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第4章 色々解決したい
120 罰金な
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「キョウヤ、受けないのは別に良いが、破り捨てるなよ。罰金な」
「ええっ?! 適当に書いてたし、そういう演出を狙ってたんじゃ?!」
「指名依頼で受理されなかったからって依頼書を破いて良い訳無いだろ。
記録として残すんだぞ。書類も残さなきゃいけないんだ」
「マジか~」
どう見ても、アレは破けっていうフリだったと思ったんだが。
最悪です。
「書類が無くなったせいで依頼自体を受けてない形に戻っちまった。
だからクルナ、金はまだ払わなくて良いぞ。口座からも引き出す事は無い」
あっ、それが狙いだったのか?
依頼なんて無かったと。
俺は絶対に受けないんだから。
しかし、だとしたら、俺の罰金も無かった事にしてください。
「……なんでそこまでして断るんですか!」
とうとうハーレム君が吠えた。叫んだというより吠えた感じ。
「逆に、どうしてそこまで固執するんです?
はっきり言って、救出してくれた人に対しての態度ではありませんよ?」
それに対するロリット男爵。冷静です。
「いくらキョウヤさんの言動が変でも、命の恩人に対してその態度はダメです」
え~と、ロリット男爵。ちょっとディスってませんか?
「だって!!」
「だって、なんです? どうやら貴方は、自分の価値観と合わない物は確かめないと気がすまないようだ。
大勢の人がキョウヤさんを認めていても、貴方が認められないならダメと決まっているようです」
「そんな事は無い! あんたに何が判る!!」
「判りますよ。私はキョウヤさんの側で交渉人としてこの場に居ます。
だから私の事も気に入らないように見えます。私も貴方より年上なんですけどね?
冒険者で貴方よりもランクが上でないと、私の方が立場が上と認められませんか?
見て判るように私は冒険者ではありませんけど」
「だって、そいつを擁護するから……」
「しますよ、交渉人ですから。
なんですか? 貴方は皇帝陛下なんですか? 自分は偉く、それ以外は下だと思ってるんですか?
自分の言う事を聞かない人間、自分を認めてくれない人間は悪だと?」
「違う!」
「ではどういう理由でキョウヤさんの能力や力を見たいと言っているんです?
『自分がキョウヤさんを認めたいから』なんて理由なら先程私が言った事を認める事になりますからね?」
う~ん。
傍から見てると、ロリット男爵がハーレム軍団をイジメているように見える。
貴族って怖いね。言葉の応酬に慣れてるからかな? 次から次に言葉が出てくる。
「いい加減見下されるのもイヤになってきたので言っておきます。
私はロリット”男爵”です。平民の貴方とは違い、この国に仕える貴族です。
貴方よりも立場は上ですよ。職種は違いますけどね」
「!! …………」
とうとう身分をバラした。
そしてハーレム軍団は何も言わなくなった。
この世界の価値観で言えば、平民<貴族、だもんな。
それは子供の時から教えられる事だから、さすがに逆らえないようだ。
そして、俺が睨まれるようになる、と。
そりゃそうだ。
所属する冒険者ギルドの職員のベルドさん。
貴族であるロリット男爵。
平民で同じ冒険者の俺。
この3人の誰が格下?
俺だ。俺しかいない。
逆らったり文句言える人間は俺だけとなったのだ。
「なんなのよ、もう! あんたが見せてくれればすぐに終わる話でしょ! 何で断るのよっ!」
「その通りですよ。すぐ終わる事を長引かせているのはキョウヤさん本人です」
キアヤって娘とナオって娘がまた言い始めた。
もう1人は黙ってるけど、怒気を感じる。
……なんだろう。主人公キャラっぽいハーレム君と精神でも繋がってるのかね。
ハーレム君が怒ると彼女達にも怒りが伝染る?
こういう能力ってあるのかな? 後で覚えてたら聞いてみよう。
「黙ってないで何か言いなさいよ!」
「ん? ああ、ごめんごめん。
すぐに終わる話と言うならさ、そっちがクルナ?を宥めれば良い話じゃないか?
それをこっちにまで話を持ってきて、俺だけじゃなくてベルドさんやロリット男爵にまで迷惑をかけている。
身内で済む話を大事にしてるのはそっち。そいつを抑えられないお前達の無能のせい。
俺はお前達の身内じゃない。巻き込むな」
「なんですって!!」
「バカにしないで!!」
「バカにした? 事実を話しただけだぞ。
それに俺の実力が見たいとか言ってるけどな。
俺が依頼を受けて討伐とかしてる時に偶然見かける事もあるだろ。それで良いじゃないか」
この俺が言った最後の言葉。
これ、ロリット男爵に言わされた。
机の下からメモを渡されたのだ。
だから、会話の内容的には変な事を言ってる気がする。
憤慨してて気づいてないようだからセーフだけど。
その言葉を聞いたからか、とうとうハーレム君が俺に向かって話しだした。
「そうか判った。なら今後はあんたの依頼について行く!」
それは言ってはいけないワードじゃないかな?
ロリット男爵に狙われてるぞ!
「ええっ?! 適当に書いてたし、そういう演出を狙ってたんじゃ?!」
「指名依頼で受理されなかったからって依頼書を破いて良い訳無いだろ。
記録として残すんだぞ。書類も残さなきゃいけないんだ」
「マジか~」
どう見ても、アレは破けっていうフリだったと思ったんだが。
最悪です。
「書類が無くなったせいで依頼自体を受けてない形に戻っちまった。
だからクルナ、金はまだ払わなくて良いぞ。口座からも引き出す事は無い」
あっ、それが狙いだったのか?
依頼なんて無かったと。
俺は絶対に受けないんだから。
しかし、だとしたら、俺の罰金も無かった事にしてください。
「……なんでそこまでして断るんですか!」
とうとうハーレム君が吠えた。叫んだというより吠えた感じ。
「逆に、どうしてそこまで固執するんです?
はっきり言って、救出してくれた人に対しての態度ではありませんよ?」
それに対するロリット男爵。冷静です。
「いくらキョウヤさんの言動が変でも、命の恩人に対してその態度はダメです」
え~と、ロリット男爵。ちょっとディスってませんか?
「だって!!」
「だって、なんです? どうやら貴方は、自分の価値観と合わない物は確かめないと気がすまないようだ。
大勢の人がキョウヤさんを認めていても、貴方が認められないならダメと決まっているようです」
「そんな事は無い! あんたに何が判る!!」
「判りますよ。私はキョウヤさんの側で交渉人としてこの場に居ます。
だから私の事も気に入らないように見えます。私も貴方より年上なんですけどね?
冒険者で貴方よりもランクが上でないと、私の方が立場が上と認められませんか?
見て判るように私は冒険者ではありませんけど」
「だって、そいつを擁護するから……」
「しますよ、交渉人ですから。
なんですか? 貴方は皇帝陛下なんですか? 自分は偉く、それ以外は下だと思ってるんですか?
自分の言う事を聞かない人間、自分を認めてくれない人間は悪だと?」
「違う!」
「ではどういう理由でキョウヤさんの能力や力を見たいと言っているんです?
『自分がキョウヤさんを認めたいから』なんて理由なら先程私が言った事を認める事になりますからね?」
う~ん。
傍から見てると、ロリット男爵がハーレム軍団をイジメているように見える。
貴族って怖いね。言葉の応酬に慣れてるからかな? 次から次に言葉が出てくる。
「いい加減見下されるのもイヤになってきたので言っておきます。
私はロリット”男爵”です。平民の貴方とは違い、この国に仕える貴族です。
貴方よりも立場は上ですよ。職種は違いますけどね」
「!! …………」
とうとう身分をバラした。
そしてハーレム軍団は何も言わなくなった。
この世界の価値観で言えば、平民<貴族、だもんな。
それは子供の時から教えられる事だから、さすがに逆らえないようだ。
そして、俺が睨まれるようになる、と。
そりゃそうだ。
所属する冒険者ギルドの職員のベルドさん。
貴族であるロリット男爵。
平民で同じ冒険者の俺。
この3人の誰が格下?
俺だ。俺しかいない。
逆らったり文句言える人間は俺だけとなったのだ。
「なんなのよ、もう! あんたが見せてくれればすぐに終わる話でしょ! 何で断るのよっ!」
「その通りですよ。すぐ終わる事を長引かせているのはキョウヤさん本人です」
キアヤって娘とナオって娘がまた言い始めた。
もう1人は黙ってるけど、怒気を感じる。
……なんだろう。主人公キャラっぽいハーレム君と精神でも繋がってるのかね。
ハーレム君が怒ると彼女達にも怒りが伝染る?
こういう能力ってあるのかな? 後で覚えてたら聞いてみよう。
「黙ってないで何か言いなさいよ!」
「ん? ああ、ごめんごめん。
すぐに終わる話と言うならさ、そっちがクルナ?を宥めれば良い話じゃないか?
それをこっちにまで話を持ってきて、俺だけじゃなくてベルドさんやロリット男爵にまで迷惑をかけている。
身内で済む話を大事にしてるのはそっち。そいつを抑えられないお前達の無能のせい。
俺はお前達の身内じゃない。巻き込むな」
「なんですって!!」
「バカにしないで!!」
「バカにした? 事実を話しただけだぞ。
それに俺の実力が見たいとか言ってるけどな。
俺が依頼を受けて討伐とかしてる時に偶然見かける事もあるだろ。それで良いじゃないか」
この俺が言った最後の言葉。
これ、ロリット男爵に言わされた。
机の下からメモを渡されたのだ。
だから、会話の内容的には変な事を言ってる気がする。
憤慨してて気づいてないようだからセーフだけど。
その言葉を聞いたからか、とうとうハーレム君が俺に向かって話しだした。
「そうか判った。なら今後はあんたの依頼について行く!」
それは言ってはいけないワードじゃないかな?
ロリット男爵に狙われてるぞ!
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