



20分ほど歩き一つの部屋の前で足を止めてクエリアさんがあたしにそう言って微笑む。



「それでは入りますね」



そう言ったあとノックをした後に口を開く。



「クエリアです、レン様御一行をお連れいたしました」



クエリアさんの言葉が中に届いたらしく、少ししたら中から渋い男性の声が届く。



「入ってくれ」



その言葉を聞きクエリアさんが扉を開けてから横へと移動して頭を下げながら口を開く。



「どうぞお入りください」



あたし達はクエリアさんの前を通り部屋の中へと入った。

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