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第4章 色々解決したい
141 異世界名物、的当て!
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「『魔力操作』覚えてました。でも『ナーデル(1)』ってなってるんですけど……」
「それは現状使える操作の数ですね。
1なので、基本の『針』としての使用のみ可能という事です」
「では組み合わせて使用出来るようになれば?」
「はい、2以上の数字になります」
そういう事か。便利な仕組みだ。
いやいや、待て待て。って事は、具現化とは組み合わせられないという現実!
いや! これは転移時に貰ったチート!
こういうのは表示されないんだよ。きっと! おそらく! 多分。だったらいいな。
「ではイメージを固めに行きましょうか」
あぁ、実際に見せてもらえるってやつね。
付いていくと、そこは中庭のような場所だった。
建物の内部にあり、天井が無いので中庭と表現したが、建物には窓が無い。あるのはところどころ傷んでいる壁。
焼け跡のようなものがついてたり、土のようなもので汚れていたり。
まぁ、想像出来るよ。魔法が当たった跡でしょ、アレ。
だって、中央より向こうに的があるんだもん。
出ました! 異世界名物、的当て!
的だけじゃなく、その向こうの建物まで破壊したりして「うっかりやっちゃった」とか「随分脆い的だな~」とか「これくらい誰でも出来ますよね?」とか言うヤツだ!
そして周りが「主人公スゲー!」とか「アレは~~の攻撃にも耐えられるヤツだぞ!」とか言うヤツだ!
「まずはイメージを固める為に見てもらいます。
今から準備をするので少々お待ち下さい」
準備? もう的はありますよ?
あぁ、撃てる人を呼ぶんだね?
で、1回見ただけで俺が撃てるようになり「1回で覚えるとはな……」と言われ、そして当てて破壊する流れ!
そんな事を考えてワクワクしてたら、従業員のような人が2人、木材を持ってやってきた。
そして何かを組み立て始めた。
完成は5分後。
いつも使っているようで、テキパキと組み立ててた。
完成品は……なんだろ、アレ? 前後に木材が建てられていて、その間にワイヤー。
見た目はアレだ、遊園地とかにあるワイヤーから下がってる綱やタイヤにぶら下がって流れていくアレ。
なんて言うヤツだっけ? ……あっ! ターザンロープ?
違うな…………! 思い出した! ジップライン!
で、アレの小さい版。乗れるのはカブトムシくらいな小ささ。
張られているワイヤーは……ワイヤーじゃないな、アレ。ほぼ糸だね。
その糸の先は木材に付けられた滑車を介して、元の木材に戻って、そこでまた滑車。つまりループしてる。
これはジップラインというよりも、スキー場にあるリフトみたいな感じ。
「では見ていてください」
「あ、はい」
始まるようだ。
アレは何に使うのだろうか?
そう考えていると、ボールペンのようなモノを見せられた。
と言ってもボールペンではなく、引っ掛ける部分のある木の棒だけど。サイズがボールペンって事。
黒色に塗られている。
「これを魔法で生み出した『針』だと思ってください」
「はい」
「ではいきますよ」
「はい」
そういうと、ボールペン棒をさっきの糸に引っ掛けた。
そして手を伸ばすと「ナーデル」と宣言。
すると設置した従業員が糸を操作。引っ掛けられたボールペン棒が、ゆるゆると進む。
……え~と、言い方が悪いかもしれないけど…………「魔法ごっこ」と表現するのが正しいのか?
確かに俺が見てる場所からすれば、手からボールペン棒が射出されたようには見えるけども!
これが実演?! デパートの実演販売だったら誰も買わないぞ!
「え~と……」
「使える者が居ない場合は、こうして見てイメージを固めるのです。イメージ出来たでしょうか?」
「え? いや、はい、なんとなく」
「なんとなくで大丈夫ですよ。では今度はキョウヤさんがやってみましょうか」
マジか!
俺もこの「魔法ごっこ」みたいなのをやるのか!
は、恥ずかしい!!
「それは現状使える操作の数ですね。
1なので、基本の『針』としての使用のみ可能という事です」
「では組み合わせて使用出来るようになれば?」
「はい、2以上の数字になります」
そういう事か。便利な仕組みだ。
いやいや、待て待て。って事は、具現化とは組み合わせられないという現実!
いや! これは転移時に貰ったチート!
こういうのは表示されないんだよ。きっと! おそらく! 多分。だったらいいな。
「ではイメージを固めに行きましょうか」
あぁ、実際に見せてもらえるってやつね。
付いていくと、そこは中庭のような場所だった。
建物の内部にあり、天井が無いので中庭と表現したが、建物には窓が無い。あるのはところどころ傷んでいる壁。
焼け跡のようなものがついてたり、土のようなもので汚れていたり。
まぁ、想像出来るよ。魔法が当たった跡でしょ、アレ。
だって、中央より向こうに的があるんだもん。
出ました! 異世界名物、的当て!
的だけじゃなく、その向こうの建物まで破壊したりして「うっかりやっちゃった」とか「随分脆い的だな~」とか「これくらい誰でも出来ますよね?」とか言うヤツだ!
そして周りが「主人公スゲー!」とか「アレは~~の攻撃にも耐えられるヤツだぞ!」とか言うヤツだ!
「まずはイメージを固める為に見てもらいます。
今から準備をするので少々お待ち下さい」
準備? もう的はありますよ?
あぁ、撃てる人を呼ぶんだね?
で、1回見ただけで俺が撃てるようになり「1回で覚えるとはな……」と言われ、そして当てて破壊する流れ!
そんな事を考えてワクワクしてたら、従業員のような人が2人、木材を持ってやってきた。
そして何かを組み立て始めた。
完成は5分後。
いつも使っているようで、テキパキと組み立ててた。
完成品は……なんだろ、アレ? 前後に木材が建てられていて、その間にワイヤー。
見た目はアレだ、遊園地とかにあるワイヤーから下がってる綱やタイヤにぶら下がって流れていくアレ。
なんて言うヤツだっけ? ……あっ! ターザンロープ?
違うな…………! 思い出した! ジップライン!
で、アレの小さい版。乗れるのはカブトムシくらいな小ささ。
張られているワイヤーは……ワイヤーじゃないな、アレ。ほぼ糸だね。
その糸の先は木材に付けられた滑車を介して、元の木材に戻って、そこでまた滑車。つまりループしてる。
これはジップラインというよりも、スキー場にあるリフトみたいな感じ。
「では見ていてください」
「あ、はい」
始まるようだ。
アレは何に使うのだろうか?
そう考えていると、ボールペンのようなモノを見せられた。
と言ってもボールペンではなく、引っ掛ける部分のある木の棒だけど。サイズがボールペンって事。
黒色に塗られている。
「これを魔法で生み出した『針』だと思ってください」
「はい」
「ではいきますよ」
「はい」
そういうと、ボールペン棒をさっきの糸に引っ掛けた。
そして手を伸ばすと「ナーデル」と宣言。
すると設置した従業員が糸を操作。引っ掛けられたボールペン棒が、ゆるゆると進む。
……え~と、言い方が悪いかもしれないけど…………「魔法ごっこ」と表現するのが正しいのか?
確かに俺が見てる場所からすれば、手からボールペン棒が射出されたようには見えるけども!
これが実演?! デパートの実演販売だったら誰も買わないぞ!
「え~と……」
「使える者が居ない場合は、こうして見てイメージを固めるのです。イメージ出来たでしょうか?」
「え? いや、はい、なんとなく」
「なんとなくで大丈夫ですよ。では今度はキョウヤさんがやってみましょうか」
マジか!
俺もこの「魔法ごっこ」みたいなのをやるのか!
は、恥ずかしい!!
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