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第1章 早くチートになりた~い
023 付き添いは受付の女性の方で良いですよ?
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せっかく気合を入れたのに、今日は休みになった。
どうやらビーゼルさんがまだ回復してないらしく、護衛が一人では危険だという判断らしい。
丁度良いのでギルドマスターに聞いてみる事にする。
「裁縫を教えてくれる人を紹介して欲しいんですけど」
「裁縫? お前が習うのか?」
「そうですけど? 変ですか?」
この世界でも裁縫は女性の仕事とか言うのだろうか?
「いや、その年で出来ないのかと思ってな」
逆でした。
出来ないと変と思われる事だったようだ。
よく考えたら、冒険者なら現場で修復出来なきゃ生死に関わるよね。出来て当然か。
まぁ俺は冒険者であって冒険者じゃないけど。
「絵ばかりやってたので」
「あ~納得した」
絵の上手さで納得してもらえた。
この世界ではマルチにするって考えが無さそうだもんね。
特に絵を描いて生活するという文化が進んでなさそうなので、道楽者と思われてるだろう。
元の世界では、それなりに有名だったんですよ?
「しかし裁縫か……。誰もが親から習ってるから、誰でも教えられると言えばそうなんだが。
わざわざ教えるとなるとなぁ。誰か居たか?」
「隣の薬屋のお婆さんはどうです? 店番してるけど客が居ないとヒマだと言ってましたよ?
ギルドに来て話すくらいですからね」
「ああ、あの婆さんか。店番の合間に習えばって事か」
受付の女性の人が助言をしてくれた。
どうやらギルドの横にあるらしい薬屋のお婆さんが良いらしい。
お婆さんの相手をさせようって魂胆も透けて見えるが。
「それで良いか?」
「はい、大丈夫です」
「じゃあ今から行くぞ」
話が早くて助かります。
でも、ギルドマスターは忙しいでしょ?
付き添いは受付の女性の方で良いですよ?
いや別にマッショ来んなとは思っていませんが。
「邪魔するぜ」
「なんじゃ、チョレフの坊やじゃないか」
「坊やは止めろ!」
「なんだい? 風邪でも引いたかい?」
「婆さんに用事があって来たんだよ」
「ほっほ。私に用事とは。告白でもしに来たのかい?」
「うるせぇ、ババァ」
ギルドマスターがイジられてる。これが年の功ってやつか。違うか。
こんなお婆さんだから、ギルドに来て暇つぶしされると困るのだろう。
「こいつはキョウヤ。裁縫を習いたいって言うから連れてきた。
婆さんが教えてやれ」
「裁縫を? 私が?」
「店番の合間で良い。客が来なきゃヒマなんだろ? 暇つぶしに良いだろ。
それに教えれば小遣い稼ぎになるぞ」
「金には困ってないがね。まぁ孫にでも何か買ってやるとするかね」
おっ、どうやら引き受けてくれるみたいだ。
そしていつの間にかお金を払う流れになってる。まぁ最初からそのつもりではいたけど。
「キョウヤと言ったね。その年まで習わなかったのかい?」
「はい。絵ばかり描いてまして」
「ほう! なかなかの裕福な家のようだ」
「婆さん、詮索はよせ。誰にも事情はあるだろ」
「ほっほ、世間話よ。それでどこまで習いたいんだい?」
「繕いと、刺繍をお願いしたいんですけど」
「それくらいなら問題無いね。今日からかい?」
「出来れば」
「良いじゃろう。では決まりじゃね」
すんなり決まった。ラッキーだね!
「婆さん、報酬の話をしてないぞ」
「あぁ、そうだったね。ん~、そうじゃな。金は要らん」
「じゃあどうすんだ」
「孫娘に絵を教えてやっとくれ」
報酬ではなく、交換条件になった。
教えるのか……一度もやった事無いけど大丈夫かな? 俺、独学だしなぁ。
「や、やってみます」
「じゃあそれで良い。ほれ、話は終わったぞい。チョレフの坊やは帰れ帰れ」
「言われなくても帰るわ! キョウヤ、多分ビーゼルが戻るのは何日か先になると思う。
ここに通うのなら、ここに連絡を入れさせるぞ」
「判りました」
携帯電話の無い世界だもんな。
俺がウロウロしてたら仕事再開を伝えられない。
居場所を把握出来るのはギルドにとっても良いんだろう。
報連相は大事だよね。
それだけ言ってギルドマスターは帰っていった。
「じゃあここに座んな。私はリウス。よろしくの」
「お願いします」
どうやらビーゼルさんがまだ回復してないらしく、護衛が一人では危険だという判断らしい。
丁度良いのでギルドマスターに聞いてみる事にする。
「裁縫を教えてくれる人を紹介して欲しいんですけど」
「裁縫? お前が習うのか?」
「そうですけど? 変ですか?」
この世界でも裁縫は女性の仕事とか言うのだろうか?
「いや、その年で出来ないのかと思ってな」
逆でした。
出来ないと変と思われる事だったようだ。
よく考えたら、冒険者なら現場で修復出来なきゃ生死に関わるよね。出来て当然か。
まぁ俺は冒険者であって冒険者じゃないけど。
「絵ばかりやってたので」
「あ~納得した」
絵の上手さで納得してもらえた。
この世界ではマルチにするって考えが無さそうだもんね。
特に絵を描いて生活するという文化が進んでなさそうなので、道楽者と思われてるだろう。
元の世界では、それなりに有名だったんですよ?
「しかし裁縫か……。誰もが親から習ってるから、誰でも教えられると言えばそうなんだが。
わざわざ教えるとなるとなぁ。誰か居たか?」
「隣の薬屋のお婆さんはどうです? 店番してるけど客が居ないとヒマだと言ってましたよ?
ギルドに来て話すくらいですからね」
「ああ、あの婆さんか。店番の合間に習えばって事か」
受付の女性の人が助言をしてくれた。
どうやらギルドの横にあるらしい薬屋のお婆さんが良いらしい。
お婆さんの相手をさせようって魂胆も透けて見えるが。
「それで良いか?」
「はい、大丈夫です」
「じゃあ今から行くぞ」
話が早くて助かります。
でも、ギルドマスターは忙しいでしょ?
付き添いは受付の女性の方で良いですよ?
いや別にマッショ来んなとは思っていませんが。
「邪魔するぜ」
「なんじゃ、チョレフの坊やじゃないか」
「坊やは止めろ!」
「なんだい? 風邪でも引いたかい?」
「婆さんに用事があって来たんだよ」
「ほっほ。私に用事とは。告白でもしに来たのかい?」
「うるせぇ、ババァ」
ギルドマスターがイジられてる。これが年の功ってやつか。違うか。
こんなお婆さんだから、ギルドに来て暇つぶしされると困るのだろう。
「こいつはキョウヤ。裁縫を習いたいって言うから連れてきた。
婆さんが教えてやれ」
「裁縫を? 私が?」
「店番の合間で良い。客が来なきゃヒマなんだろ? 暇つぶしに良いだろ。
それに教えれば小遣い稼ぎになるぞ」
「金には困ってないがね。まぁ孫にでも何か買ってやるとするかね」
おっ、どうやら引き受けてくれるみたいだ。
そしていつの間にかお金を払う流れになってる。まぁ最初からそのつもりではいたけど。
「キョウヤと言ったね。その年まで習わなかったのかい?」
「はい。絵ばかり描いてまして」
「ほう! なかなかの裕福な家のようだ」
「婆さん、詮索はよせ。誰にも事情はあるだろ」
「ほっほ、世間話よ。それでどこまで習いたいんだい?」
「繕いと、刺繍をお願いしたいんですけど」
「それくらいなら問題無いね。今日からかい?」
「出来れば」
「良いじゃろう。では決まりじゃね」
すんなり決まった。ラッキーだね!
「婆さん、報酬の話をしてないぞ」
「あぁ、そうだったね。ん~、そうじゃな。金は要らん」
「じゃあどうすんだ」
「孫娘に絵を教えてやっとくれ」
報酬ではなく、交換条件になった。
教えるのか……一度もやった事無いけど大丈夫かな? 俺、独学だしなぁ。
「や、やってみます」
「じゃあそれで良い。ほれ、話は終わったぞい。チョレフの坊やは帰れ帰れ」
「言われなくても帰るわ! キョウヤ、多分ビーゼルが戻るのは何日か先になると思う。
ここに通うのなら、ここに連絡を入れさせるぞ」
「判りました」
携帯電話の無い世界だもんな。
俺がウロウロしてたら仕事再開を伝えられない。
居場所を把握出来るのはギルドにとっても良いんだろう。
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「じゃあここに座んな。私はリウス。よろしくの」
「お願いします」
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