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第4章 色々解決したい
142 拒否ってイキがってタメ口で偉そうに喋る異世界人
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「詠唱はせずに思うだけにしてくださいね。口にしてしまいますと、発動する可能性がありますから」
「あ、はい……」
はい、拒否出来ずにやる事になりましたよ。
習う以上はしょうがないよね。
拒否ってイキがってタメ口で偉そうに喋る異世界人じゃないんだから。
「まず腕を伸ばします。これが進行方向となるので、重要ですよ。糸の先の木を狙ってください」
言われる通り、木についている滑車の方に腕を伸ばし手のひらを向ける。
「キョウヤさんは右利きですか?」
「はい、そうですけど」
「では左手の方が良いと思いますよ」
「えっ? なぜです?」
「利き手は開けておいた方が、色々と便利ですから」
なるほど。
左手で魔法を放ち、右手では剣を持つ、とか出来るもんね。
言われるように左手に変える。
「次はイメージです。
手のひらから先程のような針が出てくるようなイメージをしてください。
そしてそれが腕の先にある的に向かって飛んでいくイメージです。
それと照準ですが、人差し指と中指の間を利用してください。
距離によって、関節や指の皺などを利用して高さを調整すると良いでしょう」
むむっ!
こういう情報はありがたい。
魔法なんてイメージしたら勝手に敵に飛んでって当たる印象だったからね。
細かい部分を教えてもらえると判りやすいな。
「次は魔力です。『魔力操作』を覚えたので、操作出来るようにはなりましたが、今まで使ってなかった魔力。
どう動かしてよいか判らないと思います」
「そうですね」
「例えば、今、新たにしっぽが生えたようなものです。
感覚はあるけど、どこにどう力を入れたら動くか、理解出来ないでしょう」
「な、なるほど」
「例えば内臓です。自身の体にあるのは理解してるし動いている事も判っている。
しかし意識して動かせると言われても難しいでしょう? それと同じです」
食べたら胃が動く。これを意識してやると。……無理ですな。
「でも、じゃあどうすれば?」
「出来るまで練習……と言いたいですが、これもイメージで補えます」
「そうなんですか?」
「はい。体の反応である『あくび』も意識すれば抑えられるでしょう?
なので『体内に魔力がある』と信じて、必要と思われる量を操作するイメージをするのです。
一度発動すれば、感覚で操作出来るようになります。
物を掴むのに、掴む事を考えているか、指を動かす事を考えるかの違いのようなものです。
どちらも掴めますが、無意識と意識して行うという違いがあります」
ふむふむ。
ラノベであるような体の中に何かがある感覚を覚えれば良いんだね。
そしてそれを意識して操作すると。
でも、ラノベの、「何かが流れている、これが魔力か」ってのとは違うようだ。
まぁ、それを操作するってのは想像出来ないから良かったよ。
体の中を流れている血を操作するようなものだからね。無理無理。
「最後に詠唱です。これは場面にもよりますが、叫ばないようにしてください」
「叫ぶ気はありませんけど、理由を聞いても?」
「ええ。もし戦争で相手が人間だった場合、何を使うのかバレてしまいます。
モンスターや獣の場合でも警戒させてしまいますので」
「じゃあ独り言くらいの小ささで?」
「いえ、周囲の味方には知らせる必要があるので、聞こえる程度が良いですね。
場面によって使い分ける事が重要です。
叫ぶクセがついてると、緊張した場面ではつい叫んでしまう事が多いので、注意しました」
「了解です」
そうだよな。
わざわざ大声で「これから魔法を撃つぞ!」と宣言する必要は無いよな。
人間相手なら種類が分かれば、適切な防御方法を取られてしまうだろうし。
ってか、追尾能力でも無い限り、ちょっと動かれたら当たらないだろう。
マシンガンのように連射出来れば面制圧出来るけど、単発だとバレたら当たらないかも。
「理解出来ましたか?」
「はい」
「では練習してみましょう」
言われるままに糸とボールペン棒で練習した。
もうこの頃には恥ずかしいという感覚はなかった。
「あ、はい……」
はい、拒否出来ずにやる事になりましたよ。
習う以上はしょうがないよね。
拒否ってイキがってタメ口で偉そうに喋る異世界人じゃないんだから。
「まず腕を伸ばします。これが進行方向となるので、重要ですよ。糸の先の木を狙ってください」
言われる通り、木についている滑車の方に腕を伸ばし手のひらを向ける。
「キョウヤさんは右利きですか?」
「はい、そうですけど」
「では左手の方が良いと思いますよ」
「えっ? なぜです?」
「利き手は開けておいた方が、色々と便利ですから」
なるほど。
左手で魔法を放ち、右手では剣を持つ、とか出来るもんね。
言われるように左手に変える。
「次はイメージです。
手のひらから先程のような針が出てくるようなイメージをしてください。
そしてそれが腕の先にある的に向かって飛んでいくイメージです。
それと照準ですが、人差し指と中指の間を利用してください。
距離によって、関節や指の皺などを利用して高さを調整すると良いでしょう」
むむっ!
こういう情報はありがたい。
魔法なんてイメージしたら勝手に敵に飛んでって当たる印象だったからね。
細かい部分を教えてもらえると判りやすいな。
「次は魔力です。『魔力操作』を覚えたので、操作出来るようにはなりましたが、今まで使ってなかった魔力。
どう動かしてよいか判らないと思います」
「そうですね」
「例えば、今、新たにしっぽが生えたようなものです。
感覚はあるけど、どこにどう力を入れたら動くか、理解出来ないでしょう」
「な、なるほど」
「例えば内臓です。自身の体にあるのは理解してるし動いている事も判っている。
しかし意識して動かせると言われても難しいでしょう? それと同じです」
食べたら胃が動く。これを意識してやると。……無理ですな。
「でも、じゃあどうすれば?」
「出来るまで練習……と言いたいですが、これもイメージで補えます」
「そうなんですか?」
「はい。体の反応である『あくび』も意識すれば抑えられるでしょう?
なので『体内に魔力がある』と信じて、必要と思われる量を操作するイメージをするのです。
一度発動すれば、感覚で操作出来るようになります。
物を掴むのに、掴む事を考えているか、指を動かす事を考えるかの違いのようなものです。
どちらも掴めますが、無意識と意識して行うという違いがあります」
ふむふむ。
ラノベであるような体の中に何かがある感覚を覚えれば良いんだね。
そしてそれを意識して操作すると。
でも、ラノベの、「何かが流れている、これが魔力か」ってのとは違うようだ。
まぁ、それを操作するってのは想像出来ないから良かったよ。
体の中を流れている血を操作するようなものだからね。無理無理。
「最後に詠唱です。これは場面にもよりますが、叫ばないようにしてください」
「叫ぶ気はありませんけど、理由を聞いても?」
「ええ。もし戦争で相手が人間だった場合、何を使うのかバレてしまいます。
モンスターや獣の場合でも警戒させてしまいますので」
「じゃあ独り言くらいの小ささで?」
「いえ、周囲の味方には知らせる必要があるので、聞こえる程度が良いですね。
場面によって使い分ける事が重要です。
叫ぶクセがついてると、緊張した場面ではつい叫んでしまう事が多いので、注意しました」
「了解です」
そうだよな。
わざわざ大声で「これから魔法を撃つぞ!」と宣言する必要は無いよな。
人間相手なら種類が分かれば、適切な防御方法を取られてしまうだろうし。
ってか、追尾能力でも無い限り、ちょっと動かれたら当たらないだろう。
マシンガンのように連射出来れば面制圧出来るけど、単発だとバレたら当たらないかも。
「理解出来ましたか?」
「はい」
「では練習してみましょう」
言われるままに糸とボールペン棒で練習した。
もうこの頃には恥ずかしいという感覚はなかった。
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