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第5章 ダンジョンに行こう
196 喋れないタイプが出てきますように!
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56層。
四天王3人目か。
喋れないタイプが出てきますように!
喋れるとクロさんが話の途中で殺しちゃうからね!
そこに居たのは俺の希望に答えたかのようなフォルムをしたモンスターだった。
……モンスターなのかな?
見た目は…………はっきり言おう。歯ブラシである。
柄の部分は青い。ブラシの部分は白い。
高さは2mくらいだろうか。親切な事に柄のブラシの反対側には穴が空いていて、壁にも掛けられるようになっている。
なってたからってなんの意味があるんだよ!!
そして、喜ぶべきか分からないけど、口が無い!
口どころか目も鼻も耳も無いんだけどさ。
もっと言えば手も足も無い。どうやって直立しているかも不明だ。
「クロさん、あれ、モンスターなんですか? ここのボスなんですか? 四天王なんですか?」
「ここに居るのですから、四天王なんでしょう。だからモンスターなのでしょうね」
「意味不明なんですけど、強いんですかね?」
「さぁ? 歯ブラシの強さなんて、ハードか普通かソフトくらいしか分かりません」
「それって、ブラシの硬さですよね?」
「柄の硬さでもありますよ。しなる方が良いとかあるでしょう?」
「確かに。丁度良い圧力がかけられるとか」
「歯茎にも良い物もあります」
「そうですよね。色んな種類があって買う時には悩みますよね」
「最近は電動とか超音波とかもありますし」
「そうそう! ちょっと高いけど、綺麗になるのか使ってみたいんですよね~……って、それ、歯ブラシの批評!」
ここでどの歯ブラシが良いか、話し合ってどうすんだよ!
「どんな攻撃をしてくるのか、想像出来ませんね……」
「そうですか? 多分ですけど、こすってくるのでは?」
「まんま歯ブラシですね!」
そうやって言い合っていると、どこからともなく声が聞こえてきた。
『私を前に言い合いをするとは良い度胸だ』
「クロさん、何か言いました?」
「私ではありませんよ」
『私の名前はハービュラッシュ! お前達を絶望の穴に落とすもn』
また喋って?いる最中に、クロさんにより柄がへし折られた。
こりゃ買い替えだなぁ。じゃない! ハービュラッシューーーーーっ!!
「クロさん、本当に最後まで聞いてあげないですよね……」
「聞く必要が無いですから」
ジト目で見ても、何の痛痒も感じないようだ。メンタル強ぇ~。
57層。
四天王の最後の1人が居る層。
さっきは喋らないと思った歯ブラシがまさかの会話で撃沈。
今度こそ喋らないフォルムで、本当に喋らないでくれ!
現れたのは、ケンタウロス。
こりゃ喋るわ。終了です。お疲れ様でした。
あ~、一応フォルムとか説明しとこうか?
馬の首の部分に人間の男の上半身がくっついてる。
右手には剣、左手には盾を持っている。
鎧は着ておらず、コロシアムで奴隷が着てたような服装だ。
馬の部分にも何も装備していない。鞍も無い。まぁ要らないんだろうけどさ。
頭には何故か草冠が乗っている。なんか全体的にギリシャ辺りな感じ。
「……」
「おや、私に質問は無いのですか?」
「だってクロさんに話しても、相手が喋った瞬間に殺しに行くでしょ?」
「まぁそうですけど。ディスカッションは大事ですよ?」
「どうせ弱いとかザコとか言うんでしょう? もう分かってますよ」
「そんな事は言いませんよ」
「へ? では強いんですか?!」
「無駄合成と言うつもりでした」
「同じ意味ー! 結局貶してるー!」
「おい! 無駄合成とは俺の事k」
「やっぱり…………」
無駄合成と聞こえた途端怒り出したケンタウロスだが、次の瞬間に首を切られて殺された。
つまり弱点が人間と同じと言いたいのだろう。
実践して見せなくても良いのに。
こうして俺と四天王との戦いは幕を閉じた。
戦って無いけど。
四天王3人目か。
喋れないタイプが出てきますように!
喋れるとクロさんが話の途中で殺しちゃうからね!
そこに居たのは俺の希望に答えたかのようなフォルムをしたモンスターだった。
……モンスターなのかな?
見た目は…………はっきり言おう。歯ブラシである。
柄の部分は青い。ブラシの部分は白い。
高さは2mくらいだろうか。親切な事に柄のブラシの反対側には穴が空いていて、壁にも掛けられるようになっている。
なってたからってなんの意味があるんだよ!!
そして、喜ぶべきか分からないけど、口が無い!
口どころか目も鼻も耳も無いんだけどさ。
もっと言えば手も足も無い。どうやって直立しているかも不明だ。
「クロさん、あれ、モンスターなんですか? ここのボスなんですか? 四天王なんですか?」
「ここに居るのですから、四天王なんでしょう。だからモンスターなのでしょうね」
「意味不明なんですけど、強いんですかね?」
「さぁ? 歯ブラシの強さなんて、ハードか普通かソフトくらいしか分かりません」
「それって、ブラシの硬さですよね?」
「柄の硬さでもありますよ。しなる方が良いとかあるでしょう?」
「確かに。丁度良い圧力がかけられるとか」
「歯茎にも良い物もあります」
「そうですよね。色んな種類があって買う時には悩みますよね」
「最近は電動とか超音波とかもありますし」
「そうそう! ちょっと高いけど、綺麗になるのか使ってみたいんですよね~……って、それ、歯ブラシの批評!」
ここでどの歯ブラシが良いか、話し合ってどうすんだよ!
「どんな攻撃をしてくるのか、想像出来ませんね……」
「そうですか? 多分ですけど、こすってくるのでは?」
「まんま歯ブラシですね!」
そうやって言い合っていると、どこからともなく声が聞こえてきた。
『私を前に言い合いをするとは良い度胸だ』
「クロさん、何か言いました?」
「私ではありませんよ」
『私の名前はハービュラッシュ! お前達を絶望の穴に落とすもn』
また喋って?いる最中に、クロさんにより柄がへし折られた。
こりゃ買い替えだなぁ。じゃない! ハービュラッシューーーーーっ!!
「クロさん、本当に最後まで聞いてあげないですよね……」
「聞く必要が無いですから」
ジト目で見ても、何の痛痒も感じないようだ。メンタル強ぇ~。
57層。
四天王の最後の1人が居る層。
さっきは喋らないと思った歯ブラシがまさかの会話で撃沈。
今度こそ喋らないフォルムで、本当に喋らないでくれ!
現れたのは、ケンタウロス。
こりゃ喋るわ。終了です。お疲れ様でした。
あ~、一応フォルムとか説明しとこうか?
馬の首の部分に人間の男の上半身がくっついてる。
右手には剣、左手には盾を持っている。
鎧は着ておらず、コロシアムで奴隷が着てたような服装だ。
馬の部分にも何も装備していない。鞍も無い。まぁ要らないんだろうけどさ。
頭には何故か草冠が乗っている。なんか全体的にギリシャ辺りな感じ。
「……」
「おや、私に質問は無いのですか?」
「だってクロさんに話しても、相手が喋った瞬間に殺しに行くでしょ?」
「まぁそうですけど。ディスカッションは大事ですよ?」
「どうせ弱いとかザコとか言うんでしょう? もう分かってますよ」
「そんな事は言いませんよ」
「へ? では強いんですか?!」
「無駄合成と言うつもりでした」
「同じ意味ー! 結局貶してるー!」
「おい! 無駄合成とは俺の事k」
「やっぱり…………」
無駄合成と聞こえた途端怒り出したケンタウロスだが、次の瞬間に首を切られて殺された。
つまり弱点が人間と同じと言いたいのだろう。
実践して見せなくても良いのに。
こうして俺と四天王との戦いは幕を閉じた。
戦って無いけど。
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