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凄く気になるんだけど!!
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まさか案内人が宮廷魔法団の団長だとは思わなかった!
「あ」
でも団長なら王様にすぐに取り次ぎできるじゃん!!ラッキー!!
あたしはそう思いバーキットさんの前のソファーに座った後にカナデに声を掛ける。
「カナデ、少しの間この部屋での会話を周囲に聞かれないようにして」
何処で聞き耳をたてられてるのかがわからないからね。
「畏まりました・・・・大丈夫です」
バーキットさんはカナデが何かの魔法を使ったのを察知したのか目を細めてあたしを見た。
「少し大事な話があるから結界を張らせてもらったのさ、これでこの部屋での会話は外からは聞き取れない」
あたしが真剣な顔でそう言ったらバーキットさんも真剣な顔になり口を開く。
「そこまでしてする話は何かな?その話をする為にクエリアに会いに来たのかい?」
そう言って来たのであたしは肩を竦めて口を開く。
「あたしがクエリアさんに会いに来たのはウルステア王へ合う為の繋ぎをしてもらいたかったからだよ、バーキットさんのほうが早くウルステア王に会えそうだからバーキットさんに話す」
あたしの言葉に首を傾げながらも視線をあたしに向けて来るバーキットさんに言葉を続ける。
「今回の『誘拐騒ぎ』の首謀者の証拠を持って来た」
その言葉を聞き目を細めて睨むようにあたしを見るバーキットさん。
「その『証拠』は本当に『証拠』足り得るのかい?『でっち上げでした』なんて笑い話にもできないよ?」
その言葉にあたしはある人物の名を口ずさむ。
「黒幕はダメーズ侯爵」
バーキットさんも宮廷魔法団の団長という地位に居るからこの情報は知っているようで目を見開いて驚く。
「もし俺がダメーズ侯爵側の人間でここに居る君の仲間を皆殺しにしてその情報を奪ったり、その『証拠』を奪って逃げるとは考えないのかい?」
あたしを挑発するように笑いながらそう言って来るバーキットさんにあたしは腕を組み胸を張り口を開く。
「あたし達を皆殺しにする?無理だね・・・・・・ここに居るあたしの仲間達全員アンタより強いからね」
あたしはそう言った後バーキットさんに向けて殺気を放ち、シン達もバーキットさんを睨みながら同じことした。
「それと『証拠を奪って逃げる』って言ったけどそれも無理だよ、何せこの部屋をカナデの【結界】で包み込んでいるからね、だからカナデが【結界】を解かなきゃ部屋に入る事もここから出る事も出来ないのさ」
あたしが何も考えずに初めて会う人間に大事な情報を公開する訳ないじゃん?
そう言い切るとバーキットさんが爆笑し始めた。
「失礼な態度をとって悪かった、俺はウルステア王側の人間だから安心してくれ、いやぁ・・・・クエリアの言う通り面白い人だねレン殿は!!」
え?それってほめてるの?それとも貶してる?どっちなのさ?凄く気になるんだけど!!
「話は分かった、今から陛下に話を通して来るから少し待っていてはくれないか?」
一頻り笑った後真剣な顔になりそう言って来たのであたしは頷く。
「わかった、頼むよ」
あたしが素直に頷いたのを見て少し驚いた顔をして苦笑しながら口を開く。
「俺がこのまま姿を晦ましてダメーズ侯爵に報告に行くとは思わないのかい?」
「え?何で?アンタはそんな事はしないだろ?」
あたしがそう言うと予想外の言葉にバーキットさんが目を見開く。
「何故そう思う?」
あたしはバーキットさんの顔を見ながらニヤリとして口を開く。
「なんとなく」
あたしの答えに驚いた顔になった後爆笑し始めるバーキットさん。
「君の感を裏切らないから安心してくれ、ぞれじゃあ陛下に会ってくるよ」
バーキットさんは笑いながら部屋を出て行った。
「あ」
でも団長なら王様にすぐに取り次ぎできるじゃん!!ラッキー!!
あたしはそう思いバーキットさんの前のソファーに座った後にカナデに声を掛ける。
「カナデ、少しの間この部屋での会話を周囲に聞かれないようにして」
何処で聞き耳をたてられてるのかがわからないからね。
「畏まりました・・・・大丈夫です」
バーキットさんはカナデが何かの魔法を使ったのを察知したのか目を細めてあたしを見た。
「少し大事な話があるから結界を張らせてもらったのさ、これでこの部屋での会話は外からは聞き取れない」
あたしが真剣な顔でそう言ったらバーキットさんも真剣な顔になり口を開く。
「そこまでしてする話は何かな?その話をする為にクエリアに会いに来たのかい?」
そう言って来たのであたしは肩を竦めて口を開く。
「あたしがクエリアさんに会いに来たのはウルステア王へ合う為の繋ぎをしてもらいたかったからだよ、バーキットさんのほうが早くウルステア王に会えそうだからバーキットさんに話す」
あたしの言葉に首を傾げながらも視線をあたしに向けて来るバーキットさんに言葉を続ける。
「今回の『誘拐騒ぎ』の首謀者の証拠を持って来た」
その言葉を聞き目を細めて睨むようにあたしを見るバーキットさん。
「その『証拠』は本当に『証拠』足り得るのかい?『でっち上げでした』なんて笑い話にもできないよ?」
その言葉にあたしはある人物の名を口ずさむ。
「黒幕はダメーズ侯爵」
バーキットさんも宮廷魔法団の団長という地位に居るからこの情報は知っているようで目を見開いて驚く。
「もし俺がダメーズ侯爵側の人間でここに居る君の仲間を皆殺しにしてその情報を奪ったり、その『証拠』を奪って逃げるとは考えないのかい?」
あたしを挑発するように笑いながらそう言って来るバーキットさんにあたしは腕を組み胸を張り口を開く。
「あたし達を皆殺しにする?無理だね・・・・・・ここに居るあたしの仲間達全員アンタより強いからね」
あたしはそう言った後バーキットさんに向けて殺気を放ち、シン達もバーキットさんを睨みながら同じことした。
「それと『証拠を奪って逃げる』って言ったけどそれも無理だよ、何せこの部屋をカナデの【結界】で包み込んでいるからね、だからカナデが【結界】を解かなきゃ部屋に入る事もここから出る事も出来ないのさ」
あたしが何も考えずに初めて会う人間に大事な情報を公開する訳ないじゃん?
そう言い切るとバーキットさんが爆笑し始めた。
「失礼な態度をとって悪かった、俺はウルステア王側の人間だから安心してくれ、いやぁ・・・・クエリアの言う通り面白い人だねレン殿は!!」
え?それってほめてるの?それとも貶してる?どっちなのさ?凄く気になるんだけど!!
「話は分かった、今から陛下に話を通して来るから少し待っていてはくれないか?」
一頻り笑った後真剣な顔になりそう言って来たのであたしは頷く。
「わかった、頼むよ」
あたしが素直に頷いたのを見て少し驚いた顔をして苦笑しながら口を開く。
「俺がこのまま姿を晦ましてダメーズ侯爵に報告に行くとは思わないのかい?」
「え?何で?アンタはそんな事はしないだろ?」
あたしがそう言うと予想外の言葉にバーキットさんが目を見開く。
「何故そう思う?」
あたしはバーキットさんの顔を見ながらニヤリとして口を開く。
「なんとなく」
あたしの答えに驚いた顔になった後爆笑し始めるバーキットさん。
「君の感を裏切らないから安心してくれ、ぞれじゃあ陛下に会ってくるよ」
バーキットさんは笑いながら部屋を出て行った。
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